ほうきに願いをのレビュー・感想・評価
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【"まほうのほうき"】
- 頑固だが、心優しき鹿沼ほうき職人と、3.11により幼なじみを亡くした女子中学生、空とほうき職人の娘と妻の交流を優しいトーンで描いた作品-
◼️感想
・被災し、心に傷を負った少女、空を控えめに支える人達の姿が、良い。
- 彼らのお陰で、空は幼なじみ、アカネに対する想いが見せるアカネの姿は消えるのである・・-
・もう少し丁寧に、空の家庭が、震災離婚してしまった過程を描いてくれると、良かったかな。
・頑固職人の娘が、最初は自分より空に肩入れする姿を見て、つっけんどんな対応を取っているが、徐々に父の想いを理解して空を支える姿も良い。
< 空が皆の支えにより、新しき一歩を歩み出す姿が、爽やかだ。>
<2021年7月25日 刈谷日劇にて鑑賞>
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みんな1度は跨がったことあるよね
副業で学習塾を営む300年の伝統を継ぐ箒職人が、東日本大震災で被災し、引っ越して来た母子家庭の中3少女を気にかける話。
儲からないであろう箒職人を継いで貰いたいとか、あまりにもコミュニケーション不足でワガママに突っ走るとか、今時???なオヤジに、キズを抱えた上に言いたいことを言い出せず忖度しまくり少女に、何だかんだと面倒見の良い娘とか、悪人無しのマイルドなつくり。
あっ、悪い人間像ではないけれど、一人だけ良いとこ無しの人いたわw
塾を休む様になった少女と、料理人になる為に専門学校を目指す一人娘と、二人に対する思いを抱える職人と、それぞれの思いや抱えるものと葛藤が混じり合い、ベッタベタだけど温かい気持ちになれた。
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