ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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運に任せろ、運が良すぎる
見せ場の連続。
まさにジェットコースタームービー。
ジェラシックパーク、ワールドって犯罪映画だったっけ。面白かったからいいか。
そんなに上手いこといかんやろってのも連続。
面白かったからいいか。いやあかんやろ。
ドントルックアップもだったけど、ああいう人たち胡散臭いってみんな思ってるんだな。
もっとテーマ音楽聴かせてほしかったな。
ある意味シリーズの主役ブルー無双が観たかったのよ!
auマンデーレイトショー『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
注:チョイネタバレありです
ジュラシック・パークの衝撃から29年・・・・
ジュラシックシリーズ完結編は、人類と恐竜の共存がテーマって事ですが、途中スパイ映画風バイク&カーアクションに手に汗握る^^;;;;
いやぁ〜完結編って事で、キャストも恐竜達も総登場!!
パークのキャストとワールドのキャストの二本立ストーリが交わる場面が熱いよね!
前作から遺伝子組み換えのハイブリッド恐竜だけでなく・・・
人間のクローンまで登場してるだけに、落とし所がどうなるんだ!?って思ってたらイナゴ。。。。
この部分に否定的な意見が多いのは頷ける。
アトラクションムービーとしては、少し長尺ですが迫力満点ハラハラドキドキ!!
恐竜好きユニバ好きなら家族で楽しめる超娯楽大作である事は間違いないけど・・・
もう一回劇場で観るか!?と問われたら4度目のトップガンにしますww
私的には、新三部作の恐竜の軸は、ブルーだっただけにもっと出番と活躍する姿が見たかった。
で、草食恐竜ならまだしも・・・
肉食恐竜との共存は絶対無理ですよね。
まだ続編作ろうと思えば作れる、余白を残した完結編
とりあえず今作が完結編という事らしいですが、
いっくらでも、続けようと思えば続けられるでしょうね。
という終わり方で、特に何の感慨もなかった。
でもマーベル系と違って、生きている間に終わってくれて良かった…。
最近はシリーズものの寿命が長すぎて、追い続けるのがしんどい…。
というか1993年の1作目が公開された時
「え!恐竜がとうとうリアルに映像化されるの?」という、
技術の進歩に興奮したのを覚えているけど。
今もう、どんな映像を出されても驚かなくなったので、
いくら恐竜がわんさか出てきても、何の感動もなくなってしまいました…。
あとサム・ニールとかローラ・ダーンの旧キャストに思い入れもないので…。
でも、恐竜ぽい顔の人を最初の頃はキャスティングしてたんだな〜と感慨深いものはありました。
今3作はフツーの美男美女コンビだったので、なおさら。
とりあえず夏休み、親子で見るには、当たり障りがなくて良いのかも。
実際親子連れ多かったです。
ジュラシックパーク感強み
中盤からジュラシックパークを観ているかのようで、
若のB級感を残しつつ、流石スピルバーグ。
アトラクションに乗っているかのような没入感。
終盤はジュラシックワールドらさく、でかい恐竜のド派手アクション。これが観たいんだよ、という点をきちんと満足させてくれます。
序盤の人物の紹介の点がやや冗長で少し映画館で寝てしまった。過去作をパーク含めて振り返っておくと、より楽しめると思う。このままつまんないままで終わるかなと思ったけど、恐竜以外にも昆虫を出したのは評価ポイント。
スピルバーグに、やはり、ハズレなし。
もう違和感なく『普通』にそこに、いるけれど‥
第一作目の『ジュラシックパーク』の感動は忘れない。グラント博士が車から降りて見上げる先には、ブロントサウルスが首を伸ばして木の葉を食べていた。『ど~ん』という足音と一緒に流れるあのテーマ音楽!
あれから30年ですか。
聞くところによると、現在の恐竜学者や古生物学者は『ジュラシックパーク』を見て、恐竜が好きになり道を決めた人が結構いるそう。
このシリーズは本当にワクワクさせてくれる。
本作はもう、恐竜とのバトルや追っかけが、すごすぎて途中笑いながら観た。もっと、1頭1頭をしっかり見たかったけど。VFXの進歩は神すごい。
『シリーズの最終章』でも、『新たなる支配者』でも全然ないじゃん。
でも、全然オッケー!
みんな勢ぞろいして嬉しかった。
本作、1作だけの評価としては○ ただし30年の集大成としては× 12/10評価改定▲
タイトル通りです
言いたい事は他のレビュアーさんが言ってると思うので・・
ってそんな事言ったらレビュアー失格ですが
本作のオチに納得はしてませんし
ジュラシックシリーズがこんなので終わりだとしたら、とても寂しい
評価 3.3
微妙ポイント多数。
前作で恐竜を世に解き放ってしまい、さぁ「恐竜と現生態系の共存は成るのか?」「科学の進化は次はいかなる悲劇をもたらすのか?」「恐竜が世に放たれた元凶と言える少女の未来は?」とタテマエは色々浮かびますが。
その辺は思いっきりさらりと流され、いつも通り襲われて逃げ惑っての繰り返し。
しかも話のキーとなる生物が巨大イナゴ。
バカデカ恐竜というロマン溢れる生物を扱っておきながら、話の中心がまさかのイナゴ。
ティラノやギガノトが闊歩する世界になぜかやたら食い込むイナゴ。
いや、実際現実世界でも洒落にならない被害を出す生物ではありますが、それにしたってイナゴって。
俺は虫の話観にきたんじゃねぇんだよ〜!
そこが最大のガックリポイントで、他にも「あまりにテンプレな黒幕の思想」「あまりにザルな研究所のセキュリティ」「あまりにご都合主義な主要人物の集まり方」「あまりに色々投げっぱなしな無理矢理なハッピーエンド」「あまりに…いやもうこの辺でやめときますか。
そもそも、人間の世界に恐竜出ちゃってさぁ大変、という始まりなのに、なんで舞台をほとんど研究所にしちゃうかなぁ…
とまぁ、ストーリーを追うと腹立たしくなるくらいひっでぇデキではあるのですが、それでもアトラクションムービーとしては飽きずに観られはしたので、完結のご祝儀も込めてこのスコアで。
完結ものとしては残念😓
ジュラシックパークシリーズから大好きな作品で楽しみにしてました。
パークの①やワールドの①が正直良すぎたのでどうしても続編はあんまりになっていたけど今作で完結ということで期待が大きすぎた
恐竜という壮大なストーリーであるものの結局こじんまりと尻つぼみ感は否めず……
パークの主要役が再登場は嬉しかったが繋がりというか登場の流れが唐突すぎるし、むしろ最近の『ゴーストバスターズ』や『スパイダーマン』みたいに予告では出さなかった方が良かったなぁ
作中はパニックシーン多数もマンネリ感があってピンチ→回避→場面変わってピンチ→回避の繰り返しが多すぎて緩急の付け方に不満でした
感動も少なすぎる
面白いと思えるところもあるけど、これで完結と思ったら残念が上回るなぁ
ジュラシックの集大成!
前作からの続き。世界はカオスってる。
ワールド勢、パーク勢が同時に進んでいく様は見ていて面白かった。恐竜とのカーレースも熱かった!
相変わらずの恐竜バトルはすごい迫力。演出がいいね!
ただ、この作品の醍醐味?の敵の無惨な死がちょっと。白いヤツ、、、あいつは許せんのに、、。
ともかく、全員集合した時は胸踊る。終わり方も含め良かったと思う。最後って感じがした。
本当にありがとう。
ぜひ映画館で。
期待通り、面白かったです!
これはやっぱり映画館で大スクリーンで観るべき作品だと思いました。
懐かしいキャストも次々と出てきて、盛りだくさんで楽しめます。
画面いっぱいに現れる恐竜達のCGの素晴らしさに感激し、またノンストップなアクションにも手に汗握り、あっという間の2時間半でした。
ジュラシック・パークから30年。
とうとうここまで来たかーーーっという思いで胸がいっぱいになりました(笑)(笑)
観て良かったです。
今をどう生きるか。
普通に面白かったです。
パークからワールドの最終章、総出演。
過去作へのオマージュ、
オールドファンへのサービス。
ハラハラドキドキ面白かったけど、
なんかちょっと物足りない感じがしたのは
ブルーとオーウェンの絆を感じような活躍を
もっと観たかったからなぁ。
マルコム博士がよかったな。
吹き替えで見たけど、
大塚さんの声で一気に記憶が蘇る感じ。
吹き替え役の人選って大事!!
パーク3部作の時は
「ちょっとウザいけど、あなたの言う通り!」
って印象だったんだけど、
今作もそのままで、とてもいい味をだしていた。
あとは、ウー博士。
ずっとマッドサイエンティストな
倫理観ゼロで研究してる印象、
今作でどんなラストが待っているのか?!
鉄拳制裁的な何かがあるのか?
と思っていたんですが。
まぁ、ずっと上司?にあーしろこーしろと
指示されて動いてただけだったけどね。
あの人でも後悔して反省することあるんだね。
「今をどう生きるか?」
ってなセリフがあったけど、
ウー博士への言葉でもあったのかな。
そうそう、
冒頭のクレアが相変わらずイカれてる感じでしたが。
どうぞ彼女が、これからをどう生きるか?
メイジーとオーウェンも、
三人のゆく先が幸せでありますように。
あ、あと邦題。
炎の王国もなんかちょっと違うくない?
って思ったけど、今作の新たなる支配者も
なんか違うと思っちゃったのは私だけ?
タイトルって映画の中身を表す顔なんだから、
「なんか違う」タイトルは
無駄に評価を下げるんじゃないかなぁ。
イナゴワールド
もっと純粋に恐竜の世界のロマンを楽しみたかったのですが、ストーリーが複雑化し人間同士の戦いがメインになってしまってちょっと残念。まあ今作もじゅうぶんに面白くはあったのですが、個人的にはジュラシックワールドの1作目が一番好み。
登場人物が多いのでジュラシックパーク、ジュラシックワールドシリーズを観ていたほうが楽しめます。
メイジーは大きくなったなぁ。前作から4年か、子どもの成長は早い。
集大成
長年に渡った作品の集大成ですね。登場人物という意味では。恐竜との暮らしは今後も人類の課題ではあるのでしょうけど。最近では日本でもクマやサルやイルカ等々が人間に危害を加えてますが、これが恐竜な訳だから命懸けですね。
恐竜がすき
何も考えず観れてドキドキわくわくできて良かった。
恐竜たちが鎖に繋がれてたり、人間の取引に巻き込まれたり、痛そうにしてると辛い。炎の王国とかかんいそすぎる。
あの白い服のレーザー浴びせてくる女、痛い目に合わず終わって恐竜に食われちまえって感じだった。
2回目もみたい。
最低の映画だった。
遺伝子操作された巨大なイナゴに焦点が当たっており
肝心の恐竜達がオマケ程度に出演。
イナゴ中心のストーリー。
最新のCG技術もこの巨大イナゴに使われてると思うともう腹が立ってしょうがない。
環境汚染など伝えたいことはわかるが、ジュラシックブランドでわざわざやる必要はなかったと思う。
恐竜が観たくて映画を観にきたのに。CM詐欺にも程がある。
キャラとして確立しているブルーやその子供、看板背負ってるティラノサウルスですらも最初と最後にちょこっと出るだけ。
今まで見た映画の中で史上最低です。
お金と時間を返して欲しいとはじめて思わされた作品です。
二度と観たくないです。
過去のキャラが出るため愛やリスペクトを感じるなどの言葉があるがまず、恐竜への愛がまったく感じとれなかった。
役者さんはみんな素敵な人ばかりのため本当に本当にガッカリです。
また、虫が苦手だったため解析度の高いイナゴが長時間出ずっぱりなのが苦痛であった。
虫注意!などの注意書がほしかった。
「ジュラシックーパーク」の公開から29年、シリーズはこの6作目で...
「ジュラシックーパーク」の公開から29年、シリーズはこの6作目で終幕を迎えることに。
前作で恐竜が世界中に解き放たれて4年、今作で描かれるのは、恐竜と人類が混在する世界です。これまで以上に多くの恐竜がスクリーン中を暴れ回まります。見せ場の連続で、ファミリーで楽しめる娯楽大作であることは間違いありません。
前作までと大きく違ったことは、人類は一見すると恐竜と共生する生活を選択したかのように見えるところです。世界に広がった恐竜たちは、見上げるばかりの巨大なものから、ペットのような小ぶりのものまで、人間の社会に入り込んでいたのです。
元恐竜監視員のオーウェン(クリスープラット)は、今ではシエラネバダの山奥でクレア(ブライスーダラスーハワード)や前作で出会った少女メイジー(イザペラーサーモン)とひっそり暮らしていました。
近辺に出没した恐竜の保護を行う傍ら、自由な行動を主張するメイジーの養育には手を焼いていたのです。
近くの森には恐竜ヴェ口キラプトルのブルーと、その子のベーダもいて、時折オーウェンと遭遇します。
ある日密猟者にべー夕が奪われ、メイジーも連れ去られてしまいます。両者を救出するため、オーウェンたちは恐竜の闇取引が行われるマルタ島を目指します。
一方、米国では不可解な巨大イナゴの大量発生し、穀物根こそぎ食い荒らすことが起きていました。古植物学者のエリー・サトラー(ローラ・ダーン)は、巨大イナゴがバイオシン社によって引き起こされたバイオハザードであることに勘付き、古生物学者のアラン博士(サム・ニール)を誘って共に調査に乗り出します。
やはり見せ場は、巨大恐竜の見せ方でしょう。その点は、スティーブン・スピルバーグが監督した1993年の「ジュラシック・パーク」から作品を重ねきて心得ているところ。ヌーツと顔を近づけてきた恐竜が、一転牙をむく。身を縮める恐怖から逃走劇へ、静から動への転換は緊張感を高めるところですね。
さらに本作では、予告編でもおなじみになったバイクにまたがったオーウェンを恐竜が付け狙うチェイスのシーンは、本編では時間たっぷりに展開しました。バイクと恐竜のチェイスなんて、本作以外ではありえないことです。とにかくスピード感たっぷりで、これまでにないスペクタクルでハラハラさせられました。
また別のシーンでは、凍った水中に落ちたオーウェンが氷上で追ってきた恐竜と水面の氷を境に向き合う場面も面白かったです。
加えて街中を走り回る恐竜の存在には正直、ぎょっとしました。人類の身近にやってきた彼らは地球の支配権を争う敵なのか、共存しうる存在なのか。恐竜をウイルスなど別の何かに置き換えて考えると、恐竜と向き合う登場人物と私たちの姿が重なるように感じたのです。
そういう点では、シリーズに一貫していえるところは「生命倫理や生命の進化・歴史」、人間が「神の真似事」をすることへの批判精神等は、原作及び1作目から引き続き受け継がれてきました。特に本作最後にはテロップで『人類は生き残ることができるのだろうか』との問題提起もされており、シリーズのテーマが際立つ内容となっています。人類は科学では到達し得ない、人智を越えた存在があることを思い知り、畏れを抱くことが大切ではないでしょうか。
また、スピルバーグの作品でよく指摘される「親子関係」もオーウェンやクレアと親子関係を疑うメイジーの気持ちが変っていくことを通して、色濃く反映されていると思います。その点は、ブルーとベーダの強い絆も一種ですね。余談ですが、ちゃんとオーウェンにお礼を告げに戻ってくるブルーには、恐竜のくせに偉いやつだなと思いました(^^ゞ
ところで今作には、「ジュラシック・パーク」で口ーラ・ダーンやサム・ニールらが演じた博士たちが再び登場し、活躍する姿に胸が熱くなるはずです。コリン・トレヴォロウ監督が「パーク」と「ワールド」の世界を見事に融合させたといえるでしょう。1作目からのファン心をくすぐられますが、どうしても第1作のことを思い出させてしまいます。雨の中、森に取り残された車に恐竜が迫る、あの恐怖。次第に大きくなる恐竜の足音、ダッシュボードに置いたコップの水が揺れる映像。などなど、スピルバーグ監督による恐竜の姿を見せない演出が際立っていたことと本作でやはり比べてしまうのです。
もちろん初登場の恐竜やT-レックスの戦闘シーンなど、迫力の映像は迫真度を増していて、映像技術の進化を感じます。コンピューターグラフィックス(CG)で恐竜のどんな姿も見せられるようになると、動きにリアリティーは加わり、アトラクションのような映像を楽しめるようになってきました。
反面、もしかしたら恐竜が現実世界にも出てくるのではと錯覚させる恐怖感、現実感は薄まったのではないでしょうか。それはハリウッド版『ゴジラ』にもいえること。だからこそ、子供も安心して楽しめるのですが、物足りなさも感じてしまいます。冒険アクションの見せ場も山盛りですが、いささか展開が慌ただしく、エピソードが詰め込みすぎの感がしました。
最後に本作は、大型のスクリーンのある映画館向きの作品です。テレビモニターとブルーレイディスクでない普通のDVDでは、魅力が半減します。2022年7月29日公開、上映時間:2時間27分。 「ジュラシックーパーク」の公開から29年、シリーズはこの6作目で終幕を迎えることに。
前作で恐竜が世界中に解き放たれて4年、今作で描かれるのは、恐竜と人類が混在する世界です。これまで以上に多くの恐竜がスクリーン中を暴れ回まります。見せ場の連続で、ファミリーで楽しめる娯楽大作であることは間違いありません。
前作までと大きく違ったことは、人類は一見すると恐竜と共生する生活を選択したかのように見えるところです。世界に広がった恐竜たちは、見上げるばかりの巨大なものから、ペットのような小ぶりのものまで、人間の社会に入り込んでいたのです。
元恐竜監視員のオーウェン(クリスープラット)は、今ではシエラネバダの山奥でクレア(ブライスーダラスーハワード)や前作で出会った少女メイジー(イザペラーサーモン)とひっそり暮らしていました。
近辺に出没した恐竜の保護を行う傍ら、自由な行動を主張するメイジーの養育には手を焼いていたのです。
近くの森には恐竜ヴェ口キラプトルのブルーと、その子のベーダもいて、時折オーウェンと遭遇します。
ある日密猟者にべー夕が奪われ、メイジーも連れ去られてしまいます。両者を救出するため、オーウェンたちは恐竜の闇取引が行われるマルタ島を目指します。
一方、米国では不可解な巨大イナゴの大量発生し、穀物根こそぎ食い荒らすことが起きていました。古植物学者のエリー・サトラー(ローラ・ダーン)は、巨大イナゴがバイオシン社によって引き起こされたバイオハザードであることに勘付き、古生物学者のアラン博士(サム・ニール)を誘って共に調査に乗り出します。
やはり見せ場は、巨大恐竜の見せ方でしょう。その点は、スティーブン・スピルバーグが監督した1993年の「ジュラシック・パーク」から作品を重ねきて心得ているところ。ヌーツと顔を近づけてきた恐竜が、一転牙をむく。身を縮める恐怖から逃走劇へ、静から動への転換は緊張感を高めるところですね。
さらに本作では、予告編でもおなじみになったバイクにまたがったオーウェンを恐竜が付け狙うチェイスのシーンは、本編では時間たっぷりに展開しました。バイクと恐竜のチェイスなんて、本作以外ではありえないことです。とにかくスピード感たっぷりで、これまでにないスペクタクルでハラハラさせられました。
また別のシーンでは、凍った水中に落ちたオーウェンが氷上で追ってきた恐竜と水面の氷を境に向き合う場面も面白かったです。
加えて街中を走り回る恐竜の存在には正直、ぎょっとしました。人類の身近にやってきた彼らは地球の支配権を争う敵なのか、共存しうる存在なのか。恐竜をウイルスなど別の何かに置き換えて考えると、恐竜と向き合う登場人物と私たちの姿が重なるように感じたのです。
そういう点では、シリーズに一貫していえるところは「生命倫理や生命の進化・歴史」、人間が「神の真似事」をすることへの批判精神等は、原作及び1作目から引き続き受け継がれてきました。特に本作最後にはテロップで『人類は生き残ることができるのだろうか』との問題提起もされており、シリーズのテーマが際立つ内容となっています。人類は科学では到達し得ない、人智を越えた存在があることを思い知り、畏れを抱くことが大切ではないでしょうか。
また、スピルバーグの作品でよく指摘される「親子関係」もオーウェンやクレアと親子関係を疑うメイジーの気持ちが変っていくことを通して、色濃く反映されていると思います。その点は、ブルーとベーダの強い絆も一種ですね。余談ですが、ちゃんとオーウェンにお礼を告げに戻ってくるブルーには、恐竜のくせに偉いやつだなと思いました(^^ゞ
ところで今作には、「ジュラシック・パーク」で口ーラ・ダーンやサム・ニールらが演じた博士たちが再び登場し、活躍する姿に胸が熱くなるはずです。コリン・トレヴォロウ監督が「パーク」と「ワールド」の世界を見事に融合させたといえるでしょう。1作目からのファン心をくすぐられますが、どうしても第1作のことを思い出させてしまいます。雨の中、森に取り残された車に恐竜が迫る、あの恐怖。次第に大きくなる恐竜の足音、ダッシュボードに置いたコップの水が揺れる映像。などなど、スピルバーグ監督による恐竜の姿を見せない演出が際立っていたことと本作でやはり比べてしまうのです。
もちろん初登場の恐竜やT-レックスの戦闘シーンなど、迫力の映像は迫真度を増していて、映像技術の進化を感じます。コンピューターグラフィックス(CG)で恐竜のどんな姿も見せられるようになると、動きにリアリティーは加わり、アトラクションのような映像を楽しめるようになってきました。
反面、もしかしたら恐竜が現実世界にも出てくるのではと錯覚させる恐怖感、現実感は薄まったのではないでしょうか。それはハリウッド版『ゴジラ』にもいえること。だからこそ、子供も安心して楽しめるのですが、物足りなさも感じてしまいます。冒険アクションの見せ場も山盛りですが、いささか展開が慌ただしく、エピソードが詰め込みすぎの感がしました。
最後に本作は、大型のスクリーンのある映画館向きの作品です。テレビモニターとブルーレイディスクでない普通のDVDでは、魅力が半減します。2022年7月29日公開、上映時間:2時間27分。
お別れオールスター?
なんだかシリーズがだんだん萎んでいく典型的な例になってしまったね。ストーリーに必然性なく、新しい恐竜の発見もなく、ただただ今までの物語をつぎはぎに取り込んだ作品。
がっかりですな😞
ハッキリ失敗作かと
ジュラパーをモンスターパニック映画か、それとも親子の絆や愛を描く全米が泣く系の映画なのか、
その捉え方によって、この評価は真逆にもなるでしょう。
しかし私はジュラパーは「蒸気機関車が爆走する映像を見て人々が逃げ出した」、あの映画の父リュミエール兄弟の頃の、映像がもつ力そのものを現代に復活させた、そんなエキサイティングな作品だと思っているので、今回の内容には大いに不満でした。
かつてのキャスト勢揃い、という総決算ムービーであるとの告知でしたが、
実際はさにあらず、突如追加されたポリコレ感満載の黒人キャスト二人がひたすら美味しいトコを持っていく、
恐竜を観に来た人達にとっては誠にどーでもいいシーンで溢れかえってます。
そのシーン全部削って恐竜が人間バクバク喰いまくるシーンにしろよ!
私は画面に向かってそう叫びたかった。
そーいうのさブラックパンサーとかでやって下さいワガンダ。
ほぼアトラクション
『恐竜とカーチェイスしたら面白いだろ』と考えた人は天才だね。すごく面白かった。
ほぼ全編アクションなの。
ストーリーは一応あるけど、アクションを観せるために取って付けた感じ。
「最後にDNA提供を決意するなら、娘は脱出しようとしなくて良かったんじゃ?」と言ってた人がいたんだけど、ほんとそうだね。
最後に三頭の恐竜が戦うんだけど、なんかのこだわりだと思うんだけど、良く分からなかった。
4DXで観るのに最適な映画だと思うよ。
全610件中、381~400件目を表示