ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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全てにおいて物足りない、完結するにしても消化不良。
今までトチ狂う様にジュラシックパーク&ワールドシリーズを見てきた。どの作品もそれなりに好き。
しかし本作は、何と言うか"消化不良"。
まず初めに、作中を通して死人が少なすぎる。
過去5作品を見れば嫌でも分かるが、このシリーズは主役級以外のモブや顔見知り程度ならバンバン死ぬ。気を抜いたらバクっ!って。
なのに本作は、主役側で死にそうな例の内通者やパイロットなど、死んでしまうと悲しいが死んでも全然結末には影響のない人間は死ななかった。
でもまぁそこはまだいい。主役側だし、正義を実行している訳だから。
問題は敵側。
ボスが死ぬのはまだしも、その側近っぽい警備の人?も、無駄に吹き替えが豪華なアトロキラプトルを放った女性も、過去作なら間違いなく死んでいた配役の人が恐竜の餌食にならなかった。
そして最大の問題「ウー博士」が改心した。
パークではそんな素振りは見せなかったが、ワールドでは恐竜が悪事に転用されると分かった上でデータや成果を盗んだり、禁断の軍事用恐竜を作ったり、着々とラスボスへの階段を歩いていたにも関わらず、何の痛い目も見ることなく改心してシャバに出た。
いや、これはダメだろう。
そりゃ改心する事は良い事だし、初代から引き続いて出ているオリジンキャラを殺す訳にもいかないのも分かるが、ただでさえヴィランが恐竜に喰われてスカっ!が少ない本作で、明らかに積み上げてきた悪行がケタ違いの彼を、何のお咎めも無しに許してしまうのは、ちょっと違う気がした。
次に、作品の筋が通っていない。
パークシリーズでは、人間と恐竜を対立を描き、ワールドでは恐竜と人間の絆、ひいては"共存"を描いているはずだった。
タイトルのジュラシックワールドとは、恐竜が解き放たれたこの地球で、相容れぬはずの人間と恐竜がどう共存するかを描くはずだったのに、その結末をうやむやにした。
最終的に恐竜は敵なのか、隣人なのか、ペットなのか…?
そんな細かい結論を聞きたいわけでは無いが、もっと明確な"答え"が欲しかった。
制作陣はまだスピンオフ作るかも?なんて乗り気だが、名目上本作は"ジュラシックシリーズ"の最終作であり、集大成だ。
ならば、ワールド2で解き放たれた恐竜たちが"破壊"し、人々が"作り直した"新しい「世界」でどうやって共存共栄していくか…その解を描かないといけないのに、物語中盤以降はあろうことか主題とは別で現れた巨大イナゴの原因究明の為訪れた「サンクチュアリ」が舞台。
恐竜がはびこる世界が舞台ではなく、シリーズ恒例"隔離された(陸の)孤島"が舞台。
そして案の定サンクチュアリが破綻、一同は無事逃げ延び大団円。
これまで通りやん?やってること一緒やん?
耳触りの良い言葉で言うと、原点回帰なのかもしれない。
作中にはいくつもの初代リスペクトやイースターエッグなど、ファンは嬉しい演出はあったが、本シリーズの主題はあくまで「地球上における恐竜との共存」なので、その集大成で完結編のメイン舞台が「隔離された施設」なのは如何なものか。
そして最後に、ワールドシリーズにおける「ラスボス恐竜」が不在だったこと。
1では驚異的なパワーと知性を持ち、恐竜を殺す事を楽しんでいた最恐のハイブリッド種が。
2では未完成ながらも、地球上に存在した最強の種を掛け合わせたハイブリッド種が。
それぞれ暴れまわり、人や恐竜を殺しまくり、ヘイトを溜めて最後には恐竜同士の戦いの中決着がついた。
では本作はどうか。
最終的にロベルタに殺された「ギガノトサウルス」は実在種であり、何の改造もされていなければ悪事も働いていない。ただただサンクチュアリでキングとしてのさばり、自然界の掟に従って幅を利かせていただけ。
にも拘わらず、何の罪もないギガノトサウルスは、理不尽にもT-REXとテリジノサウスルによって殺されてしまう。
でもまぁ、このシーン自体は別にいい。そんな事を言うと、初代のラスト、ラプトルを殺したロベルタにも同じことが言えるし。
なら何が問題か。それは、このシーンをロベルタ最大の見せ場にしたあげく、ギガノトサウルスが諸悪の根源の様に描かれ、無残にも殺されるシーンを大オチにしてしまった事。
似た状況の、ワールドのインドレックス殺害シーンは、凄くスカっとしたし、モサの介入も納得していたが、今回のテリジノの介入(まぁ巻き込まれたと言った方が正しいが)は全然違う。
インドレックスに関しては、人間の手が加えられた凶悪な架空種。
それに力量では負けているレックスとラプトルが挑むも、あと一歩及ばない…と言うシーンでモササウルスがとどめを刺したから"戦い"として成り立っていたが、今回は単純にレックスの力が及ばない、タイマンで負けた決闘の報復の為に構図上2対1で復讐し、勝った。
これのどこがスカっとする?
そんな悪くもなんともない、ただ強いだけの恐竜を殺し、メインテーマ流されたって心も何にも動かない。
共闘するにしたって、ロベルタと何の面識もないテリジノが相棒って…。
こういう分かりやすくド派手な恐竜アクションを入れたかったのは分かるが、それなら恐竜側の視点にも時間を割いて、ロベルタが何度も負けた、もしくはギガノトがセコい手を使って勝った事実などを練りこめば、まだ感情移入できたかも。
記入中に思ったが、ギガノトが誰も人間を殺していないのもあるかもしれない。
主人公一行を襲うシーンはあるが、結果誰も死んでいなければ被害も無い。
総評すると、総じて予告の「完結」の言葉が余計ハードルを上げている気がする。
作り手の作りたい作品と完結作が一つになり切れていない気がするし、終わらせるにしてももう少し頑張って一つの区切りが欲しかった。
人間のエゴの塊のひどいストーリー
まず褒めるけど、恐竜はすごかった!鱗や羽の細かい表現が一段とパワーアップしてました。
他にも「ジュラシックパーク」のメンバーの登場シーンはやっぱりよかった。過去の細かいセリフなんかも覚えていくと笑えるので、何度も見たけどやっぱりもう一度見てから行くとよかったかもなー。
だが、ストーリーには超がっかりだった。これで集大成とか言っていいの?って感じ。
個人的には「ジュラシックワールド1」が最高だったから、またその感動を味わいたかったのだが、良かったところがまったく生かされてないし、違和感が満載だった。
いやだったところはたくさんあるのだが、まず巨大イナゴが怖すぎる。恐竜より怖いのやめてくれ。ストーリーの都合で必要な設定だったのだろうけど、ジュラシックシリーズでやるのは違和感があった。
あとはティラノサウルスの扱いが雑。「ワールド1」ではなかなか姿を見せずにひっぱって、最後の最後でやっぱり恐竜といえばティラノサウルスだよな!となる演出をしていたのに、今回は登場してすぐギガノトサウルスにあっさり負けるシーンでがっかりだった。
そのギガノトもなぜか最後に殺されてしまったのも納得がいかない。「ワールド1」「ワールド2」ではインドミナスレックスとラプトルが死んで終わったが、両者は遺伝子操作で作られた存在しない恐竜だったから死ぬ必要があった。人工の恐竜が自然の恐竜に負けるという構図に意味があったのだ。が、ギガノトはティラノや他の恐竜と同じだ。殺される理由がない。
死に方といえば、ボスの社長の最期も地味すぎる。調べてみたら「パーク1」で死んだデブに不正を依頼したのがあの社長らしいのでオマージュ的なシーンだというのはわかるが、あれで死ぬのは物足りない。やっぱり悪役の最期はでかい恐竜に喰い殺されてほしい。
そしていろいろあったけどとにかくハッピーエンドでまとまり、集大成のラスト、恐竜と野生の動物が一緒に暮らしている見たことあるようなシーンが流れる。おいおい、これ結局、「ワールド2」炎の王国のラストから何も解決していないってことだよね?つまり今作で解決したのはイナゴ問題とメイジーの遺伝子問題だけ?人間と恐竜が共存できるヒントも何もないまま、これまで通りの世界が続くという、なんともカタルシスのないラストだった。
そして本当の最後、この映画のラストシーン。個人的にはティラノサウルスが吠えるシーンで終わって欲しかったのだが、まさかのサイとトリケラトプスがゆっくり歩くシーンで静かに終わった。シリーズの壮大なる終幕とまで煽っておいてこんな終わり方ありかよ!と思わずにはいられなかった。
最後というからには、恐竜もイナゴのように絶滅させるのかとも思った。あの世界で起きている恐竜についての問題はもはや恐竜を消すことでしか解決できないだろう。でもそうはならなかった。イナゴは殺すのに恐竜は保護して生かすのはなぜかと思ってしまう。
他にも変なところはたくさんあるのだがまとめて言うと、イナゴ、巨悪企業、密輸組織、懐かしの人たち、オーウェンクレアの関係性、メイジーの遺伝子、などの恐竜以外の要素が多すぎるのだ。恐竜の扱いが襲ってくる障害物程度になっていて、これジュラシックワールドじゃなくてよくない?と考えてしまった。集大成が今までで一番ジュラシックシリーズっぽくなくなってしまったのはとても残念だ。
恐竜たちのあとしまつ
同窓会的サプライズが流行っている最近のハリウッド映画。今作もその潮流に乗ろうとしていた気もするけど、予告編でかなり露出していたから懐かしいとも何とも思わなかったのが残念なところだろうか・・・特にジェフ・ゴールドプラム演ずるマルコム博士は前シリーズ通しても4回目の登場となるので、もはや準レギュラーと言ってもいいほどの存在だ。むしろ、サプライズのカメオ出演がいないかと思い目を凝らしていたのですが、マルタ島の闇市場で一瞬デイブ・バウティスタがいたような気がした(目の錯覚か?)
前作ラストでは米本土でのディザスター・パニック映画になると予想していたのに、あっさり覆され、人類はすでに恐竜との共存を考えていたという設定になっていた。当然といえば当然か、そんな怪獣パニックはゴジラ映画に譲ればよいのだから、シリーズの趣旨を考えれば一貫した恐竜への憧憬が描かれなければならないのだ。しかも、人間が地球を支配しているのではない。大自然に生かされているだけだという地球の歴史に思いを馳せる内容だった。支配者でも神でもないんだと。
そして、外来種による食物連鎖の崩壊、遺伝子操作によって地球の破滅へと導いてしまう悪の所業をも考えさせてくれる。そのひとつがイナゴの巨大化による災害。これは恐竜による被害よりも甚大だ。
島を抜け出したとはいえ、結局は保護区における肉食恐竜のパニックはシリーズ通して一貫していて、オーウェン、クリスと娘のようなメイジー、そして3博士と空軍出身のケイラが生死をかけて目的を果たそうとする物語。初代『ジュラシック・パーク』への数々のオマージュの他に、『インディ・ジョーンズ』シリーズのオマージュも散見される。クリス・プラットもそうだが、サム・ニールもインディっぽいところがうれしい。笑ってしまいそうになるオマージュとしては、悪役であるキャンベル・スコットがスプレー缶を持って逃げようとするところだ!ジュラシック1でのネドリーと同様、エリマキ恐竜ディロフォサウルスにやられちゃったし・・・ちなみにジュラシック1でのルイス・ドジスンは別人。ウー博士は同一俳優。ウーも入れれば4博士というのが正しいのかも。
30年近いジュラシックシリーズももうこれで終わり。何となく寂しい気にもなりますが、全6作すべて映画館で観られたことの至福。グラント博士一行が初めて出会った恐竜ブラキオサウルスの感動シーンが思い出されます。ドレッドノータスもギガノトサウルスも新しすぎてついていけない・・・
上手に完結できたかな
と思います。飽き性の自分でもそう飽きずにみれました。
世代交代の波に巻き込まれつつもレックスが有終の美をかざれたこと。
共存というメインテーマを回収しつつの明るいオールスターゲーム感。
ほぼ死なないというある意味どんでん返し。
メイジー役のイザベラちゃんがもうエルファニングにしか見えない感。
楽しかったです。
過去作復習してからのが面白い!
恐竜映画かと思ったらスパイアクション物だった
新たなる支配者はイナゴ!?人類は恐竜と共存できるのか?
IMAX3Dと吹き替え版を観ました。恐竜×3Dの組み合わせは体験したことなかったので、不安でしたが、綺麗で奥行きのある映像に没入してしまいとても楽しめました。吹き替え版も玉木さんや木村さんだけでなく豪華声優陣でキャスティングされていてより作品の空気に入り込めました。ジェフ・ゴールドブラムの吹き替えは大塚芳忠さんで本当に良かった。
なお私は初めてジュラシックシリーズを映画館で観たのが『ジュラシックワールド・炎の王国』でした。そこから『ジュラシックワールド』や過去三部作をDVDで観賞しました。
そのうえで今作を見て、悪くはないけど正直拍子抜けしました。恐竜が放たれ、クローン問題が世の中に知れ渡り、メイジ―がクローン技術の結晶のようにもてあそばれ、半ば指名手配のように報じられる。そんな中クレアとオーウェンは恐竜の保護に奮闘しているのはうれしかった。前作で取り返しのつかない行動をとってしまい、それでも「恐竜の味方」であることを選んでくれて感情移入できたし、二人の仲も険悪でなくて良かった。
しかし、メイジ―誘拐に集中したおかげで恐竜問題が微妙な状態になってしまったのが残念。もうちょっと白黒つけた終わり方にしてほしかった。
二回見て思ったのが女性のアクションが豊富だった。特にクレア役のブライス・ダラス・ハワードさんの演技に注目してしまいました。ジャングルにある沼に入るシーンは迫真の演技だった。
物語はブルーの子供ベータとメイジ―の誘拐から物語が始まり、CIAに転職したフランクリンの情報で犯人たちはマルタ島に潜伏していると知ったオーウェンたちはマルタ島へ向かう。一方古植物学者のエリーは農場でイナゴの被害に遭った農家に調査に向かった。多くの農場が被害に遭ったが「バイオシン社」の種を使っていた農場は無事だったと聞いたエリーは疑問に持ち、旧友の古生物学者のグラント博士に協力を仰ぎ、さらにバイオシン社で講師をしているマルコム博士にも協力してもらい、バイオシン社の闇を暴こうと奮闘する。目的の異なる二つのグループがどのように恐竜と人類の関係に影響を与えるのか?
一つの「娯楽映画」としては無難な着地なんじゃないかと思いました。孤島からロックウッドの屋敷そしてアメリカの森林と恐竜の活動範囲が広がって「もしも本当に恐竜がいたら」と想像を具現化させてくれたことに感謝。
正直、ジュラシックシリーズの締めくくりとしてはストーリーがイマイチな印象でした。どうしても巨大イナゴに焦点が当たってしまい、新種の恐竜や新旧の登場人物との絡みが少ないのが不満。
That's entertainment!!!
マイケル・クライトン原作、29年前にスティーブン・スピルバーグ監督によって映画化された『ジュラシック・パーク』は誰も見たことがないリアルな恐竜を描き、映画史の中でもエポックメイキングとなった映画であり、そこから始まったシリーズ3作と、7年前に復活した『ジュラシック・ワールド』シリーズ2作を総まとめしてシリーズエンドを飾る今作、メインキャラ大集合と聞いてワクワクしないわけがない!
リアルタイムで観てる組と後から参戦組では思い入れが違うのは仕方ない。
それを差し引いても、子どもが見ても分かりやすいエンターテイメントでありながら、原作・映画全体を通して「生命倫理や生命の進化・歴史」「テクノロジーの進歩と過信」に対する哲学的テーマが骨子にあり、どんなに科学が進歩しても結局虫一匹すら人間の思い通りにならない、
とかなんとか思いつつ、一緒にドッキリしたり咆哮にビックリしたり。
やっぱり相変わらずのグラント、エリー、マルカムの三人揃うシーンやシェービングフォームの缶だったりにワクワク。
ワールドのメンバーも勢揃いで、オーウェンはあのまま、そして、まだ悪夢を見るというエリーに比べると、随分クレアは逞しくなったな。
数多くはないけれど新しい恐竜はもちろん、1作目のTレックス登場シーンのオマージュがあったり、小ネタも満載。
確かにわちゃわちゃしてるし、ツッコミどころもあるし、もうちょいグラント博士の活躍も見たかったけど、とにかくこの壮大なエンディングを一緒に楽しもう。
そうそう、Dolby Atmosで鑑賞しましたが、良い音で大画面でぜひ堪能してほしい。
いやぁ、映画って本当にいいものですね〜と言いたくなる帰り道でした。
期待してた物も真新しい物もない凡作
前作「炎の王国」でマルコムが高らかに宣言した「ようこそジュラシックワールドへ」のセリフにシビれたので、前作2作とも正直凡作だったけど今度こそは…!
と期待を込めて観に行きましたが…やっぱり最後まで凡作でした。
冒頭の恐竜が各地に現れたニュース映像や、牛追いならぬ恐竜追いシーンこそは「そうそう!コレが観たかったんだ!!」と胸が高鳴りました…
が、それ以降そういうシーンはラストでオマケ的にちょろっと出るまでほぼナシ。
戦いの舞台も、序盤の闇市場での追走劇以外はこのシリーズで散々見た大自然の中か研究所の中ばっかり。
もっと我々一般市民が普通に生活してる風景に恐竜が突っ込んでくるようなスペクタクルがあってもいいのに…
だったら前作から示されていた「恐竜の兵器化」という要素はどうか?
と思ったら、こっちもそれらしいのはレーザーポインターを当てた相手を追いかけるラプトルくらい。
どうせならタイムズスクエアに敵が操るティラノサウルスやラプトル軍が突っ込んでくるくらいやってよ!
そこまで行かなくても敵が操るなら、こちらも恐竜を操ったり協力したり…ってことも特になく、ただ場面によってこっちを襲ったり敵を襲ったりするだけだし…
せめて頼れる相棒恐竜・ブルーがいたら…って最終作なのにお留守番してるし!
最後のSF的な期待ポイントだった「クローンの女の子の秘密」も、なんか人類の新たな種に…?的なことが語られるものの、セリフだけなので実感が湧かないし…
それにその事と、恐竜と共存するこれからの世界のことと、なんか関係あったっけ?ってカンジで
※ここは私がシナリオをちゃんと理解できてないかもですが
そんな感じで新鮮で心躍ったシーンは、序盤の街中でラプトルに追いかけられるシーンくらい。
あとは他の映画でやれば良いようなシーンと、シリーズで何度もやってきたコトをまたやってるだけにしか思えませんでした。
前作のマルコムの宣言を聞いたときは「なるほど…この最終作のためのジュラシックワールドというシリーズ名だったのか!!」とテンション爆上がったのになぁ
恐竜の活躍自体はシリーズ通りの迫力があるので、そういう意味でもひたすら凡作だったなぁという感想です。
恐竜は迫力あったが、後半ダラダラ感あり
随分昔に1作目をビデオレンタルで観ましたが、面白くないので、途中で観るのを止めました。YouTubeで○分で分かる過去作のあらすじを見て、本作を観賞しました。
一番驚いたのは、本作のエンドロールが流れると、半分くらいの人がドドッと退席したことです。(30人位の人が観賞していました)
恐竜に迫力はありましたが、既視感を感じます。最後は「ゴジラVSキングコング」のようでした。
後半はダラダラ感が続き、イナゴも思った程登場しません。黒幕もあっさり…
アトラクションムービーだと思います。
個人的には、後半のストーリーにもう少し捻りを加えてほしいと思いました。
余談ですが、イナゴや巨大生物の映画なら、「リーピング」や「ミスト」の方がかなり面白いです。
シリーズファム向けなんだろう
長らくご愛顧のジュラシック商店閉店
ジュラシック・ワールドの最終篇にふさわしく、新旧キャストが揃い踏みで感慨深いけど、お話し自体はツッコミ所満載です。恐竜達と人間との共存はフツーの野生動物被害程度の扱いで肩透かしだし、悪役のバイオ企業が007のスペクター並みの規模の割には、社長は危機管理意識ゼロで内部情報ダダ漏れで、ご都合主義的な展開ばかりです。一方で、前半は少女と子ラプトルの奪還を巡る武器商人や密輸業者、CIAが入り乱れる迫力あるスパイアクションにしたのが成功で、ここから俄然面白くなってきます。後半でバイオ企業の研究施設が舞台になると、恐竜に追いかけられる毎度のパターンなんだけど、ここに旧キャスト三人を投入してくるので、なかなか面白いです。なんだかんだ言って、最後まで一気に見せるコリン・トレボロウ監督の力技は、まさにTレックス級です。一応これで完結とのことだけど、次回は、恐竜との共存をさらに進めて、ラプトルが知能を持って言葉を話すようになる、新シリーズ『ジュラシック・プラネット』が出来たりして。
映画館でアトラクションを体験したみたい
今年一番の娯楽作品
あの手のひらは超能力なのか?
シリーズとして観に行ったけど
イナゴ・・・ですか
バイオハザードの恐竜版としか残らなかったです
クリスプラッドが手のひらを見せるとおとなしくなる(リスペクトとは言っていますが)
どの恐竜にも通用しそうな気配、超能力ですね
ラスト恐竜同士の対決で奇しくもジュラシックパークのマークになる遊び心があるなら
その部分を大切に扱ってほしかったです
ただただ残念です
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