オールドのレビュー・感想・評価
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意外な展開!
映画館にて鑑賞しました。
ストーリーが意外でしたね!
時間が周りよりも早く進むビーチに迷い込み、脱出するサバイバルものだと思っていましたが、遠くの山から何者かがこちらを監視していて…というミステリー的な展開になっております。
リゾートへ旅行に来ていた主人公たち家族は、他の何組かの家族とともに、普段他の客には教えないという秘密のビーチへ案内されます。そこで束の間の享楽に浸っていた彼らでしたが、やがて自分たちの身に起こる異変に気づき始めます。あっという間に成長していく子供たち、すぐに塞がる傷口など、不可思議な現象に襲われ、皆パニックに陥ります。この、段々と恐怖に支配されていく様は、見事に演出されていたと思います。
彼らはビーチからの脱出を試み始めますが、来た道を折り返そうとしても気絶してしまうし、周りは高い岩壁に囲まれているし、海も波が高く近くに別の岸があるようにも見えず、右往左往してしまいます。この辺、色々試行錯誤しながら脱出方法を模索している中で、自分でも、自分だったらどうするかと考えてしまうような場面で楽しかったです。流石に本編の方法は思いつきませんでしたがね笑
結論、家族らをビーチに幽閉した組織の目的は、様々な難病に効く薬品を開発し、困っている人々を助けるため、というものでした。そのために、時が早く進むビーチに、薬品を飲ませた家族を隔離し、時間のかかる治験を短期間で終わらせようとしていたのです。しかし、崇高な目的のためだとしても、その為に勝手に犠牲にしていい命などありません。組織は、もっと人道的な方法を模索すべきでしたよね。
また、主人公家族のお父さんお母さんはこのビーチで寿命を迎え亡くなってしまいます。最後、2人は互いに見つめ合いながら、仲直りをし、後悔のないように息を引き取ったように見えました。今作のビーチでは時が早く進むため大事な時間もあっという間に過ぎていきました。ですが、現実世界でも、時間が過ぎるのは意外とあっという間だと感じることも多いです。もっと大切に、今を過ごさないといけない、と感じました。
総じて、面白い映画です。設定から、演出から、ストーリーの作り込みから、かなり楽しませていただきました。
p.s.隣の人(感染予防の為1席間隔空いていますが)に座った人が大外れでした。席に座った瞬間タバコのにおいが漂ってきましたし、上映中に何回も咳をしていました。ほんとに気が散りました。観客ガチャ大外れです。普段家で1人で映画を見ることが多いですが、映画館は大画面と音響による迫力のある作品を楽しめるのが良いところです。一方で今回のように集中できる環境で見られないことがある、というのは映画館の1つのデメリットかもしれませんね。
安達祐実でないと耐えられない
題名の通り年老いる話だが、シャマラン監督の常だけど科学的な説明はもちろんない。
でも、現象自体は自然現象と片付け、それを利用した製薬会社の陰謀というか「治験」なのであった。理不尽にも誘い込まれたビーチは20分で1年分の時間が経ってしまう恐ろしい場所だった。
ホラーあるいはスリラーだが、死体や白骨、殺人場面があるにもかかわらずはっきりとは見せないので怖さは全くない。映画ズレしたファンにはR指定くらいのグロさがあっても良かったなとは思う。一番のショックシーン(?)は、ナイスバディだったお姉さんが老けたおばさんになった時に石を投げようとして自爆し、変な形で骨折が治ってしまうあたり異様な形で手足が折れ曲がった姿くらいかな?
さて、面白いと思ったのは、若い子の方がどんどん成長するところ。6歳のトレントが同じ年頃のカーラと15歳くらいに成長、発情、結果的に致してしまって妊娠する。当然、20分ほどで臨月を迎え、ちょっと見ない間にお腹がパンパンになりすぐ出産。生まれてたけどすぐ死ぬ。時間の経過に耐えられないからと言う劇中の説明だったけど、生き延びさせてやった方が面白い(不謹慎)展開があったかも。そして、そのカーラも脱出を試みて死ぬ。救われない。
それにしても、子供たちは役者を変えて成長の様子を見せるが、10歳の時の幼児体型アレックスが、15歳では見事にくびれて美しい体型になっている。(それもそのはず演じているのは「21歳」のトーマサイン・マッケンジー)
題名は、最近、安達祐実の年齢不詳ぶりを見るにつけ、彼女なら1人で10歳から中年まで1人で演じそうと思った次第です。はい。
謎解きではない
シャマラン作品を見る場合、シックスセンスを基準とされてる人が多い思うので、そもそもハードル高め設定。個人的には好きな方の部類。セリフや不協和音的な間合いは相変わらずで、クセが強い。
これは謎解き映画ではないことを頭にいれてみると良い映画だと思います。
Sandcastle 日本語訳でないかなー
逆浦島太郎的ドラマ
成人であれば、ほぼ1日の朝から夜が一生となるシチュエーション。老いを受けとめられるか、挑戦しないで後悔したくないとか、子供心を忘れないとか…ある意味、相対性理論を連想してしまう内容でした。
シンプルなのに飽きない
内容はとてもシンプルで、特に最後のドンデン返しまで、このままオチもなく終わるのかなぁと思ってみてましたが、何故か飽きずに観れました。
ストーリー性、メッセージ性はあまり期待しない方がいいです。
ただ、感じたのは、「自分の命があと1日しかなかったらどう生きようか」に加えて、「自分が老いて死んでいくまでの時間が1日で終わってしまったら、何を大切にするか」
そんなことを考えてしまいました。
予告以上の驚きなし!
予告がよくて期待しすぎた。。
SFに説明は無粋だけど、老化の設定が自然の恵みで、製薬会社が悪用してるって現実感出したばかりに、全体がチープに。。
可もなく不可もなし。
「世にも奇妙な物語」みたい!
映画の内容紹介を読んでから見にいってるので、途中までは事件が起こるの待ちな感じ!
けど、時間の経過が早いことが分かってきてからは、一気に物語の世界観に飲み込まれていく!!
歳をとることから親って家族って思える少しあたたかい気持ちになれるとこもあったり、
発想が面白くて最後も納得できる終わり方やったと思うので満足!
タモリさんは出てこないけど、世にも奇妙な物語って感じかな。
シャマラン節全開で良かった。 時間の進行が速い=子供の精神の成長も...
シャマラン節全開で良かった。
時間の進行が速い=子供の精神の成長も速いのかは、ちょっと疑問でしたけど。
私があの状況に置かれたら寝てやり過ごしてるだろうな〜ww
今回も監督がちゃっかり出ててほっこりした。
「あなただけ特別です」って言葉には気をつけねばね。
時間が早く過ぎるって事は
時間が早く過ぎるって事は、どういう事なんだろう。肉体は分かりやすいけど、精神には、知識には、火には、食料には、、、時間だけで、どんな作用を及ぼすのだろう。そんな事を考えながら、砂浜で起きる様々な物語を眺めていた。
時間は戻らないが、それでも物語は、この物語としての幾つかのハッピーエンドを紡いでいく。心からスカッとしないけど、まぁ良しって感じ。
オカルトとかでは無いのにニンゲンが結構怖い
なんか磁場とかの関係で1日で40歳近く歳を取っちゃう場所なわけですよ。
そこに3.5組の家族が集められるわけだけど、それぞれの人生をね、それぞれの歳の重ね方するわけですよ。
感慨深いものがあるし何気ない日常がどんなに大切かと考えされる。
特にモンスターが出るとかホラー要素はないんだけど、ニンゲンが何より怖いということがわかりましたねぇ。
人生あっという間だよぉと老人は皆口を揃えていうし、全てを手にした王は死ぬ時「何も要らない、若さをくれ」という話もある。
若さがどんなに大切かと思いますね。
私はとにかく老いるのが怖い、若さと美しさを失うのが怖い。登場人物に同じような人がいて感情移入してしまった。
そして最後にね、医療に犠牲は付き物ですね。
実にタイムリーな一本!!
ネタバレなので観てない方はご覧にならないよう、ご注意下さいm(_ _)m
実にタイムリーな映画だと思ったのは私だけでしょうか?
本当に怖いのは、死体ではありません。
人間のねじ曲げられた倫理観ではないでしょうか?
コロナ渦の中、ワクチンの治験が済んでないのに、間に合わぬ、見切り発車だ、打ってしまえ!って、大丈夫ですか?なんか変だと思いませんか?
この映画には、そんな政府&製薬会社が最も望む場所が出てきます。
まず、キャスティングが秀逸というか、贅沢すぎます。出てくる俳優陣は全て主役もしくは準主役が出来るはず…
幸せそうな4人家族…でも、子供達は両親の小さな不協和音を感じ取っている様子。バカンスに出掛けようと、ネットで検索したリゾートホテルからメールが来たと言う妻…web上は監視されていますから、全て筒抜けです、気を付けましょうね。
そのホテルやけにゴージャスでホスピタリティも抜群です。何となく違和感を感じます。ホテルに居着いている男の子とのちょっとしたやり取りがあり、秘密のプライベート・ビーチがあると誘われ、美しい浜辺にやって来て3家族が揃います。
さて、ここからがゆっくり修羅場に向かう。何故か鼻血を出した黒人が先に居ます…目は虚ろで心ここに有らずです。女性の死体が見つかり、黒人の知り合いと分かり、みんなパニックに!!何故?どうして?解らない事ばかり起きて…遂には、医師だという男性が突然、凶暴になり殺人を犯したり、テンカン持ちの看護婦が発作を起こしたり、どんどん死体が増えます。脱出を試みても失神したり、見えないバリアがあるような感じで出来ません。そうこうしてるうちに、子供達の水着が窮屈になっているのに気付きます。時間の流れが異常に早い事に気付いて…やがて両親は亡くなります。何とか知恵を絞り脱出。
最後に超特急で悪事を暴きます。
老いるのは、悪!!時間が止まればいいのにと思ってるあなた…でも、この映画を観て、こんな場所が有ったらいいのに~と思っている人も少なからず居るのです。
お気をつけあそばせ!!
終わらせ方にもう一工夫欲しい。
映画の終盤で懇切丁寧に種明かししてくれてますが、解説の仕方にもう少し含みを持たせて、最後の最後まで謎解きを楽しませて欲しかったと個人的には思います。
前半から中盤にかけてはスリリングで息を呑むような展開で、良かったですね。
スッキリしない
30分で1年経過するビーチという発想は面白いと思いました。が、細かい部分は割と雑で、終始納得ができないまま物語が進む感じでした。
ツッコミどころが多く笑ってしまう場面も多々あります。テンポが早く、物語は単純でわかりやすいので何も考えずにただ観るだけなら面白いと思います。
ネタバレになるので書きませんが、私的にはラストはスッキリしない感じでした。
久しぶりに当たり映画!
はっきりと言える。観に行ってよかった!!
ありえないようでありえそうなお話に終始引き込まれてしまいました。
ネタバレは絶対できない作品。
だからあんまりレビュー書けないんですが…笑
映画館に同じ映画を2度以上観に行かないタイプの私ですが、これは観に行ってもいいかも、、と思えました。
ちょっと怖かったりハラハラしたりゾクゾクしたり、と全くハッピーな映画ではないですが、そういったものを好まれる方・耐性のある方、観る映画に迷われている際はぜひOLDを観ていただきたい…!!
予告編で期待してなかったけど、意外と面白かった。
予告編を観て、「1日で一生を終えてしまうビーチ」とは?と気になり観に行きました。
予告編だとあまり面白そうではないですし、実際観ていると途中までは全く面白くない。
この映画観たの失敗だったな・・中盤までは、そう思っていました。
ところが、後半一気に話が動き出します。
大人は全員死亡。
なんとか後半まで生き残った2人の元子供(ビーチにいた時は子供)が50代中年化した状態で取った行動が面白かった。
このまま死ぬのかな?からの起死回生の逆転劇のようなモノが楽しめます。
前半に伏線が張ってあり、最後に回収という形ですが、子供たちの会話に注意して観ていると、最後より楽しめるかも。
ハリウッド版「世にも奇妙な物語」
周囲から隔絶された小さなビーチに足を踏み入れた家族。そこでは急激に老化が進、みるみるうちに子供は大人に、大人は老人にそして死体は骨になっていく。ビーチの外には謎の力が働き出ることができず、外部とは連絡も取れない。果たして彼らはどうなってしまうのか!そしてこのビーチに隠された秘密とは!?というお話。世にも奇妙な物語でありそうな感じですね。
派手な映像もなく、舞台もほとんどが狭いビーチで展開されるので予算は掛かってなさそうですが、その分脚本で勝負しようとしている点は好感がもてます。
ジャンルとしてはホラーになるのかと思いますが、この作品にはホラーに付き物の幽霊や殺人鬼、サメやモンスターなどの明確な恐怖の対象、つまり「敵」が登場しません。逃げることも隠れることも倒すこともできない「状況」に、ただ訳も分からず放り込まれた恐怖と、その中にあっても失われない家族の絆や愛が描かれており、最後まで緊張感を持って観ることができました
ただ、「急激に年をとる」ということは予告やあらすじでわかっていたことなので、観ていても特に驚きはありません。もう少しラストの種明かしで捻りが欲しかったところです。
良いとこもあった。
ワンアイディアで押し切るには、若干強引な設定ではあるけれど、終始飽きることなく観れたかな。
ただ、ツッコミどころは多々あるよね。
都合良いことだけ成長(或いは老化)してない?
爪や髪は伸びないのに、死体は腐敗するの?
そもそも…まぁいいや。キリがないし、それ気にしてたら全く楽しめないでしょう。
でも良いとこもありました。
悪者の目的が悪者なりに理屈が通ってるとこ。
あー、なるほどね。たしかに。と思いました。
おそらく、そこから設定のヒントを得たのでは?ってくらい。
でもその悪者。どうやってこのビーチを知ったのだろうか。実体験してるなら生きては戻れないしょうに。
…またツッコんでしまった。
あ、あとオープニングとエンディングのタイポグラフィのアニメーションはすごくオシャレだった!
あれも成長してるのね。笑
印象を3つまで?
該当ないなぁ。
全459件中、261~280件目を表示