オールドのレビュー・感想・評価
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奇想天外なミステリースポット
このまま不思議なお話のまま終わってしまうのかと思ったらやはり正義は勝つみたいな所は米国映画らしい所 ただ散々苦労したのにあっさり解決 もう少し事件の背景やネタバレするなら説明してほしかった今思うと入る時はどうやって入ったのかな?
映画館で見てよかった
こういう落ちは結構好き
ラストが気になる!サスペンスアドベンチャー
メインビジュアルの、グラフィカルな美しさに惹かれて
いたので、それに相応しい、洗練された大人の物語を予想して観に行きました。
歳をどんどん取ってしまう島、ビーチっていうのが
奇想天外、唯一無二、なので、ワクワクしながら
観てましたが、それは予告でもやっていたから
まだ想定内。
本当に物語が面白くなるのは、、、
日が暮れてから、夜からです!!!
はぁ、、時は止まってくれません。。
どう脱出するかと、何故危険な島に
案内されたかが、目から鱗なので
後半に尿意が襲っても我慢したほうが賢明です!
監督のオリジナルストーリーではなく、監督が娘たちから父の日に贈られた小説が原案ななのですが、
このストーリーを思いついた作家と
映画になるんじゃないかなとチョイスした
感性の高い娘たちにアッパレ!だと思います。
たまにB級っぽ、、と一瞬興味が削がれるシーンがありますが、インド出身のシャマラン監督ならではの
スパイスと思えば気になりません笑
あと、だいぶ大人になったガエルガルシアベルナルが
やっぱり上手い!天国の口、終わりの楽園、また観たいなぁ。
それと大きくなった娘のトーマシンマッケンジーが可愛いんです、それも収穫でした。
是非劇場で!
トーマシンマッケンジー
シャマラン節炸裂。これからもホラーだけをよろしくお願いします。
シャマランらしい傑作!
1日で50年ほど過ぎ去ってしてしまう、というトンデモ設定の中で、あらゆる映像的見せ場、アイディアが凝らされていました。一生が過ぎ去ってしまう恐怖、老化の気持ち悪さ演出が全開で、見る人によっては嫌悪感を抱く方もおられるかもしれませんが、この映画それだけでなく密室劇サスペンス要素であったりヒューマンドラマの要素がしっかり作られているので、意外と万人におすすめできるかと思います。しかし気まずシーンもあるので、親と行くのは微妙かも!!!
この映画、設定に無理がありすぎる部分があるので結構批判されてる方もいるみたいですね。特に自分が気になったのは「人体内部の働きは急速で進むのに、妊婦さん、子供さん以外は特に空腹を訴えない」ところですかね。あと眠気とかはどうだ、とか色々考えたくなるんですが、映画のセリフでもあった、「髪や爪は死んだ細胞なのでこのビーチでは急成長しない」てのが多分理由なんでしょうね。
空腹や眠気なんてのは死んだ細胞関係ないと思うので理由になってないですが、映画としてそんなこと一々描いていたら先に進まないので、つまりは「細かいことは気にするな」ってやつですな。TENETみたいなもんです。そういった意味では設定の無理矢理感はTENETの数倍マシですが。
上でも書きましたが、この映画、老化や時間の経過というものに対する気色悪さを目一杯のアイディアで描いているのが非常に点高いです。特に凄まじいのが高速出産シーン笑。見ている間は文字通り開いた口が塞がらない状態で楽しみましたよ。
このシーンで上手いのは、登場人物達が「このビーチでは時間が経つのが通常より早いのではないか?」と、いう構造に気づき始めている裏で、そんなことには気づいていない二人が事を成した、という点。「愛し合っている二人は、世界とは無縁である」というような、恋愛映画にありがちな要素としても面白いし、何しろ「成長しそれなりの年齢になった二人が本能のままに愛し合う」という、時間が経過する気持ち悪さと絡めた具合の悪さが最高です笑。
また、この新しく誕生したカップルの「好きなもの同士がくっついた純粋なカップル感」は「時間が経つにつれてゴタゴタになった主人公夫婦」との対比にもなっているんじゃないかと思いました。それゆえと言っていいか分かりませんが、この新しいカップルは割と散々な結末になるのですが笑笑
それから先は、ロッククライミングサスペンス笑あり、骨変形ホラーシーンあり、老人同志のバトルシーンありと、舞台の構造を最大限まで活かした見せ場の連べ打ちで非常に楽しいです。個人的には予告編で見せすぎな気もしたので、周りの人に勧める時は予告なしで見てもらいましょう。
さて、今回のシャマランお得意どんでん返しシーンですが、なるほど納得、腑に落ちたって感じです。シャマランも毎回毎回最後に物語をひっくり返すような仕掛けを作らなきゃいけない(少なくともファンはそれを求めている)ので大変ですよね。最後に何かあるのを分かられながら、その詳しい仕掛けについては劇中に分からせないように立ち回らなけばならない
今回の仕掛けについては、明らかに序盤から「何かありますよ〜」と、見せている点が面白いと感じました。「山の方から見られている?」ていうやつですね。「最後に何かあるのを分かられながら、その詳しい仕掛けについては劇中に分からせないように立ち回らなけばならない。」というメタ的な構造に真っ向勝負している感じがしますよね。こういう、メタ的な構造になっているからこそ、あそこで構えているのがシャマランだというのがいい意味を持ってきます。構造を見抜けなかった自分に対してのドヤ感が凄まじかったですね。
振り返ってみると見事に伏線が貼られているのも見事でした。「明らかに具合の悪そうな人たちが集められている点」「ホテルには医療従事者が多かった点」「向こう側からビーチに行くように唆された点」
あと、ルーファス・シーウェル扮する旦那が、映画「ミズーリ・ブレイク」を彷彿させるようなセリフを何度も繰り返していたこと。私自身「ミズーリ・ブレイク」は未見なのですが、要はミズーリブレイクとは「ミズーリ川が何十年もの間に無数の深い切り傷を加えてきた、モンタナ州中部の非常に起伏の激しい地域を示している(wikiより引用)」のだそう。これは、本作における描かれている「治験」というものは、「薬ができるまでに多くの人に傷を与える必要がある」というものである、という意味とリンクするのではないか。勘のいい人だったら「ミズーリブレイク」を連想したときに閃いてしまうのもなんですかね。兎にも角にも、私は勉強不足だったということで、「ミズーリブレイク」を鑑賞しておきたいと思います。
自分だったらこうする!
1子供だからこそ勝利する
この映画、最終的にはトレントとマドックスがビーチから脱出し、ホテルの暗躍を警官に伝えることによって事件が収束するのですが、何かもう一声欲しかったなという印象。ビーチから抜け出す直前、サンドキャッスルを作りながら、マドックスは「大人になってもこういう風に子供心を忘れないものなのかしら?」と、まだ心は子供のままであることを仄めかすような発言をしている。つまり、彼らの心が子供のままであるからこそ「世間、お金のためとはいえ治験によって人を殺害する、大人の団体」を倒すという構図として見せることでよりカタルシスが得られるのではないかと感じた。案としては、序盤に子供達がテレビを見るシーンを挟み込み、(不自然にならないよう、夫婦喧嘩をしている裏など、シーンを工夫する)そこで流れている教養番組で、スーパーヒーローが何かと自分勝手な悪を懲らしめるシーンを入れ込む、など。ピンとは思いつかないが、「ホームアローン」のような、子供が大人に逆襲する映画を流しておくのも良い手なのではないかと思う。
2泳ぎかたはどこで習ったの
トレントとマドックスがビーチから抜け出る際、泳いで脱出することになるのだが、6歳と11歳の子がなぜあんなに泳げるのかが不明である。年齢が経過しても、特に泳げるようになるわけではなく、せいぜい肺活量が少し上がる程度だろう。特にそのシーンにおいて、「息継ぎしないで泳切れるのか?」という、最後のサスペンス的な見せ場にもなる大事なシーンなので、せめて泳ぎが得意、という提示はしておいた方が良いだろう。案としては、序盤の海岸のシーンでトレントが姉貴に遠泳を申し込む、とかがいいのではないだろうか。少し不自然な気がしなくもないが、この姉弟、「当てもなくあらゆる人に職業を聞きまくる」という割と意味不明かつ不自然なことをしている(のちに伏線として語られるが)ので、泳ぎの申し込みくらい、キャラクター性格立てをかねて入れてやっても良いのではないか。
ぜひ私の案も頭の片隅に置きながら見てみて下さい〜
家族の時間
一生が約一日で過ぎるという設定において、数組の家族による最期の時間の過ごした方の違いが印象に残りました。
主人公夫婦はもしあの治験に強制参加させられてなければ、旅行後に離婚して別の人生を歩んでたのでしょうが、終盤のシーンで、ビーチで夫婦と子供たちの4人で寄り添い合って穏やかな時間を過ごすところに、人生の集大成ともいえる幸福感や満足感を覚えました。
崩壊していた夫婦関係でしたが、腫瘍や未来への不安や価値観の違い、そういったものを一日で乗り越えて、再び仲の良い夫婦に戻れたことは、結果的に考えるとあの治験の数少ない利点の一つなんじゃないかと思います。
ジャンルはサスペンスでしたが、奇妙で怖いところももちろんあれば、感動したり考えさせられたりもあり、とても面白い映画でした。
駄作
自由に旅行に行けない今、綺麗なビーチを楽しめるのかなと思ってた。そして、異常なスピードで時が流れ、子どもがあっと言う間に大人になってしまうなんて、発想は良いと思ったのだが、なんだかなぁ、ちょっと‥人物設定もセリフも物語設定も変😮💨
子どもが急に大人になる為、その子だと分かるように、子どもには特徴的なホクロがある。間が抜けたホクロだ。そのホクロの未だ6才のボク、トレントとカーラのからみはえげつない。なんだ、これ⁈
やみくもに登場人物を怪死させておいて、これがサバイバル?子どもは時間が急に縮まるのに大人はそのまんまっておかしくない?そして、誰が一体主役なの?ホクロ男トレントと姉か。
こんな映画を選んで映画館に入った自分に腹が立った。
コロナ禍の今、製薬業界の裏を感じさせる、すごい着想。
なんというかいつものシャマラン
色々と思うこと
フィクションを通じて、色々と想像して面白かったし、考えさせられた。
製薬会社は治験と称してヤバいことやってるんじゃないの?
個人情報が蓄積されて、悪用される世の中がすぐそこにある?
認知症になった総医長と老いていく若い奥さん。美貌だけが目当てだったのか?
一番ジーンと来たのは、離婚寸前の夫婦がお互いと過ごした時間を顧みて、相手のことを思い返す。他人の家族の姿を客観的に見るのは、自分に置き換えるいい機会だ。
妻の誕生日に一人で観て、平和な日常に感謝しないとなぁ、と改めて思いました。
最後に残った11歳と6歳の姉弟が、そうなるとは。。。ラストは納得でした。
時間が早く進む場所を経験した人は、今を大切に生きるんだろうなぁ。
謎の状況を楽しめる良作
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