「ホラーなのだが、今回はおどろおどろしい人物や猟奇的な人物は出てこな...」オールド 八べえさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラーなのだが、今回はおどろおどろしい人物や猟奇的な人物は出てこな...
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ホラーなのだが、今回はおどろおどろしい人物や猟奇的な人物は出てこない。
細胞が急速に老化するというビーチに迷い込んだ3つの家族を中心に物語が進む。
なぜかということは特に解明されていったりはしない。
次々と明らかになっていく事態に登場人物同様に驚愕しながら、巻き込まれていく感覚がじわ〜っと迫ってくる、なんとも言えない気持ち悪さが堪らない。
おおよそのことがわかりはじめた時には逃げきれない状況、そして残された時間の少なさが目の前にある。
最後は謎解きならぬ、陰謀解明がまるで朝日のようになされるのだけれど、それでも得体の知れない重たい空気が残ったまま。その感覚もいいのかもしれない。
「時限断層」
「宇宙戦艦ヤマト 2202」登場する異空間を思い出したけれど、あちらは時間が早く進むのに対して、この映画は人間の細胞が急速に老化するということだから、ちょっと違うのか。
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