「実にタイムリーな一本!!」オールド momo8さんの映画レビュー(感想・評価)
実にタイムリーな一本!!
ネタバレなので観てない方はご覧にならないよう、ご注意下さいm(_ _)m
実にタイムリーな映画だと思ったのは私だけでしょうか?
本当に怖いのは、死体ではありません。
人間のねじ曲げられた倫理観ではないでしょうか?
コロナ渦の中、ワクチンの治験が済んでないのに、間に合わぬ、見切り発車だ、打ってしまえ!って、大丈夫ですか?なんか変だと思いませんか?
この映画には、そんな政府&製薬会社が最も望む場所が出てきます。
まず、キャスティングが秀逸というか、贅沢すぎます。出てくる俳優陣は全て主役もしくは準主役が出来るはず…
幸せそうな4人家族…でも、子供達は両親の小さな不協和音を感じ取っている様子。バカンスに出掛けようと、ネットで検索したリゾートホテルからメールが来たと言う妻…web上は監視されていますから、全て筒抜けです、気を付けましょうね。
そのホテルやけにゴージャスでホスピタリティも抜群です。何となく違和感を感じます。ホテルに居着いている男の子とのちょっとしたやり取りがあり、秘密のプライベート・ビーチがあると誘われ、美しい浜辺にやって来て3家族が揃います。
さて、ここからがゆっくり修羅場に向かう。何故か鼻血を出した黒人が先に居ます…目は虚ろで心ここに有らずです。女性の死体が見つかり、黒人の知り合いと分かり、みんなパニックに!!何故?どうして?解らない事ばかり起きて…遂には、医師だという男性が突然、凶暴になり殺人を犯したり、テンカン持ちの看護婦が発作を起こしたり、どんどん死体が増えます。脱出を試みても失神したり、見えないバリアがあるような感じで出来ません。そうこうしてるうちに、子供達の水着が窮屈になっているのに気付きます。時間の流れが異常に早い事に気付いて…やがて両親は亡くなります。何とか知恵を絞り脱出。
最後に超特急で悪事を暴きます。
老いるのは、悪!!時間が止まればいいのにと思ってるあなた…でも、この映画を観て、こんな場所が有ったらいいのに~と思っている人も少なからず居るのです。
お気をつけあそばせ!!