「鼻血垂らして幾年月」オールド Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
鼻血垂らして幾年月
離婚前最後のバカンスとしてやって来た夫婦とその子供達が、ホテルの所有するプライベートビーチで謎の時間経過に苛まれる話。
4人家族2組+夫婦&カップルが訪れたプライベートビーチでは、30分で1年の時間が経過するという設定ながら…。
さすがに子供は自覚あるだろうにとか、その理屈で言ったら死体が風化する理由は?とか、ナイフが錆びた理由は?とか他にも???なツッコミどころというか矛盾というか、一応ミステリー的な流れだし、そういうのをヒントに先のことを考えながら観る訳だから、そこの辻褄が合わないのはがっかり。
まあ、結果としてそんな謎解きみたいなものは無かったし、理屈は良くわからないままだったし、何でそこはOKなのかも判らず、それはどうでも良かったけれどw
崖の上のヤツに纏わる展開としては面白かったし、登場人物達の狂気染みたリアクションや無情さは良かったけれど、映画のプロットとしてビーチで起こること自体は既知な訳で、観賞前の想像をを超える程のものは無くあまり盛り上がらなかったかな。
作品はあくまでも作品として、周辺情報に惑わされずに鑑賞し切れる客観性のあるレビュー。
本当にいつも感心しています。
たまに自分のレビューにも書いてますが、私の場合、しょっちゅうその時々の感情に左右されていて(情緒不安定❗️)、ブレまくってます。
お世辞とか他意はまったくなくて、本当にオトナだなぁ、とリスペクトしています。
イイネありがとうございます。
ビーチ下に埋まってる鉱物と珊瑚の管の因果関係とか、もっと原因究明してほしかったかなと思います。
使い方次第では医学界に寄与できたり、悪用したり...(笑)
警察ヘリ以降の展開をもっと見たかったです。