「シャマランは動かない」オールド uru_diさんの映画レビュー(感想・評価)
シャマランは動かない
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予告が公開されたとき、第一印象はジョジョの奇妙な冒険のグレイトフル・デッドだった。人体を老化させるスタンド(超能力的なもの)。
見終わった今は異なる能力なのだが思い出せそうにない。度々口にしてれば自然と思い出すだろう。
さて感想、、
舞台になるビーチは急速に生命を成長させる。
人間だけでなく、連れてきた犬が死ぬことから対象は生物全般と分かる。映画を見ていて徹底してるのは、確かに魚や鳥、ビーチを闊歩するカニさえ姿がない。
脱出しようにも岸壁を進むと謎の頭痛。森に彷徨ったリンクのようにスタート地点に戻される。
年老いた者、生まれたばかりの赤ちゃん、、弱者が環境に耐えられず死んでいく。自然の摂理かもしれないが、
残酷。シャマラン映画ではハプニング以上の地獄である。
残された者たちは、脱出を試みる者、悲観する者、自暴自棄になる者と分かれて行く。
こから先は映画館でご自身の目で体験すべき。
私にとっては黄金体験だった。
ラストのオチの衝撃は、これまでのシャマランにしてはインパクトが弱いかもしれない。
しかし、日常に非日常のもの"宇宙人""スーパーヒーロー""幽霊"を付け足すシャマランという映画ジャンルが、映画館に帰ってきたことが喜ばしい。
私のレビューの冒頭、
(見終わった今は異なる能力なのだが思い出せそうにない。度々口にしてれば自然と思い出すだろう。)
レビューの中で一度口にしてみた。
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