劇場公開日 2022年4月22日

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ベルイマン島にてのレビュー・感想・評価

全21件中、1~20件目を表示

4.0映画的聖地がインスピレーションをもたらすとき

2022年4月26日
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巨匠イングマール・ベルイマンの作品が好きな人にとって、フォーレ島はまさに聖地に等しい場所。その草木や吹き抜ける強風、打ち寄せる波を、映像を通じてひしひしと感じられるという点では、本作は非常に貴重で、なおかつ画期的な一作だ。そして、主人公”クリス”はおそらく本作の監督ミア・ハンセン=ラブの投影でもあるのだろう。ベルイマンが愛したこの地にインスピレーションを得ながら脚本執筆に没頭するクリスの姿には、映画づくりにおいて着想が降りてくる瞬間とじっくりと向き合う誠実さがみて取れる。物語において全く魔法的な場面は描かれないが、その点、作り手の意識が徐々に研ぎ澄まされていく様は非常にスピリチュアル。己の分身ともいうべき存在にあらゆる感情を吹き込んで”劇中劇”が形作られていく本作の構造もまた穏やかなれどスリリングで興味深いものがあった。観賞後はきっと多くの人が無性にベルイマンの映画を観たくなることだろう。

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牛津厚信

4.0劇中劇の入れ子構造を曖昧化する巧みさ

2022年4月23日
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鑑賞方法:試写会

ミア・ハンセン=ラブ監督作を「EDEN エデン」「未来よ こんにちは」と観たがあまり乗り切れなかった記憶があり、本作も途中までは入り込めずにいた。だが、主人公の女性監督クリス(ビッキー・クリープス)が次回作の脚本としてパートナーの監督トニー(ティム・ロス)に語り聞かせる内容が、劇中劇として--より正確には映画中映画だけれども--、あたかも完成した作品のようにミア・ワシコウスカが演じるエイミーが主役の映像に切り替わるあたりから俄然面白くなる。

この映画中映画のシークエンス(入れ子と考えれば内側の物語)が思いのほか長く、もちろん折に触れクリスとトニーの外側の物語に戻ってくるのだが、きちんと時間を計ったわけではないものの、体感として外側6、内側4ぐらいの比率ではなかろうか。そして終盤になると次第に外側と内側の境界が曖昧になり、ラストでは鮮やかな解決策で二つの物語がつながるのだ。この仕掛けの巧みさには大いに感心させられた。

“ベルイマン島”こと、スウェーデンのフォーレ島の景観も素晴らしく、柱状の奇岩がニョキニョキ伸びた海岸や、時が止まったような建物や風車小屋などが、作中の2組のカップルの心模様を美しく盛り上げていた。

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高森 郁哉

1.5クリスの望みはなんだろう

2024年6月27日
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鑑賞方法:VOD

クリスの望みはなんだろう、良い作品を書くことか、トニーに自分を理解してもらうことか。

中盤には長めのクリスの映画構想のプロットが別ドラマのように入っていて、少し混乱した。

あと、島を案内してくれる謎の青年はなんだったのだろう。

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カメレオン

3.5創作時の苦悩に悩まされる芸術家(男)の作品は多くあるように感じるが...

2023年8月17日
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創作時の苦悩に悩まされる芸術家(男)の作品は多くあるように感じるが
女性でしかも夫婦で、同業者ってゆう今まであまり描かれてきていないものが観られる映画。

今までの多くは、仕事に芸術に頭を悩ませるのは常に男性で女性は夫を支えて家事、育児の役割を押し付けられてきた。
この映画の主人公は、そんな前時代な役割への葛藤や
夫婦間の倦怠期、制作への不安、などなどを抱えているように感じるが、説明しすぎず、
引いた目線で描かれている。

映画が進むにつれて、現実と妄想と想像と創造
が混濁してきて、夢うつつな雰囲気に転がり込んでいく。
不思議な感触の映画だった。

大人な人間の描き方で、創作に悩む女性を描いている
こんな作品がこれから増えていってほしい。

衣装がとても可愛いし、主人公の人格を
現してる良いスタイリングだと思った。

配信で鑑賞

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madu

2.0見せへんのかい 見せへんのかい 見せへんのかい 見せんのかい

2023年6月18日
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鑑賞方法:映画館

前半はここから二人の関係がどうなるか、に目線が向いていたが
中盤からの劇中劇はダレ過ぎ。
ラストシーンもわからん。
え?ここ考えるところ?
あ、終わってしまった。
まあABBAが聞けたからええか
40点
1
京都みなみ会館 20220705

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NWFchamp1973

3.0ある監督夫婦の風景

2023年5月12日
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映画監督に限らず、ありとあらゆる芸術家のインスピレーションのために設立された“ベルイマン・エステート”。女流監督ミア・ハンセン=ラブも、その施設を舞台にした映画撮影のプレゼンをおこなったところ、それがエステートを運営する財団に認められ住居施設や映画館の無料提供を受け作られた映画だという。巨匠イングマール・ベルイマンが自宅兼ロケ地として実際に使用していたファーレ島だけに、ロケ地を巡る観光ツアー“ベルイマン・サファリ”なども組まれているらしい。

スケジュールが合わなかったグレタ・ガーウィクの代わりにキャスティングされたヴィッキー・クリープスの職業が映画監督であり、その旦那役ティム・ロスもまた同じ職業であることから察するに、2人は間違いなくミア・ハンセン=ラブならびにオリヴィエ・アサイアス元夫妻の分身であろう。つまり、実際の映画作りをシナリオ内におとしこみ虚構と現実の境界をあえて曖昧にした映画なのである。さらに本作が特徴的なのは、クリープス演じるクリスが監督をつとめる劇中映画が、さらに入れ子構造的に作品内に組み込まれている点である。

映画前半で展開された、まるでファーレ島観光誘致のようなベルイマン“ヤラセ”礼賛ムードを、作品から排除するための演出だと思われる。これでもしもベルイマン作品へのオマージュてんこ盛りの映画にしてしまったら、どっちらけもいいとこなのだ。シナリオ執筆中のクリスがエンディングの構成に行き詰まり、自転車でベルイマンの自宅を訪れるくだりなどは、(マトリックス4のキアヌのように)本作の落としどころがなかなか定まらない、ミア監督の苦悩がそのまんま表現されていたような気がする。

劇中劇の登場人物が、役ではなく実物の俳優としてクリスを慰めるシークエンスなどには、確かに工夫の跡が感じられる。が、両親ともに哲学者であるこの女流監督の作風と、ブレヒト的なイリュージョン演出の相性を問われると、首を傾げざるを得ないのだ。私生活では6人の女性との間に9人の子供をもうけたと伝えられる奔放な巨匠とは違って、子煩悩なクリスことミア・ハンセン=ラブはきっと真面目な母親なのだ。けっして虚構ではない現実生活の中に自分の居場所を見い出すリアリストなのであろう。

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かなり悪いオヤジ

5.0気がつかされる映画

2022年5月22日
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私にとっては、凄く感じさせられる映画でした。
特に劇中劇の中で見せる物語は、映画を制作する側からすると、手探りで描き続けたシナリオを、現場をこなしながら、ブラッシュアップしていく姿は、どこから見ても、苦しく切なかった。
複数の男性の子供を産みたい女性を描く映画のシナリオの難しさは、かなりのものかなと。

ラストシーン、娘がやってきて、
笑顔で一点を見つめる姿は
かなり共感できたし、深いメッセージだった。

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R tokyo

4.0美しい島の風景に圧倒

2022年5月20日
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フォーレ島というスゥエーデンの島が舞台。ベルイマンが愛した島、数々の作品に登場するという聖地が島の至るところにある。
島について、目的地までのナビの音声が「車で1時間あまり」かなり大きな島のよう。地図からすると、細長い島のようだ。
この島の風景、家が美しい。

映画のストーリーは、後半、今と未来と物語を行きつ戻りつしながら進むのだが、そこに映し出される縞の風景に魅了される。

そして、ベルイマン愛に溢れた映画。
いつかこの島に行ってみたいと、強く心に残る風景であった。

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ミツバチば~や

4.0この島の存在も知らなかっただけに、興味深かった。夫婦の葛藤が劇中劇...

2022年5月13日
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鑑賞方法:映画館

この島の存在も知らなかっただけに、興味深かった。夫婦の葛藤が劇中劇の形で、ベルイマンを巡りつつ展開される、思わせぶりなストーリーも面白かったけれど、思わせぶりて終わるだけあって中途半端感が拭えない。

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えみり

4.0ロケ地200点

2022年5月1日
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スウェーデンの離島というだけで胸が踊って前知識ほとんどなしで観に行ったが、想像通りのロケ地の美しさ!

物語はシンプルながらも劇中劇が大きく交錯する展開で飽きさせなかった。俳優陣も好きな俳優ばかりでとても良い!

パンフレットを見るとより背景も深まるので、オススメ!

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トニー

3.0理解不能でした

2022年4月28日
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鑑賞方法:映画館

途中から「映画の中の映画」のような感じになり、正直、理解できず、最後には眠くなりました。

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hanataro2

3.0島の魅力は受け取りましたが

2022年4月28日
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鑑賞方法:映画館

スウェーデンの方々にとってのベルイマンがいかに誇れる存在であるかは、サファリガイドを通じて感じられ、島の美しさも魅力あふれるものでした。
しかし、私はクリスの書いた作品が映像として映し出されるシーンとクリスそのものの行動が区分することが難しくて、理解が追いつきませんでした。
特にミア・ワシコウスカ扮する作品中の女性とクリスの服が同じだったあたりからどうにももやもやばかりが募ってしまいました。
ティム・ロスのくたびれた感のあるイケメンぶりは憧れますね。

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ニコラス

3.5聖地探訪。でも産業化されてて引く。

2022年4月27日
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映画史に輝く名作「カサブランカ」のヒロイン、イングリット・バーグマン。彫りの深いエキゾチックな北欧美人女優で、世界中で愛された。監督として映画史に残るベルイマン。ハリウッド的に呼ぶならバーグマンなのだ。というより、日本での呼称が原語に対して複数あるわけだ。やはり映画史を代表する妖精オードリー・ヘップバーンは、日本ではヘボン式ローマ字を教えた、ヘボン博士と同じ綴りなのは有名な話。閑話休題。
さて、ベルイマン監督が、彼が愛して止まず、終焉の地とした通称ベルイマン島が主役の本作。著名な映画監督(男)とパートナーの脚本家(女)がそれぞれ自分の作品を創作するため、この島を訪れるところから物語は始まる。二人はベルイマンが暮らした家を一夏借りて住むようだ。が、しかし観客が驚かされるのは、ベルイマンがとてつもなく「島の(スウェーデンの)主要な産業」として存在するところだ。ベルイマンの様々な映画作品にまつわる「聖地」をめぐるバスツアーや、そこに世界中から参加するベルイマンオタクの面々、そして名作上映専門劇場の存在に目を剥く。
ともあれ、メインの二人の創作活動や、脚本家が説明する執筆中の作品の劇中劇が進行しながら、不可解なクライマックスを迎える。これは僕の読解力不足なのか。虚構と現実と、さらに時制が飛んだ現実が錯綜する。誰か整理して教えて欲しい。

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t2law

3.0島の力…現在と過去の風景

2022年4月27日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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ねもちゃん

2.5景色もミアも美しいけれど…

2022年4月25日
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鑑賞方法:映画館

たまに自分のレビューを読み返すことがあります。
時間を置いてから読んだ過去の自分のレビューへの感想で一番多いのは、以下3つ。

①ウワッ、文章ヘタ❗️

②何が言いたいのかよく分からんな、コイツは❗️

③困った時は、いつも〝ウムム〟とかいって誤魔化してるぞ

で、この映画については、残念ながら〝ウムム〟でした。
ベルイマンの映画をよく知らない(少なくともこの監督の映画だと意識してみた経験はない)私にとっては、観光案内的な意味ではとても素敵な雰囲気が味わえましたが、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。

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グレシャムの法則

0.5昼寝にもってこいな迷画

2022年4月24日
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北欧の夏時間とベルイマンのアトリエを観たかった

、、でも待っていたのは限りない退屈感と睡魔だった。

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イコン

5.0今行くことが難しい北欧の島めぐりと、映画内での映画の参照という試み

2022年4月23日
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今年115本目(合計389本目/今月(2022年4月度)25本目)。
こちらの作品もどうしても見たかったので、はしごして3本みました。正解だったかなぁ。

 ※ 本当はシネマート心斎橋さんで「ザッパ」を見たかったのですが、ものすごく埋まっていて諦めました。また日があれば…。

 さて、シネリーブルさんへ移動してこちら。
日本もコロナ事情が2年3か月という状況で、やっと国内旅行が一部緩和されるかされないかという状況で、まして海外旅行なんていうのは(憲法上保障されているとはいっても)実際問題、受入国の対応もあるのでまだまだ難しいのでしょうね。
そうなると、このような映画にはがぜんスポットがあたります。

 ベルイマン島というよりは、地理学的には「フォーレ島」というのが正しいようですが、ここを舞台にしての色々なお話。最初は映画の巨匠の遺物がどうだのという話になりますが、途中から「こういう映画を考えていると思うのだけど、どうだろう?」という話になって、それと本編とが複雑に絡み合うという展開になります。

 ※ この「フォーレ島」、映画館は全くないわけではなく、映画内でもあるように、ミニシアター程度はあるようです(ただ、フィルムを首都に返すだの何だのという話もあるので、あまり融通はきかないっぽい)。

 元ネタも人物も存在しますので、お話自体は架空としてもあることないことは書けませんので、その点で「フォーレ島」の描写も適切になされているようです。この「ベルマイン・サファリ」というのは、要は映画内で述べるところの「ベルマイン氏の島内の活動の軌跡めぐり」といった様相ですが、「サファリ」という単語から「この島でもサファリが楽しめるのか」と思うと全然違います(動物なるものは大半出ません)。

 ※ 妙に登場人物が多いですが、サファリガイドの代表?の方の「フェリシアさん」は名前からして女性の方であることはわかりますが、映画内では出るだけ(ストーリーには関係しない)。

 ※ 一方、「イングリッド」という名前はよく登場します。北欧を中心にする女児名です(北欧特有)。

 なお、映画の公式サイトに「フランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン合作」とありますが、映画自体は英語中心です(ごく一部に多国語が出ますが、99%以上は英語)。かつ、聞き取りやすい英語なので、上記の「海外旅行もしにくい」という中で、元ネタありという映画で「GWに映画館にでもいって、北欧映画をみようかな」ということであれば本命以上には推せると思います。

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 (減点0.1)
 ・ 非常に穏やかで良い映画だなぁ…と思っていたあたり、最後の最後、船に乗るところ(もうあと5分くらいのところ)で若干、「気持ちを害する」発言があります(下ネタが過ぎる)。
ただ、子供の発言に対応した大人の「誇張した表現」であり、この1か所だけなので、減点対象としてはこの程度にしました(全般的におだやかで下品な表現もないのに、1か所だけなぜかぶち壊しにするような発言が1回だけ出てくる)。

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yukispica

4.0スウェーデンのフォーレ島を舞台にした、イングマール・ベルイマン監督へのオマージュ作品。

2022年4月23日
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イングマール・ベルイマン監督が愛したスウェーデンのフォーレ島を舞台にした、ベルイマン監督へのオマージュ作品。
お互いに映画監督でありカップルのトニーとクリスは、ベルイマンから着想を得ながら、映画のシナリオを書こうと、夏のフォーレ島を訪れる。
クリスは、いろいろな人と出会い、島の中のベルイマンゆかりの場所を訪れながら、シナリオを書き進め、ある日、トニーと砂浜を歩いているとき、出来かけのストーリーを聞いてほしいと言って、トニーに話し始める。
やがて、クリスの話すストーリーは、劇中劇としてオーバーラップし始め、現実と交錯していく…。
フォーレ島の美しい風景や建物に魅了されます。
ぜひ、劇場のスクリーンでご覧ください!

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caduceus

1.0映画ヲタ

2022年4月23日
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幸せ

寝られる

共に映画監督の夫婦が2人の敬愛するインクマール・ベルイマンの縁の島に滞在し巻き起こる話。

有名映画監督の夫とようやく認められ始めた映画監督の嫁が、親に子供を預けて、スウェーデンの小島フォーレ島を訪れて、ベルイマンに縁のあるイベントに参加したり縁のある家で執筆活動をしたりというストーリーだけど、すっぽかしで何かあるのか…。
そして中盤辺りから、執筆に行き詰まる嫁の書いた脚本の話に…。

創作か妄想か現実か、そんなものが入り混じった様な恋愛物語をひたすらタラタラみさせられ、これは何の映画???

個人的に恋愛物語が苦手だし、焼きマシュマロ辺りからかなり観ているのが辛くなってきたし、終盤話が解ってもあ~そうですか。で、何がみせたい?という印象だった。

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Bacchus