ノイズのレビュー・感想・評価
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(๑˃̵ᴗ˂̵)コメディ?
本作を1/3試聴して、あらすじを予想。ほぼほぼその通りでした。
裏切り者は松山ケンイチで藤原竜也への妬み、奥さんへの愛だろうと思いましたが、それではベタかなぁ?と思っていましたがほぼそのままとは。
男2人に女1人、、、、そこになんかあるに決まってますし、映像で想起させているのはちょっと早すぎじゃない?と思いました。松山ケンイチがもっとサイコパスっぽく描かれていれば面白いんですが中途半端ですね。
だいたい一番最初に正当防衛で人を殺してしまった時点で、正当防衛なんだから大丈夫で終わるはず。なんで市長やおじいちゃんまで死ぬことに。
断言する。
コメディだったら★は4以上だった。
人ってこわーい
映画館にて鑑賞。
とりあえず人って怖いね。
余さんと柄本さんの死に方が笑えた。
マツケンの狂気よね。
デスノートでのイメージを逆手に取った配役。
あれ?
マツケンは?って構図や、なんとなーく意味深だなーってカットがきちんと後々の伏線になっている。
ラスト、あぁ、藤原竜也は気づいてたんだなぁ。って思うと切なかった。
あの泣きの演技はうまいなぁーって思いながら見てた。
86/100
キャストの無駄づかい
藤竜&松ケンのW主演と聞いたので、何の前情報も見ずに期待して観に行きました。
が、サスペンスにしても緊張感が足りないし、演出も普通かそれ以下。閉塞した町の異常な団結力、余所者に顕著に排他的な態度を取る島民たち…良い要素なのに、これもいまいち表現できていません。
死体を見た町長が大げさな演技をするのも、妙にコミカルで笑ってしまいました。あのシーンだけ浮きすぎています。他のサイコ映画の見すぎでしょう。「島のノイズを排除するんだ」という、ここでのタイトル回収も、何だか不粋に感じてしまいました。
監督について少し調べたら、中高生向けの恋愛映画を多く撮ってらっしゃるようですね。単純に経験不足でしょうか?キャストだけは豪華で良かったのに、シナリオが本当に残念でした。
ちょっとイマイチで残念
松山ケンイチさんだし藤原竜也さんだし、神木隆之介君がいるから面白いかな〜と、
予告編のみで鑑賞してみました。脇を固める余貴美子さんとか永瀬正敏さんとか鶴田真由さんとか、キャスト陣がせっかく一人ひとりの演技はいいのに、
脚本のパンチが無くて残念でした。
最初の一人の殺人をひた隠すのか、そうでなければもっと村人全員巻き込むか、または主人公の家族以外村人ほとんど死んじゃうとか。。。どれかの路線かと思ったらどれにも当てはまらない中途半端さ。
死ぬのは1人じゃないけどそこまで多くもなく、巻き込まれる人数も微妙、松山ケンイチさんの役の人の自室、こーんな閉鎖的な村でそんなにその写真貼り付けてたらすぐばれそう。。。なんとなく分かる感じだったから、後半のネタバレもあまり驚きはなく。。
怖くもなく
不気味でもなく
意外性もなく
あぁ、そうなのね。うん、そうかもね、っていう感じで、俳優さん達の無駄遣いがもったいなかった。
松山ケンイチさんならもっと狂気も演じられるし、神木隆之介君と藤原竜也さんって、るろうに剣心敵チームなのに〜~なんか、なんかもったいなかったです。皆もっと凄い演技出来るのに脚本のスケールに合わせるとこうなっちゃう。。。
またいつか、それぞれ力をもっと発揮出来る作品でそれぞれの演技力やストーリーの良さを堪能したいです。
煽りすぎCMは誰得なの? ※2/1原作読みました
CMが煽りすぎていて
本当に良く無いなぁ……
ネタバレも何も
大どんでん返しも全然無い
でも、普通に楽しめた。
こういう犯人目線からの話
古畑にしてもそうだけど
ほんっと刑事が
ムカつく〜〜〜!!w
状況は重たいんですが
町長周りの出来事なんかは結構笑えてしまうと言うか
テンションがなんかちぐはぐで
チューニングがうまくいっていればもっとバチッとハマったような
最後の純の部屋のシーンは最悪の演出
鍵もかけない田舎で
いつ誰が部屋に入って来てもおかしくないのに
あんなベタベタにベタなストーカーみたいな事やるかい!
一気に冷めてしまった。
とても残念。
ちなみに……
出演陣は本当にガチガチのガチであった
渡辺大地の不穏さも……
好青年役からイッちゃってる役……
なんでもこなすなぁと、感心してしまう!
2022.02.01 追記
原作を読みました。
なるほど、尺的にしょうがないのでしょうが
色々と削られているので、映画の補完が出来ました。
となるとやはりラストの純の演出は無いなぁ……と
漫画は途中とラストも変わっているので
そちらを楽しむのも良いかと思います。
面白かったです!
途中まではおもしろい
途中まではものすごく期待した。
小さい島の作り込みが丁寧で、面白くなる予感がしたけど
せっかく丁寧に作った島の設定なのに、最終的には、島というテーマと関係なさすぎるオチになってしまった。
もっと骨太な良いストーリーになりえたはずですよ。もったいなさすぎる。
あまりにもチグハグなので、さすがにこれは、制作費や時間の関係で思うように作れなかったとか、えらい人と揉めたとか、そういう制作上どうしようもない理由があったとしか思えない。
時間不足か…
素晴らしい俳優さんを揃えて途中まではいい感じでした。
①町長の異常さの説明不足
②島民の気質の説明不足
③松山さん役の片思い度合いの説明不足
これらの説明不足で、ストーリー展開が「?」となり、納得いかない点が多々あった。
町長が小屋に乱入する時点からコメディかと疑ってしまいました。
原作は知らないけれど…
原作未読なのでまったくの想像なのですが、この映画は原作が本来持っている重要なポイントをことごとく外してしまったのではないか。
そんな風に見えたのですが、どうなんだろう?
①永瀬正敏刑事の鋭い勘と3人にじわじわと迫っていく手法がお粗末過ぎる(映画では、俺はお前らをちゃんと疑ってるぞ、と匂わせるだけ。捜査のプロだぞ、と思わせるのは風体だけで、アプローチが描かれていない)。
②神木隆之介の警官が〝カサブタになる〟ことの意味をどう解釈してあの行動を決断したのか(映画では、島を去る先輩の言葉を短絡的に、かつ軽率に理解したとしかみえないので、とても浅い人に見えてしまう…結果、自殺が唐突にしか感じられない)。原作では、あの判断にももっと松山ケンイチの周到な関与があったのではないだろうか。
③藤原竜也の自白だけで、松山ケンイチが無罪放免となるはずがなく、もっと島の人の事情聴取を個別に進めていけば、藤原竜也の自白の信憑性はかなりの部分が疑わしく、神木隆之介の残したビデオメッセージとの不整合(証拠として、藤原竜也や松山ケンイチには非公開だったはず)が説明できず、検察も単独犯として、松山ケンイチの関与無しでは立件・起訴できないレベルだと思う。
④医者や村長からのハラスメントを受けていた村役場の幹部らが、共犯者として秘密保持する動機があまりにも弱い。常識的に考えて、藤原竜也が逮捕された途端に、自分の罪を軽くするために知ってることはすべて自ら警察に話すと思う(映画では、そのあたりの人間心理にはまったく触れられないので、人間ドラマとしての要素は放棄していたとしか思えない)。
ぐだぐだと書いてしまいましたが、他にも黒木華さんの葛藤や疑念がほとんど無視されていたので、あー、勿体ない❗️と嘆息することしきりでした。
"それ、後だしジャンケンでしょ?笑…"な映画
漫画原作のサスペンス映画。原作は未読。
普通に楽しめるスリラー映画でしたが、今ひとつ心理描写が希薄な印象でしたね。
映画を見終わってから思ったんですが、ドキドキ緊張するシーンが満載な割には、それほどドキドキしなかった(笑)…
例えば、藤原竜也と黒木華演じる夫婦の娘が急にいなくなり、犯罪歴のあるサイコパスに誘拐されたか殺されてしまったのかと不安になり、みんなで探しまわるんですが、こういったシーンでもなんだか今ひとつ緊迫感が伝わって来なかったり、それほど怖くないんですよね…なぜなんだろう?笑
演出の仕方では、もっと底冷えのする様な物語・作品になったのでは?とちょっと残念な気がしました。
そういう意味では、ラストのどんでん返し?も、「へぇー」ぐらいには思いましたけど、ショッキングでは無かった…(ショッキングな"画面(えづら)"でしたが、ちょっと演出が不自然というか、白々しさを感じましたね)。
*町長を演じる余貴美子と柄本明演じる爺さんがナタとビリビリショック?でやり合うんですが、個人的には、この場面がこの作品のピークでした(笑)
2人がやり合う姿はもちろん、死体がまた増えて途方に暮れる感じが、何とも滑稽で笑えました。
*松山ケンイチの役どころについては、ラストへ向けて、もっとわかりやすい伏線を張って置いて欲しかった…実は、サイコパスな所があって、親友(藤原竜也)の嫁(黒木華)にずっと横恋慕してた…なんだか後だしジャンケン感がありましたね(笑)
突っ込みどころが山ほどある
藤原竜也と松山ケンイチのコンビが好きです。『劇場版デスノート』で、主人公の夜神月とそのライバルであるLを演じたコンビですね。『劇場版デスノート』は公開当時めちゃくちゃハマって、初めて「同じ映画を二回見る」という経験をした思い出の映画です。
そんな二人が15年ぶりに共演する本作。期待するなと言う方が無理な話です。
公開日初日に、仕事終わりのレイトショーで鑑賞いたしました。
結論としては、正直ツッコミどころの多い映画でしたね。予告編から感じた印象と本編の展開はだいぶ違って、予告編だけ見ると「島民が力合わせて殺人隠蔽、でも裏切り者がいるっぽい!」みたいな印象だったんですけど、裏切り者云々は終盤ちょっと出てくるだけで、ほとんどは切れ者の刑事である畠山から死体を隠す展開が続きます。
鑑賞前からハードル上げ過ぎてしまったので「期待していたほどではなかった」という印象です。でも、普通に楽しめたので観といて損はないと思います。多分。
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愛知県沖に浮かぶ猪狩島という小さな島。過疎化と高齢化に悩む島だったが、若手農家の泉圭太(藤原竜也)が育てている黒イチジクがテレビで取り上げられたことで話題となり、観光客も増え、5億円もの地域創生特別交付金の支給が内定したことで徐々に活気づいていた。そんな中、出所したばかりの殺人犯・小御坂(渡辺大知)が働き口を求めて猪狩島にやってきたことで事態は一変する。島を徘徊していた小御坂を不審者として注視していた圭太と幼馴染の田辺純(松山ケンイチ)と島の駐在警官の守屋真一郎(神木隆之介)は、圭太の娘の失踪をきっかけに小御坂と揉み合いになり、殺害してしまう。この殺人がバレてしまえば、正当防衛であっても悪評が広まり、島の復興計画は水泡に帰す。そこで、3人は島のために殺人を隠ぺいすることを決めるのだった。
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島にやってきた殺人犯と揉み合って殺してしまう。何とかそれを隠そうとするも、その殺人犯と一緒に島にやってきた人の死体が発見されたことで捜査が始まり、島に多くの捜査員が押しかけてくる。その捜査の目をかいくぐりながら、死体の隠ぺいを行う。
私は車に関わる仕事をしているのですが、細かいところですが、それぞれのキャラクターが乗っている車の描写が良かったですね。
島民が乗っている車はほとんどが軽自動車やコンパクトカー。島の狭い道路を走るのに適した車になっています。そして島民の車のほとんどが既に販売が終了している古い型式のものばかりです。確か主人公の圭太が乗っている軽トラのナンバーが「2013」だったんですけど、多分これは希望ナンバーで「2013年式」という意味だと思います。つまり10年くらい前のそこそこ古い車ですね。純が乗っている車はジムニーでした。細くて未舗装の山道を走るのに適しているため、ハンターに人気のある車です。私の知人に猟銃を5丁所有するハンターの方がいるんですが、その方の愛車もジムニーです。
一方で本土から来た愛知県警の畠山が乗っている車はトヨタのマークX。やっぱり愛知だからトヨタなんですね。島の細い道に似合わないつやつやと黒光りするマークXは、外部からきた畠山が「異質な存在である」ということを示しています。
車の描写は細かくて良かったんですけど、正直それ以外は微妙な描写が多かったような気がしますね。
特に違和感を感じたのは、本土から来た愛知県警の畠山と青木の描写。何かこの映画、切れ者の刑事であるはずの畠山と青木の行動は凄い違和感ありました。外部から殺人犯の捜索に来た彼らが、村社会的な島民たちから理不尽に罵倒をされて嫌悪感を示すシーンが何度かあり、「排他的な村社会への批判的な描写にしたかったんだろうな」と感じましたが、この描写がイマイチでしたね。
本作の劇中で村の外からやってくるのは、島の平穏を脅かす殺人犯だったり、令状も無しに家宅捜索を行なって鍵を破壊して冷蔵庫を開けるオッサン刑事だったり、自殺現場で机の上の物を触っただけで銃を取り出すような女刑事とかなんですよ。島の外からやってくる他所者がそんな奴らばっかりなんで、「外部の人間を拒む島民たちの意見の方が正しくない?」って思える描写になっているんです。
圭太に銃を構える場面を撮影された画像を見ながら「圭太に銃を撃とうとするなんて!」と怒る島民に対して、「お前らなんなんだ!」と畠山がスマホを奪い取りながら激昂するシーンがありましたが、知り合いが理不尽に警察に銃突きつけられて脅されたら、怒るのは普通でしょ。私だって友達が警察に銃を突きつけられている写真見たら「なんだこれは!」って怒りますよ。「お前らなんなんだ」はこっちの台詞ですよ。
結構中盤までは緊迫感のある展開が続いて、「面白くなりそう」って感じていたんですよ。小御坂が殺して「隠ぺいしよう」と三人が結束する場面で画面にゆっくりと映画タイトル『ノイズ【-noise-】』と出てくるシーンでは「この後どうするんだろう」っていうワクワク感が最高に高まっていたのに、村長が死んだあたりから突然失速した気がします。冒頭だけ全力疾走で後半バテバテになるという、競争馬「ツインターボ」を彷彿とさせる映画です。
ラストの展開も正直「なんじゃこりゃ」って感じでしたね。なんか「衝撃の展開」みたいな感じで描写されていましたが、あれだけしつこいくらいに純が加奈に対して固執している描写があったので全然驚きはありませんでした。原作と結末を変えているらしいですが、この結末はどう考えても改悪だったように感じます。
役者陣の演技のおかげもありますが、128分という長い上映時間を退屈せずに観ていられたので決してつまらない映画ではないと思うんですけど、いかんせんツッコミどころが多すぎるのと事前の期待値が高過ぎたので、正直がっかりしましたね。
結構面白かった
ミステリーなんかでクローズドサークルって手法があるけど、この手の孤島でも扱えるんじゃないかな?って思えた。
ただ、あまり閉鎖的な環境を活かすせてなかったようにも感じた。
一番不快だったのは、あの刑事。
有能な空気を漂わせているけど、結局振り回されまくって、同業(神木隆之介)1人失って、犯人逮捕まで結局踊らされているだけだった。いるかー?って思った。
こういう閉鎖的な島でありがちな島民同士の友好関係と同調圧力と恋愛と嫉妬
それらを感じ取れたら、誰が一番ヤバいやつなのかはすぐに分かってしまうと思った。
一日目の夜とその時の学生時代の回想で、あー嫉妬しているだな。ってみんな感じ取ったと思う。
殺人隠しに町長も入ってきた時は、おっ!盛り上がってきた!と思ったけど、すぐに殺されたので、これは島民主要メンバーでグルになると思った通りの展開になってしまい面白みにかけてしまった。
でも、設定とか諸々はすごく楽しめた。
キャスト
素晴らしいキャストによる、極上の演技。
ただそれだけ。
まず、これはミステリーではない。
どんでん返しもなければ意外性もない。
予告である程度予想していたものだった。
淡々と話は進み、そんなに盛り上がることもなく、え、終わり?という感じ。
意味ありげなものも大した意味もなく。
なんかこう、色々な映画の要素のいいと思われるものの表面をすくいとったもの、という内容でした。
メッセージ性もありそうでないしな…
凄くもったいなく感じる作品でした。
演技は良いよ、演技は。
【平和な島に現れた”ノイズ”が、島に内在していた多数の”ノイズ”を表面化させていく様をミステリアスでサスペンスフルに描いた作品である。”真の底知れぬ恐ろしさを秘めたノイズ”は、何であったか・・。】
ー 島の復興を託された男、圭太(藤原竜也)が栽培する、黒イチジク畑に現れた人間の屑(渡辺大知:こういう狂気的な役もそつなくこなすなあ)。
彼は、自らの保護司を殺害し、あてもなく島を彷徨う。
屑が辿り着いたのは、圭太の黒イチジクのビニールハウス。
そして、偶発的に起きてしまった殺人。
それに関与した、親を台風で亡くした、圭太、純(松山ケンイチ)、真一郎(神木隆之介)の幼馴染の三人。
ノイズは、徐々に、不穏に、音もなく、島全体に広がって行く・・。-
◆感想
・”犯罪など起きた事がない”と、誇らしげに言う猪狩島町長(余貴美子)。
彼女は黒イチジクにより国の交付金5億円を島の復興のために当てにしている、ワンマン町長である。
- 彼女が、部下に対する接し方。完全なパワハラである。島に内在していた”ノイズ”の一つである。-
・偶発的に起きてしまった殺人の際に、”正当防衛”として自主しようと言った、夢であった島の駐在員真一郎を止めたのは誰であったか・・。
ー 状況的には、正当防衛が適用され、圭太は傷害致死で実刑が付くが、執行猶予も付き、刑務所に行くことは無かった筈と、私は判断した。それを殺人を隠蔽してしまった事で、圭太の罪は重くなる・・。-
・島民たちが、県警の畠山(永瀬正敏)と青木(伊藤歩)に反感を持っていく過程の中、圭太が死体を運ぶさまを見てしまった庄吉とその一家も隠蔽に加担していく。
ー ”ノイズ”の二つ目である。閉塞した空間に生まれがちな”ノイズ”である。-
・息子の真一郎を溺愛する、母(鶴田真由)。呵責の念で、悩んでいく真一郎。そして・・。
ー ”ノイズ”の三つ目である。無自覚に、人を追い込んで行ってしまう、哀しき”ノイズ”である。-
・危機的な瞬間に、常に圭太にアドバイスをしていたのは、誰であったか。躊躇なく町長をスコップで殴り殺したのは誰であったか・・。
ー 中学生時代に、現在の圭太の妻加奈(黒木華)を勇気づけていたのは、誰であったか・・。そして、その姿を遠目に見ていたのは、誰であったか・・。ー
<内在していた最大の”ノイズ”が明らかになるシーンのインパクトは大きい。
壁面に多数貼られていた加奈の写真の部屋で、パソコンを操作していたのは・・。
原作未読であったが、途中で”誰が圭太を、陥れたか・・”が分かってしまった作品。
それでも、ミステリアスでサスペンスフルな展開に、魅入られた作品である。>
■今作の島のモデルになった愛知県の篠島は、本当に良き所です。コロナ禍が、終息したら足を運んでみては、如何でしょうか・・。(観光課職員ではありません・・。)
弱い演出とプロモーションの失策で残念
「だ~れ~が~ノイズかな?」
うーんこれ、この映画のトレーラーNaなのだが、これを耳にしてしまったら、もはや上映開始30分で誰がノイズなのか見当がついてしまうというオチw
監督はハリウッド的なラスト衝撃のサイコサスペンスをねらったのかもしれないが、そもそも力量不足の演出で残念ながらそこまで昇華しきれてない。そこにあいまって前述の通り、鑑賞前のトレーラーで早々に「この映画は意外な人がノイズ(犯人)の映画よ」的な映画の方向性の示唆をするもんだからもうねwwアウト!残念!
ぼくはコミック原作は読んでいないし、予備知識もない。そんな人の方が多いのだから、最後までこの映画のストーリーがどこにたどり着くのかわからない演出とプロモーション的な配慮をすべきだったのに。。
そうは言うても藤原竜也×松山ケンイチ×神木隆之介という顔合わせはなかなか見応えがあるね。ホントこれだけは断言できます。脇を固める永瀬他の俳優陣もなかなか渋くて良いです。
でもあえて言うと泉圭太の嫁を演じる黒木華だけは相変わらず平たい演技でイマイチ。唯一いただけなかった。名前は華でも女優として華がないんだよなw…まぁ離島・ド田舎で農園仕事する女性と言うだけなら良く似合ってたけどw そもそも松山演じる田辺が密かに恋慕を抱くにしては少々魅力に欠けるんだよなぁ…あそこまで田辺を惹きつけ執着を生ませたのなら、そうね色気とか魅力と言うより、たとえば母性的な要素?とか足りない気がした。
もちろん見て損はない作品です。でもこの作品の本当のノイズは配給会社のプロモーションだったといういささか残念なオチでした。
なんかイマイチ良く分からんかった
大雑把な感じとしては
小さな頃から純(松山ケンイチ)は加奈(黒木華)の頃が好きでした。
しかし加奈は圭太(藤原竜也)と結婚し子供をもうけた。
たまたま県外から小御坂睦雄がやってきたので純は彼を利用して、
最終的に圭太と加奈を引き離しに成功したが、加奈は依然として圭太と別れる
つもりは無く、純は結局加奈との恋を成就できなかった。
という展開だったと思うのですが、このストーリーのどこに面白みがあるのかが
イマイチよく分かりませんでした。
そして小御坂睦雄は最初に運転手を自分のベルトで首を絞めて殺して、その後に農場の無人販売所にお金と履歴書を置いて去るという行動もさっぱり理解できませんでした。
とにかくモヤモヤが残る作品。
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