ノイズのレビュー・感想・評価
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広がるノイズ
藤原さん松山さん神木くんの演技に引き込まれる。
はじめのノイズは過疎の島の訪問者だったはずが、だんだん広がり大きくなっていく。あり得ないことなのに、過疎化の進んだ島ならあり得るの?とキャストの演技力でバグってしまう…最後の面会のシーンが不完全燃焼ですが楽しめました。
なんでこうなった!の、映画
原作よりも…というノイズはとりあえず聞かないでおく。映画としてどうか、で観る。
寺島進の先輩警官の「かさぶた」発言。
まぁまぁ、目をつぶろう。
保護観察官の殺し方が雑。
まぁまぁ、目をつぶろう。
町長の「ノイズ」発言によるタイトル回収。
まぁぁ、まぁぁ、目をつぶろう。
が、しかし。
変な長回し撮影。絶対にいらない。
冗長でシラケる。
町長の携帯を拾うシーン。絶対にいらない。
そんなの分かってるよ。
ジュンの部屋のカナの写真。絶対にいらない。
違和感しかない。
ケイタの「ジュンを信じてやってくれ」という台詞。絶対にいらない。
映画は、映像で魅せるもので、説明するものではない。
と、改めて思わせてくれた映画。
ありがとう。
昨今は、ショート映像が流行り、行間を読ませるような映画は「意味が分からない」と
嫌われるそうな。
もし、そこに迎合してこんな脚本にしたのなら、映画をつくる資格なし。
閉鎖された島って空間で、島のためっていう大義名分で、周りに忖度しな...
閉鎖された島って空間で、島のためっていう大義名分で、周りに忖度しながら生きている人たちの話。
そういうシチュエーションの話って最近多いように思うけど、なんだか特異な話に思うけど、そもそも日本が島国なので、特別な話ではない。
かなが言ってた気持ち悪い、は真っ当な反応なんだろう。
こういう話の刑事は、ちょっとした反応や言葉尻から事件を見破っていくけれど、そういう相手を多く見てくるとそうなるのかな。
永瀬正敏がよかった。
そして『ノイズ』っていう映画にクラシックが多用されているのは印象深いけど、安直な気もする。
色々と面白い映画だった。
役者はよかったけど何の話?
最後一波乱あるのかと思ったけど、何もなかった。。
最後のシーンはどういう意味だったのか?
あまりすっきりしない内容だった。。
元受刑者役の人、とてもよかった。
序盤の登場シーンから、こいつはヤバそうだなという雰囲気が出ている。
鋭すぎる刑事
なんだろう、題材はとてもよいな〜と思った。
だけどそれは最初だけ、異常に鋭い刑事がでてきてこれがまた、はじめに犯人決めつけすぎてその理由もえ?みたいな理由
とってつけたように疑っててそーゆーのめちゃくちゃつまらないのよね
コロンボとか、古畑みたいなのはしっかりとした着眼点を持ってるから面白いのであってこんなお粗末憶測デカはちょっと
そして、犯人?の動機もなんだか弱いというかうまく描写できてないような
なのに、藤原竜也と黒木華はガン泣きしててキャストだけがお粗末なシナリオをうまく盛り上げようとしてズレた感じになってるな〜と違和感がありました
ラストもなんかよくわからなかった
匂わせなんなの
ラスト近く、松ケンが黒木華に明るく「終わったよー」と報告していたから、裏ボスかと思ったら、なんか、そうなのかなー、違うのかなという匂わせ。
アマプラで見たのですが、キャスト、監督廣野といい、同日にプライム配信された劇場版イチケイとセット売りなんだろう。
イチケイも地域住民全員グルだったし。
ただ、神木きゅんだけは…
誰でも作れる!簡単名作映画作りマニュアル〜入門編〜
……をそっくりそのまま真似て作りました。みたいな映画。
千億番煎じくらいのどんでん返しサスペンス。伏線も分かりやすく、それこそこれまで百回以上見てきたようなストーリーが展開され、裏切られること無くそのまま終わる。アレがアレでああなんだろうなぁ〜と映画始まって5分以内に想像したものが全てその通りで終わったので逆にビックリ
藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介の超豪華メンバー使ってやるのが大学サークルの学内コンクール1位取れましたみたいな作品なのは流石に勿体なさすぎる。
でもこんな低評価だけど、ちゃんと面白いには面白い。普通に面白いが故にクソつまらない。とんでもない駄作かとんでもない名作か、その2つが映画を見る最大の楽しみであって、なんとなーく消費するだけの映画にしか至ってない。そんななんとなーく消費するだけの映画は大抵3.5をつけるのだけれど、これが2なのはなんとなーく消費するだけの映画に求められてる画の面白さが皆無だからである。
要は焼き直しは焼き直しで画が面白けりゃ消費する分には楽しいけど、こいつは焼き直しの癖に画がつまらん、という話。面白い要素の焼き直しなのだからそりゃ面白くはあるんだけど、全部「アレがあぁなってこうなるんだろうなぁ」で予測ついてそしてその通りの映画だったから、なおさら焼き直しの癖に!ってのが強く感想として出てしまう
神木隆之介の演技はかなりよかったのでその点だけでも見る価値はあるかもしれない
残念な所がチラホラ
原作は未読でAmazonプライムで鑑賞。
何を置いてもまず、警察の永瀬と伊藤コンビが残念すぎる。不法侵入、拳銃抜いたり、警察の中では切れ者のような描き方をしてるが、訴えられたら100%負ける捜査しかしないのは観ていて呆れてしまった。
もっと上手い追い詰め方なら、ドキドキしたのかもしれないが全然ドキドキしなかった。捜査下手すぎるだろw
島民が島を守りたいというのは理解できるが、刑事コンビはどうしたいの?
キャストは豪華だけど、脚本が残念。
それにしてもビニールハウスたった一つで島の命運が握れるのか?
頭のおかしな殺人犯を連れてくる、保護師も迷惑だし出てくる人間がすべてチグハグな印象。
ラストの部分だけが原作のやりたかった事なのか?っていうぐらい何処かで見たような普通の話だった。
うーん、なんだろう。
もうちょっとやりようは無かったのか…。
罠にかけられた気分
生真面目に頑張っている人々が運命のいたずらによって屈折し、幸せな家庭が崩壊してゆく様を淡々と描く、なんとも後味の悪い悲劇、こんな話なら観るんじゃなかったと思うが後の祭り・・。
冒頭から「家族で行った遊園地で食べたアイスクリームがおいしかった」という幼い女の子のモノローグ、ベートーベンの田園が町内放送でかかる中をフェリーから出た軽自動車が走ってゆく、なんとなくほのぼのとしたムードに心が緩んだのも束の間、いきなり殺人シーン、あらら、このギャップは何なのだろう、監督はただものではないと嫌な予感が見事に的中、ラストシーンでもアイスクリームのくだりが流れる悪趣味にはもはや唖然。
まあ、原作者、筒井哲也の人生観なのだろうが人間の弱さ、暗部をちまちまと描き、崩落してゆく平凡な日常を追うことに作家としての生きがいをもっているので致し方あるまい、観ようとしたのは自分の選択だから悪いのは自身の不見識、まるで罠にかけられた気分です。
最後、急につまんない
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離島で農家を営む藤原が作るイチジクがブレイクした。
地方創生応援税5億円が交付されることが内定し、
藤原は島民から期待の星ともてはやされる状態に。
そんな時に元服役囚が就職のため保護司と共に島を訪れた。
元服役囚はそこで保護司を殺害。その直後に藤原の娘が消えた。
実は近所に行ってただけだったが、藤原と松山は元服役囚を疑う。
怪しい容貌と反応だったため。で、もみあって偶然殺してしまう。
時期が時期だけに、親友の駐在と共にこの件をもみ消すことにした。
やがて保護司の死体が見つかり、警察が大勢で島に上陸。
藤原らの犯行と知った町長の感じ悪い態度に、つい松山が撲殺。
やがて嘘をつき切れなくなった駐在が罪を全てかぶって自殺する。
こういうドロドロの状況下で、突然島民に一斉メールが飛ぶ。
犯人は藤原で、元服役囚の死体は藤原の畑に埋まってるとのこと。
こうして全てが明るみに出て、藤原は一人で罪をかぶって収監。
メールを流したのは松山で、実は最初から藤原を陥れる計画だった。
何故なら松山は藤原の優秀さに嫉妬し、その妻に横恋慕もしてたから。
獄中の藤原は全てを悟りつつ、妻に松山を信じてやるように言う。
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藤原竜也の作品って、やっぱりどこか犯罪や狂気と縁が深いよなw
今回は孤島の農民役なのに、やっぱりそれに巻き込まれる。
多くが死んで、事態もどんどん悪化し、目が離せない展開に。
ところがこれが、上述のメールで急に解決してしまう。
まあそれはええのやが、このテの映画には感動なんて無い代わりに、
「なるほど!」と納得させられる何かが欲しいところなのやが・・。
残念ながらそれは皆無やったなあ、かなり尻すぼみに感じたわ。
終盤に入ったあたりから、もう松山以外に疑わしいヤツがおらんし、
しかも裏切ってた動機は藤原の妻への横恋慕くらいしかないもん。
その予測を超えた何かなど無く、そのまま終了。
しかも藤原は裏切りを知りつつも、それ以上の手を打たない。
そのへんの心理もよう分からんのよな。
最初、正当防衛みたいな殺人をもみ消した判断は分かる。
島おこしで大事な時期で、それが島のためでもあったから。
駐在が藤原の罪をかぶったのも、同様に島のためなんよな。
でも藤原が逮捕された時点で全てが終わりなんやから、
もう全部話してもええんとちゃうのか?
しかも自分を裏切ったヤツを守る必要がある?
全ての面で自分より劣る松山の気持ちを理解してやれんかった。
藤原はそう言うが、劣る相手の気持ちなんて分からんがな。
何も悪くない藤原が全部かぶる必要なんてあるんかいな?
元受刑者役の渡辺大知がよかった
知らない俳優さんでしたが不気味な演技が目立ってた。死体時の表情もうまいなと。
余貴美子と柄本明はさすが。鶴田真由の母親演技もよかったです。
原作は読んでないけど演技派揃えた割にストーリーや映像に面白みが欠けていてもったいない感じ。
サイコキラーな元受刑者の嫌悪さをもっと描いて島おこしで輝いていた島民たちの対比とか、警察目線の都会的な常識と島民の田舎独特の思考とかの対比とかを描いてくれたらと思いました。
あと圭太は情状酌量とかで5-6年帰ってきそうだから純の蜜月短め。駐在君が1番かわいそうでした。
60点
映画評価:60点
二転三転どころではなく、
転々と繰り広げられる展開に
困惑しました(汗)
オチも納得出来ましたし、
所々出てくる狂気も村社会ならではと
思えば飲み込めます。
作中、異常者しかいないので
感情移入はできなかったのですが
見所も多く、ちゃんと楽しめました。
私みたいな、
藤原竜也ファンにもオススメです!
【2023.11.4観賞】
「バトル・ロワイアル」
生まれ故郷に対する想いというのは誰しもが持つ普通の感情だろう。とはいっても、生まれた地から地続きで広がっている場所ではそれほど想いは強くならない。例えば埼玉で生まれ東京で過ごしていたりすれば埼玉も東京も一つのまとまりに感じるからだ。
では島の場合はどうだろう。島の中にいても外にいても生まれ故郷である島への想いは強くなるだろう。それが村として消滅の危機にあるならなおさらだ。
本作の主要人物は皆「島のため」を理由に我慢を強いられてきた。島への強い想いをいいことに逆手に取られているような感じだ。
誰かの代わりに誰かが我慢をするというのは、島のためを言い訳に辛さをどこか一箇所に集めるようなものだ。一つ一つは小さなことであっても溜まっていく澱は黒く濁っていくに違いない。
松山ケンイチの演技力もあって、純に濁ったものが溜まっていく様は面白かった。いつか爆発するに違いないとハラハラしてしまう。
増えていく死体、増えていく共犯者。秘密が増えることに生真面目な真一郎は耐えられず死を選ぶが、最期まで「島のため」という想いは貫いた。
「自分のため」を我慢し続ける男と「島のため」を貫く男。
誰もが我慢を強いられる中で、最も我を通した人物は結局圭太だったのではないか。彼は誠実に振る舞おうとしていたし悪人ではないが、ただ自分のやりたいことをやっていただけだったのだ。
ラストのシークエンスは説明過剰で少々残念ではあったけれど、サスペンスフルで面白かった。
というのは実はどうでもよくて、朝の島内放送が「バトル・ロワイアル」感が強くそれだけで面白かった。
増える死体のあと、三日目の朝のシーンを吹き出さずに観られるわけない。
「ちょっとペースが落ちてまーす。先生、残念です」の声が聞こえた気がした。いやいや、死体、増えてるからね。
こりゃまあ、藤原竜也を主演に据えるよね。
「ねえ、この意味わかる?」「そんなの全然わかんねーよ」ま、島のためですな。この連続。これだけで充分すぎるほど面白い。
まさかの展開
藤原くん主演の作品は面白い。
彼の言動が好きだ。
本作はマツケンと神木くんも主役級に活躍していて嬉しい。
彼ら3人を観るだけでも価値がある。
黒木華さんや鶴田真由さん等、豪華キャストで演技は凄い。
事件の真相は意外。
悲劇は、別のある人から見ればハッピーエンドなのかもしれない。
コミカルな雰囲気の中、殺人犯を恐れるホラー要素が緊張感を維持し引き込まれた。
スリルもないしサスペンスでもない
いつも思うけど警察が出てくる日本映画はあまりにも現実離れしてて観ててイライラしてくる。昭和時代の刑事が街中で拳銃をぶっ放したりするテレビの刑事モノから全く進歩なし。今回の事件も人が殺された、或いは行方不明なら警察犬を連れてきて最初の人が殺された車からたどればどこにいるかなんて数時間でわかる事、まして狭い島の中、1日で解決出来る事を刑事の推理力だけで解決しようなんてまるで江戸時代の岡っ引きだな。島民全員が犯人みたいにしたかったんだろうけど中途半端だし、あまりにも上手く仲間になりすぎ。即答で人殺しと手を組めますか?あり得ない。最初と最後の子供の日記の朗読もいらない。警官がなんで自殺するのかも意味不明。嘘を突き通せないような気の弱い奴は用意周到な拳銃自殺なんて絶対出来やしない。友達の女房好きな奴が部屋の壁一面にその女の写真なんか貼り付けとくワケないだろうよ。監督この演出おかしいですよ。とか言う人いないのかね。苦笑。役者陣は上手なので最後まで観る事は出来た。
全324件中、21~40件目を表示