「ちょっと変わった映画」ノイズ たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと変わった映画
偶発的な殺人事件が起きて、「死体をどうしよう?」という映画だが、閉鎖的な小さな島での出来事であり、ちょっと変わった殺人エンタメ映画に見えた。
藤原竜也と松山ケンイチのW主演。
黒いちじく栽培をしている島に、元受刑者がやって来て殺人するのだが、元受刑者もチョットしたハズミで殺されてしまう。そこにいた3人の島民(うち1人は警官)。
もみ合っているうちに殺してしまった男(藤原竜也)が唖然としていると、幼なじみの男(松山ケンイチ)が「これ、正当防衛ってことだろ?」と正論。
しかし、島の警官に就任したばかりの幼なじみ(神木隆之介)が「これ全部なかったことにしましょう!」と言って、「死体をどうするドラマ」が始まる。
町長も「さぁ、島を乱すノイズを排除しましょう」などと言いながらやって来る変な展開。
そうして、死体をどうしようか……とすったもんだしていると、死体の数がドンドン増えていく(笑)
「この映画、収拾つくの?」ということだけで最後まで観たが、一度観たら二度は観ない映画の部類か…(自分には)
松山ケンイチが言った「これ、正当防衛ってことだろ?」に沿って、きちんと警察に話していれば、それで済んだ話だと思うが、それだと映画が20分ぐらいの尺になってしまうから無理やり物語を複雑にしていった感が残る映画だった(笑)
<映倫No.121583>
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