「解説文の「時代に取り残され」の是非」ノイズ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
解説文の「時代に取り残され」の是非
2022年映画館鑑賞10作品目
2月23日(水)イオンシネマ石巻
原作未読
原作は『予告犯』の筒井哲也
監督は『ゲレンデがとけるほど恋したい。』
『ヴァイブレータ』『機関車先生』『雷桜』『きいろいぞう』『だいじょうぶ3組』『さよなら歌舞伎町』『娚の一生』『ストロボ・エッジ』
『オオカミ少女と黒王子』『彼女の人生は間違いじゃない』の廣木隆一
脚本は『きいろいぞう』『町田くんの世界』の片岡翔
愛知県の離島猪狩島はいちじくで町おこしをしようと盛り上がっていた
そんな平和な島によそ者がやってきて状況は一変する
その男は少女レイプ殺人で刑務所に入っていた元囚人で出所後の仕事の世話をしてくれた男性を殺害するようなろくでなしだった
いちじくを栽培している泉圭太のハウスに侵入していたその危険人物は揉み合いのすえ倒れた際に頭を打ち死んでしまう
現場に居合わせた泉圭太と田辺純と守谷真一郎は正当防衛とはいえ村のイメージダウンを避けるため秘密裏に死体を隠すことを計画
ところが本土から警察はやってくるわ町長にバレるわで事態は複雑化し罪を重ねてしまう
睨みつける松山ケンイチの顔つきがやば過ぎる
泉親子3人と一緒に走るシーンがあるがその前の目つきが普通じゃなかった
結局そういうことか
泉圭太中心に映画を観ていたが2度目は松山ケンイチに注目して鑑賞したい
話としては面白いがそれゆえにリアルでいうと無理があると感じた
黒木華がモテモテという設定はありがち
納得がいかない人も多いだろう
だがしかし美人でもなければかわいいタイプでもなければ胸が大きいわけでもないのになぜかモテる女は世の中に少なからず存在する
高嶺の花より人柄の良さが顔に滲み出るような女が男を惹きつけるのかもしれない
それにしてもどうすれば良かったんでしょうかね
2人で加奈をシェアすれば良かったんでしょうか
島でいちじくを栽培している泉圭太に藤原竜也
圭太の友人で猟師の田辺純に松山ケンイチ
圭太と純の友人で島のお巡りさんの守屋真一郎に神木隆之介
圭太の嫁の泉加奈に黒木華
本土からやってきた刑事畠山努に永瀬正敏
本土からやってきた刑事青木千尋に伊藤歩
島にやってきた変態殺人犯の小御坂睦雄に渡辺大知
島の農家・横田庄吉に柄本明
庄吉の息子・横田昭一に酒向芳
昭一の嫁・横田洋子に菜葉菜
庄司町長の部下・野毛二郎に迫田孝也
真一郎の母・守屋仁美に鶴田真由
島の医者・山下伸介に大石吾朗
島にやってきた厚生労働省の役人・酒井義昭に波岡一喜
真一郎の前任者・岡崎正に寺島進
猪狩町の町長・庄司華江に余貴美子
前科者の世話をする活動をしていた鈴木賢治に諏訪太朗
本編には関係ないが解説文の「時代に取り残され」の一文が気になる
過疎は事実だろうが時代に取り残されたはあまりにも失礼すぎる
島民はみんなスマホだし自動車で移動するし住居は竪穴式ではない
愛知県民でもないし島の住人ではないが腹立たしい
東京の最先端がそんなに凄いか
バスタ新宿がそんなに凄いのか
渋谷ストリームがそんなに凄いのか
高輪ゲートウェイがそんなに凄いのか
東京なんてコロナ禍の真っ最中なのにパーティーでどんちゃん騒ぎした挙句に会場の屋上から飛び降りて大怪我するテレ朝のバカが東京人代表じゃねーかドアホ