「ノイズは排除する閉塞感。」ノイズ はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
ノイズは排除する閉塞感。
予告段階での嫌な予感的中。開始20分くらいは楽しめたけど、失速するのが余りにも早すぎた。しょっぱなから1人完全に怪しいし、なんかバトル・ロワイアルみたいな演出に、それはないわーってラスト。遊園地でアイス食べたってのはなんのメッセージなん?
原作は未読ですけど、本来はきっと畠山との手に汗握りまくる心理戦が繰り広げられるんですよね?一方的に自滅したんですけど大丈夫でしたか。小さな島の黒イチジクが全国的に注目され浮かれる町民達。そして補助金の5億目前に暴走する町長はもはやC級コメディ。そもそもなんでこんな人が選ばれたん?ここの町民みんな単純やでって植え付ける為の布石か。
いや、松山ケンイチは渋くて素敵でした。伊藤歩も相変わらず美しい。渡辺大知においてはこんな役もできるんかという新発見。なのに、このイライラする気持ち。イチジク農園だってさすがに続けていくとか無理やろ。圭太どんだけ神格化されてんねん。
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