「どこかで歯車が狂ってしまい、多くの人を巻き込んでとんでもないことになってしまった作品」ノイズ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
どこかで歯車が狂ってしまい、多くの人を巻き込んでとんでもないことになってしまった作品
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面白くなりそうな設定(原作あるんだ)を活かすことができなかった脚本と演出、ノイズとしか思えない音楽、風光明媚な島の風景を美しく撮れない撮影と意味なく後ろからついていくカメラワーク。
どこかで歯車が狂ってしまい多くの人たちを巻き込んで、とんでもないことになってしまうストーリーを地で行ってしまったような作品。
タイトルが出るまではテンポも良く、登場人物も次々と紹介され、コーエン兄弟の「ファーゴ」のような、事件に振り回されて愚かな行動に走ってしまう人たちの滑稽さ、を描く悲しい喜劇を期待してしまったが、期待した方とは違った方へ向かっていた。多分、ベテランのキャスト陣もそのつもりで大真面目に演じていたんじゃないかな。
この話で感動させようとしてたのかなぁ。
期待していただけに残念。
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