劇場公開日 2022年1月28日

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「神木くんの主演喰い」ノイズ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5神木くんの主演喰い

2022年2月1日
iPhoneアプリから投稿

後味の悪いお話と、納得のいかない脚本。

原作漫画未読で拝見したのだが、県警の刑事・畠山(永瀬正敏)が島の若者たちを追い詰めていく動機が弱い。
例えば最初の殺人犯・小御坂と因縁があって「手口が違う」とかが理由としてあれば、全く印象は変わるのだが。
また、真犯人の設定が後出しすぎて、典型的な「実はこうだったのだ」なご都合脚本。

それでも最後まで観られたのは、三人の若者…特にダブル主演の二人を食った、センシティブキャラな神木隆之介くんの演技の力と。
柄本明の存在感。
あとは、場面ごとの緩急、特に違和感とシーンに馴染むリズムがコントロールされた音楽のおかげかな。

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コージィ日本犬