「この件をどう判断するか視聴者の自由だが、一言、言えることがある。 それはもう二度と戦争をおこなさいこと。また、巻き込まれないこと。」ONODA 一万夜を越えて Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)
この件をどう判断するか視聴者の自由だが、一言、言えることがある。 それはもう二度と戦争をおこなさいこと。また、巻き込まれないこと。
敗戦間近の1944年、陸軍の秘密戦の特殊訓練を受けていた小野田寛郎(遠藤雄弥/津田寛治)と谷口少佐(イッセー尾形)との会話がなんとも理解しがたい。特に、佐渡おけさをなん度もなん度も歌わせられたが、この意味が理解できない。日本語であるが、軍隊では叫んで命令しているので理解できていないのだと思う。どなたかわかる人がいたら教えてください。秘密線の学校での谷口少佐の命令が、小野田寛郎の人生を変えてしまったのに一番興味があった。それについてちょっと書く。
小野田寛郎は父親から捕虜になったら自決を!陛下のために命をささげる
ようなことを言われたが、(今じゃ、考えられない話だが、政局がどうなるかによって、こんなことが現実になるかもね。)その後、生き残る素質があるグループ秘密戦の一人に選ばれたようだ。そこは小野田寛郎の人生を根本から変えてしまった。1)死ぬ権利はない。そこで解決策を見出さなけれならない。ーー彼は全くその通りに生きた。2)自分自身が自分の司令官であること。ー最後は一人で生きて、自分の司令官になって生き残った。3)兵隊を精鋭に絞る。ー実行にう移したね。全て、秘密戦で学んだことを上官の言うことに逆らわなかった。律儀にきいた。その結果が、1974年までルバング島に残っていたのだ。谷口少佐、上官の命令を待った。
この件をどう判断するか視聴者の自由だが、一言、言えることがある。
それはもう二度と戦争をおこなさいこと。また、巻き込まれないこと。
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