「戦争という呪い」ONODA 一万夜を越えて よっちゃんイカさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争という呪い
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フランス人の監督がとったからだろうか。
美談になりすぎていない。
それがいい。
どうしても敗残兵というと終戦を知らされず知らない土地で戦い続けた英雄をイメージしてしまう。
僕も今までそうだった。
しかし、この映画は小野田が現地住民に対して行ったことが淡々と客観的に描かれる。
非難するわけでもなく弁護するわけでもない。
見る人にただただ委ねられている。
そう感じる。
物語の見どころはやはり仲野太賀さん演じる鈴木が島にやってきて小野田と対峙する場面。
戦時中を生きてるものと平和な世の中を生きてるものの対峙が戦争というものがどういうものかを浮き彫りにする。
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