機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
全286件中、41~60件目を表示
いい所もあったが、これじゃない感
当時小学生リアタイ勢で映画の為に全て見返してから映画にのぞんだ。
第一報のPVが出てから映画を観るまで広告、ネタバレ等見ないようにしていた。まずMSがCG、唇やキャラの作画崩壊、ファウンデーションと聞くとファンデーションが出て来る問題、アーサーに似てる大塚芳忠さんと色々と気になって集中出来なかった。
というかコノエはバルトフェルドで良かったんじゃないか?頭が切れる艦長って被ってるだろう。クライン派かつ、ラクスに近い立場にずっといたバルトフェルドがザフトに戻っているというのは変だとすら思う。
そしてコーディネーターより上の存在、脳の拡張により第六感を発達させ超能力者って感じか?突拍子もないけれど、テレパシーまではいいとして、ほぼ初対面の遠く離れたMSに乗った人間を精神操作するのはいきすぎ。キラを悪役にするための設定すぎる。今作はサプライズが多いと思うが、その為の設定と思えてしまう。
キラの精神的弱さは種死で少し前向きになったし、敵だったシンと共により良い未来にしようとするわけだから頼っていると思う。ブルーコスモスとの戦いの末訪れる平和だと思っていたがそんな事もなく、なんだったらスタート時より戦禍は拡大している。個人的には残念だった。終わった後の後日談もなかったしな
後はひたすらの愛、愛、愛。別にSEEDの恋愛はいいんだが恋愛要素多すぎないか?守りたいものを守る為強くなる。は分かるし愛があれば頑張れるのも分かる。だが多すぎる。深掘りして欲しい所はせず愛がいっぱいだった。
マイティーストライクフリーダム。あれなんなの?あれはスターゲイザーのシステムを使った超エネルギーと福山潤とキラの超科学力の結晶?トリィとブルーの量子リンク的な事言ってたからケーブルは必要ない世界になってるのか?ラクスの格好は何?Gガンダム的な事?もうあのレベルだとあれ1機で戦争終わるね、かっこいいけどね
あとフリーダム強奪事件って何?ストフリボコボコにされてたの何?宇宙クジラって何?ロリっ子はどうして幼児化していたの?種割れ変えなくてよくない?小室使ったのはなぜ?逆シャアパロ?
期待しすぎた。いい所もあったが個人的には残念だった。
キラ・ヤマトの物語の完結
SEEDは微妙に世代ではなかったので放送当時は観ておらず、観たのは一年ほど前だったのですが思いの外ハマってしまい、劇場版を心待ちにして公開当日に観に行きました。
正直なところ、DESTINYで決して綺麗な形でないとはいえ、争いの絶えない世界で何とどう戦うべきなのか?劇場版のキャッチコピーにもなっている運命と自由のどちらを選ぶべきか?という話には一応の答えを出しており、二時間しかない映画で何の話をするんだろうと思っていましたが、描かれたのは色々と分かり辛かったDESTINYの運命と自由に関する話の整理、そしてキラ・ヤマトという主人公の物語の完結編でした。
考えてみればキラは一作目のSEEDにおいて死んで終わる予定だったところを続編をやるからということで精神崩壊寸前の状態で生存し、続くDESTINYではその後が描かれるのかと思いきやどうにも扱いに困っているまま最後は話を終わらせるデウス・エクス・マキナ的な役割にされたことで禄に内面描写がなされないままだったわけで、実はキラ・ヤマトという不本意な戦いに巻き込まれそのまま戦い続けてきた少年の物語は途中のまま放置されていたわけですね。
本作において「君らが弱いから!」とキラが主人公にあるまじき暴言を仲間に対して吐き、それに対してアスランが自分の方が強いから頼れ!と示してくれた瞬間、ああ、SEEDの物語はちゃんと終われるんだ……と安堵しました。SEED第一話でストライクに乗った時からキラの中にずっとあった強迫観念、かつて同じものに囚われて迷走したアスランだからこそそれを打ち砕き正すことができた。DESTINYにおけるアスランの迷走もしっかり昇華されていて嬉しかったです。
最後の「人は愛から生まれるのです」というラクスの言葉も、誰も彼もが遺伝子(生まれ)に振り回されてきた物語を締めくくる言葉として良かったと思います。SEEDでクルーゼが突き付けてきた絶望に対する答えがようやく提示されてこれで彼も成仏できたかな?と思いました。
後半が今までのSEEDのどうにもならない世界でそれでも足掻き続ける……というような雰囲気とは真逆で面食らいましたが、そういった「今までのSEED」的なものに関してはDESTINY最後の「たとえ吹き飛ばされても僕達は何度でも花を植えるよ」ではっきりと現実的な答えを出してあり態々問い直すことはないと個人的には考えているので、後半はあのお祭り映画のノリでいいと思います。散々待たせたわけだから楽しめるものすることは必須でしょうし。
他人のレビューは当てならない
実際に観てどう感じるかは人によると思うけど、
正直否定的なレビューを余り鵜呑みにして、劇場で観ないでおくというのは余りオススメしないです。
この作品は確かにC.Eの世界のその先とか、争いの根幹であるナチュラルとコーディネーターの差別とか、争いとか、そういったものを中心に描いている訳ではありません。
正直2時間尺でキラを主役にそのストーリーを描くのにも無理がありますし、なんなら新しいナチュラルやハーフコーディネーターのコを主人公に物語を描く方がその場合は適しているかも知れません。キラは「完璧なコーディネーター」として作られた存在ですから。
(実際に作中でブルーコスモスの最大の標的だったと言われていますし)
でも、この作品のテーマが「愛」とよく否定的なレビューにも書かれていたりするのですが、別にこの作品は「愛」をテーマにしているのではなく、多分「愛」は「愛」でも「運命に縛られない自由な心での愛」を描こうとしていて、表題どおりどちらかというとメインは「自由」の方だったんだと思います。
ガンダムSeed Destinyの物語の続編、デスティニープランという「運命」に縛られた人達に対する「自由」という回答、自由とはなんぞや?の答えのひとつがSNSで話題になってたラクス構文、「必要だから〜」なんだと思います。
これ書くと脊髄反射で「デスティニープランを掲げる自由」を主張する輩も出てくるみたいですけど、ラクスは作中で明確に「デスティニープランに賛同する人達の気持ちまで否定出来ない」とも言っています。否定してたのはあくまで武力による強制とか、銃口を向けて従わせるやり方の方。そしてその世界の危険性もなるべく分かりやすく描いて、対案ともなる組織を作り上げて治安を守ろうとしていたのが劇場版でした。
そしてその過程でヒロインであるラクスの生い立ちにスポットが当たる。
元々ガンダムSeedはドラマパートでは昼ドラ的なドロドロの描写を描くのがあるあるなので、展開的には割と初代無印を観てると納得のシナリオな気がしますし、新キャラのコはモロに「社会的なステータスや能力で相手を選ぶ」タイプの女のコなので、この辺もデスティニープランを描く時に親和性が高い。
「愛」はどんな作品でも「恋愛」「友愛」「親愛」と、色んな形で表現されるモノなので、そんな単純な「恋愛」ではなく生い立ちの特殊な二人の決められた運命とは違った結末というのがこの作品のおおまかなストーリーなんだと思います。
そのうえで、楽しめるかどうかは人によるかも知れません。でも興行収入40億超えでガンダム史上最高の結果を出している作品なので、安易に「駄作」のレッテルを貼っているコメントやレビューを信用する必要は無いと思います。
まぁそれでも無理に観に行く必要は無いですけどねw結局観に行くかどうかを決めるのは自分ですからw
因みに、
ガンダムSEEDという作品には公式で映像化された作品が4つあります。
ひとつは勿論初代のガンダムSeed(無印)、
それから続編のガンダムSeed Destiny
そして公式スピンオフのガンダムSeed STARGAZER
そして劇場版のガンダムSeed Freedom
ナチュラルとコーディネーターの愛憎を描いている作品を観たいなら無印とSTARGAZERをお勧めします。
STARGAZERはアマプラとかU-NEXTとかHuluとかの配信で観れますよ。
種デスの消化不良が拭えません
この作品と出会った頃からずっと思い続けている。本当に素材は良いのになんて勿体ない作品になるんだろう?と…。いつも感情論に左右されて戦っているし、昼ドラ?…と突っ込みたくなるような展開はげんなりしていました。
映画はどうなのかと思って観に行きましたが…SEEDの世界観をもっと生かしてほしい!ナチュラルとコーディネイターという種の行方をきちんと描ききってほしかった、というのが感想です。
そもそもDESTINYプランなる荒唐無稽なものを出してくるより、コーディネイターは婚姻統制をしないと子どもが生まれにくく、出生率も下がっている…と設定であるのだから、そこを活かして、もうコーディネイター単体では存続できない、ナチュラルと融和をしていかなければならない…と、議長には融和政策をもっと押し進めてもらい、それに反発するブルーコスモス、又は自分達の存在が危ういと受け止められないコーディネイター達…それを主軸にして戦う悲しみ、人の欲深さや愚かしさを描いてほしかった。DESTINYプランなんて、人命を尊重するためといいつつも、人の人権や尊厳を無視し、意思や決定、責任や反省を蔑ろにさせる政策なんてかなり人を侮っていると思う。主体性を持った人間ではなく、欲しいのは何も考えずに従う羊たちということだから…。
遺伝子の適性のままに従っていれば、争いは起こらないのか?絶対に的確な判断をし続けていけるのか?例え限りなくそれに近い結果が出たとしても、それは人間の怠慢であると思う。例えアニメであっても、よく各国家に対して提案できたな…自分の遺伝子情報を明かして人生を委ねるなんて、究極の管理社会の出来上がり!本当に荒唐無稽が過ぎると思ったものでした…。
それよりも、コーディネイターと融和していくことで、ナチュラルが被る経済的な不利益、利益…又はナチュラルとコーディネイターの人口比率を統制等…国家間の思惑を絡めた戦いを見せてほしかったです。両種の差別も、そこの部分を描くことでより根深さや説得力が増すと思います。
本当に素材は良いのに…(涙)
映画になったのはおめでとう…だけれども、まるで会話は放課後の教室でされているような三流恋愛小説のような内容。敵役も、コーディネイターの上位種っていうけどなんともお粗末で小物感しか感じず、人物描写が薄っぺらく…。あくまでもdestinyプランに拘るのなら、もっとそれの有益さを強調させ、結果を示して理詰めで主張していけばいいのに…と思ってしまいました。
そもそも…今作の主役のラクスが自分はどうしても苦手でした。初登場時から不思議系の聖女って感じで。彼女の背景、生の声ってなんだろう?キラ達は苦しみ、哀しみ、痛み、恥もかいて涙も流して…何度も、彼らの心からの叫びを聞いてきました。でも彼女にはそういった深堀りがなく、無印の後半で実は反戦運動家でした…って何?って。いつも上から導きますっていうスタンスが苦手で…。10代の女の子…まぁコーディネイターは15で成人だけど…が戦争終結に影響を与えて?何その単純極まりない社会!
彼女がなぜそこまで平和を願うのか?彼女の核となる出来事が何も描かれておらず、最後まで消化不良でした。続編の種デスでも…これは彼女だけにとどまらず…戦場に介入していきなり戦闘を停止させようって…行動が無責任ですよ。戦場で命令に従うしかない兵士に何を言ってる?私兵になれと?戦争をどうにかしたいなら戦場ではなく政治!あれだけのことを前大戦でしていて…表舞台からは消えている期間に何もしていないって…結局自己満足でヒーローごっこしてるだけでは?そして彼女はいつもきれいなヒロインのまま、高みから民衆に語りかける聖女様。私が正義です、と言わんばかりの。彼女は政治とか軍事の汚い部分…に絶対に関わらない。直接自分では何もしない。でもそれはおかしい。前大戦で、戦争が始まってからでは、言葉では何も変えられないとわかっていたはず。彼女はクライン派を率いて情勢に関われる位置にいるべきだった…。
前大戦時にアスランに言ってましたね、何と戦わなければいけないのか、戦争は難しいですわね…と。少なくとも戦場で兵士に停戦を求めることではないです!戦争は、人命を代償にした最悪の交渉術です。そうなる前に意思決定をする政府に、その後ろにいる市民に対して世論というものに働きかけなければならないのでは?私達が求めているもの、望んでいる事はこのまま戦い続けて手に入るのか?それを直接言葉にして伝えるよりも、もっと心に訴えかけたいから歌っていたんだと思っていました。でも、手遅れになってしまったから戦ったのだと思っていました。情勢は停戦になっただけで何も解決されずにいる。こんな中途半端な状態のまま自分たちは隠遁生活…?今歌を歌って伝えなくてはいけないのでは?それがあなたの戦いでは?そこの所を付け入られてミーアのエピソードがあるんですが…ま、彼女はカリスマがあるらしいので、汚したくないんでしょうが。続編はキャラもストーリーもどうしていいかわからず持て余している感じだったから。どのキャラも迷走していたなぁ。今までただのCICの女の子だったのに、いきなり脱走に加わり、別陣営に下り戦場で姉に会い、その姉に向かって、お姉ちゃん!何で戦うのよ!ってセリフを聞いたときには、だからソレっ、戦場でっ、軍人に言ったらホントに可哀相だからっ!ホントにもうやっぱり何も進歩してない!そもそもあなた、そんなキャラ?まともなキャラはトダカ一佐とババ一尉を始めとするオーブの軍人達でした。
気がついたらこんなにも長くなってしまった…。すいません。結局何が言いたいか…。自分はラクス教の信者にはなれないってことです。2回目観ても…。あなたの愛はどうでもいいです!愛って言葉が軽く聞こえます!それよりも、ナチュラルとコーディネイターの種の行方はどうなるんでしょう?上位種よりもそっち!でもそんな事はどうでもいい。とにかくキラとラクスの愛は地球を救うんだ!という映画でした。えぇ、もう最後の最後まで…。
そしてやっぱりシンが…彼の心情をもっと描いて、種デスから映画へ繫がるようにしてほしいと思いませんでしたか?描かれるべきものがありますよね?カガリとの和解や、トダカ一佐の死について。被害者から加害者にもなってしまった彼の、後悔や哀しみや…どうやって心を宥めていったか。まさかまた花を植えるよ~のあれだけで全部消化したと?私だけでしょうか?どうしても彼への違和感が拭えなかったです。
SEEDからのファンですが
アニメと違って完全に敵味方という構図だったので戦後のしんみり感もなく殲滅して喜びあってて少しチープに感じました。キラとラクスの愛パワーsugeeeのアニメ。どこぞの魔○科兄妹みたい。正直、当時のキャラの声&アニキの歌が聴けたという点が大きく思い出補正評価です。
キャラデザインがブラッシュアップされていた。
ガンダムSEED・・・あのキャラデザインが苦手だったのですが、今作は現代にも通用するレベルでブラッシュアップされておりクセの強さが抑えられ好感を得ました。
作画・動画も非常に奇麗で見応えがあります。モビルスーツにCGが多用されていますが悪い意味でのCG臭さも感じず非常に良好です。
敵が絵に描いた様な如何にも胸糞の悪くなる典型的なウザい連中で、当初主人サイドをコキ下ろし馬鹿にしまくり無双してやっつけてしまいますが、なんだかんだ愛の力wでキラが勝利します。
めちゃくちゃ分かりやすくて、なんの捻りもありません。
まぁ元々SEEDはガキ臭く幼稚なので好きではありませんが、それでも楽しめました。
戦闘シーンもかなり多く派手なので、これは劇場の大スクリーンで見るべき映画だと思います。
途中から服で顔を覆うほど不快でした
あまりに酷すぎて初めて映画のレビューをします。
SEEDの存在は知ってたけど作画が苦手で観てませんでした。
良かった点
・はじめの西川さんの歌。TKさんと西川さんのコラボはあまりに良すぎて泣きました
・子安さんと大塚芳忠さんの声
・白髪ツノ髪型の敵キャラの歯が浮くセリフ
嫌だった点
・光量がすごい
・ラクスのスーツ
・ラクスの尻
・ラクスの胸揺れ(本当に吐き気がした)
・西川様の曲に合わせて合体しやがった??(もはや目を閉じてたからよく見てないが)
・愛愛って言うけど、こいつらが惹かれ合う理由がわからなかった。顔とか声とかが好みだっただけじゃ?としか思わなかった
・なんか腹の立つ豪邸(笑)
・アイメイクが可愛くない
・女キャラがピンク系の髪多い(個人的にバランス悪く感じるだけ)
・脱がれてへにょったスーツ
前半は比較的良かった(吐き気がしないという意味で)けど、後半はもうコート頭からかぶって光と音を遮断してました。
ラクス嫌いというか描かれ方が大嫌いです。
好きな人が自分に振り向いてくれず、なんで私じゃだめなの?と訴える2人(金髪ラスボスと寝返る女の子)の方に感情移入してしまう。
パートナーを選ぶとは?この人しかダメなんだ、ってなぜ思うのか?感覚か?
無駄に哲学してしまう、もやもや映画でした。
女性の身体を強調する描写でこんなに気分が悪くなるアニメは初めてです。
要約するとリア充ベテラン集団がぽっと出ハイスペック俺強ぇ勘違い童貞に喧嘩売られてボコボコに返り討ちにする話
先ずは不満点
ガンダムシリーズって、主人公サイドもその敵にも戦う大義があって、そのどちらにも納得出来る所があって…って所が視聴者の心を引き付ける部分ですよね?
今回の敵はその点全く心動かない。ラスボスが「コーディネーターを超える存在のアコード」加えてその特殊能力の精神感応と、前作でラクス本人からも全否定された筈の使い古された「ディスティニープラン」の二点でラクスを奪おうとし、上手くいかないと簡単にヒスを起こし強硬手段に打って出るなんて、ガンダムシリーズのラスボスとして薄っぺらすぎる。で、そんな敵なら倒した時はさぞ爽快だろうと思いきや、そんな男でも陰ながら密かに慕っている女性を何も報いる事無く道連れにした事で爽快感も半減…
ガンダムシリーズって、主人公の成長も見所ですよね?
DESTYNYで見せた達観したキラはどこ行った?1st主人公のアムロはZまでは軟禁状態で腐っていたものの、一旦立ち上がればカミーユ・クワトロコンビが手を焼いていたブランをたかが輸送機で撤退に追い込み、その後も鬱屈を抱えながらも頼れる前作主人公としてカミーユを導きクワトロを叱咤し、逆シャアでは主人公として返り咲き味方である筈の地球連邦軍に足を引っ張られながらも人の叡智と可能性を信じて戦い抜いたのに(1stから14年)、キラと来たらたった5年かそこらで現状に疲れ果て、その弱った所に付け込まれアコードの精神感応でいい様に操られたまでは仕方ないとしても、その精神感応の可能性や自分の失態をまるっと忘れて「ラクスは僕たちを裏切った」とヒスを起こした挙句、思い違いをアスランからガンダムシリーズ名物「修正」を受けながら「君たちが弱いから」等など信じてついて来た大事な仲間達への失言の嵐…これがSEED中盤時代なら孤軍奮闘で葛藤の真っ只中のキラに同情も出来たが、SEED及びDESTYNY各終盤で見せていた成長や覚悟を見た後にこれだと…退化・退行のいい見本。
ガンダムシリーズって、「モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的差ではない」世界観でしたよね?
アムロは卓越した技術と経験で、カミーユ・ジュドーは計り知れないニュータイプとしての能力と死んでいった人々の思いで、ウッソは柔軟なアイデアで、TV版のキラもスーパーコーディネーターの力と未来をつかみ取りたい思いで各々最終決戦を戦い勝利を得ました。
今作のキラは、アスランは…なんかモビルスーツの性能ゴリ押し感が拭えません。キラはマイティーストライクになった途端ほぼ棒立ちで2種の大砲で戦局を覆し、最後にラスボスに切りかかって終わり、アスランも最後は初見殺しの隠し武装じみた一太刀で終了。パイロットの技術も工夫も見られず、かろうじて思いが乗ってたかな位の感想しかありませんでした。
ここら辺は一回観ただけでは理解できない部分や見落としがあるのかも知れませんが。
以下はそれでもよかった所
ガンダムシリーズって、世界観しっかりしてるのも魅力ですよね?
なんかC.E.世界なのにニュータイプ紛れてるんですけど…ニタ光出てるんですけど…
キャバリアー?名前はともかく見た目まで「ドラグナー」なんですけど…
でもお遊びとしては見てて楽しかったかなと…
シン・アスカって、TVでは可愛げなかったですよね?
今回はシンがカッコ可愛い。ちょっとギャグキャラ寄りで、その点他のレビューで叩かれたりしていますが、自分がキラならこんな後輩いたら毎日でも飯食いに誘う。前線を任せてもらえなくても以前の様にただ不満をため込んで周りに当たり散らすのではなく、自分の力量不足かと悩み、TVとは違った可愛い拗ね方をしてるし、前述の修正シーンでも明らかにキラに非が有るにも拘らずキラを庇ってアスランに食って掛かるし、(結果どさくさ紛れでキラからも殴られてたり…)こんななつかれ方したらラクスほっぽり出してシンとばっかり遊んでしまうかも…
で、戦闘でも頼れる頼れる。キラvsラスボス、アスランvs敵のNo.2、ルナマリアvs裏切り者で、他のネームドパイロット全て引き受けてそれでも無双状態。まさに「キラさんの邪魔をするなーーー!!」って感じの大活躍。戦闘での爽快感はこちらにあった。疑問なのはアコードの精神感応が効かなくなったのは種割れが理由なのかシンのギャグキャラ部分含めた特性なのか…ただ一つシンのパートで許せないのはあんなに綺麗な思い出だったステラを、たとえシンが見ていないとは言え化け物扱いした事。だからシンの存在だけで☆を増やしたかったのだけど、増やすに増やせないわだかまりが…
アスランって、いつも迷いながらキラに導かれる存在でしたよね?
今回逆です。キラが迷いアスランが導き、露払いもしてくれます。とても頼れる親友です。かつてシリーズ原作者の富野監督が「迷いを吹っ切ったシャアはアムロなんか瞬殺だ」って発言をしていましたが、迷いが無い今作のアスランは今作のキラを瞬殺できそうです。それだけに先述のキラの「君たちが弱いから」発言に余計にイラつきます。でもメイリンと行動を共にしながら、カガリともイチャついているのは「リア充爆発しろ」です。
他にもSEEDシリーズ初期はキラ視点でもアスラン視点でも鬱陶しかったイザークが一軍の将として、DESTYNY時代より更に頼れる漢になっていたり、相変わらずここぞという時に頼れるムゥさんだったり、ジャストタイミングで流れる「Meteor -ミーティア-」だったりと、見所は随所にあったはずなのですが、いかんせんキラの不甲斐なさと、敵の薄っぺらさが全てを台無しにしている作品だったかなと。シンのファンにはぜひ見て下さいと言えるんですが…。アスランファンには「見所有るけど出番少ないよ」
SEEDは無印で終わってたんです。
まず、自分は中学生の時に無印のSEEDを見て、大ファンでした。
特に後半10話にかけては、今までの伏線を回収し、どんどん盛り上がっていくストーリー。
戦争という過酷な環境に舞い込まれ、その中でも必死にもがき、葛藤し、時にはぶつかり、友情に決定的な亀裂が入っても、平和という共通の理想に向かって進んでいく少年少女に共感し、引き込まれていきました。
しかし、続編のデスティニーで見事に悪い方向へ裏切られた為、、今作はあまり期待せず鑑賞しました。
率直に言って、時間返して、というくらいひどいストーリー展開でした。
核ミサイル、核兵器をバンバン打ち合うわ、あっちこっちで男女の痴話喧嘩が始まるわ、あげくの果てに戦う理由に全く共感出来ない。
新型のモビルスーツがバンバン出て来るので、戦闘シーンを楽しみにしてる人はそこは良いんじゃないでしょうか。
自分と同じくストーリーに期待している人は本当に裏切られるので、見ないことをお勧めします。
ズレたレビューには気を付けて
レビューを見回したところ、特に低い評価をしている方々の指摘が、非常に表面的な批判でしかなく、ガンダムSEEDに対するミスリードさえ含むと感じたので、仕方なく投稿します。
不満を訴える指摘は様々ですが、私が見たところ、それらは全て「演出面」についてです。
例えば、エロやギャグはいらないとか、設定が唐突で説明なくご都合主義っぽいとか、起承転結ガーとか。
その指摘自体は間違っていないと思います。しかし演出面のみで作品価値が判断されるというのは、映画として整っているか、綺麗かどうかという話に過ぎません。作品の「中身」というものは、演出面の善し悪しとは別に存在するものではないでしょうか。
実は……というか、ガンダム作品をよく知っている人にとっては、ことガンダムにとって重要なのは、アニメーション劇としての完成度以上に「メッセージ性」です。完成度の高い劇を観たいなら別の素晴らしい映画を観ればいいし、小説なりを読めばいい……というと語弊があるので正確に言いますと「ならわざわざガンダムを観なくてもよかったかもね」という感じです。
これは暴論のようですが、世の中には楽しませることが目的の作品と、何かを訴えることが目的の作品があります。ガンダムについていえば、広く公共に発表するものとして、社会的な意味を持つ作品づくりというのが、ガンダム全体にいえるテーマでもあります。勿論、娯楽作品としての側面はありますが、それはあくまで玩具を売るためのクライアント命令であって、わざわざアニメーション作品として世に出すことの本質ではありません。
そんなものガンダムに求めてないよ、楽しめればいいよ、という感覚を持って、実際に楽しんで頂いた方まで否定はしにくいですが、ガンダムが娯楽やガンプラを売るためだけに、戦争とか、核というキーワードをわざわざ持ち出している訳ではないのです。
中身を無視して、外見の演出の不出来を理由に作品価値を下げているレビューは、ガンダム作品における本質が解釈できていない意見ばかりです。作品の解釈が出来ないまま、ズレた評価をしている方が意外に多く、いわゆる、映画というものを数多く観ている人の読解力や洞察力はこの程度なのか?と不思議な次第です。
ではガンダムにおける「メッセージ性」とは何でしょう。
ガンダムにおいて長らく語られるテーマは「人がいかにして、ずっとこの世界に存在できるか」です。君は生き延びることが出来るか……というやつです。
戦争はその一部の要素でしかなく、実はテーマではありません。玩具を売るため、ロボットを活躍させるために適した状況が戦争だったに過ぎません。
戦争の記録……ガンダムは戦記物として分類されますが、戦記とは過去の記録という性格が強く、過去は学ぶべきものではあるけれど、未来を構成する要素にはなりにくいのです。そのためガンダムは別個で未来的な問題を取り扱い、テーマとしています。
ではガンダムSEEDのテーマとは?
その点についてガンダムSEEDは、遺伝子調整技術による人間の能力向上が、ヒトの革新に繋がるのではないか……と仮説を立て、その仮説が立証できるのか、あるいは棄却出来るのかということを、ストーリーを通して検証しています。さらに我々視聴者にも未来的な問題について議論を投げています。
こういった前提を踏まえると、作品を読み取る上での「洞察」が生まれます。
1作目のSEEDではあまり議論は深まりませんが、クルーゼという男の主張は、人が欲深く、愚かである事を指摘し、遺伝子技術も人の愚かさの1つとして議論のテーブルに上げます。
2作目のDestinyではデュランダルという男が、デスティニープランと名付けた社会構想を呈示することで議論を表面化させます。そして戦いの中で主人公らの意見とは対立します。
しかし残念ながら、2作目のDestinyは演出面の問題もあり、結果的には視聴者に伝わりにくい形で終了したようです。SEEDは良かったけどDestinyは苦手……という方の理由はこの辺にあると感じます。たしかに演出は大事……
なので3作目にあたる今回の映画では、既に議論されたはずのデスティニープランを再び呈示して、キラ達が撃ち破るという流れを「より分かりやすく」観せた作品になっています。18年も経って再呈示されたのは、作り手側の至らなさでもあり、我々視聴者の理解力の無さでもあると思います。
今回のテーマは「愛」だ、という意見は多いです。
では、なぜ愛なのか。
ラクスは、人が能力によって評価され、生き方を決定づけられるデスティニープランへの反論として、愛を語ります。
それは愛というものが、生まれ持っての遺伝子や能力で決められることの無いものであり、生まれた後の人生の中で必然性なく生じる一人一人の自由意志だからです。
しかしデスティニープランは効率的な社会の実現のため、生まれた後の自由意志を縛る可能性があります。事実アコードの中にも一人、愛という自由意志を押し殺した人物が描かれています。
愛、というのはあくまでラクスなりの表現であり、それは人によって「努力」でもいいでしょう。言葉は異なっていても、解釈としては同じです。
なので今回のテーマは「能力(しかも先天性の)や必然性のみが求められる世界が人を幸せにするのか?そのような世界で人は革新し、争いを無くせるのか?」ということで、それに対するメッセージは映画の中に描かれています。
その答えはラクスの言葉でいうと愛なのでしょう。
ではあなたにとっては何ですか?と問いかけられているつもりで、観てほしい作品です。
デスティニープランや、能力主義の行き着く先もちゃんと示されています。アコードと呼ばれる彼らは目的の為に自国の国民を犠牲にすることを「必要なもの」として何とも思わない人種でした。
それは自らが弱肉強食の勝者であるために、勝者の理論と覇権闘争の方法論しか身に付けなかった我々現実の国の指導者と何ら変わらない衝動を有しています。
そんな彼らの作る世界が今とは違う良い未来であるはずがないと、私は観て思いました。
ここの評価を最初に見てから行けばよかった
当時、大好きだったガンダムSEED。
ネットやSNSではものすごく評価が良いから、期待して見に行った。
結果、期待しすぎた…微妙…
良かった点を思い出したら
・最初の西川貴教のFREEDOMの曲聴きながら、オープニングの戦闘シーンからのガンダムSEEDFREEDOMのタイトルロゴがスクリーンにばーんと映った時が1番感動して興奮した。(自分はまさかのここがピークだった)
・戦闘シーンは本当に良かった!
・戦術バジルール
・見せ場でかかるミーティア
・イザークとディアッカが1番SEED見てる感あった
・サイとミリアリア見れて良かった!
・アスランとカガリがエンディングでハウメアの守り石と指輪を見せあってるシーン
悪い点
・後半30分ポカーンだった
・唇
・ラクス全般
(愛してる言うキャラでしたっけ?ダンスの時の髪型からドレスまでダサすぎる、NTR要素、無駄な乳揺れ、エロいパイロットスーツ等など)
・キラってあんなにラクスいなきゃダメダメなキャラでしたっけ?
・ラクスの愛だー
・オルフェやイングリッド、アコード達が誰も救われない
・シンの唐突な分身の術
愛がテーマなのは分かるのですが、これがあのSEED DESTINYの続編で完結編ならヤバい…もう少しやりようがあったのでは?
ですが興行収入等は好調みたいなので、好きな人には堪らない作品なのだと思います。
出来るなら自分も何回でも見に行く組に入りたかった…
他の方が仰ってる通り、ファンでも好きと嫌いが完璧分かれる作品です。
まぁ、悪くは無いが…
結局の所
まぁ、ファン映画かなぁって評価だね
ファンでもダメ判定あるとは思うがファン映画だねぇ
難を言えば、アニメからリアル時間が経ちすぎている事かなぁ
何にしてもあの世界から争いは無くならないと言うのは事実でしょうね…結局、愛で全て片付けてしまってるし
悪いと言うか悪くなってしまった要因の一つとしては
敵に魅力が無いのが大きい気がする
映画という、短い時間の間だから仕方ないのだけど
クルーゼ隊長にしても、デュランダル議長にしても彼らからは信念を感じたが
今回の連中にはそれが正直薄いんだよなぁ
見なければよかった
結論として、続編ということで期待していましたがとてもがっかりして、見たことすら後悔したというのが感想です。
アンチとしてではなく真摯にガンダムSEEDのファンとして、誠実に感想を書かせていただきます。
そしてガンダムSEEDファンであれば観ないことを強くお勧めします。
リアルタイムではちょくちょく見ていたくらいで、
フリーダムかっこいい!
くらいの感想しか持っていなかった当初とは違い、大人になって観てみると本当に素晴らしい作品だと思いました。
こんなに深い話だったんだと、感銘を受けて本当に感動して大好きな作品になりました。
にわかにも達していない知識量ではありますが、他のガンダム作品見てみたいと思えました。
そのガンダムSEEDの続編を映画で観れると、泣く準備万端にして映画館で観ておこうと思い普段行かない映画館にも足を運びましたが、正直観たことを後悔しました。
下記悪かったことと、一応良かったことを記載します。
【良かったこと】
・ガンダムがアニメよりリアルでかっこよかった。
【悪かったこと】
・エロ
私が一番嫌だったのは、女性キャラ、特にラクスをエロキャラとして描かれたことです。
他の女性キャラも胸をやたらと強調して、緊張感のあるシーンでもシンが胸に触れているところをみせたり、ところどころに意味不明なエロをぶっこんでくるところは百歩譲って目をつむります。無駄で嫌ですが。しかし、ラクスはきれいで優しい、エロとは対照的なキャラにもかかわらずエロ要素を入れてきたことに、作品、キャラへの愛情を感じられませんでした。観ていてつらかったです。
・ギャグ
エロとも関係していますが、緊張感のあるシーンでギャグ要素を入れ過ぎです。ここで何を感じさせたいのかわかりませんでした。シンの心を読んできた敵に対してそれを防ぐためにステラが登場してきたのは唯一心を読むことに対して真っ当な理由だと思いましたが、ステラが怪物になるところは、え、なんでここでそんな風にみせるの?とここも、シンとステラのあの悲しい別れを無に帰す感じが悲しかったです。
・ストーリー
DESTINYの終わりにキラとシンが和解してみんなで協力してこれからの世界を良くしていこうという話だったのではないですか?
アニメの、ガンダムのSEEDが特別だっただけですか?他のガンダムはこんな女と男だけの話なんですか?ガンダムSEEDを好きになったのは、終わらない戦争の中でも希望をもって世界をより良くしようと協力し合い、辛い苦難も乗り越えていくところです。
私はシン、フレイ、イザークが嫌いでした。
でもみんなこういう経緯、過去があるから、他の人を知らないからそんな風になっているのだということをストーリーが進むにつれて、それぞれが変わっていったことで、好きになっていき、特にイザークは大好きなキャラの一人になりました。いわば、この映画には語るべきところ、ストーリーが全くなく見終わった後何も残りませんでした。
(・4DX)
これは関係ないですが、4DXでみたのも最悪でした。IMAXレーザーが良かったのでそれで観たいところから間違って4DXで観たのは私の落ち度なのですが、上記の悪いところで冷めているのに体が動くことでさらに冷めてまったく没入できず、体が動くのに初めて映画館で眠くなりました。
私は映画に対してここまで、レビューを書くことは普段しません。レビューを書こうと思ったのは、正直共感してほしいという想いが強いですが、ガンダムSEEDのファンがこれを読んで、見たい気持ちもあるかと思いますが、見ないことで素晴らしい作品として心に残していただければ幸いです。
おもしろラブコメOVA
続編と聞いて、前情報を何も仕入れずに種と種死100話を再履修していざ観に行った結果、悲しい気持ちになり帰ってきました。
冒頭いきなりベタすぎるラブコメカット連発、超能力みたいな力を使う新人類登場、種死であれだけ凛々しく成長したキラがウジウジしたりラクスも覇気がなくなり随分簡単に動揺するようになっていたりしてキャラクターの一貫性もなく、作画もなんだか不安定、軽率に核ミサイルを発射する展開にし地球が焼け野原となり軽率にレクイエムも連射でユーラシア連邦首都が消滅(これでまた終わらない大戦が起きそうだけどなぜか首謀者を倒したら収まるらしい)、あれだけ歴戦をくぐり抜けたアークエンジェルが雑に轟沈、続編とは思えない部分を挙げればキリがないです。今作からの要素のアコードとかいう新種の超能力についてSF的な説明はほぼ何もなく謎の能力のまま、前半でキラを操ったり思考を読んで圧倒的な強さだったのに最終戦ではなぜか操れず、思考も読めずと非合理的な負け方をしているのも気になります。愛のパワーで弾き返したんですかね笑。最終戦のシリアスなシーンでは本当にステラ、カガリがコミカルに出てきて愛のパワー的な演出が入っていたので大真面目にそうなのかもしれませんが失笑という感じで見ていました。具体的にどういう設定の能力なのか深掘りしていないのでコミカルにして誤魔化した感があります。
種と種死はほぼシリアスなシーンで構成されていたにもかかわらず、今作は方針を大きく変えて全編ラブコメで真面目な話も特に内容がなく、種死の最後から世界は特に変わらないまま(むしろレクイエムと核ミサイルが地球に降り注ぎ混沌の世界になって)映画が終わっています。
種、種死で議論されてきた、どうすれば世界が平和になるのかという問題に対しての結論を本作で何かしら定義するのだと思っていましたが、結局今作でもそういった話は特に進展せず、全て愛で片付けられてしまいました。それが一番気になっていたのに。
それと数年も経ってないのに主要女性キャラの唇強調して大人っぽくしすぎて可愛くなくなったり、新キャラのテンプレのじゃ系王女とクセ強いブラックナイトの面々はキャラデザが尖りすぎて世界観から浮いてるし人数多いし(その割にあまり深掘りされずシンにまとめて倒されるし)、ラクスの最後のパイロットスーツの無駄に過激(淫紋みたいなのあったよね)でへんちくりんなデザインや一番重要な艦長を船外に露出させるという意味不明なミレニアムの艦長席、最早なんでもありどういう原理?と思ったキラの最後の超必殺技(笑)など、フィクションとはいえさ今までもうちょっと納得感のある感じだったじゃんと頭を抱えたくなる各種デザインの数々が目に付きました。
また最後に超重要人物でパイロット経験のないラクスが無駄にリスクを背負って出撃する理由はないですし自分のエゴでそういうことする性格ではないと思いますし、あそこまで飛ばすだけならたぶんインパルスのバックパックのように遠隔でできる気がしますし、結局フリーダムとの接続は艦側でオペレーターがやっていますし、考えれば考えるほどラクスが乗っていく必要性がないのですが(隣りで承認プロセスをやってましたが艦側でもできそうだし)、きっと最後のシーンありきでラクス乗ってくことにしたんだろうなと雑な脚本ができるプロセスを感じて嫌でした。そもそもこの映画自体が愛というテーマありきで作られたようなのでさもありなんという気もしますが。
総じて、懐かしのキャラをてんこ盛りにして仲良くしてキャッキャさせてラブコメ!ラクスが洗脳NTRされちゃうピンチ!でも愛のチカラでなんか凄い必殺技ドカンとやってハッピーエンドでめでたしめでたしって。。。これが正式な続編で大丈夫?と思って見ておりました。
とはいえ、シリアスやSFや本来のテーマなんてどうでもよくて、エンタメやラブコメで主要キャラクター同士が争わずキャッキャしてハッピーエンドになる話を好む人が多いのは事実で、実際評価も悪くないようですね。
SEEDのキャラたちがラブコメするのは嫌ではないのですが、真面目な続編としての期待値が高かった私のような人が散見されるので、それならOVAにするかいっそタイトルをガンダムSEEDFREEDOM~愛は地球を救う~にするくらい最初からエンタメに振って欲しかった・・・
種と種死とスターゲイザー時間かけて再履修したのにこの珍作を見せられた憤りが拭いきれません。
そして私が世代だった種と種死の最後がこんなふざけた話で終わるのが残念でなりません。
映画の後半が特に良かった!
初日の評価を見たら⭐️2.6ぐらいで不安だったけど、⭐️5つけれるぐらいめっちゃ面白かった!特にシンがめっちゃ活躍してたところが最高!シードデスティニーじゃキラに出番取られてあんま活躍できずに最終話を迎えたからシン活躍少ないなって思ってたけど映画で大活躍したからシンのファンもっと増えたと思う笑
個人的に面白かったのは、後半シンに洗脳をかけようとしたらシンの闇が深過ぎて洗脳出来なかったところが面白かった笑笑 アスランもハレンチな妄想して洗脳させないのも面白かった笑 あとアスラン強かった
逆に今回 キラがシンとアスランよりあんま活躍しない気がする 最後キラの機体がチート級に強いけども
あとCGはあんま良くなかったけど、それを忘れるくらいおもしろかった!あと唇も忘れる?かも
シード、シードデスティニーのopでなんでキャラが裸なのかはラストでやっと理解できた あくまで知恵袋の誰かの推測だけど
これで完結なのかぁ 出来れば続編作って欲しい
興行収入次第でできるかも?って関さんも言ってたし
とにかく続編を作って欲しいくらいおもしろい作品だった!まぁ続編決定ってなってもまた数10年後かもしれないけど...
面白かったよ。いや面白かったんだけど…
ガンダムは水星とハサウェイ、SEEDは公式の総集編動画2本見ただけのにわかになります。
ガンダムの映画だけあって面白かったんですよ。いや面白かったんだけど…って言うのが正直な感想です。
ここからは良かった点です。
挿入歌の「ミーティア」のかかりかたはむちゃくちゃ良かったです。最高のタイミングでかかり、さらに場面を盛り上げてきましたね。
SEED(覚醒)演出はTV版から変えすぎずにグレードアップさせた感じがして好きでした。
キャラもよかったですね。
敵でいうと、アウラとモブのブラックナイトスコードの清々しいまでのザ悪役っぷりはいいですね。逆にオルフェとシュラには彼らなりの信念を感じましたし、その信念に比例して強さも強者感もある。描写や行動を見てて、少なくとも今作の敵のなかでは魅力ある悪役だと思いました。あとイングリットは見ててホントに可哀想でした。好きな人が一切こっちを見てくれず、ミスしたら殴られてアウラからも汚物を見るような目で見られて。最後オルフェと少しいい感じになって死んでしまいましたが、彼女にとってはある意味その瞬間だけは少し幸せだったのかも。必ず来世で報われてほしい。
ギーペンラートさんの性格もいいっすね。プライドの権化。そのくせキラに嫌われると不安定になって泣き出す。気になってたシュラにすがり付き、そのままシュラたちに寝返る。そして最後は見下してたやつにボコされる。素晴らしい。見てる分には最高にオモロイ(現実でこんなやついたら即避けるけど)。
味方キャラもそれぞれちゃんと見せ場があってよかったです。特にアスラン。序盤はファウンデーションについて調べて別行動してましたが、その後ブラックナイトスコードにはめられたキラのピンチに颯爽と到着して助けるとかかっこよすぎだろ!最終決戦でもキラのピンチに颯爽と登場(二回目)してキラをかばい、真の姿を解放して相手の1人(シュラ)を引き受けるとかもうかっこよすぎるんよ。しかも精神的にボロボロのキラを奮起させるとかもうどんだけ頼れる相棒なんだよ!
アスランかっこよすぎるだろ(二回目)!
あとシンのデスティニーへの信頼とデスティニーでの無双も最高でした!
展開も良かった。
オルフェのラクス催眠NTR、それを見て苦しむキラとイングリット。そこで追い討ちをかけるオルフェさん。そして罠にはまるキラとコンパス御一行。ファウンデーションの非道ぶり炸裂。だけどアスランのお陰で生き延びたキラたち御一行は奮起。仲間の協力を得て反撃開始していき、囚われていたラクスを助けて最終決戦。王道ストーリーでやっぱり盛り上がるし、各キャラの活躍シーンもちゃんと組み込まれていて、お祭り映画としては素晴らしいと思う。
ここからは僕の評価が下がった理由について述べます。
TVシリーズを見てないせいかどうしても絵柄が古くて僕は合わなかったです。
最終決戦のモビルスーツでのバトルも盛り上がりはするんですが正直分かりづらくて、なにやってるか分からんところは結構ありました。
あと見てると徐々に慣れてくるとはいえどうしても気になる女性キャラの唇。
ここからは批評ではないのですが、かなりぶっ飛んだ展開の連続でつっこみどころ満載だった終盤戦について少し書かせてください。僕は結構(心の中で)つっこみながら楽しんで見れましたが、そこを受け入れられるかどうかで結構評価は変わりそうだと思いました。
以下、個人的なつっこみポイントです。
1:シン対モブラックナイトスコードにて
モブラックナイトスコード4人「闇に堕ちろシン・アスカ!(ここで催眠使ったかあ)」→金髪の少女(イメージ)登場(一瞬カガリと間違えたけどステラだったか)「シンは私が守る!(おお!)」→金髪少女がなんか怪物になる(ファ?!)
私が守る!までは分かったけど、怪物になったのはなんでや!(見てすぐは結構困惑した)
2:ズゴックの中からジャスティス登場(ホンマに中から出てきたよジャスティス。どこにそんなスペースあるんだよ)
3:ラクス
あのスーツはなんだよ!もはやダリフラじゃねえかよ!(結構あれはあれでよき)そしてなんで最初マイティーストライクフリーダムの肩に立ってんだよ危ないだろ!
4:キラとラクス
最後なにロマンティクスしてんだよ!
5:アスランのジャスティス
最後の頭からの攻撃はなんだよ!あれもうウルトラマンガイアのフォトンエッジじゃねーかよ!
ガンダムSEEDオールスターゲーム!最高!
ガンダムSEEDファンは絶対見るべきです。
そしてこんなのガンダムではない!と、宇宙世紀が好きな方々。別にいいじゃないですか!
ガンダム全体として盛り上がり、今後も新しいガンダムに繋がると思えば皆ハッピーです!仲良くいきましょう!
さて、本作ですが、前半はガンダムSEEDらしい展開、後半は新しいガンダムSEEDだと感じました。後半は特に監督の色が出たという事でしたが、まぁ賛否両論聞きますよね。
アスランが‥キラが‥ステラが‥シンが‥ってね。
でも前半が暗いもどかしい感じなので、後半は王道的にスカッとする展開で最高でした!
40点減点160点加点して総合120点の映画
褒める点は他の方が挙げてくれていたので、ちょっと個人的に残念だなと思った部分をピックアップ
・宇宙世紀めいたコズミック・イラらしさのない敵
今回の敵はアコードというコーディネイターから更に発展して創られた新人類なのだが、思考を読み精神を暴走させるなど宇宙世紀もののニュータイプめいた超能力者軍団として描写されている
いままでムウがラウの存在を漠然とした「感覚」で察知するなどの描写はあったが、こういった超能力描写はSEEDシリーズには無かったものであり、今まで築いてきた世界観を損ねているように感じる
また敵の大ボスであるアウラも齢50ながら子供の見た目をしているが、そのことに関しては何ら説明がなされない
メンデル出身でラクスの母親やギルバート・デュランダルと顔見知りであったことを匂わせる描写はあるものの、何かしら若返りのカラクリに言及が欲しかった所
・DESTINY組の扱い
シンは前作SEED DESTINYの主人公であるが、今作ではコメディリリーフとしての役割を与えられ過剰に子供っぽい描写が多くなされている
敵エースに決闘で負けてチャーハンと唐揚げをヤケ食い、ルナといい感じになろうとしてヘタレてしまい体育座り、キラとアスランの喧嘩に割って入ってしまいアスランとキラに殴られる、「この間はジャスティスだから負けたんだ!」と子供じみた言い訳をする…
復讐と憎悪で闘い何が正義かも分からないまま戦い続けたシンの姿は痛々しいものがあったが、今回はそれとは逆に可愛そうですらある
極めつけはルナマリアに対して銃を突きつけ「動くな…」とからかうシーン
相手は銃を携帯している訓練された軍人である(ましてやルナマリアはシンが核爆発に巻き込まれ死んだと思っている)、ルナの引き金があと1秒早かったらシンはヘルメットごと脳天を撃ち抜かれていてもおかしくない
もはや幼児退行ともとれる描写の数々は「失った青春を取り戻しつつある」と評価する人もいるが、それにしてもやりすぎではないだろうか?
またステラも酷い、前作で悲劇的な結末を迎えたヒロインであったが今作では終盤シンの精神世界に登場
「シンはステラを忘れてないんだな」と感動したのもつかの間、ステラは異形の怪物に変貌し敵を襲い始める
仮にも主人公と心を通わせた少女の姿か?これが…
一応ステラ本人ではなくシンの抱えた深い心の闇の象徴として登場しただけなのだろうが、いくらなんでもこれはキャラクターのイメージを損なうものだ、監督はドズル・ザビのオマージュだと言うが流石にこれはやりすぎだろう
前作ではシンの乗艦ミネルバの副官として登場したアーサーも今回では「ブラックナイトだからクロ?」と空気を読まない発言をしたり
玉突き的に副官を降ろされ「ええー!?」と驚くなどコメディ要因に徹している
ドラマCDなどではタリア艦長の遺児を引き取るなど良識人として描写されていたのだが…
ただまあ、彼はアニメ本編でもこんな役なのでその辺は仕方ない
何か1つくらいカッコイイ面も見せてほしかったが高望みだろう
ドム三人組はリーダーであるヒルダはそれなりに活躍の描写があったものの、マーズとヘルベルトは敵の脅威演出のためにあっさり戦死してしまった
序盤ではシン達のよき先輩役として描写されていただけに少し残念な所
・「SNS映え」を意識しすぎ
宇宙戦艦でプガチョフ・コブラを行うノイマン、12連装陽電子砲を真正面から受け止めるハイラインの新兵器、MSより太いビームを反射するアカツキ、スクリーンを半分近く埋め尽くす程分身するデスティニー、粒子バリアを纏い電撃で相手を薙ぎ払うMS型大量破壊兵器と化したフリーダム…
確かにこれらの活躍は格好良かったのだが、外連味を効かせすぎてスーパーロボットめいた非現実感が出てしまっている
キラがディスラプターの使用要請を行いラクスが真横で即承認、マイティフリーダムの放つ重核子レーザー砲で宇宙要塞メサイアを両断した場面は失笑ものだった
またアスランの8割はこれに該当するだろう
味方のピンチにズゴックで現れ弱音を吐くキラを一方的にぶん殴って修正、ついでにシンにも一発、相手の読心能力にはエロ妄想で反撃…キラと志を同じくしながらも悩み戦う青年の姿はそこには無かった(良い意味でも悪い意味でも)
今までいいようにされていた敵に報いるシーンではあるので凄い!カッコイイ!を優先したいのは分かるが、あまりにもトンチキすぎる展開の連続に観客は置いてけぼりにされただろう
全裸・乳揺れなどのお色気シーンや敵ビームに焼かれ火だるまになる子供、ニコル・アマルフィの回想などSEEDらしい描写も健在
とまあだいぶ批判的に書いてしまったが個人的には非常に大満足な映画であった
「愛」をテーマにしたわかりやすいストーリー、SEED DESTINYでは不遇な扱いだったデスティニーガンダムの八面六臂な活躍、成長を感じさせるカガリの政治手腕、「人間らしさ」をはっきり出すようになったキラとラクス、熱い説得でキラを立ち直らせるアスラン、少ない出番ながらも印象深いセリフを残したイザークとディアッカ、個性的かつ印象的な新キャラクター達など評価点はここに書ききれないくらい多数存在する
何よりスクリーンで繰り広げられる圧倒的迫力の艦隊・MS戦は二度三度とこの映画を観させたくなる魅力があり
SEED及びSEED DESTINYを観たことのある人には胸を張ってオススメできる映画と言っても良いだろう
PS:マリュー艦長が「キラく…ヤマト准将」って言い直す所が好きです
これがSEEDなのか!!!!!!!!!
本当に納得行かないです、そこまでSEED愛に満ちた人間ではありませんが、特にカップリングがタイプで何度も見返してます。でも正直ガンダム好きには絶対向かん。
表立って描かれまくった「愛」がうっとうしかったほんとに!!!!!!!!!作品に罪は無いがキラは意思表示すらできないころに戻ってるしシンはなんか……、キラにめちゃくちゃ懐いてる。まあそこはちょっと個人的には萌えた。あとステラのシーン酷い!!!!!!!でもシンの中にステラが残ってるのは涙が滲んだ。でもそこ以外泣けねえ!
オルフェかっこよ!ガチイケメン!今作の中でいちばん好きなキャラです。この作品の「愛」を真っ向から否定しまくったところがいい。でも結局こいつも愛欲しいんかよとはなった。なんやあいつ。
というかあのナチュラルとコーディネーターの戦いは愛があったら止まったんか???愛で片付けられるんか?????????!確かに「恋愛映画」ですと言われればそう。でもこれガンダムですよね……?というか最後のあのカガリはなんなんだ……?というかプルンプルンしてたなラクスの胸……。感動ってなんなんだろう、求めてたのはコレジャナイ感。
オルフェが死んだシーンは良かったです、釈然としないけど愛を貫いたあのシーンは何よりです。
とにかく愛!必ず愛が勝つんだとよ!恋愛映画好きな人は是非とも履修して見に行って欲しいね!!!!
少し期待しすぎたのかもしれません。
SEEDはリアタイ世代ということもありガンダムの中でも大好きなシリーズです。
なのでとてもワクワクしながら劇場に足を運んだのですが、正直言って非常にガッカリな出来栄えでした。途中で出ようかと思うくらいに…。
巷では好評の嵐のようですが、いったいどの層が支持しているのか甚だ疑問です。
個人的に感じた良かった点と悪かった点を記載します。
■良かった点
1. 戦闘シーンに重厚感があり迫力があった(特に前半)
→CGに不安もあったのですが杞憂でした。
2. 過去のMSにもスポットライトが当たりカタルシスがあった
→デスティニーに活躍の場が与えられたのは嬉しかったです。
■悪かった点
1. ファンサービスが過剰
→「お前らこれが欲しかったんだろ?」と言わんばかりの描写や演出が多かった。全体的にファンに媚びているような印象を受けた。
2. キャラクターの性格に連続性がない
→キラはSEED時代に逆戻り、シンは必要以上に幼く描かれているなど、キャラクターの性格に違和感があった。恐らく上記1とも関連しており、長年ファンが訴えてきた不満・要望に対してのアンサーがこれなのだと認識していますが、過程がすっ飛ばされているので違和感しかないです。
3. 終盤の戦闘描写がスパロボすぎる
→世界観を破壊しすぎていませんかね・・・?デスティニーの分身やマイフリのディスラプター、謎電撃、謎刀で本気で席を立とうかと思いました。
よく調べると前半は両澤さんの残したプロットをほぼそのままに基に作られているらしいですね。
私は前半の展開・演出が好きなので非常に合点がいきました。
世間では後半部分が評価されているようですが、SEEDが好きな人であればあるほど受け入れられない作りになっていると感じるので、いったい何が起こっているのかすごく不思議です。
とはいえ、20年越しにSEEDを見られたのは素直に嬉しかったので、シリーズのさらなる展開に期待します。
全286件中、41~60件目を表示