機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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ストーリー以外なら……
ハサウェイ程では無いにしろ、映像は綺麗だし新機体も劇中歌も良いのですが、肝心のストーリーはどんなに思い出補正やファン補正を加味しても面白くないと感じてしまう。逆シャアやダブルオーの映画と比べたらがっかりしてしまうかも。
テレビシリーズファンとしては微妙
良い点
・この機会にしか出来ない作品をこの機会にしか出来ないキャストとスタッフで完成させたこと
・立体物の一部がカッコ良い
・楽曲が良い
悪い点
・一部声優陣の声がキツイ、特にキラが10代風の声の印象強いためか酷い
・過去映像との継ぎはぎはZ劇場版程ではないがやっぱり違和感強い
・映画版だといちいち地名を字幕で出されるとくどい、箱庭館がでちゃう
・映画ならではの時間の使い方のために種死よりよっぽどキャラ造形やストーリーが雑
・やきもちシーンやステラ・カガリのシーンは話題になってるけど作画自体がしょぼい
・前半味方が撃破されるシーンがあっさりしすぎて味気ない
・後半もミーティア流れる所以外は機体がそそくさ忙しく動いてるだけで盛り上がらない
・テレビシリーズは機体の人間化がある一方で時代劇や歌舞伎?みたいな型が良い意味でロボットの固定動作感を演出してたのに、映画版は擬人化+高速化で仮面ライダーみたいでシラケる
・回想やら通信シーンでワイドショーみたいにただ四角いワイプが出るのはちょっと
・全体的に見なくても分かるような展開をくどい感じで見せられるだけ
・一番テレビシリーズっぽいのが比較的どうでもよいルナマリア‐アグネスシーンなのはどうなのか
総評
監督が裏話的に暴露しているような作品テーマや作品作りとほぼ真逆に感じた。もちろん劇場版ならではというのがあるかもしれないが、やっぱり脚本両澤でみたかったし両澤なしで中途半端な作品出てきてシリーズファンとしては批判も肯定もできない。
キラ陣営から戦争終結への解決案は提示されず。
最終シーンの総括会話
タオ「平和だ平等だと口にしながら他者に変わることを要求し、消して自ら変わろうとしない
目先の損得や思い込みに取り憑かれ足を引っ張り合う、みな愚か者だ」
キラ「そんなことは無い!」
タオ「導くものが必要なのだ
この分断と流血の歴史を終わらせるそれが我らが産まれた意味だ」
ラクス「人は必要(意味、目的)から生まれる訳でなく
愛(他者に対する慈しむ心、そう望んだ結果)から生まれるのです」
個人的見解を含めた要約----------
タオ:相手への妬み嫉み憎しみを持つのが人間。故に戦争が止まらない。だから完全に管理された世界、愛をも決められた世界へ導く。それにラクスが私を愛するのが役目、全うして欲しい。
ラクス:定められているから愛するのではなく、愛しているからそう定めるもの。
人から自然に芽生える愛(自身がそうしたいと言う想い)なくして何が人間なのか。
導かれた世界は愛のない(望みが叶えられない)世界。
それは最早人間の世界とは呼べない。
それにどれだけ進化しようと貴方達も人間、愛し愛される役目を持っていなくても自然と愛してくれている。
しかもすぐ近くで。
(青髪アコードがタオを抱きしめる)
結局アコードでさえ人間であると言う本能、定められていない相手を愛してしまっている
これが答え
--------------
戦争終結に向けての考えは漠然としていた。
今作は平和へ向かうと言うより、そんなやり方間違っているから止めなよ!と言うお話。
あとタオから提示された人間の悪い部分へのアンサーがキラの「そんなことは無い!!」の否定だけだと腑に落ちないなぁ。
せっかく現代社会の問題に通づる言葉だったから、キラの見解を聞きたかった。
せめて「そうかもしれない、だけど!」にして、人間の悪い部分は理解しているけど、だからと言って愛のない世界は違うだろってニュアンスの方がよし
個人的にアコードの弱点が母親に言われたから役目を全うしている、故に幼く感情的で人間としての経験値不足と言うのが分かりやすくてよし
子供でも分かりやすくしてるのが伝わった。
歴代ダントツの駄作
各所で持ち上げてる人が居たのとSEED好きだったので視聴しましたが、ハッキリ言ってとんでもなく時間の無駄でした笑
内容は矛盾と後付けとご都合とパクりのオンパレード、むしろそれしか存在しない
20年の間になろうに染まったのか薄ぺらいどころか内容0です笑
テレビアニメの亜人やアニメのマンガ原作ウルトラマンのようなぎこちない動きのCGに始まり、テレビ放送時には無い後付け超能力のオンパレード
登場人物達が怪しい電波に犯されて敵も味方も頭ゆんゆんして無茶苦茶な主張してます笑
ラクスを含め敵のアコードは主人公以上の特別なコーディネーターでヤバイ脳電波飛ばして思考を読んだり洗脳したりします
そうなると最早ラクスの仲間達はラクスの能力で洗脳でもされてるようにしか見えません笑
過去作のオマージュと言えば聞こえは良いが、過去のガンダム作品のMSの単なる焼き直し、パクりまみれ、ビルド系にしか見えないチープさ
延々愛だなんだと叫ぶキラとラクス、しかし上記の脳ミソ洗脳電波のおかげでヤバい人に決められてる人にしか見えない笑
挙げ句の果てにデスティニー乗って戦う段でシンが頭で何も考えず戦うと言う対策で無双笑
トラウマを呼び起こそうと毒電波飛ばされたらシンの内面に思ってたステラがやっすいお化けのようになって敵を驚かして撃退笑
アスランに至っては頭でエロい妄想して敵の意表をついてカガリに遠隔操作してもらって撃破
とんでもなく滑ってる芸人みてる気分になる笑
コロニーレーザーに相当する兵器を盾とボディの装甲で跳ね返すアカツキ笑
ユニコーンがコロニーレーザー消し去ったことに以前相当批判があったけど、そんなもん可愛いレベル
極めつけはキラとラクスで戦うマイティストライクフリーダム、雨のように飛んでくるミサイルをここは私がと言ってラクスが手を振ると全て吹っ飛ばし一掃、お前はマトリックスのネオか笑
その上SEEDデスティニーであれだけ不殺に拘ったキラが殺す殺す、考えの変わりかたが電波感マシマシで怖い笑
やたらこの映画推してる人間がコードギアスはSEEDの手柄、衛星作品と声高に言ってる理由もわかった、おもいっきりパクってるからそう言うわないと都合が悪いんだなと
この映画絶賛してる人って映画観て後悔したから逆張りして被害者増やそうとしてるようにしか見えないレベルの酷さです笑
これを超える駄作を観たことがないレベルなのでガンダムのストーリー期待するのはもちろんSEEDのテレビシリーズを好きだった人にもオススメしません
蛇足の蛇足
SEEDは高校生の時に観たことがあり、初めて観たカンダムシリーズということもあって好きな作品であった。
種死は最初はワクワクして観たが、ストーリーの破綻とキャラの言動のブレ、キララクス教と正直無い方がマシの蛇足であった。
今回はアマプラのTOPで出ていて無料で観れるならと視聴
なるほどとファウンデーション王国なる新興国家がコーディネイターを超えた新人類「アコード」が7人居るだけで、よく分からんコスモ貴族主義をパクった次世代のMSを開発しました。
戦艦の数を揃えて、こっそりレクイエムを宇宙に建造しましたと逆らうなら皆殺しですと。
それをキララクス教に率いられた主人公組がたった数隻の戦艦とMSでボコボコにする。
どうみてもクソシナリオです。
よくいう正義の反対は別の正義だとかではなく、ただのキチ〇イ集団と反戦テロリストが戦うだけ
初代SEEDの葛藤とかは何処に行ったのでしょうか。
仁王立ちラクスシールドとかギャクでしかない。
MSの設定も初代SEEDはSF考証を頑張っていましたが、種死から崩壊、蛇足の蛇足はもはやギャクです。
お祭り
一言で言うなら「お祭り」作品でした。面白くもあり良かった点も多いですが、散々待たされたファンにとってはよかったのか?
映画館でみた時、はじめは満足したような感じでしたが、根本的にアコードの設定やアウラの企みや、ラクスの母親に関しては深堀もせず、よくわからない雑な部分が多かったです。
キャラクターの性格の変貌ぷりに驚きました。特にラクスに関しては、前作までは教祖ラクス、その使者キラみたいなやばめの宗教みたいなのから一変していて、本当に同一人物なのかと驚きました。
一番気になったのは、アスランの扱い。玩具にしないで欲しかったです。たいして役にたっていないカガリがキャラクターランキングトップなのも、意味不明。戦闘と作画は良かったです。続編はもういりませんね。
うーん
ストーリーは強引。敵の設定もそれに反転攻勢する流れも強引。
終盤、ノーマルスーツを着たラクスの乳揺れや、アスランによるカガリのヌード精神攻撃、挙げ句に最後に浜辺で全裸のヤマトとラスクって・・・・何、野外でやってたの?
戦闘シーンは派手でプラモのPVとしては良いんだろうけど。
楽しめるバカ映画
TVシリーズをリアルタイムで流し見していた程度の素人。 前半はグダグダに悪化する人間関係とポッと出の軍勢に理不尽にボコられストレスが溜まるが後半はそれらが問答無用に解消されるので視聴後の満足度は高かった。 特にクライマックスで敵キャラが理不尽にギャフンされるさまはバカ映画の真骨頂と言える…かもしれない。 あと、この映画で「戦争」とか語るのは楽しみ方が分かっていないと思う。 自分はラクスのノーマルスーツのデザインとかアスランの女性関係が気になってしょうがない。
見たいもの全部盛り
こういう十何年越しの映画って、とにかく『ファンが見たかったもの』を目指せばOKなわけなんですが、それがしっかり出来ていた、若しくはやろうとした事がしっかり伝わってきたので、それだけで及第点です。 まさかまたデュエルとバスターに乗るイザークとディアッカが見れるとは思いませんでした。 諸所突っ込みたい所はありますが、細かい事は良いよと思えるくらいには満足度が高かったです。 アマプラで見ましたが、劇場で見なかった事を後悔したくらいです。 そして「Destinyで感じていたモヤモヤ」を解消してくれた事も大きなポイントでした。 それはDestinyプランに『持っている者』であるキラやラクスが反対する事への説得力でした。 能力があり、容姿も優れている2人なら、そりゃあ好きなように生きたいでしょう。でもそうじゃ無い人は?『持たざる者』が、それでも自由を叫ぶならまだ分かるんです。 『持っている者』が反対するのならばそれなりの説得力を持たせて欲しかったのに「私たちの思いも・・・だから・・・」のような意味不明なセリフで毎回お茶を濁されているような気持ちでした。 終盤は2人が悪役のように見えてしまう事もありました。 それが今回の続編で「キラとラクスは持ちたくなんか無かった。」と言う事を明確に描いてくれました。 ただお互いを想いながら静かに暮らしたかっただけなんだと。そう思うと全て腑に落ちました。 持って生まれてしまったから、背負いたくも無い使命を背負ってしまう・・・それもまた辛い事です。 考えてみればキラはずっとそうでした。戦いたくは無いけれど、力があるから戦わざるを得ませんでした。 そして、今回の敵もきっとそうなんですよね。自分の価値を刷り込まれて、それに従う意外の道が無かった。何かのボタンが欠け違ったら、キラと立場は逆になっていたかもしれない。そう思うと悲しいですね。 今回のテーマであった「愛」についても若干しつこい(カップリングが多すぎる)感じはありましたが良かったと思います。 ラクスの「必要だから愛するのではありません。愛しているから必要なんです」というセリフは感動しましたし、彼女らしいと思いました。
これで戦争を語ってはダメ
ちょっとこれは偏差値が低いかもしれん 戦争始める理由が自分が優れてるから支配そうになりたいからって言うのは小学生並みの知能にみえた ガンダムはただのアニメじゃないんだよな 戦争ってもっと複雑でもっとドロドロしてて それを伝えるのがガンダムという作品のやるとこだと思ってたんだけど、、ポリコレであんまり過激なことやると叩かれるから辞めたのかなー 高校生の同人誌レベルのストーリーに見えたかな プラントって核で仲間を殺されてその憎しみがデスティニープランを生み出したわけで、、 映像とメカは凄いから あれはプラモデルのcmだね これを見て世界が平和なんて言ってたらかなり偏差値は低いかと、、こんなんで戦争終わったら世界はもう平和だなー 戦争はもっと悲惨でもっと複雑ででもそこで生きる人間をもっと描いて欲しい
愛戦士
2024 84本目 ガンダムシリーズであれば、ファーストガンダムに次いで好きなシリーズでした。 なかなかあれか、 “種”と”運命”で戦争の根幹に触れているので、続きとなるとそうなるよな… 愛が全て。 そういう映画でした。 シリアス感は前作の方が強いので、 ファンサも込み映画と捉えると楽しめる作品です。 ズゴックやゲルググ、ギャンまで出てきます。 ズゴック登場シーンはシャア専用時代のズゴックをオマージュしてますね〜 そして最新鋭機体からグレードを下げても愛のチカラで覚醒しまくるパイロット達。 またガンダムMRⅡと逆襲のシャアにもあった嫉妬心から裏切りまでも…”愛”がテーマなのでそれもありか。 なんでやねん!とツッコミどころは多々ありますが、それはそれで楽しめます。 アスランが今作はかなり活躍しますし、 “本当に使えないな”のドS発言もでます笑 またキラの”種”時代のウジウジ感も見られます笑 “運命”とは違ってシンが純粋に戦えている事がよかった?バカさが可愛いのか?? 彼、最後にとんでもない覚醒もしますよ。 オルフェ達は彼らの正義で戦っていた。 結局、争いは無くならない世界を繰り返す世界に。 自由な世界を取るのか?争いの無い世界を取るのか? この問答は人類ある限り続くのか。 20年間で総集編やリマスター版を出しながらファンを掴んできて、おそらく最後であろう作品なので、見逃し厳禁ってところ
待望の
SEED、DESTINYはガンダムシリーズの中でもかなり好きな作品。
物語の流れは、敵役が変わっただけで大筋はDESTINYと似たような展開ではあったけど、アニメーションの技術も上がってるし見応えはあったな。
人の感情の動きとか情勢の変化とかテレビサイズでゆっくりした展開で観た方が、もっとしっくり来たと思う。
個人的には、これを待ってた!っていう、カッコいいシーンもあったけど突っ込み処も多かったかな。
西川さんの冒頭のFREEDOMは最高に良かった、後半何処かでまた聴けるのかと思ったけど流れず、もう少し聞きたかったかな、でも、後半は最高なシーンでミーティアが流れて、相変わらずカッコ良過ぎて痺れたね。
ガンダムはどれもそうだけど相変わらず人が痛々しく呆気なく大量に死んでいく、戦争だもんね
コーディネーターの進化版のアコードであるブラックナイツ達にキラがあっさり操られて皆んな次々やられて、後半は逆に前半の苦戦が嘘みたいに倒しちゃうんだけど、種割れしたから強いのか慣れた旧機体使ったから強いのか、、、普通は新機体の方が性能いいはずなのに、ちょっとうーんって感じかな、、、アコードは精神操作以外はコーディネーターに劣るということなのかな??種割れみたいなのなかったしね。種割れに負けてた感じだったけど本当に進化版だったのかな?
恋愛模様もちょと駆け足だったのと、DESTINYと似た展開だし、それがSEEDらしいと言えばらしいけど、いやもう満腹ですって感じだったかな。
シンがヒルダの胸をラッキースケベで、どさくさに紛れて触ってたのは、どっかで回収してルナマリアに詰められる姿が見たかったな(笑)
キラは大きな戦争を経て、精神的に成長してるのかと思ったけど、意外と子供のままで成長してないんだなっていうのと、ラクスへ想いがなんだろう、、、アスランがアコードは人の精神操作が出来る的な説明してくれたのに、自分も体験して理解してるはずなのに、だったらラクスも操られただけだって恋人なら思うでしょ?
それが諦めモードになっちゃって、僕を捨ててオルフェを選んだ?はぁ?
アスランが親友で良かったね、お前はボコボコにされたらいいよ
ちなみにあのシーンでも、シンはヒルダのおっぱい堪能してるはずだ(笑)
ミレニアムを強奪して逃げる所の百発百外しも良かったし、アカツキとムウの活躍も良かったし、ラクスのスーツは何であんなにエロいんだ!(笑)
ズゴックは、、、赤いズゴックにアスランが乗ってるのは感慨深いものがあったけど、、、あの中に入るかな?サイズ感おかしくない?
モビルスーツの性能で強さが決まるわけではないというセリフがあったけど、、愛だ何だと言ってたけども、別にキラとラクスの愛は否定はしないけども、結局、旧式は燃料切れで、愛で届けられた翼を付けたフリーダムは明らかに化け物性能だったでしょ、なんかシリアスシーンなのに演出がコメディぽく見えてしまう箇所がちょいちょいあったかな。
この二人に比べたらシンとルナマリアの方が旧式で耐えながらお互い支え合って戦ってる姿に愛を感じたな。
ただ、ここでもね、そんな展開に更にステラが出てきて胸熱なのに、何であんな演出なの?って、、、なんかステラが可哀想だった。
あれぐらいトラウマ感がないとアコードの精神攻撃を防げなかったのかな?
シュラとアスランも、いよいよ決着って時に、何あれは!(笑)
シュラのあの慌てっぷりは絵には描かれてなかったけど、多分カガリのおっぱいも丸出しで見えちゃってたんだろうなぁ、、、いいのか!アスラン!(笑)
ここも、破廉恥な妄想についてアスランがカガリに詰められる姿が見たかったな(笑)
最後のフリーダムはマイティーフリーダムとかいうらしいけどミーティアが流れてね、最高だった、、、でもここでもね、ラクスが天使の翼みたいなの付けてなんかポージングしてるんだよね。
それがおかし過ぎて笑ってしまったよ。
だってこれ機体性能で攻撃防いでるんでしょ?
ラクスが超能力みたいなの持ってて、そのポーズしないと防げないとかならわかるんだけど、何そのポーズ?って思っちゃったんだよね、、、ガンダムの顔辺りに寄り添うように自然に立ってるだけ良かったのになぁ。
イングリットとオルフェにもうやめましょうって言って、オルフェと愛について、今じゃなくても未来にいる誰かに愛されるかもみたいな会話してたのに、、、オルフェは生きてても罪の重さが重すぎるんだけど話の流れからしたら、基本不殺のキラなら殺さずに機体を無効化できたんじゃないかと思ったんだけどな、、、
で、何で最後二人で裸で立ってるの??
という感じで突っ込み処も多かったんだけど、SEEDやDESTINYの続きが観られたことは純粋に嬉しかったかな。
このクオリティでガンダムW Frozen Teardrop作ってくれんかな。。。
自由の為に
令和になった今も新作が作り続けられるガンダムシリーズ。
2000年代に於ける人気の決定付けと新たなファンと世代の獲得に成功したのが、2002年~2003年放送の『機動戦士ガンダムSEED』と2004年~2005年放送の続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と言えるだろう。
旧シリーズにオマージュしつつ、また新たなデザインのモビルスーツや迫力のバトルのみならず、まるで少女漫画のようなキラキラ瞳の美形キャラが織り成す人間ドラマと恋愛模様、シリアスで骨太なストーリーとテーマ…。リアルタイム放送ではないが、レンタルで見、宇宙世紀以外のシリーズでドハマりした一つ。
OPやEDを彩った曲も良かった。西川貴教が歌う『INVOKE インヴォーク』が一番人気だろうが、個人的には梶浦サウンド炸裂の『あんなに一緒だったのに』がお気に入り。
放送終了して約20年…。20年も経って、まさか新作劇場版が作られるとは…!
『00』や『水星の魔女』や『閃光のハサウェイ』に続く新作じゃなくて…?
公開するや否や、興行収入48・4億円。劇場版ガンダム最大のヒットに。衰えぬ『SEED』人気に驚いた。
かく言う私も観たかった。が、いつもながら地元の映画館では…。まだロングランヒットの中、Netflixでスピード配信!
ありがたや。
とは言え、最後に見てから10年以上経つ。TVシリーズを再見する時間はさすがに無いので、スペシャルエディション版くらいせめて見てから見ようと思ったのだが…、早く見たかったので見ちゃった。
細かい設定やストーリーとか忘れてる部分もあるけど、大丈夫かな…?
やっぱり昔、見てただけの事はあった。しっかり覚えていた点もあり、見ている内に思い出したり、忘れていた点はWikipediaで事前調べたりして、置いてきぼり状態にはならず。
久々の『SEED』世界へ、行きます!
まず、基本設定。
C.E.(コズミック・イラ)70年。従来の人類“ナチュラル”と遺伝子操作された新人類“コーディネイター”の対立が深まる中、“血のバレンタイン事件”を発端に戦争へ。
コロニーで平穏に暮らしていたコーディネイターの少年キラ・ヤマトは、ナチュラルの“地球連合軍”とコーディネイターの“ザフト軍”の争いに巻き込まれ、連合軍のモビルスーツに搭乗。戦火の中で、かつての親友でザフト軍に属するアスラン・ザラと再会し…。
戦争を知らぬ少年少女たちが戦争に巻き込まれ、モビルスーツに搭乗…はファーストを彷彿。と言うか、完全オマージュ。
対立する勢力で再会するかつての親友同士。その苦悩、葛藤。
ガンダムシリーズで最もと言っていいくらい、あっちでこっちで“恋愛事件”も勃発。見た人それぞれに推しキャラがいる。ちなみに私は美人艦長のマリューさん。
何が正しいのか、何の為に闘うのか。模索しながら、傷付きながらも、闘い続ける。各々の正義と平和と自由と愛の為に。
ガンダムシリーズの一番の人気はモビルスーツ(とガンプラ)だろうが、私はキャラやストーリーが好き。
SFアニメでありながら、戦争絶えぬ世界情勢を反映。リアルタイム放送時はイラク戦争だったろうが、今は…言うまでもない。
戦争に終わりはないのか…? 人々は対立し、憎しみ続けるのか…?
新たな争いがまた一つ…。
先の大戦で、プラント最高評議会議長デュランダルが掲げた“デスティニープラン”。全人類を遺伝子操作で平等化し、適性の職や生き方を与える。
そこに不平等や争いは無いが、人個人個人の自由意思もない。
それに抗ったキラたち。
闘い続ける事、そして自由を選んだ。
C.E.75年、反思想集団“ブルーコスモス”によるテロ活動が続く。
ラクス・クラインを初代総裁とする世界平和監視機構“コンパス”がその鎮静化に当たっていた。
そんな時、ユーラシア連邦から独立した“ファウンデーション王国”が共同作戦の提案。
コンパスはそれを受け入れたが…。
まだ子供の女王アウラ。若き宰相のオルフェ。親衛隊“ブラックナイツ”。只ならぬ雰囲気漂う…。
ラクスとオルフェは手が触れた瞬間、何かを感じ合う。キラの胸中は穏やかではないが、それを口に出す事は出来ず…。
コンパスとブラックナイツ合同によるブルーコスモス残党討伐。
その作戦中、キラは突如精神侵食に襲われ、協定違反の領域外を侵してしまう。
熱核ミサイルが発射され、ファウンデーション王国もコンパスも甚大な被害を。
ファウンデーションは報復を世界に宣言する…。
全てファウンデーションの陰謀。
真の目的は、デスティニープランの復活。コーディネイターを超える新人類“アコード”による全人類の支配。
対する勢力には、恐ろしい兵器“レクイエム”で殲滅。
熱核ミサイル着弾直前、ラクスはオルフェらと宇宙へ逃れたが、実際は囚われの身に。
ラクスを手中にするのも目的であった。アウラ女王の下、オルフェとラクスが新人類の“アダムとイヴ”に。その為に“創られた”。
キラはラクスが裏切ったと。
オルフェらの脅威、世界の命運、愛の行方…。
反逆勢力に貶められたコンパス。キラたちはどう対するのか…?
大ヒットし、待ち望んでいたファンからは歓喜と共に迎えられたが、人気作の宿命。賛否の声も目立つ。
世界観の崩壊、キャラに違和感、こんなの『SEED』じゃない…。確かにあの“ハレンチ妄想”にはドン引いたし、各キャラもこんな性格だったっけ…?
深い愛で結ばれているキラとラクス。イケメン宰相の割り込みで仲拗れるかな…?
しかし、それぞれ掲げる正義、単純に白黒付けられず。迫力のモビルスーツバトル、お馴染みのキャラたちの登場、作品を盛り上げる楽曲、友情、絆…。
愛も高らかに謳い上げる。キラとラクスの不変の愛はベタだけど、ラクスが終盤で言ったキラへの愛はストレートに響く。他のカップル、アスランとカガリ、マリューとムウらはほとんど描かれなかったのは残念だが…。
SEED節は健在。昔、夢中になって見てた興奮を思い出した。
掲げられた人類の未来。
全人類を遺伝子操作で平等化する事によって、格差も差別も偏見もない。争いもない。
未来永劫、人類は平等に平和に生きていけるかもしれない。
だがそこに、自由はあるのか…?
個人の自由。生きる自由。選択の自由。愛の自由。
その自由を求めて、人々は争い合う。憎しみ合う。
それは人類が繁栄し続ける限り、無くなる事は無いだろう。
人々が対立し、憎しみ合い、対立し合い、その果てに辿り着ける自由と平和。
その為に苦しんだ。多くの血が流された。それは一生癒えない。
その痛み、苦しみを身を持って覚えているからこそ、遂に掴んだ自由と平和が尊い。掲げられた平等と平和より。
先の大戦時のデスティニープラン。新たなデスティニープラン。
理想的ではあるが、恐ろしい事でもある。人が自由を失い、選別される。
やってる事はナチスと変わらない。歴史上の大義名分の戦争理由の繰り返し。
人は愚かにも同じ過ちを繰り返す。
時にそれが正しいとされ、抗う事が咎められる。
それでも人は抗い続けるのだ。
未来の為に。平和の為に。愛の為に。自由の為に。
SEEDファン必見の完結編
SEEDのファンは歓喜し、destinyが不満だった方も解呪されるような理想的な完結編でした。 destinyは単体だと不完全燃焼感が出るのですが、今作と合わせるとストンと入ってくるような印象になり、destinyの続編という意味合いも強そうです。(無印は単体でも綺麗に纏まっているので) TVシリーズとは、特に後半部分の毛色が少々違いハッキリ言うと1度目の鑑賞では戸惑いもありました。しかし、この作品のテーマや意味合いを反芻し「そういう作品だ」と理解した上で再度劇場に赴いたら、寧ろ後半部分で感動してしまいました。 何より、登場キャラクター達が本当に皆魅力的に描かれていました。キラの再度の深堀り、destinyを経たアスランの今、シンの再起、見慣れた面々の安心感、新キャラ達の活躍、どれも観ていて気持ち良いくらいでした。TVシリーズではミステリアスだったラクスにもハッキリとスポットライトが当たったのも良いですね。 20年の歳月、当時destinyでファンを不完全燃焼にさせてしまった監督や制作陣の後悔や執念、そういったものを感じざるを得ませんでした。フルCGで動くMS達にも時の流れと進化を感じましたね。文句無しの大満足です。
ありがとう
今日は公開最終日でした。
気がついたら月いちペースで劇場に通ってました。観る度に発見が有りまだまだ足らないと、公開が終了してしまうのが残念で仕方ありません。
運命で覚りを開いた様なキラでしたが、今作では勝手に独りで背負い込み自信がなくいじけてしまう様なキャラで、ラクスもまた今までになく強さを感じない気弱な部分をみせていて。
お互いに想い合っているのに2人の関係はとても曖昧だったので、お互いにライバルが現れてその不安定さがそのままに戦いにのみ込まれていくという、LOVE要素もあり今の世代にも分かりやすいストーリーになっていたと思います。
種、特に運命はナチュラルとコーディネーターとの争いにディスティニープランが絡んできて、大戦が終結してから主なキャラ達がその後どうなったのかは想像の中でしか解決してなかったので、20年待ってのこの劇場版は、特に「あなたの中に私はいますか」ってのは嬉しかったですね。
シンとルナマリアはまだまだ子供だからあんなもんだろうけど、マリューとムウは幸せそうで良かったなと。
カガリとアスランなんて、終盤まで全く関わりが無かったのに、他のカップルの誰よりも距離がある筈なのに一番安定していたペアじゃんて感じでしたけど。
流石の不沈艦のアークエンジェルもフリーダムもジャスティスも敗れてしまって、これからの戦いになにを持ってくるかと思ったら、なんと、またフリーダムですよ。おまけにディスティニー。しまいにはデュエルとバスターまでミーティア背負って、凄いサービスでしたね。相手はコーディネーターを越えるアコードなのに‼️。
そしてアカツキは又良い働きをしましたね。レクイエムからのオーブへの攻撃をギリギリのタイミングを見計らって見事阻止してくれました。ムウさんが奇跡をおこすのも3回目だし、それはもう奇跡とは言えんのでしょうけど、回数こなす度に安定感出てきてる。
きっといつかムウは銅像が立ちます。
でも、よくよく考えたら、あの時にアカツキをカグヤから宙へ上げたカガリが一番の功労者だったなと思うんです。キャバリアーリモートでアスランのジャスティスの操縦すらまかせられる、コーディネーターの上をいくアコードを、ナチュラルのカガリが見事に裏をかくという結果を出してしまいました。
キラとラクスは想いを通わせてとんでもない力を出してしまいましたから、多分カガリもアスランと強い絆があったはず。アスランはキラヘ説教たれた手前、きっと言葉を惜しまずカガリに愛を告げていたはず。今日の最後の入場者プレゼントにアスカガのポストカードGETしたから、絶対そうなんだと決めました。
4ヶ月間、FREEDOMの話題をほぼ毎日目にしてました。これから寂しくなるけれど、取りあえず劇場版DVDが何時販売になるかなと待ちながら、続編『SEED JUSTICE』が製作決定される日を待っていたいと思います。
でも、また20年は勘弁して下さい。
全てが中途半端
映像は綺麗なので、現場で実際に手を動かして作業してる方々はおそらく優秀なのでしょう。
しかしストーリー等が「20年たってこんなレベル??」と疑いたくなる陳腐さ。制作首脳陣の思考は平成で止まってるんでしょうか。
敵側がポッと出てきた割に大して掘り下げられず、何者なのか良く分からないまま核ミサイル発射したりレクイエム使ったり悪行の限りを尽くし「倒さねばならぬ敵」という印象を一方的に見る側に押し付け、結局何がしたかったのか良く分からんまま倒されて終了。
味方側の新キャラも「あんた誰?」って印象しか残らない。
※クェスみたいな女いたけど生理的に無理でした(;^_^A
序盤にラクスの「キラを自由にしてあげなければ」みたいな独白があったので、ラストはキラがフリーダムから降りてようやく戦争から離れられると思ってましたがそんなことも無さげ。。
雑すぎる。
※見た後、パンフに補足説明有るかと思い買いましたがありませんでした
その一方で、DESTINY時の「自己満足パロディ」がかなりエスカレートしておりドン引き。笑う気にもなりません。他にもミニスカキャラをローアングルから映したり完全に制作首脳陣の自己満足作品ですね。
あと敵もテレパシーで連携しますがなんだかダブルオーで見たことある光景。。わざと?これも自己満足パロディの一種なのでしょうか。。
新型MSもモノアイタイプばっかりで「新型ガンダム」はたった二機。しかも噛ませ役で序盤に破壊され、後半はDESTINY時代の使いまわし。手抜きとしか思えない。「〇〇ガンダムspec2」とかどこ変わったのか分からんわ。
(バンダイからガンプラの仕様についていろいろ言われてたのかな)
あとアスランの某機体にはあきれ返りました。バカにしてんのか?
※コイツのせいで「アスラン・ザラ、ジャスティス!でる!」が聞けません
最終決戦も「敵がチート使うからこっちもチート使う」的なゲーム感覚の展開で全然面白くない。キラ&アスラン&シンの連携が見れると思ってましたがほぼ別行動
ラストも新型バックパック装着してチートとかダブルオーライザーやんけ。なぜそんな程度の発想しかできなかったのか。見た目も取ってつけたような日本刀装備してその辺のホビーショップのガンプラコンテストにありそうなレベル。せめてVPS装甲なんだから全身の色変えるとかできたでしょ。。
終盤は「早く終わんないかな」と時計ばかり見てました。。
【総評】
制作首脳陣の自己満足映画。
シナリオも薄っぺらく、パロディも味付け程度なら楽しめますが度を過ぎていて、例えるとパクチー山盛り状態で完全にスベリ倒しており今更なぜこんなレベルで公開したのか非常に不可解。
逆にDESTINY終了直後に公開されていたら面白く感じたと思います笑。
唯一の救いは主人公サイドの人気キャラで死人とか出ず、見かけ上はハッピーエンドだったことですかね。
二度と見ません。
ガンダムSEEDという名の"別作品"
一個人の意見ですので合う•合わないはあると思います。ご了承下さい。
ファンとしては映画化したことに非常に喜び楽しみにして観に行きましたが、内容が悪目立ちし過ぎて人生で初めて"早く帰りたい"と映画鑑賞中に思いました。
◇良かった点
映像は綺麗でしたし、アニメを観ていた方なら「おっ」となるような作戦や機体などもあったのでそういった部分は非常に楽しめました。
◇がっかりした点
•映画の尺の関係もあると思いますが話の経緯がわからない部分(フリーダム強奪事件など)があるのに話が進むのでキャラやストーリー自体に感情移入が出来ない。
•敵の機体がSEEDっぽくなく種類も色違いだけに等しい。作品にも合っていない感じがする。
•このシリーズの作風をぶち壊すような超能力ネタを出された瞬間にほぼ観る気が無くなっていました。
•ズゴックマトリョーシカは驚きもなく笑いもなく呆れました。
•後半のカガリとアスランのやり取り、ステラのネタ演出、ラクス様降臨、どれも観ていて腹立たしいぐらいでキャラを良いように使って、鑑賞者よりも作り手が遊び半分で作ったのか?と思えるほどでした。
•時代に合わせてなのか3DCGを使ってましたが正直安っぽく感じてしまったのとチカチカしたり動きとマッチしてなく目が疲れて仕方がなかった。
これならアニメーションだけで充分良かった。
他にも色々ありますが、これなら長くなっても何作かパートに分けて内容を濃くしても良かったのでは?と感じました。
お金を払って観に行くより、映画のPV だけで充分なぐらいです。
このシリーズは思い出もありとても好きな作品だったのでとても残念です。
映像は綺麗。脚本はご都合主義。
SEEDは無印もディスティニも完走できず、スパロボとかでなんとなく筋はわかるレベルの人です。なので、特に思い入れもないので、アニメ映画としてみた感想です。
映像は綺麗だし、映像は綺麗でした。戦闘はMSやリアルロボットものというよりかは、グリッドマンとか特撮系の風味を感じましたが、よかったです。
ズゴックからの登場はギャグかと思いましたが、それも良い演出でした。
ただ脚本はかなりご都合主義で破綻に近い状態だったかなと思います。キャラの心情の動きも共感が難しいもので、敵役の魅力のなさは特にキツかったです。
最後は、恐ろしいカカア天下で攻撃承認され、夫婦で世界に恐怖政治を敷いていく未来が垣間見え、おじさんはちびってしまいました。
ファン向けの映画だったので、みたことを大いに後悔しています。
友人の付き添いとはいえ、観るべきではありませんでした。
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