機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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ガンダムとして観てはならないガンダム作品
冒頭に、まずはガンダム作品として観ました、とした上での評価になります。
はっきり言って駄作です。
最近のガンダム映画の中では間違いなくワースト1の駄作さです。
基本的に良い面もありましたが、悪い面が『悪目立ちがすぎる』点、種死までの良かった点すら台無しにしているあたりが致命的すぎました。
ただ、SEED絶対の信者な方なら、あんな出来でももれなく面白く映ったのかもしれません。
しかし、私のように『ガンダム』として観たなら駄作としか評しようがありませんでしたね。
まず良かった点は以下のようになります。
・シンのワンコ感、青臭さが良い意味で描かれている。
→これに関しては種死ではとにかく反発的な小僧らしさを呆れるレベルで強調しすぎた同作後編とは打って変わり、種死前半部の生意気小僧路線を基礎としつつ、元来のシンという人物の良い面を描かれた点は良かったです。
・懐かしい機体のサプライズ
→これはもうデュエル、バスターのアップグレード型がミーティアを駆り登場する場面。いや、これは良かったです。何気に核エンジン搭載仕様になっていたのも草。
・種死の鬱憤を晴らすかのようなデスティニーガンダムの活躍、インパルスガンダムとの共闘。
→コレもまた種死では勿体なかった要素の補填みたいなものですが、個人的にはかなりの無双感が強く、ジャスティスに乗っていたから負けたんだ!発言には失笑しかありませんでしたが、それでも映えましたね、個人的にはとても良かったです。インパルスにデュートリオンビーム交信するあたりも。
残念ですが個人的に良かった点は僅かコレのみです。
以下、悪かった点↓
箇条書きします。
・ストーリーがあってないような陳腐なもの。
・テーマがぶれぶれのがったがた。
・ただキラとラクスが愛を叫び合うだけでかなり貧相で安っぽいし薄っぺらい。
・アーサーを始めとしたドン引きレベルのギャグ要素。内容がシリアスなだけに余計でしかない。
・登場キャラの言葉がやたらと薄っぺらく感じる。種死を見直した故かもしれませんが、種死の方が必死さがよき悪きに関わらず伝わるのに、劇場版でコレか、レベル。
・フルCGでのMS戦が、テレビシリーズのものより全体的に鈍く見える、ただビームやミサイルを派手にぶちまけているだけでかえって陳腐に映る。
・ジャスティス二式のバックパックダサすぎ問題。嫌がらせレベルでだっさい。
・終盤におけるジャスティス、シヴァとのバトルにてのアスランの妄想要素。いや、アレははっきりいらんでしょ。見苦しいレベル。
・ラクスがキラにストフリの新武装を届けるのは良いが、座席もないのに激しく揺れ動くコクピットで無造作に座る圧倒的な違和感。
・マイティーストフリの圧倒的な強さを魅せたいハズが不思議と陳腐にしか見えない数々の演出。ていうか、今更実剣とか。初代種でアレだけ否定したのはなんなのレベル。
・ラスト、海岸線で2人が全裸になった意味あるか?
以上が致命レベルで悪かった点でした。
まあ、終盤のマイティーストフリの演出を見て、劇場版00でのクアンタのバトル尺の少なさは逆に圧倒的な存在感を演出していたんだな、と考えを改めさせてもらえた点は感謝しております。
最後に。
この映画はガンダムSEEDが好きで好きでたまらない信者レベルな人向けレベルの作品なので、ガンダムとして観に行くなら、辞めることを推奨します。
色々気になるし物足りない
ディステニーの最後から2年後なのでそんな時系列は進んでないですがMSは割と進化しており
ディステニーやストライクフリーダムが旧世代と馬鹿にされる始末😂
今回はコーディネーターの上位版なるものニュータイプ的なのが出てきますそいつらがデュランダルが正しいって言い初めてコロニーレーザー的なブッパしたり核兵器撃ちまくって都市滅ぼしたりやりたい放題 敵側は最後はきちんと倒されます。
全体的には良いんですがキラ達の新機は見せ場ラスト10分くらいなんで正直物足りない!
敵MSも新しい機体だけど 強いってだけでなんも判明してないです。。。
物語的にあと1本くらは作れそうなんでガンダム seed ディステニーもしくはジャスティス?期待!笑
絶望
最新技術で作られた、楽しい同窓会ムービー
TVシリーズを視てた人には大変懐かしく楽しい、同窓会の様なお祭りムービー!
何が凄いかって、前作DESTINYから20年も経っているのに作画に違和感が全く無いところ!
前作と全く同じスタッフが作ったとしても、20年も経てば同じテイストを保つのは難しい。おそらく大多数のスタッフは入れ替わっているはずだしCGを多用しているのに、SEEDの空気感そのものでウルッとしました涙
前作DESTINYではあまりいいところ(活躍)が無くタイトル負けだったデスティニーガンダムが、今回は名誉挽回と言わんばかりの大活躍で惚れ直しました笑
また10年後位(20年後だと流石に福田監督も自分も年齢的に厳しそうなので笑)に同窓会ムービーを観せて欲しいな〜
SEEDファンであればぜひ!
初日に見ることができました!よかった!
超常現象的な展開とか、ギャグ要素でマイナス評価の方もいますが、アニメですからね。
個人的にアツかったところは、
・ピンチにアスラン@ズゴック!ザク、グフ、ドム、ゲルググ、ギャンと来てもうさすがに1stオマージュは無いかなと思ったところでの登場です。
BGMもシャアオマージュですね。思わず皆声が漏れてました!
・作戦コード?『バジルール』グッときます。
・ミラージュコロイドの件でニコルの名前が出るので、あぁ、、、となりますね。
・シンイジリはここまで来ると気持ちいいです!闇が深い!何も考えてない!と敵に言わせるのはもはやネット民かと思うほど。笑
あとは全体的に戦闘シーンはスピード感あって見応えばっちりでした!
エロ要素(ってほどでもないですが)は中途半端かな。。無くても良かったですね。乳揺れくらいだったのでまぁ許容ですが・・・
↑と詰め込み展開で-1しました。
贅沢を言えば〜ラクス拘束で前半、以降〜ラストで後半くらいゆとりがあったら嬉しかったです。
長文ですが、読んでいただけると幸いです.
公開初日の朝イチでこの映画を観ました.
観終わってから今までずっと心がモヤモヤしています.
今後もこのモヤモヤは晴れることは無いでしょう.
幼少期からガンダムseedシリーズに触れてきて、人一倍このシリーズに思い入れがあります.
本当に好きなシリーズなんです.
以下に良かった点・悪かった点を今思い出せるだけまとめます.
良かった点
・序盤から終盤の前までのシリアスなストーリー
・ナタルやニコルなどの故人のことに触れてくれた
・キラの葛藤
・キラとアスランの殴り合い
・シンの子供っぽくて、頑張ろうとする姿
・デュエル、バスターの登場
・マリューさんの活躍
悪かった点
・終盤のギャグ要素の多さ
・ステラの異形化
・アスランの煩悩
・マイティストライクフリーダムの武装
・愛を叫ぶだけ
この映画に対して、良かった点がすごく多いため、私の中で無かったことにはしたくありません.
ですが、それでも悪かった点がガンダムseedシリーズを陳腐なものにしていると思います.
特に終盤の戦闘はかっこよさを出す部分なのに、ギャグ要素が多めでどんな気持ちで観て良いのか分からなくなります.
私の顔はマスクの下で引きつってしまいました.
私はギャグ自体嫌いではないのですが、あまりにもギャグ要素を出すタイミングがおかしい.
新型のストフリもせめてグングニールとかであれよ、何だよ雷って、ふざけてんのかと思いました.
気分を害する方がいらっしゃると思うので、本当はこんなこと言いたくないのですが、
手放しでこの映画を良かったと言っている人は正気なのか.
お前が欲しかったのは、本当にそんな世界か.
SNSなどでいろいろ調べても高い評価をする人が多くて、私の考え方や見方が悪かったのか、そもそも僕が観て感じたガンダムseedシリーズは間違いだったのかと思ってしまいます.
これだけ、文句を言ってもこの映画を好きになりたい私がいるんです.
だから、私のモヤモヤは晴れません.
どうしたらいいのでしょうか.
もうただ苦しい.
追記 2024年1月28日
共感していただいた方やコメントしていただいた方ありがとうございます.
様々なレビュー、意見より、私なりにこの映画に対する思いの答えが出たので、追記いたします.
私の中のガンダムseedシリーズはdestinyで完結.
freedomは後日談、おまけの話という風に思うことにしました.
今も評価としては☆2.5で変わりません.
上記のこの映画の悪かった点についてはやはりseedシリーズを陳腐にしていると思います.
しかし、もう一度見に行きたいと思うようにはなりました.
もう一度キラやその仲間たちに会いたいのです.
どれだけ酷くても、動いてる彼らや彼らの声を聞きたい.
だからこそ今作は特典ドラマCD「OMAKE quarters」よりもファンサービスなおまけの話だと思うようにしました.
そう考えれば、seedキャラたちのギャグおバカ映画としてはいい映画だと思います笑
できれば、今後真面目なseedシリーズの続編を作ってください.
私の拙い文章を読んでいただいて、本当にありがとうございました.
世界を巻き込んだキラとラクスの恋愛物語
ラクス巡って戦争して
核や兵器で大量虐殺して終了
機体性能関係ないとか言いつつ最後は機体性能で勝負
前半はシリアス後半はギャグ
機体はカッコ良かったし想定して無い人が乗ってるのも良い
ラクスの服装のセンスがヤバい
後付け設定てんこ盛り
伏線回収はされず
フレイは…?
空飛ぶクジラは…??
キラ様、殺さずの誓い辞めたの?
スーパーコーディネーターって最上位種ってクルーゼ言ってなかった?
アスランとラクスって遺伝子の相性が1番良いから対立派閥の両親持ってるのに婚約者だったんじゃないの?
もったいない。
ちゃんと良いシーンもありますが、お祭り映画である必要はあったのかを考えてしまいます。
なんというか悔しいです。期待に対しての見当違いな回答になのか、ガンダムを知るきっかけになったSEEDでこれをやられたからなのか、はっきりとモヤモヤの正体がわからないからただただ悔しいです。もしかしたらスパロボやGジェネで補填をしつつ、頑張ってSEEDというシリーズを追い続けたキラやアスランやシンが、フリーダムとジャスティスが自分にとって一種のヒーローだったからかもしれません。
ハサウェイ、ナラティブ、ドアンを見た時はガンダムを見たと思いながら映画館を出ることができました。映画館で00を見た時は腰を抜かすぐらい衝撃を受けました。
福田さん。貴方にとってのファンサービスが自分にとってただただ苦痛でした。もっと頑張ってください。
終始興奮でした!
思ってたのと違う。。。
destinyの続きが観れると思っていましたが、
いままでとは全く別の作品を観ているようでした。。。思っていたのと違うと感じざるを得ません。
序盤で敵が謎の超能力でキラを雑に洗脳し戦争の火種を作るのですが、SEEDはそんなファンタジー作品ではなかったはずでは。
この辺りから観ていて何か違和感を感じ始めました。
今作ではシンがキラを崇拝しているのですが、destinyの最後でキラとシンが和解したとはいえ、いままで殺し合ってきた敵同士であったにも関わらず、お互いもう少し気まずい空気感があってもいいのではと感じます。
キラやアスランもdestinyの頃とは言動も性格もかなり変わっており、これは本当にdestinyの続きなのかと思うほどです。
過去作でギャグ要素は殆どなく、シリアスで戦争の過酷さや辛い人間ドラマが描かれており、どの勢力にも正義がありその大義の為に戦っている内容でしたが、今作は雑に悪役を作り愛がどうとか言いつつ敵を叩きのめすアンパンマン的な内容に思います。
また、今作はギャグと雑なエロ要素が多く、
ラクスがフリーダムの新装備を届けるため、ピチピチのパイロットスーツを着てたり、その後に丸腰で戦場のド真ん中で仁王立ちしたり、そうはならんだろと思わざるを得ません。
終盤にストフリが新装備を背負うのですが、
その力がドラゴンボール的な超常現象を引き起こして攻撃するような感じで、もうモビルスーツとは違う何かになっています。
何故かデスティニーも急に分身するのも謎です。
良かった点もあり、前作のストフリ、デスティニーがある場所に保管されており、それらに乗り換える場面は熱いものがありました。
戦闘シーンはカッコいいので純粋にプラモが欲しくなります。
流派東方不敗は王者の風よ!
SEEDFREEDOM
SEEDFREEDOM
最初からフルスロットルだね!
FREEDOMの曲が流れた時テンション上がった!
この曲をもう使うんだ!
予想外だった!
ライジングフリーダムの発進が圧倒的にカッコいい!
映画館の大画面で観ると迫力が凄い!
キラ・ヤマトは戦争を止めようと独自に動いている!
凄くしっかりしていて大人で更にかっこよくなっている!
ライジングフリーダムの戦い方ものすげえスピーディ!
一瞬で何体もぶった斬る!
桁違いの戦闘能力を見せる!
あまりにもライジングが格好良くて
このプラモデルが作れるなんてホント感激だ!
イモータルジャスティスにはシン・アスカが乗るとは意外だった!アスランじゃないんだ!
今回の映画は誰がどの機体に乗るのか予測不能だ!
ラクスがキラのために豪華な食事を作ってるのが
とても良い奥さんだね
キラは特別な兵装を一生懸命開発している
大切な人を守るために自分が出来ることをやるしかない
つらいところだね
でも、二人でバイク乗ってるシーン
仲の良さが伝わってきて良いね
敵の国ファウンデーションは
きらびやかな世界だね!
ラクスが握手をしたときに謎の恋に落ちる演出が入る!
これはあらかじめ二人が結婚するように設計されていたからなんだね!
遺伝子レベルでそうしたいと思わせられてしまう!
喉が乾いたときに水を飲みたいと思うように本能には人はあらがえない!
それに反発出来てしまうラクスは本当に凄い強さを持っている!
戦闘中にキラに攻撃許可を出してしまうラクス!
キラを止めるのがその瞬間は正しいと思うけれど
戦略的に利用されてしまった
戦闘中の突発的な状況下だともう仕方がないよね
キラのライジングが負けてしまうの衝撃的だった!
もう機体が大破してしまった!速え!
アスランがズゴックに乗って救いに来たのは
驚愕しすぎて口があんぐり開いた!
お前がそれに乗るのかよ!
ズゴックが出るなんて!
そして
ラクスがファウンデーションに囚われてしまう!
いじけちゃうキラをぶん殴るアスラン
熱血過ぎるぜ!すげー熱い男だなアスラン!
キラがふたたびフリーダムに乗る!
ストライクフリーダムガンダム弐式
おおーそうなんだ
MGEXが発売されたのはこの演出に合わせてきたのか!
MGSDも⁉
シン・アスカもデスティニーに乗れて嬉しそうだ!
ルナマリア・ホークがインパルスに乗っているの嬉しい!
デスティニーの変幻自在の戦い方凄く見応えがあった!
デスティニー凄く作りたくなった!
囚われたラクスを救い出すシーンもハラハラしたね
目を潰すぞ 喉をさいて声を出せなくするぞと
脅しても
それでも愛するというキラまじカッコイイ!
ラクスがケガしたらどうしようと手に汗握るよね!
無事に救出されて良かった!
ラクスが新武装を届けるの凄く良いよね!
見てるだけじゃないぞって!
プラウドディフェンダーって言うんだね!
実剣の名はフツノミタマ!
新武装を装備したマイティーストライクフリーダムガンダムは神がかり的に強い!
ラクスの能力が凄い!
二人で戦うことにより物凄く強くなっている!
この新武装はキットが発売されるはず!
いつ手に入るかな!
敵の白と金の機体ブラックナイトスコードカルラ
もスゲーカッコ良かった!
白に金の意匠がある機体は珍しい!
そういう機体のプラモデル欲しかったんだ!
敵のオルフェの敗因は愛を理解せず
ないがしろにしていたことだね!
キラとラクスの勝利は最高に爽快だった!
中島美嘉さんの曲も凄く美しくて良かった!
物凄く心が熱くなった!
SEEDFREEDOM想像を超えた圧倒的に素晴らしい映画だ!
種シリーズファンの為のお祭り映画
賛否両論なのが納得ですが、私は大満足でした。
これまでのシリーズとの世界観の違い、
キャラ崩壊
確かにありました。
前半でのシンがジャスティス搭乗、フリーダム大破、アークエンジェル沈没と驚きました。
後半は、これ以上に無いくらいお腹いっぱいでした。
旧機体、ステラ、T.M.Revolutionのミーティアとサプライズ続き。
でもアスランはジャスティス乗らないのかー
と思っていたら、最後の最後に。
ズゴックにヒビ入って、目が光った時は、まさか!?と思いましたが、本当に期待に応えてくれました。
最後にはカガリとの共闘も見られて。
ただよく分からない、コメディ要素入れてきたのと、カガリが進藤さんから変更になってたので-1という感じでした。
それ以外は大満足です。
なんか色々すごかった
テーマは自由というより愛
劇場版制作決定から早18年。長かった。何しろSEEDの時に未成年だった自分がアラフォーになるくらいの月日が流れたのだ。キラ達と同年代だったはずが、ムウやマリューどころかマードック軍曹より上になっている。と言うかマードックがSEEDの時に31歳は嘘だろ。どう見ても40代じゃん。やっぱり2008年くらいには観たかったなぁ。遅れた分、作画は凄く良かったし、演出も凄くいい。しかし、昔と変わらないキャラ達を観ると、自分が歳を取ってしまったことが悲しくなる。この作品ほとんど年下しかいねぇ。まぁそれでもこれだけ遅れても劇場版が公開されたことは嬉しい。
いつ爆発するかわからない火薬庫状態とまで言われていたDESTINY終了後の世界。ラクスを総裁として世界平和監視機構・コンパスで戦うキラ、シン、ルナマリアと新キャラである厚化粧のアグネス。なんでアスランじゃなくて新キャラなんだ?と思っていた。裏切り用かあっさり死ぬ用かな?と思ったら、キラに相手にされず案の定あっさり裏切ったのには笑ってしまった。
演じる人の関係で死亡フラグ全開扱いされていたが、遂に今作こそは死なないという偉業を達成した。内心死んだ方が面白いと思っていたのだが、さすがにそこまで無慈悲では無かったらしい。しかしこれだけ盛大に裏切ってルナマリアとも戦っておいて、コンパスには戻って来れないだろうと思うのだが。シールドにビームサーベルが内蔵されたギャンシュトロームは要所要所では光っていたが、尺が足りないのか結局あまり目立たなかった。
いつの世も悪いことをするのはブルーコスモスなのだが、今回の彼らは序盤の噛ませである。ミケール大佐という新たなボスを捕えるために、ファウンデーション王国からコンパスへ共同作戦が提案されるというのが始まり。しかしこれはファウンデーション王国の罠であり、アウラ女王の親衛隊であるブラックナイトスコードの謎能力でキラに幻影を見せて操るというなんじゃそりゃ?という無理矢理な展開にはさすがに驚いた。ラクスに対する洗脳のようなものは手を触れていたからとか納得出来なくも無かったが、さすがにそれが出来るのは強過ぎだろという感じがしたし、その後の戦闘シーンでは全く使われなかった。
まんまと罠に嵌められたコンパスは不沈艦アークエンジェルがまさかの轟沈、ヒルダの部下程度の認識しか無かった二人もまさかの戦死、ライジングフリーダム、イモータルジャスティスも撃墜されてしまう。この二機は噛ませでは?という考察が結構出ていたのだが、本当に間違っていなかった。特にライジングフリーダムの方は孤軍奮闘シーンもあるが、イモータルジャスティスに至ってはあっさりやられてしまった挙句、後で搭乗していたシンにジャスティスだったから負けたみたいなことを言われる始末。可哀想過ぎる。
キラの窮地を助けに来たアスランはなんとズゴックに乗ってやって来る。なんでズゴック?と思っていたのだが、このズゴック実は中にインフィニットジャスティスガンダム弐式が入っているという訳分からん構造になっているのだ。終盤やられそうになった瞬間、ズゴックの装甲がパージされてジャスティスが出て来る。観た人のほとんどが「?」マークを浮かべたことは想像に難くない。
本筋から外れたが、ファウンデーションは自作自演で自国を核ミサイルで攻撃し、報復として何故かまた修理されたレクイエムでユーラシア連邦の首都モスクワを攻撃する。これでユーラシア連邦が機能不全に陥れば世界がちょっとマシになるということらしい。現実でも戦争をする諸悪の根源がモスクワにいるのは何の因果か、意識しているんだろうか。その後ラクスを信じられないキラはうじうじ悩んでしまうが、アスランに修正されて助けようと動き始めることになる。
そこで修理されていたストライクフリーダムガンダム弐式、デスティニーガンダムSpecII、インパルスガンダムSpecIIが地下から登場する。DESTINYのフリーダムの時もそうだったが、オーブの地下に隠しておくのはお約束らしい。轟沈してしまったアークエンジェルの代わりにスーパーミネルバ級ミレニアムを強奪するという茶番を経て、舞台は宇宙へ。この時にマリューが艦長になり、艦長だったコノエが副長に、副長だったアーサーがヒラに降格されてしまう。それにしても大塚芳忠氏が演じるコノエ艦長の声がヤバイ。男の自分が聞いてもかっけぇ~と思う渋み。
まさかのアルテミスに軟禁されているラクス。懐かし過ぎる。ストライクフリーダムガンダム弐式をアスランに任せて、キラは突入部隊へ。ここでもミラージュコロイドが使われるのだが、ユニウス条約でミラージュコロイド禁止とはなんだったのか?というくらい敵も味方も使いまくる。まぁガーティ・ルーなんて隠密行動するには滅茶苦茶便利だったし、無くなる訳は無いのだが、クサナギまで透明になっていたのは笑ってしまった。
無事にラクスを救出してめでたしめでたしとはならず、ファウンデーションとの最終決戦が始まる。ストライクフリーダムガンダム弐式は、DESTINYの時にほとんど被弾しなかったのがウソのように被弾してしまい、腹部のカリドゥスすら使用不能にされてしまう。しかしそこへプラウドディフェンダーに搭乗したラクスが駆け付け、マイティ―ストライクフリーダムガンダムとなり、圧倒して勝利する。全ては愛の力なのだとゴリ押しされ、失恋したラスボスは哀れになる。
地上に降りて来たキラとラクスは生まれたままの姿になり、キスを交わす。世界に平和が訪れたのであった、という訳ではない。コンパスの活動に反対していたユーラシア連邦が事実上消滅したことで、活動はしやすくなるだろう。しかしミケール大佐はおそらく生きているだろうし、世界各地でデストロイガンダムを使った散発的なテロを行うというとんでも行為が続くようなら結局変わらない。結局また振り出しに戻った感が否めない。
面白かったが、コードギアスの復活のルルーシュに影響受け過ぎでは?と思ってしまった。何しろ新しく出て来た国と戦うってのがまんまそれである。しかもラスボスの機体も言っちゃなんだがランスロットじゃん、と思うようなデザインだった。キラを操るシーンはギアスでは無いが、それを彷彿とさせる。ヒロインと複座で運用というのもどうしても重なってしまう。それも公開が遅かったが故に、比べられるのは仕方ないだろう。
良かったところ
ファンが思わずニヤリとする要素が多い。トダカ一佐仕込みの百発零中。サイやミリアリアだけでなく、カズイも出演。バジルール戦法。映画でもニコル戦死。
劇場版でも安定のシンのラッキースケベ。
何も考えずに戦うシンは強い。
相手が心を読むなら、カガリとの破廉恥なことを考えて回避するアスラン。正直これが一番笑った。
カガリの声優変更は全く気にならなかった。むしろ始まる前の宣伝の時のラクスの声が違い過ぎて大丈夫か?ってなってたけど、本編ではそこまで違和感が無かった。
挿入歌のMeteor-ミーティア-
フェイズシフトダウン。この演出が好きって人は多いと思う。
悪かったところ
やたらと場面の字幕が入るのが気になった。そこいる?というシーンにいちいち入ってちょっと鬱陶しい。薔薇の庭園とか観りゃ分かるって。
シンがピンチな時にステラが守るシーン。いや守るのはいいんだけど、これじゃ悪霊じゃん。
ブラックナイトスコードはたくさんいたが、正直2人要らなかったんじゃない?というくらい印象が薄かった。もうちょっと人数減らして、それぞれ印象付けして欲しかった。お陰でアスランと戦っていたシュラですら、どんな顔だっけ?と考える始末。
イザークとディアッカは核換装されたデュエルブリッツ、ライトニングバスターに搭乗し、しかもミーティアを使うというのは盛り上がったが、結局活躍するシーンはイマイチだった。シンが4人も相手取らないで、ブラックナイトスコード多いんだから、分けてくれても良かったんじゃないかなって。
ミラージュコロイド最強。
愛にすべてを感満載の作品でした。
人気IPでファンからお金とりたかっただけ
最近よく見る商法。
眠ってた人気タイトルの続編をとりあえず作って、大人になってお金を持ってるファンから集金したいだけの作品。
中身はレビューする価値もないぐらいペラッペラのギャグ映画。
視聴すると好きだったキャラの株がかなりの確率で下がるだけなので見ない方が幸せまであった、、、
公開初日のレイトショー
約20年待たせて公開されたSEEDの映画、公開初日のレイトショーに行ってきました。
SEEDファンで賑わっていてほぼ満席、なかなかいい環境でした。
基本的には、SEEDの映画をやってくれるんだったら見に行くよ、そういうファンがほとんどだったと思います。
内容は、なかなか大味です。2時間でいろいろなことを描かなければならないということもありますが、ツッコミどころも多く、物語に厚みはあまりありませんでした。
ファンサービス感も強かったです。
上映終了後のファンの早口の会話を聞くところまで含めて面白かったです。
映画が面白かったというよりSEEDのみんなをまた見れてよかった、そんな感想です。
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