機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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ガンダム作品最高興行収入おめでとう!
大好きなガンダム作品が世間に認知され嬉しい限りです。
小学生のころの夏休み?にZガンダムの再放送に触れてから三十余年、ガンダム作品に親しみと懐かしさをもって接してきました。
機動武闘伝で離れ、ユニコーンで再度興味を持ち、オリジンで復活。
SEEDはリアタイでは見ておらず、リバイブ版HGCEのストフリを買ってからレンタルで見た作品でした。
最初はキャラクターの尖った顎と大きなキラキラした瞳が馴染めず、我慢して物語をトレースする鑑賞スタイルでした。
しかし物語を構成する背景、設定がしっかりしており、関わるキャラクターたちの個性もストーリーの重要な場面に反映されていてとても良い作品でした。
当然SEED DESTINYも鑑賞済みでこの映画に臨みました。
前置きはこの辺にして本作のレビューです。
1.作画やMSデザイン
キャラクターの作画については前文の通り相変わらずの苦手なタイプ。
まあ同じ作品なので大きく変更はできませんよね。
当時は先進的な絵を採用したガンダムだなぁと思いましたが今となっては古臭いなと。
時代の変化、技術の進歩は表現方法、作画技術で発揮されていたのでそこは良かったです。
またモビルスーツの作画、動的表現は過去作の中でも満点です。素晴らしい!
つやっつやの装甲、ぬるぬる動く肢体、スラスターの推進表現、ビーム兵器の出力表現、、、見ていて爽快感あります。
FREEDOM関連のプラモが品薄になるの分かります。
2.設定や背景、各勢力相関図
最初の放送はもう20年以上前ですので、本編前にしっかり復習してから鑑賞しました。
各勢力の現状、関係性は特に違和感なく鑑賞できましたが、ファウンデーションの背景が???が多くすっきりしませんでした。
女王を守るブラックナイトスコード、かっこいい!
但し、時間の制約は理解しますが女王を守る精鋭部隊としての彼らの行動指針や信念など、もう少し深堀してほしかった。
↑この点についてはその他メディアでスピンオフを創作するサンライズの手法は理解しているので、今後のファウンデーション、ナイトスコードの展開?に期待します。
3.主人公?勢力コンパスについて
平和監視の名目で三勢力が作った金と権力の象徴。
現場で働く理想の高いパイロットと、祭上げられただけのかわいい総帥。
キラが危惧する終戦が見えない事態は、この平和監視組織がある限りずっと続くのでしょう。
表に出てくるキャラクターたちの思いや行動とは裏腹に、三国官僚、機構幹部による意図を改めてスピンオフで拝読、拝見してみたいと思いました。
総評
だらだらと思ったことや妄想を書いてきましたが総評です。
昨年公開が決定してからSEED、DESTINYとおさらいして臨みました。
残念ながら映画館では見られませんでしたが、サブスクで公開日0:00を楽しみに当日鑑賞しました。
批判を恐れずはっきり言うと『気持ち悪いアニメ映画』です。
*気持ち悪いとはグロい、目が回るなどの意味ではなくポピュリズム的、迎合的という意味で捉えていただくと有り難いです。
・ファウンデーションの背景が見えないことで勧善懲悪になってしまった。
・ファースト世代への媚びが見え透いた旧モビルスーツのおかしな登場シーン。
↑これに関してはSEED時代からなので仕方なし。但し水中戦特化のMSを空に飛ばすのはいかがなものか。ハリボテにした意味も。
・心に傷を負いそれでも戦争に身を置く人物の洒落にならない冗談。
・過去作の重要キャラの下品な茶化し。
・女性キャラの露骨なボディーライン演出。
・無駄な操縦オペレーション。
・連呼しすぎて薄っぺらくなった愛。
・雑な敵勢力の描写。
書いていたらきりがないですが私が感じたことの一部を並べました。
世間、レビューではかなり肯定的な意見が多く、こちらのレビューでも高評価をしておられる諸兄も多数おられます。
私が所属するとあるチャットにおいても肯定的な意見しかなく、ここに記載(吐き出した)ことを発信しようものなら袋叩きにされるでしょう。
『興行成績が良い』映画は『良い映画』。その通りだと思います。
私もこの映画に係る仕事をしていたら胸を張って『良い映画です!』と周囲に発信することでしょう。
しかし何かが足りない、何か余計なものが多い、そんなちぐはぐな感情が映画を見てから脳内から拭えずモヤモヤしてます。
勿論今回の作品が完結編ではないので、勝手にモヤモヤしている私が悪いのですが。
前後のストーリーを理解せずFREEDOM単発で見れば各シーンとも絵はきれい、迫力もある、メカニックデザイン最高!の良い映画だったのかなと。
あのシーンのあのキャラってなに?くらいで見た後に軽く検索して『ふーん』って理解する、これくらいの軽い気持ちで見ればよかったと後悔しています。
良かった点は前半レビューで書いた通り。
あとはアグネスの発言や行動は良い意味でガキ感、ビッ〇感が出ていて良かったです。
人に嫌われないように気を使いながら生活、仕事していかなければならない現代において、アグネスのような自意識過剰、自己中心的、自己破滅的行動は名作『男はつらいよ』を彷彿とさせ、見ていて気持ちよかったです笑
二時間キッチリ『映画版・アグネスはつらいよ』でも楽しめそうなキャラクターでした。
何年後かわかりませんが次回作、スピンオフ作、期待してます。
粗すぎるという印象
SEEDと言えば痴話喧嘩。
痴話喧嘩と言えばSEED。
高校生の頃にテレビシリーズが放映されていたが、年齢的に魔法にはかからなかった世代である。
無印よりも運命の脚本のひどさがよくやり玉に挙げられるが、無印で32話まで延々と痴話喧嘩された時点で唖然としていた。なんとなくかっこいいシーンやセリフが入るだけで、各キャラクターの思考言動は矛盾だらけで意味不明。全くいい印象のないガンダムだった。(良心たるニコルが死んだのは、場当たり的な感動友情エピで不義を働いたアスランのせいだ…)
少女漫画の方向性自体を否定するわけではないが、少女漫画に「なんとなくガンダムと戦争(圧倒的な武力と市民を巻き込む命のやりとり)を付け足す」と、組み合わせとして「最悪」になるというのが私の印象だ。
人を殺めるための兵器が、軍隊が、戦況が、出てくるキャラ出てくるキャラすべて小学校低学年相当の「感情」で動かされては、グロテスクに過ぎると思う。作品世界でも判断力が水準未満の子供たちに、作中の大人たちが核ミサイルのスイッチを配ってはいけない。もし手に渡ってしまったら、せめて作中で成長していかなければならない。SEEDにはそのリアリティラインが無いことをお約束としている。0年代前半、まさに主人公とヒロインの感情が世界を左右するセカイ系のガンダムなのだ。
本劇場版は、完成間近にして出したくなかった作品だろうなという印象を受ける。
それが、まさかここまで「一応アリ」と言われるとは奇跡が起きた、という所だろう。
そう考える根拠としては
・キャラデザが粗い
・作画や演出がひどく弱い箇所が多い
・ストーリーは生成AIレベルの、あってないようなもの
という、かなり「やってはみたが、なし崩し出すはめになりそう…」という、刑の執行を待つ囚人の気分が伺える内容に満ちているからだ。
ストーリーはSEEDのシリーズだから期待していないにしても、令和の劇場アニメとしては見せてはいけないぶちゃいく顔アップのシーンが多かったり、ゲームのカットインのような画面構成乱発というのは制作の苦しさが伺える。全体品質の印象としては、ガンダムNTのレベルに近い。
恐らく、地上波時に十代前半だった少年少女たちだけが、魔法がかかったままこの劇場版を楽しめているのではないか…と思う。自分にはリファインされたとかブラッシュアップされたという印象はなく、厳しいままだった。
ストーリーはとにかくひどい。
SEEDと言えば痴話喧嘩だ!という因数分解と開き直りは、むしろいい。徹頭徹尾、小学校低学年が考えるような痴話喧嘩とえっちでやり通している。戦争の話なのに、セーラームーンよりもずっと低い軍人たちのプロ意識とメロドラマに満ちている。「これがSEEDなんだよ!」とちゃんと軸がブレないのはすごい。
ただどうしても褒められないのは、敵キャラがただのやられキャラで魅力がないのはさておいても、「心が読める敵キャラたち」「遠隔洗脳による転換点作り」である。ふんっといきなり出てきた超超コーディネーターたるアコードたちが念じると、痴話喧嘩で隙ができたラクスとキラが容易に洗脳できる。そんな痴話喧嘩の流れ弾で核ミサイルが起動してしまい、多すぎる無辜の民が焼死していくのは、前述の通り組み合わせとしてグロテスクに過ぎる。洗脳が解けたキラも、その点は全然気にしていない。
そして痴話喧嘩抜きにしても粗さを感じるのは、結局ラクスもキラも死んだ目の種割れパワーでラスボスを倒してしまった所だ。その描写では結局、ラスボスや故デュランダル議長が言った運命プラン(デザインチャイルド)の、天稟の力だ。敵の運命プランを否定しながら結局は運命プランの超コーディネーター先天性力ゴリ押しして勝ってしまっているのだから、否定しているようで肯定しておりまったくまとまっていない。せめて死んだ目から光のある目に変えて「デザインされた運命の力を超えて、二人の自由意志(二人が唱える運命を超えた愛)の力で、運命プランの頂点であるアコードを超えた」と演出するべきだっただろう。ダブル死んだ目で言葉の上だけいいことを言われても、絵としても弱いし解釈としても説得力がない。最後の最後の語り口上で目に光を入れて勝つだけでいいのに、なぜそうしなかったのか。
また、作中で正義のパワーと変換される愛の解釈も浅く、結局作中で語られる愛が「異性の性愛的なパートナーがいること」に限定した描写なのもなんだか残念。ラスボスの「なぜ愛されない!」に対するラクスの返答は「今ではない未来に、あなたを見てくれる人がいる(いつか君にも彼女できるよ)」であり、正義の自陣営の描写も彼氏彼女がチュッチュしているだけで、「彼氏や彼女がいない人間は愛されていない、愛を知らない」という、かなり古くて浅い恋愛観だと感じた。大量殺戮を行ったラスボスは、DVしていた女に実は愛されていたことを理解して死の救済を迎えたが…正直気持ち悪い。キラやラクスとしても、聞き分けが悪いから説得せずに殺した(偶然それが死の救済になった)だけである。
なんとなく、ストーリーの大筋は妄想力豊富な小学生女子が書き、各場面の詳細は元気な小学生男子が書いたようなバランスを感じる。全体を痴話喧嘩やえっちな駆け引きが覆い、所々の場面はヤケクソじみて元気いっぱいにおバカだ。
元気いっぱいな男子だなと感じたところ
・君たちが弱いから!
・使えないやつだな(嘲笑)
・心を読まれる対抗策が、恋人との情交シーンを思い出して読ませるカウンター
・本当に使えないやつだな
・こいつの心の闇は深すぎる~!
・分身ってのはこうやるんだよ!!!
・ラスボスは反省させずに説教した上で殺す
・ヌーディストでFREEDOMオチ
自分としては見続けるに堪えない☆1だったが、アスランズゴックの絵面と、先祖返りしたキラ(0年代なよなよセカイ系主人公)に対してちゃんとした大人の言葉でぶん殴りまくったアスランが良かったので☆2。だからこそ、その後のアスランの変態や性悪な雰囲気は抑えてほしかった。
賞賛の声に、思い出補正の凄さを感じる。
シリーズのファンだったが本作に辟易したという人がもしいたら、きっと作品が変わったからではなくて鑑賞者の内面が変わったからだろう。わりと「ちゃんとそのままの出来だった」印象だ。SEEDらしく完結。
面白かったけど
面白かった!特にミーティアかかるタイミング鳥肌立った!ただ、うーんという点もかなり見られた ・無駄なギャグ&エロ描写 特にステラのところが最悪だった ・テーマ 序盤からデスティニープラン、seed2作でも扱ったナチュラルとコーディネーターの対立といった話かと思えば後半からひたすら愛を叫ぶだけで冷めた 何よりアークエンジェルはショックだった
オタクに媚び売りすぎ。SEEDで青春を送った俺たちの思い出を返せ!
中学時代にガンダムSEEDを見ていた世代です。
元々ガンダム好きでしたが、新しいビジュアルのSEEDはあらゆるタイプのファンをかき集めた傑作だと思っています。
当時のガンダム描写も恋愛描写も新鮮でした。同じ世代でもSEEDの話題は尽きません。
このFREEDOMとはなにか。
当時の楽しんでいて、ゴリゴリのキモオタクに変貌したファンだけが楽しめる作品になっている。
物語の後付け感はよくあることなので問題ないのですが、ゴミ人間を集めたブラックナイツ、安っぽい愛の語り合いだったり、ラクスのボディラインに合わせたノーマルスーツとおっ○いプルプル描写はマジで許せない。
これを絶賛する人たちは、どこまで盲信しているのか。。。
CGベースの作画によりモビルスーツの動きは素晴らしいです。
SEEDのアニメ版は使い回しが多すぎて安っぽかったのですが、見事な戦闘シーンの描写だと思います。
アークエンジェルが木っ端微塵になるのも素晴らしい。
FREEDOMで新しく出たモビルスーツが全部撃破される脚本、描写も素晴らしい。
しかし、ガンダム世界はいつも敵役が魅力的なのですが、ただ統制の取れていないゴミ人間のブラックナイツはこの作品の魅力を落としている。
知性溢れた理想に燃えた理性的な敵役の方がはるかに良かった。
ラクスとキラのどうでもいい愛の語り合いもふざけるな。
ただ、キラの「ラクスに会いたい」という本音は新鮮でしたね。
キラはやっぱり強いけど、腑抜けだわ。その描写は救いようがある。
一番許せないのは、ラクスのボディライン。
ラクスは着物やドレスを着ることが一番の魅力なのに、肌だけじゃなくボディラインまで出すのは許せない。
細い体に分厚いノーマルスーツの方が絶対にかわいい。
挙げ句の果てにはフリーダムガンダムとドッキングだと!
最後はなんですっ○ん○んなんやねん。いらんわ。
以上、暇つぶしにはいいですが、もっとかっこいいSEEDが見たかった。
少し硬派で鉄のぶつかり合いが見たい。
AE5で作られたレクイレムの配信楽しみにしています。
玉置成実のRebornが聴きたかった!!
初見ですが、やはりファン向けに感じました。青を基調としたグラフィックと、各人が私怨というか主張をしながら殴り合う様に独自性を感じました。また、この世界は女性が平等のような気がします。宇宙が何か狭く感じます。玉置成実のRebornが好きで繰り返し聴いているのですが、本作では流れず西川貴教優遇で、がったりしました。
ガンダムって名乗って良いのだろうか。
劇場では未見です
SNSで情報は得ていたので
敢えて行きませんでした
動画配信サービスで視聴した感想です
このガンダム作品を待ち望んでそれがウケている層が一定数居るのは理解できますが
それが本当にガンダム劇場版としての評価なのでしょうか?
ガンダムを冠したファンムービーのように思えてしまいました。
製作陣のファンを意識した作品作りに嫌悪感を覚えましたね
愛ってそんなに薄っぺらい物なのでしょうか
戦争ってそんなにゲームみたいな物なのでしょうか
ガンダム劇場版の興行収入で歴代一位らしいですが
認めたく無いですね。
とにかくファンに媚びた作品だった印象です。
スーパーコーディネイターとは...?
一度しか見ていないので間違ってる部分あると思います。ご了承ください。
★良かったところ
①戦闘がぬるぬる
②笑えたりわくわく出来たところ
③シンが主人公みたいな活躍をしていたところ
☆悪かったところ
④インフレがやばいところ
⑤作中での年数が思ったより経っていない点
⑥スーパーコーディネイターが被弾しまくりで新機体を推すためのかませ犬にされていたところ
⑦デスティニープランに反対する理由がふわふわしていた点
①戦闘がぬるぬるでかっこいい!
シンがデスティニーに乗って光の翼で大暴れするシーンがとても良かった。
②ゾノ?ズゴック?に仏頂面アスランが乗ってるだけで楽しい。しかもジャスティスにしばらく乗せてもらえなかったり笑。
真面目なアスランがエロいこと想像して敵の思考に意表を突いたところとかが笑いました。
あとはシンが戦闘中なにもかんがえていないところとか笑笑
③シンが敵エース部隊相手に無双!
超かっこいい!デスティニーでの扱いのお詫び感はありましたが、とても好きなシーンでした。
ここからは嫌だった点など
④インフレやばい。
インフレやばくないですか?ただのフリーダムだったのかストライクフリーダムだったのかわかっていませんが、全作でほぼ被弾していなかったフリーダムが一年ちょっと後に出た機体にぼろぼろにされていたシーンがかなりの違和感でした。前作から一年ちょっとしか経っていない設定はコメントなどを見て知りましたが。
そしてそのインフレした機体をも寄せ付けないライジングフリーダム。ストフリ登場からたぶん2年も経っていないはずなのにあの性能は...なんかスーパーコーディネイターとフリーダムをかませ犬にさせた感がえぐいです。
⑤は④で書いた通りで1-2年でのインフレがとんでもないなと。あとは身長のインフレ笑
全作で170センチの設定のキラがシンたちと並んでる時にすごく背が高く見えるシーンがありました。作画もそうですが、設定も統一感出せていなかったのでは、と。
⑥も④でほとんど書いてしまいましたが、前作の戦争を終結に導いた圧倒的なスーパーコーディネイターがパッと出てきたキャラに次から次へ被弾していたシーンが納得できませんでした。せめてそれはシンやアスランからならまだ納得出来るのですが。一度は新キャラ達と対峙し、それでも堕とせないから例の超能力を使ってシンやアスランから撃墜される展開であれば納得出来ました。
⑦デスティニープランを完全に否定できる理由が薄いと思いました。
ここを明確に提示出来なかった点がこの映画の年数かけた割に何しているんだろう感。
個人が未来を選択出来る世界!自由!愛!新機体で無双!
そうではなく、デスティニープランはディストピアだし、デスティニープランが腐敗してしまった時に打開案が難しい等を挙げるべきだったと思います。
頭のキレるハズのスーパコーディネイターがうじうじとふわふわした反論しか出来ていなかったところが、あー、seedの悪いところでているなあ...と思いました。
主人公たちは前作でデスティニープランを否定し、世界平和への代替案をスーパーコーディネーター率いる自分たちが戦いに身を投じることで秩序を守ろうとしましたが、レクイエム修理放置はやばすぎる失態だと思いました。
こんな続編公開するべきではなかった
内容はもちろん、恋愛要素、キャラクターも気持ち悪いしレベル落としすぎ…
なんで、このレベルで公開する気になったのか、プロ意識は無いんでしょうか?
本編が好きだったから余計に残念です。
まず恋愛要素が無理やり詰め込みすぎて、ガンダムがついでみたいな内容になってます。
元々ガンダムseedには恋愛要素がありましたが、それはガンダム+αでした。
しかし、今回は恋愛要素がメインになって、ガンダムが+αです。
しかも、セリフが明らか過ぎて気持ち悪いし、キャラクターの考え方も気持ち悪くなってます(とくにキラ&ラクス)
でアスランの気持ち悪い妄想に、シンのかまってちゃん!
そのおかげで、内容がめちゃ薄くなり(まあ、映画の2時間の尺では仕方がないですが)
エスパーみたいな能力までついています。
敵キャラはめちゃめちゃ幼稚な、コーディネーターの改悪版(性格が気持ち悪くて見てられません)
そんでついでに画像もところどころ、無理やり進化させたせいか気持ち悪くなってました(とくに唇)
よくもまあ、映画を観に行かなかった事です。
お金をドブに捨てるようなものですからね。
とにかく、こんなもの続編とは認めません。
やるんなら、ガンダムseedをしっかりと作ってください。
恋愛映画なら別のタイトルでやってください。
僕は続編とは認めません。
なにこれ
SEEDが大好きでこれまでに何度も繰り返し見ています。
DESTINYもリアタイ時は「?」でしたが、時間をかけて繰り返し見て自分の中に落とし込むことで、今では結構好きです。
ただ、この映画がそうやって昇華できるものかと言われるとかなり難しい…
まず、ストーリーと設定があまりにもこれまでの世界観を逸脱しています。スパロボの世界線?なんでもあり?後付けの超能力設定で、作中のリアリティラインがぐっっっと下がって、戦争や人間関係の生々しさと真摯に向き合ってきたこれまでの作品とは別物になっています。辻褄合わせのために都合よく超能力を使うので、SEEDやDESTINYで描かれてきたことが陳腐化しており、既存作品のファンとしては辛かったです。ぶっちゃけ、超能力を使える人間を自由に生み出す技術や若返り技術があれば、コーディネイターの出生率問題も「調整」通りに生まれてこない問題も解決できると思うし、アル・ダ・フラガはクローンなんて作らなかったと思います。高校野球を見に球場に行って、超次元サッカーが始まるくらい世界観が変わっています。
また、キャラクターの「こんなやつだったか?」感がすごく強いです。演じてる方からそういうコメントが出るのだから手に負えないです。小説版も読みましたが、故人である脚本家の方と、監督と、映画脚本に携わっている小説家の方とで、キャラクターの解釈にズレがあり、しっかり擦り合わせが行われないまま、あるいはストーリー展開の都合で、勢いで押し切っている感があります。SNSで絶賛している感想を見ると、キャラクター同士のカップリングが好きな人たちばかりなので、キャラクターの恋愛にしか興味がない人にはいいのかもしれませんが、作中ではDESTINY後1年ほどしか経っていないのに、あまりにもこれまでのキャラクターと性格が変わっていて、戸惑うばかりです。
さらに、不必要なお色気シーンがまあ多い。昭和?平成初期?のような、時代錯誤の下品なサービスシーンが多く、なんだか恥ずかしく居た堪れない気持ちになります。監督がDプリンセスを意識したドレス、というようなコメントをしていましたが、D作品ちゃんと観たことあるのでしょうか?日曜朝の女児向けアニメの方がまだセンスがいいです。
褒められるところといえば、テレビシリーズで散々バンクアニメ、動かない、と揶揄され続けたアニメーションです。画面の端に小さく映っている背景のようなキャラまで、とにかく細かく動いています。唇の動きも、かなりセリフに合わせて動いていたんじゃないかとおもいます(そのせいで却って不自然に見えるところもありますが…)。MS戦はCGですが、迫力のある画になっていました。初めのカナジ戦は、本当に興奮しながら観れました。
作画の統一感のなさは、テレビシリーズを踏襲しているのか。キラが自宅に帰ったシーンまでは、キャラクターデザインの平井さんらしいとても綺麗な作画でしたが、中盤以降は個性的な作画が目立っていました。最近の上質な作画のアニメを見慣れていると気にはなりますが、「SEEDだなぁ」と"らしさ"を感じられて個人的には特に印象は悪くはなかったです。
音楽も個人的には良いなと思うものが多かったです。DESTINYを象徴する、大好きな「出撃!デスティニー」が流れるシーンは映画の中で数少ない好きなシーンです。ただ、おそらくファンの間でも神回と言われる「舞い降りる剣」をアップデートしたかったのか、ミーティアを流すシーンはあまりにも戦場にそぐわず、ギャグシーンにしか見えませんでした。初めて観た時も、呆気に取られてしまいました。このシーンの後の戦闘はおよそSEEDとは思えず、スパロボの世界線と思っています。戦争とはいえ、「人を殺す」ということを、あまりにもライトな演出で扱うので、これまでのシリーズとの温度差で困惑します。
この映画は故人の両澤氏が残したプロットに沿っているから、正統な続編、というコメントをみました。でも、プロットはあくまでプロットにすぎません。当初立てたプロットから、取捨選択、設定の見直し、辻褄合わせ、キャラクター間の関係性、シーンの繋がり等ブラッシュアップを重ねて、最終的な脚本が出来るものです。プロットと完成したものとで内容が大きく変わっていることは珍しくありません。プロットはプロット。脚本とは違います。根拠にはなりません。
…それでも、SEEDはわたしの青春でした。
ずっとずっと、待ち望んでいた映画でした。
期待を裏切られても、続きを作ってくれたことだけは感謝したい。そう思って、公開日から毎週映画館に通いました。正直なところ、特典目当て&意地で、4DXやDolbyを含め、30回、鑑賞しました。
円盤も、予約しました。
でも、観るかと言われると、、もう十分かな、という気持ちが強いです。できるなら、無かったことにしたい作品です。
2024.09.20追記
よせばいいのに特別版上映ということで再度劇場に足を運びましたが、久しぶりに観てびっくりするぐらい退屈に感じました。早く終わって欲しいとすら思ってしまいました…星を0.5減らしました。追加されたエピローグも、あまりにも幼稚でバカバカしく、正直気持ち悪かったです。福田監督が描く男女の関係は情緒的なものが一切感じられず、安直なため、両澤さんが大切に描いてきた人間関係の機微が完全に失われており、デスティニーまでのキャラクターのイメージを著しく損なう醜悪なものでしかありませんでした。
なかなか良かった
まずこの映画を見る前段階としてSEEDとSEEDデスティニーを見る必要があるのがなんとも
新規客は狙ってないなと思いましたまあそれは置いといて
この映画ギルバート議長死後 キラ准将はコンパスという組織に属しておりそこでガンダム00のソレスタルビーイングのような活動をしていたという話、そこで共同作戦をしていたら共同作戦していた国ファウンデーションがコンパスを悪者にしたてあげてユーラシア連邦攻撃する大義名分をあたえてしまう。
まずこの映画がすごいのはファウンデーションがディスティニープラン(選民思想)再発動すること
ファウンデーションは選民思想や〇〇〇主義の考えなんですがそのあとエンディング近くなると仏教みたいに「命にすぐれている劣っているはありません」「誰もが誰かにとって尊い存在なのです」の名言がすばらしかった
2時間で深い内容の起承転結は無理
キャラアニメとして、少しギャグ要素を入れて、お色気もいれて、というコンセプトで作られた新しいファンを取り込みたいのではなく既存のファン(Seedだけではなく、ガンダム全般)を楽しませるという作品だと前提するなら、十分な需要を満たしている。 戦争・戦争とストーリーを突き詰めると、オルフェンズのような救いようない漢なストーリーになってしまう。映画は娯楽という考えがあるのかなぁ。 ただ、反発している層(キャラの心情が…、敵キャラの背景が…、メカの設定が…)にも配慮するならメディアミックスで登場人物の背景や心情をメカの設定などを書いた小説版を発売するけどな。それが映画の先がいいのか後がいいのかはわからないけど。
自分が見たかったおままごと映画
こういうのが見たかったでしょう!という感じの最高の映画。 自分的には昔々のロボットアニメのよう。 結局戦争は終わらないとかあまり難しいことは考えずいろんなMS、パイロットが活躍し興奮したのでよいのでしょう。 ということでみんなが見たかったでしょうおままごとアニメ。 (ディスっていません)
良かったのはMSくらい
こちらの状態として
SEEDは視聴済み、destinyは序盤だけあとは某ゲーム知識
内容のネタバレのおおよそはSNSで知ってからの視聴です。
一度しか見ていないため設定の認識間違い等あると思います。
元々過去作オマージュが強いシリーズとはいえ
キラ=アムロ、アグネス=クェスを彷彿とさせ
個人的にはラクスが監禁された際にも人物設定が違うとはいえ
ラクス=リリーナ、アウラ=マリーメイア、オルフェ=デキム
のイメージがものすごくチラつきました。
キラのみんなが弱いから発言やシンのジャスティスに乗ってたからダメ発言など聞き捨てならない台詞使ったのも状況がそうさせる台詞なのかもしれませんがなぜ起用したのか疑問しか浮かびません。
敵も罠に嵌めて一方的にやられたと思ったら、ちょっと対策して怯んだ隙にやられる始末
キャラの個性も何もありません。
シュラもただアスランの相手がいなかったからのかませ感すごいですし
アグネスもルナマリアの相手いなかったから寝返っただけ、なのにカガリの相手もいないのになんで宇宙に出てきたんだの中途半端感。
挙げ句の果てには殺戮国家だって罵っておきながら結果全員皆殺しで矛盾してませんか。
Hな要素もシンのラッキースケベくらいなら許容できましたけど
ルナマリアのシャワーシーンやラクスの意味不明なコックピットバックショットなどそのシーン入れる必要性あったかって思いながらのラストのキラとラクスの全裸浜辺シーン見て、もう呆れて笑わずにいられませんでした。シリアスなアニメにエロ要素入れられると流石に萎えます。
ネタバレ事前に見てもいいやと思って見たから映画に衝撃度がなかったのはありますが、昨今のガンダム映画と比較しても格段に評価は悪いです。
評価点としては1stガンダムの流用とはいえどれもMSの出来が良さそうなことと新キャラアルバートの有能さが面白かったことですね。
とにかく設定の粗さが目立って入り込めない
冒頭の宇宙から地上への参戦シーンがまずありえない、再突入からピンポイントで戦場に向かってますが再突入には決められたコースがあり、移動と現着にはよほど運が良くても十数時間はかかります。ウェイブライダーのみならまだしもバリュートを使っているゲルググとギャンは姿勢制御もできない。
ファーストで再突入時にシャアに数分絡まれただけでジャブローに降下するはずのホワイトベースが北米に降りてしまったのをみても解るはず。
そしてブルーコスモスを退けた後、停戦命令が出てるはずなのに暴れ続けるザフト兵も軍人として有り得なければそれをボコしたキラも御免じゃ済まない、双方とも大問題です。
そして戦術核ミサイル、アレ威力も扱いも明らかに戦略核です。戦略核の発射シーケンスはとてつもなく複雑で「誤射」や乗っ取りはありえません。ユーラシア連邦もファウンデーションもまともに国として機能してますから出所不明の戦略核なんて存在できません。北朝鮮じゃあるまいし
コーディネーターを超えたというアコード、全員自分の感情すらロクに制御できていません、ラクスレイプ未遂とかもう大型犬以下です。
なんでチビ女王はデュランダルに協力しないで死ぬまで待ったんでしょうか?
宰相様は何が何でもラクスの愛が欲しいみたいでしたけどそもそもラクスをいつ好きになったのかの描写が全くありません、2人で人類を統治するだけなら協力関係だけで良くないですか?
てかデスティニープランが発動したら愛とか必要なくなりますよね?
終盤のミレニアムの機動や艦首衝角での特攻、アレ中の人達ミートソースになりません?
こういう設定のアラを指摘すると「そもそも人型兵器自体フィクションなんだから細かいコト言うな」と言われますが現実と繋がる事象についてはちゃんと設定つめてもらえないと壮大な幼児向けアニメにしかみえませんし、アコード達が馬鹿なのは作中設定すら矛盾してます。
オマージュの名のもとにケバいクェスやファーストのモビルスーツ出してますけどこれ旧ガノタを煽る目的でやってません?軽く炎上したそうにしかみえませんでした。
アニメ自体は派手で出来が良かったんじゃないですかね。いわゆる信者向けのプラモ販促アニメです。
興行収入とプラモの売り上げは素直に素晴らしいと思います。
期待が大きかっただけに残念
画はキレイだが薄っぺらい少女アニメを観させられてる感がひどい。話の内容も愛だのなんだの…大筋の展開は今までと同じような事の繰り返し…やっぱり初代シードが一番良かったな。女性の描写がかなりキモすぎる。特にラクス。これまでセリフを覚えるくらいリピートしてたが、この作品は初見途中にしてもう見たくないと思わせてくれるものでした。二度と見ない。
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