「Hello Zepp」スパイラル ソウ オールリセット kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
Hello Zepp
クリス・ロックの本気度がわかる新章スタート!サミュエル・L・ジャクソンの起用もうれしかったし、アカデミー賞授賞式の司会を務めるほどコメディアンとして有名なクリス・ロックを主役にする贅沢度がすごい。クリス・ロック演ずるジークは、伝説的警察署長の息子であり、正義感が強すぎて仲間からも疎まれる孤立タイプ。彼が製作総指揮も務めていることから、キャラ設定にコメディアンぽい雰囲気も溶け込ませていた。『フォレスト・ガンプ』の酷評だとか、緊張感のある中でのギャグだとか、彼らしい部分が生かされていたと思う。
リセットされている割には絶妙に前『ソウ』シリーズを踏襲していて、残酷な処刑装置、渦巻き模様、人形、ゲームをしたい、カセットテープやテレビなど、豚の面以外はファンサービスが多い。特に手錠を掛けられたときのノコギリなんてファンであれば絶叫するくらいオマージュが効いていて面白かった。
残虐スリラーというよりは警察内部のスリラーと言えるのか、腐敗した警察署と悪徳警官殺しの犯人を推理するゲームのようでした。殺されていった被害者は裁判での虚偽証人だったり、善良な市民を殺した警官だったりするのです。警察内部に犯人がいるに違いない!という展開も普通の刑事アクションみたいだ。
かつてのジグソウは警官は殺さなかった・・・?と、疑問に思い、過去の作品の記憶を辿ると、確かに警官は殺されてるけどジグソウが犯人じゃなかった。犯人の手口や性格もどちらかというと、アマンダやホフマンのよう。「生か死を選べ」と言っておきながら結局殺す!とまぁ、ストーリー的にはありふれたものでしたが、真犯人が絞られて行く中にミスリード的な要素も含まれていて、それなりに楽しめました。
「copy cat」と「copy that」。なぜだか呼応するかのように使われていたのですが、前者は模倣犯、後者は「roger that」や「I got it」や「I understand」と同じように了解といった意味。会話のテンポも結構よかったなぁ。
気が付けば3D映画無くなりましたね。
最初の内は面白かったですけど、あれもこれも3Dでやる内に新味が無くなりましたね。
今は配信映画の時代です! 3Dみたいな見世物じゃなく、映画としてしっかりしてますから(^^)
kossy様コメントありがとうございます。命の危機でしたね。
ガッチリ買いましょうは、一回で、終わらせるのは・・.・
記憶の重箱の隅をつつきたいんですね。
コメントありがとうございます😊前提知識が必要ですね。ただ、事前に知識入れる、その気力が・・・代わりに有料パンフは買って熟読したのですが。・・・勉強になりました。よろしかったら、またコメントお願いします。🙇♂️🙇♂️🙇♂️