前科者のレビュー・感想・評価
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有村架純は本当に凄い!
脚本も俳優陣もいうことないですね!
ドラマも良かったですが、映画もよくできていますね。
ラストが最後にいい!
友達だから、、。
惚れるだろ!笑
浅い話、浅い脚本
自身が他人によって護られ、恨みを買い、自責の念を感じつつも保護司になる話。
人を更生させたいと言う割には、その人のことを知らない、バイトはすぐに切る、危険も顧みないほどにフットワークが軽い。
子供が転んで「立ちなよ」?何をもって「寄り添う」なのか。
冒頭の浜辺のキスシーン、部屋での濡れ?シーンの意味とは??
最後2人で話すシーン、口下手と言われていた男めちゃくちゃ喋る。かと思えば保護司のあくび?のようなもの。垂れ続ける鼻水。
そして詩集に書かれた「なぜお前は生きている」
勝手に読まれ「人には触れてほしくないモノがある」?じゃあなぜそこに置いている?
なぜ中原中也?なぜ持って帰った?なぜ大人になって高校に入れる?図書室で惚れるだの会話するな。
所々にあった雄叫びのシーン。彼女の鬱憤は誰によって解消されるのか。人を支えるには幾分かは支えられてなければいけないと思うが、家族や親しい人の描写が一切ない。
映画で何を伝えたかったのか?保護司を取り上げたかっただけの脚本にしか見えない。
追記•追追記を書きました
wowowで1~4を複数回観ても良かったので
是非劇場版もと、鑑賞した。
有村架純の演技は上手いし、違和感ないのだが、保護司としての言動として考えると、年齢的に若すぎるように思った。
特に今回、
特に終盤森田剛が待つ病室に乗り込む場面でのセリフは、20代の女性が殺人の犯罪歴があり担当弁護士を殺す可能性のある年上の男に言えるものではない。半年顔を合わせていたからといって連続殺人犯の弟と行動を共にしていた男である。病室から出て来る時も若きヒーローのように映されていてますます違和感。
どんな犯罪でもちょっとしたきっかけで大きくなるかとも思うが、TVドラマ版ぐらいの保護司ならぎりぎり身の丈に合ってそうだが、映画版だと5,60代の人生経験豊富な俳優が適していると思った。不勉強だが、若さの弱さより人生の様々な事を経験した包容力の方が必要ではないか、と感じた。ただ、保護司という無報酬の人助けを理解するきっかけとしてはいい作品だと思う。
有村架純の花で観客動員を狙ったのだろうか。年配の男性が多かった。
追記:
ドラマで渡瀬恒彦さんが保護司を演じてられるのを観ました。元刑事だったので事件も絡んでいました。保護司として担当している方が事件に巻き込まれるのを次々と解決していき、殺人事件の犯人になりそうな人をも真犯人を見つけ救います。
有村架純さん渡瀬恒彦さんお二人共私生活の出来事が原因で保護司になり真面目に真摯に対象者の更生を願い援助しています。
しかし、人生経験が違います。辛い事苦しい事をたくさん経験して人の辛さ苦しさを深く理解して諭したり助けたりしています。
やはり、保護司という人助けには年齢が大きく影響すると思いました。
追追記:
原作漫画を読んでられるレビュアーの方に教えていただきました。原作漫画の主人公が、
若い女性であったこと。漫画の主人公なら、
その方がいいですよね。
現役保護司を担ってくださっているレビュアーの方に教えていただきました。
実際に保護司をしてくださっている方の年代は
4,50代以降であるとのこと、20代は、まずいないという現実。
「寄り添う人がいたら、犯罪を犯さなかったかもしれない」大事な事だよ...
一口目の味
薄っぺらで、ちぐはぐ
いわゆる「お仕事映画」として、保護司を一般に紹介するという点では、知名度・注目度の高い有村架純という俳優を起用して…というのは理解できない訳ではないのですけれども。
しかし「役柄」としては、人生経験のまだまだ少ない年代の彼女には、その役割に必要とされるであろう「人間としての幅」みたいなものを演ずるには、あまり似つかわしくはなかったのではないかと思います。そのことが、残念ながら「お仕事映画」であるはずの本作を、まず、薄っぺらなものにしているているようです。
彼女を主役に起用するのであれば、その分、脇役をベテランで厚く固めるというような「手当て」もできたのではないかと惜しまれます。
保護司は、原則として無給の「ボランティア」ということですが。その点、被観察者との職務上の面接も自宅でというのは、実際なのでしょうか(映画とはいえ、その点の脚色はないと思うのですけれども。)
しかし、そうすると、うら若い独身女性である阿川保護司の自宅の場所を被観察者に知られてしまうことになるわけで…(汗)。
そんなことも考えると、やはり有村架純を主演に据えたということで、本作は、前記の点で薄っぺらであるほか、「ちぐはぐ」でもあるように思えてなりません。
(うるさいことを言わず、フィクションと割り切るべきなのかも知れませんが、こういう点は、ちゃんと感情移入して、フィクションなりの「作品としての映画」に入り込もうとする者には大きな妨げになることも、映画ファンとしては黙過し難いところです。)
本作にリメイク版がもし作られるとすれば、その点の改善を期待したいところです。
正義の歪みが根底に見られる
映画の出来は、素晴らしい。
だが、正義の歪みが根底に見られる。
決して忘れてはならないこと、最も悪いのは犯罪者であり、最も報われないのは被害者であることだ。
工藤誠も実も最初は被害者ご遺族だった。
犯罪者も始めは何かの被害者だ。
だから、まず寄り添うべきは被害者である。
それを決して忘れるべきではない。
〝更生〝した父親は許される。
全ての殺人を引き起こしたのは、彼だ。
悪に、被害者に、犯罪者の生い立ちなど関係ない。
悪は悪で、目には目、歯には歯、命には命を。
これが唯一の人間の公正である。更生してる場合じゃないよ。
人は人を裁けないので、世の中に公正は永遠に存在することはないだろう。
後、保護司って危険すぎる。女の子が殺人犯の家にのこのこ夜行くとか、ありえない。
あとほぼデートやん。牛丼美味そすぎた。
映画としては楽しめました。
森田剛の演技が光る。
問題は構図と余白。コンセプトは悪くないのだから。
1つの事件に関わった人物が、保護司と刑事になり、犯罪者へのスタンスを異にする、という設定は悪くないように思います。
でも、語りすぎ。
見る人を一人残らず、ゴールまで誘導しますよ、「はいはい、こちらへ。次は、あちらへ」って感じは、ちょっと・・・。
読解力がかなり劣っている人たちが観客、という販売戦略なのかな。
展開の無理さ加減も、ちょっと・・・。
一番の肝は、工藤誠が病院で弁護士を殺害しようとする件。ありえないでしょう。
自分が工藤誠なら、やっぱり父親を殺しに行きます。
周辺ばかり殺されて、なんかね~。
その他、不自然な展開、いろいろ。
コミック原作に引きずられるのだろうけれど、
映画への落とし込み方しだいでは、もっと説得力のあるいい作品になったのでは。もったいない。
保護司と殺人前科者の人間ドラマ
・復讐(更なる殺人の可能性)によるスリリングな展開
・警察捜査による真実の追及、謎解きサスペンスの要素
・隠された恋愛/禁断の恋愛の可能性(保護司と警官/保護司と殺人者)
・殺人者の正当性論理(法と情)の問いかけ
・更生とは?の問いかけ
・ネガティブポイント
保護司の越権行為が多く、リアリティをなくしてしまっている。
弁護士が身元調査なしで刑事事件を引き受けるわけがない。
上手い役者、森田剛
連続ドラマも観ていたので、今回の対象者は?と興味深く鑑賞。工藤誠と弟の育った環境は気の毒であり、弟の復讐したい気持ちもよくわかるが、やはり殺人は罪。後2週間なのに、弟を見捨てられない兄誠も結局犯罪者に逆戻り。辛い。でも鼻水垂らして泣いている様子や、全ての場面で、森田剛の演技に引き込まれる。元アイドルとは思えない、素晴らしい役者さんです。
今回の映画で、佳代ちゃんの中学時代が明らかになったが、真司くんのお父さんに命を助けられて、その真司くんと再会。真司くんとしたら、大事な父親が殺されてしまい、佳代ちゃんを恨むのは間違っているとは思いながらも、佳代ちゃんの好きな本にあんな走り書きを残してしまうほど辛かったと思うし、それを見つけてしまった佳代ちゃんも辛かっただろう。自分は刑事になり、再会した佳代ちゃんは犯罪者の更生を手伝う保護司、複雑な心境だろう。なのに、佳代ちゃんの家であんな雰囲気になるだろうか?ちょっと疑問。
みどりさんとの関係が、映画のみ観た人には分かりにくいのでは?もう少しみどりさんとの事が描かれていても良かったのかも。
重厚な出来
一言「重厚!」。
あと2週間で保護観察が終わる、元受刑者。
そこに起こった事件を、保護師はどう受け止め行動するのか。
それぞれの過去を織り込みながら進む話に、目が離せません。
一番重く心に刺さった言葉。「(子供だから)仕方ないよねえ」。
元受刑者の心の傷を、そんな簡単に突き放し処理した大人たち。
「法律や福祉だけでは、助けられない」こと。
それが寄り添う心。世の大人たちよ、忘れているんじゃない?。
有村さんと、森田剛さんが出演以外は知らなかったので。
結構豪華な共演陣、話を濃くしてました。
どこかに自分もその中にいるような、痛みも感じました。
PG12ではありますが、一度見てほしいです。
そして保護司さんの活動のことも、知ってほしい。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「弱いから、いいんだ」
更生
犯罪を犯した人の更生。
そしてそれをサポートする保護司の物語。
有村架純演じる保護司の阿川が本当にまっすぐで良い人だった。
弁護士も、警察も、それぞれの信念で動いている。
被害者たちに悪いところはあったけど、それぞれに家族がいて、その死を悲しむ人たちがいることだろう。
メインの流れは救いのないストーリーで観ていて辛くはあったけれど、最後、復讐を止められて良かったなあと、それは救いだった。ラーメンを一緒に食べてほしい。
しかし、保護司が無償で働いているということは知らなかった……。お金を出すべきなのでは……。
保護司の覚悟
有村架純扮する阿川佳代は、コンビニ勤めのかたわら保護司をしていた。仮釈放の前科者がちゃんと更生するか保護観察する中で犯罪を予防する仕事で、非常勤の国家公務員だが報酬はないそうだ。
自宅を事務所としながら解放し厳しさが必要な保護司も大変だが、保護観察が終わったら社員にするかどうかと気をもむ身元引受人も大変だね。しかし有村架純の様な若い女性も保護司なんて務まるのかな。人を助けると言う事は生活を犠牲にしなきゃならないし、襲われそうな環境もあるし。世の中いろんなやつがいるから恐いよね。普通は触りたくないよな。前科者の周りにはやっぱりやばいやつらがいるもんね。それと警察官にもいろいろいるって事もあるか。前科者が貶められる環境はいくらでもあるんだろうな。最後まで緊張感ある展開だったが、これでは保護司は身がもたんな。保護司の覚悟は相当なものだね。
病院でペンぐりぐり、怖ない?
あのシーン怖すぎない?
んでこいつらも悪者だったんかい〜って思ったらそれは違うんかい…
牛丼とラーメンが食べたくなる映画。
言い方悪いけど低所得?の象徴なのかなあ。
終盤。病院で補聴器を外して高音が響く場面。緊張が高まる。入り込みました。
「これ以上被害者を産んではいけない
これ以上加害者を産んではいけない」
はっとさせられるセリフ。
本の落書きを消しゴムで消したあと。
『友達』を驚かせたときに初めてでる阿川の満面の笑みにどこか安心しました。
ストーリー 84点
配役 93点
音楽・映像 82点
全体 87点
加害者も被害者も生まないために。坂道を転げ落ちないように支え、踏ん張る存在。
本作は前科者に寄り添うことを信条とし、奮闘する若き女性保護司の物語だ。
保護対象者の更正の為、真正面から体当たりし、お節介が過ぎる様は少し心配になるほど。
そんな彼女が新たに担当するのは殺人罪で仮釈放中の受刑者。
あと少しで刑期を終えるという矢先に彼と関わりの深い人物を狙った連続殺人事件が起こり、
彼自身も失踪。容疑者として警察にマークされてしまう。
保護司として何もできないという葛藤の中、それでも彼女は保護対象者の更正のため、奮闘する。
「正しく」あり続けるということは勾配を落ちないように踏ん張ることだ。
人によって斜面の角度が急だったり、掴むものがなかったり、滑りやすかったり、蹴落とされたり、、
それを「止めているもの」があるから、何とか一線を越えずに踏みとどまれているにすぎない。
本作を見て、登場人物の言葉を聴き、そんな事を考えてしまった。
世間の目とか法律や道徳なんてものは抑止力として実に心もとないのだと。
感情にかられ、自分自身が呻き苦しみ泣き叫んでいる声が聞こえなくなった時が一番危うい。
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