〈主婦〉の学校 劇場公開日:2021年10月16日
解説 北欧アイスランドにある男女共学の家政学校を取材したドキュメンタリー。アイスランドの首都レイキャビクに、1942年に創立された小さな家政学校「The School of Housewives」。学生たちは寮で共同生活を送りながら、生活全般の家事を実践的に学ぶことができる。かつて、義務教育後に進学の機会が少なかった女性たちを良き主婦に育成する家政学校は世界各地にあったが、時代の移り変わりとともにその多くが衰退していった。そんな中、この学校は1970年代に男女共学となり、性別に関係なく「いまを生きる」ための知恵と技術を求める学生たちが集まってきている。自立した人生を楽しむための術を学ぶ彼らの姿を通し、暮らしや家事のあり方について柔らかく問いかける。
2020年製作/78分/G/アイスランド 原題:The School of Housewives 配給:kinologue
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アイスランドのドキュメンタリー映画なんて初めて観ました。物や食品を無駄にせず大切にし、生活を快適にする昔ながらの知恵や技術を学べるというのは、時代錯誤ではなくむしろイマドキなのではないでしょうか。もちろん男女共学です。 アイスランドの美しい景色や珍しい料理も出てきて、楽しい作品でした。
こんな学校に行きたいと思った。 ここで学んだら 生き方が変わるだろうと思う。 例えば <主婦>の学校では 裁縫だけで終わるのでなく 布をつくる機織りまで学んでいた。 日々の暮らしに専念し ひたすら実践していく中で 心を込めて生活し 自分自身で暮らしを深化させていくことが どんなに人生を大切にし 生き方を豊かにしていくものかということに 気づき繋がっていくと思う。
2021年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
「いまどき主婦の学校?花嫁学校?」 予告編の冒頭を見たときにぎょっとしましたが、男性(卒業生)が登場して興味がわきました。ドキュメンタリーを映画館で見るのは初めてでしたが、最後まで興味深く鑑賞しました。 映画は現在の学校への取材と、過去の記録映像、卒業生のインタビューを織り交ぜながら進みます。ここを出ても何か学位や資格が取れるわけではなく、生きるための基本的な家事・テーブルマナー・人にふるまう料理を学ぶという感じです。志望動機は人それぞれのようですが、「専業主婦になる」という目的の人は映画の中には登場しませんでした。 字幕以外のテロップは無かった気がするし、料理の説明などもありません。その中でソーセージのようなそうでないような料理が気になりました。検索したところ、内臓のソーセージ 「スラウトゥル」というもののようでした。それを見て、この学校は「文化の継承地」としても機能しているように思えました。 ロハスなカフェやインテリアに憧れている人はこの学校ですべてを学べそうです。(アイスランドの言葉が理解できれば) ここを卒業した男性は、パートナーに家事を丸投げして喧嘩や離婚になることもなさそうです。恩師と楽し気に会話しながらアイロンをかける卒業生を見るとそう思います。できあがった洗濯物をカメラに見せるときの誇らしげな顔が素敵です。 先生も生徒も生き生きしているように感じます。特に校長先生がとても良いお顔です。豊かな人生経験が現れていて、自分もこんな風になりたいと思いました。 映画を一度見ただけの記憶なので不確かかもしれませんが、この学校は開校日の一か月前に継続するかどうか決まるそうです。おそらく国や自治体の援助で運営されているからでしょう。(全部自費だとするとものすごい学費になると思います) とても素敵な学校なので末永く続いてほしいと思います。
2021年11月21日
iPhoneアプリから投稿
主婦の学校って何?と興味惹かれた。 悪くないんだけど、この手の作品はとにかく眠くなる。