ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3のレビュー・感想・評価
全490件中、41~60件目を表示
この物語につながる作品を見てからの方がいいです
このシリーズだけ見ていて他のマーベルはみていないという状況での視聴でした。
多分この見方が間違っているんだろうと思います。
「え、なんであなたがそこにいるの?」「どちら様ですか?」「兄妹?」といった疑問符だらけになってしまいました。
エピソードが映画一本分ぐらいごっそり抜けてしまっているような感じ。
クイルのセリフで大雑把に状況を説明してくれてはいて、その豪快さはこのシリーズらしいといえばらしいのですが...
緑色のいい女ガモーラが、すっかりわからずやになってしまっているのも、ストーリーを追いかける上でしんどい要素の一つになってしまいました。
ここまでは情報不足のためにノレない話でした。ここからは個人的にこの作品に求めていたものとこの作品が提示しているものとのズレについてです。
それはこの作品のトーンです。
オープニングの彷徨うロケットと流れる「Creep」は素晴らしい場面だと思います。
ロケットの生い立ちというのは考えてみればとてもシリアスなもので、その思いや苦悩を端的かつ印象的に表現したオープニングだと思います。
物語としてもロケットの過去に立ち返りながら「命の扱い」といったテーマになっています。
この過去が可哀想すぎる。ロケットの「友達」を思うと見終わってしばらく経ったいまでもしんどくなるくらいです。
このシリーズらしく過酷な状況でもメンバー同士はふざけたやり取りをしたりするのですが、このロケットの過去に引っ張られて「今はそういうのいいから...」となってしまいました。
ふざけたやり取りこそこのシリーズの醍醐味のはずなのに。
総じてこのトーンに乗れず、そうなってくると、色々引っかかってきます。
命の扱い云々で言うんならガーディアンズ側も直接的・間接的に奪ってきた側でもあるんだけど...とか、
精神論なの?とか、それでその扉開くの?とか、なんぼイカれてるにしても悪側雑じゃね?とか
1、2を見ていてこのシリーズの何が良かったかといえば「ごきげん」なところです。
オープニングが象徴的ですが、1のクイルのダンス、2のミニグルートのダンス、これがとても良くて、作品全体も雑にいって陰陽で言えば「陽」だったと思います。
ごきげんだからこそ、冷静に考えれば相当な悪人であるヨンドゥにすら肩入れできてしまったわけです。
翻ってこの3は、オープニングの選曲が超名曲Creepであることが象徴的なように、「陰」の部分が前面に出ているように感じられました。
これが自分が求めていた「ガーディアンズオブギャラクシー」とのズレだと思います。
他の方のレビューを見るとこのシリーズを未見で3から見たと言う人も結構楽しまれているみたいなので、3の前日譚が見れていれば、きっとこんなにつまずくことなく印象は変わったのだろうなと、残念に思います。
おバカだけど愛嬌があるガーディアンズは最高!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズ第3弾を鑑賞。1作目、2作目を超える面白さで約2時間半があっという間に感じる内容だった。
ガーディアンズのメンバーそのものは、スターロードをはじめドラックス、ロケット、グルート、ネビュラ、マンティスに今作ではクラグリン、喋る犬コスモが加わり、ますますクセと個性が強くなっていた。
今作では、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべき敵が現れ、ロケットが瀕死の重傷を負い命の危険にされされる。固い絆で結ばれたガーディアンズは、仲間の命を救うため恐るべき敵に立ち向かうなか、ロケットの隠された悲しい過去を知ることになる。
また、ガモーラも途中からある意味強制的に参加することになるのだが、徐々にガーディアンズの絆の強さに理解を示し始めているのも描かれていたので良かった。
そして、映画の所々で漫才のようなボケとツッコミのようなシーンがあるなど、おバカだけど愛嬌があるのもガーディアンズの魅力だと思う。
可愛過ぎて泣けた
投稿するの忘れてた…
ディズニー+入ってないと番外編(?)のホリデースペシャルが見られず、ここまで映画館に通ってきたのに何だよ〜、コンプリート出来ないやん、という不満はあるし、これまで描かれてきた『ガーディアンズ〜』の作品姿勢からすると今作での市政の人たちのぞんざいな扱い方など気になるところもあったが、けっこうな紆余曲折を経てジェームズ・ガンが最後までシリーズを撮れたことだけでも感動だった。今回は家族総出で観に行ったが(妻は、なに?スーパーマンが出てくるん?ぐらいの認識)、高校生の娘は一作目を一緒に観に行った時は小学校低学年だったので、それだけ長い間楽しませてもらったのかあ、と感慨に浸りつつ、その間全く精神的に成長していない自分にもびっくりした。
で、内容としては、やっぱり最高だった。これまでクラシックなロックを突っ込んできていたのに、いきなりRadiohead、しかもクリープのアコースティックバージョンでオープニングを飾る変化球が世代的にもドンピシャで、しかも今作でのラスト辺り、ネタバレ怖いから内容は書かないけど、寂しさや悲しみを抱えた人たちが、ポップミュージックによってその感情は抱えたままにダンスをして、少しだけアップリフティングされていくという場面は、音楽の大きな効能のひとつを明確に表現していたし、ポップミュージックが人生に必要な意味をこれほど鮮やかに見せてくれた映画は、音楽を直接扱った作品でも記憶に無かった。
そしてアベンジャーズという括りの中の映画でありながら、ちゃんと最後までスペースオペラとしてやり切っていて、ガーディアンズが踏み込む有機生命的な惑星は内臓が裏返しになったような惑星の質感に未知の世界観があって、SF冒険物独特の高揚感を味わえたし、ジェームズ・ガンの出自からも納得のグチャグチャ感もあるしで、凄く良かった。というわけで、大団円として全てが最高で感涙。感謝しかないよ。
“Rocket Raccoon”
過去のしがらみから解き放たれるとき
人は生まれ変われる
大切な事を忘れずに、信念を持って立ち向かうことの大切さを見た。
“Because I’m a Freaking Guardians of the Galaxy.”
ヨンドゥの登場とグルートの”I love you guys.” に感動。
ドラックスもダンスしてるし、ピーターはzuneを手放して地球へ。ガモーラはラベジャーズの一員に。
クラグリンは上手く矢を使えるようになった。
ガーディアンズもアダムとファイラを迎えて再編成。
新しいガーディアンズがソー親子と合流してくれたらいいなあと妄想。ファイラの能力は謎だが、見た感じミスマーベルと似たようなビジュアルの能力。
ネビュラのヴィブラニウムの腕については特に言及されず。これは個人的に今後注目したいポイント。
No. 1250
あの子、誰??
今回、ロケットの過去に焦点を当てたストーリーが良かった。壮大なMCUに寄り添ってないのが良かったよなあ。
そして、ガーディアンズ解散、という「終わる」物語だったのも良かった。続く続くじゃあ疲れちゃうしね。今回でメンバーがバラバラになるっていうのはいいよ。まあ、新フェーズに向けた流れなんだろうけど、まあ、心機一転でいいんじゃないかな?
と、その新フェーズで活躍するんだろうけど、ラスト新メンバーが活躍する時に出てた
女の子、だれ?
監禁されてた子の中の1人なんだろうけど、なんか手が光ってたし、なんか能力が開眼したのかな?あー、また先まで待つのかあ。とにかくMCUに絡む作品が多くて何年も待たないと行けないのがなあ。
ロケットもあんなに天才な頭脳あるのが過去作ではあまり生かされてないのがなあ。ちょい後出し。
それとヴィランが予想以上に短絡的でお間抜けで助かったよなあ。エンドゲーム以降サノス以上のヴィランが出てないのがなあ。やっぱり、エンドゲームで終わっても良かったのかも、、、
今作については冒頭の「いきなりファイト」がちょっと雑だったかなあ。結構チートな能力だし。まあ、それが新メンバーに繋がるのは良いけど。
スターロードが地球出身だから洋楽がちょいちょいかかるのも個人的には好き。でも戻ってこなくてもイイような、、、
他のMCU作品みたいに「繋がるぞ繋がるぞ」ってあからさまな感じでないので結構好きなシリーズではあったな。
さて、どうなる!MCU!
すべてはアベンジャーズのために?
心を使え
ラクーンとアメリカ人の物語
三作目となれば固定ファンもついて各キャラの掘り下げも許される。初っ端から飽きさせない展開とテンポの良い、かつ気持ちいい音楽でテンションが上がる。
エイリアンとの格闘シーンもさすがマーベル、良かったです。
この映画、まとめると(まとめ過ぎだが)皆が自分探しの旅に出て、仲間と居場所を求めて宇宙を駆け回る。行き着く先は故郷か。敵役だって同じ。
今回の敵の親玉のハイエボリューショナリー(スゴい名前だ!監督遊びすぎ)が"完璧な知的生命"を求めて生物の進化実験を繰り返す件が印象的だった。
偶然、アライグマのロケットが自分より知能とインスピレーションに優れてしまったことに嫉妬して、なんたらかんたらという構図は、アメリカで繰り返されるテーマにも思う。
個性礼賛、能力主義(=メリトクラシー)礼賛ながらも権威による自由の抑圧は嫌う(ただ近頃は多様性も絡んで主張がやや複雑化してはいるがアメリカが一番!というところは同じ)。
それ必要かと思いつつもこまめに入れてくるおバカジョーク色恋沙汰は外せないところがアメリカ人ぽくて良いね。
鑑賞動機:1,2の実績5割、ガン監督4割、ポスタービジュアルでのピーターの普段着感1割
使われてる曲は全然わからなくても、いい曲だなあとか、使い方や各場面での組み込み方も含めて合ってるなあ、等はわかる。まあRedioheadすらわからんやつが何言ってんだって感じですが。
「アベンジャーズどうでもいい派」でも、例によってそこらじゅうでネタバレされてるので、別のガモーラだということさえ飲み込めれば問題なし。
これまでのような宇宙の行末に関わる話ではなく、ロケットにフォーカスした話で、過去パートがまたなかなかにヘビーでツライ場面もあるけれど、おふざけとシリアスが上手く引き立てあっている感じがした。
まさかロケットを可愛いと思う日が来るなんてとか、なんとついにグルートが! とかもう盛りだくさんでお腹いっぱい大満足。
Since you been gone…
惰性で観続けているMCU作品群にあって楽しみにしていた本作。6年ぶりの続編というだけでなく、途中にアベンジャーズでのエピソードや配信でのスピンオフ作もあったりで、ガモーラなんでいないんだっけ?とか、宇宙服着た犬はなに?とか、導入で多少記憶を整理する必要はあったが、レディオヘッドで始まりスプリングスティーンで終わる150分は終始飽きることなく、世間の評判通りシリーズ最後で最高の出来だったと思う。
キャラ全員に見せ場が用意されていて感動ポイントになっていたが、やはり今作の主軸であるロケットがツラい出自をしっかりと受け止め、ロケット・ラクーンと名乗るところでは落涙。それぞれのキャラがあるがままに別れていく大団円もよかった。
ミッドクレジットでケヴィン・ベーコンに触れるシーンがあり、Disney+の未見作品からのネタらしいのだが、スーパー!にも悪役で出ていたことを思い出した。ジェームズ・ガン監督は今後はDCの超お偉いさんになるようで、ナードっぽさが抜けた白髪・白髭の近影は風格が漂っているけど、スーパー!大好きなんで、そういったエログロの小品もたまには作ってほしいもの(さすがに無理か)。
面白かった
まさに大団円!!
傑作
ロケット、そしてガーディアンズの絆の物語
ロケットの半生であり、ガーディアンズという家族の絆の物語。
ロケットを助ける為、なりふり構わず突き進む彼らの行動と、懐疑的にそれを見るガモーラの微細な心境の変化を上手く混ぜながら描く。
そしていつものコメディ要素もしっかり含まれてて楽しめた。
これはMCUとの繋がりを気にせず、彼らのみの物語としてしっかり描いてて共感を持てた。
全490件中、41~60件目を表示