ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3のレビュー・感想・評価
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これぞ待ち望んでいた素晴らしい到達地
個々に傷や孤独や過ちを抱えながら、共通の目的を前に寄せ集めの結束力をいかんなく発揮してきた彼らだが、今回はこれまでのどの難題とも違う。チームの頭脳ともいうべきロケットの知られざる過去を描きつつ、瀕死に陥った彼を救うため、仲間たちが危険を顧みず率先して敵の懐へと飛び込んでいく。中盤はいつもながらの狂騒やドタバタで大いに楽しませつつ、そこに「異形の者たちの悲哀」が挟み込まれ、果てには、キャラの誰もが初登場時からはかけ離れたレベルで仲間を想い・・・その変貌と成長ぶりには激しく胸打たれるばかり。一時は解雇されたガン監督も含めて、誰もが完璧ではなく心のどこかに傷跡を持つ。でも頼れる仲間がいれば、そして他者のために成し遂げたいという意志があれば、きっと誰もが這い上がれる。この震えるような高揚へ導かれていくダイナミズムが最高に素敵だし、辿り着く境地とそこでかかる魂を揺らすナンバーに涙が止まらなくなった。
超重要タイミングで流れるのに見過ごされがちなリプレイスメンツの話。
ガーディアンズといえば一作目から選曲の妙が絶賛されていて、(少なくともジェームズ・ガンが手掛ける三部作の)最終作となるVOLUME3もミックステープ的な劇中曲リストから作品を読み解くレビューが少なくない。しかしすごく大切な場面で流れる大好きな曲がだいたいスルーされているように思うので、ここであえて書いておきたい。物語が一旦終了し、キャスト・スタッフのクレジットが流れるところでかかっている曲、リプレイスメンツの「I Will Dare」のことである。
ガーディアンズのオリジナルメンバーは一旦解散し、惑星ノーウェアに残った者たちが最後に踊っている時の曲はフローレンス・アンド・ザ・マシーンで、クレジットに入るところでかかる軽快なイントロの曲が「I Will Dare」だ。ポストクレジットのロケットたちのロック談義のシーンでロケットが一作目冒頭でクィルが踊っていたあの曲を流し始めるので、ちょうど印象深い曲の間に挟まり、あまり語れられないもの納得はできる。
しかし、はみ出し者、ピュアなひねくれ者たちを代弁するバンドとして、1980年代に主にインディーズシーンで人気を博したリプレイスメンツほど適したバンドはない。ああ、ジェームズ・ガンもやっぱりファンだったのか!と首がもげるくらい頷いてしまう選曲である。
「I Will Dare」は、やたらと誘いに乗り気な男の歌で、歌詞をざっくりまとめると「いつでもどこでもいいよ、会おうよ、電話してよ、木曜? 水曜のがいいね、それとも今夜?君がその気ならやぶさかじゃないよ!」とほとんどずっと繰り返している歌詞である。そこに照れや諧謔が加わって、どこまで本気かわからないけど、でもウザいくらい「会おうよ!いつ?いま?」と押してくる。この無闇矢鱈な仲間を求める勢いが、すごくこの物語の締めくくりとしてグッときたので、もしご興味あれば、サントラの話題でも埋もれがちな「I Will Dare」をぜひ聴いてみてください!
良くも悪くもジェームズ・ガン色が強烈に出た作品で、やや賛否は分かれそうなラストバトル。
元々「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では異色で独立したイメージでしたが、重要な「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」といった作品では、まさかのメイン的な大活躍を果たしました。
私は個人的に好きなシリーズでしたが、本作では良くも悪くもジェームズ・ガン色が強烈に出た作品となっていました。
紆余曲折がありジェームズ・ガン監督は、ライバルとなるワーナーのDCスタジオの「共同会長&CEO」に就任しましたが、本作は、DC映画でジェームズ・ガン色を全面に出した「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」(2021年)に近付いた気がします。
つまり、元々クセの強いキャラクターの作品に、監督のクセの強さがパワーアップして、かなり「クセ強な作品」に。
本作はアライグマの「ロケット」の過去が大きなテーマとなる作品ですが、大きな特徴は、アクションシーン満載、音楽に大きなこだわり、ギャグシーンの多さ、脚本は盛りだくさんでやや強引、というイメージです。
「アベンジャーズ」シリーズの中で亡くなった主人公スター・ロードの恋人のガモーラは、マルチバース的な仕組みの中で❝過去のガモーラ❞として普通に登場したりと、マルチバースという概念は、やはり今後のMCU作品において様々な危惧(もしくは嬉しいサプライズ?)を生む要因となりそうです。
いずれにしても、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズへのファン愛、ジェームズ・ガン監督へのファン愛などによって入り込み方に差が出て、やや賛否は分かれそうな作品と感じました。
ガーディアンズ最高!
ストーリー、キャラクター、音楽、笑えるシーンなどなど全部良かった!
ガーディアンズシリーズは、とても好きで3も期待して観ましたが期待を裏切らない面白さ。ガーディアンズ3も笑えて泣けて、アクションも面白くて最高でした!
ガーディアンズ1や2を観ても思ったけどやっぱりキャラクターが魅力的ですごく感情移入できた。個人的に好きなドラックスは相変わらず笑わせてくれるし、今作では父親としての面もみせてくれました!
ロケットの過去は前作から少しにおわせていて遂に明らかに。そのエピソードもメッセージ性が、あってすごく良かったです。
アクションもバランスよく入っていて、好きだったのはグルートのアクション。2ではベビーグルートで直接、銃で戦ったりはしていなかったけど3では前作よりもパワーアップした、ユニークなアクションをみせてくれました!
あとマンティスの人の感情を変えながらするアクションシーンも面白かった!
そして嬉しかったのが、ヨンドゥの登場。ヨンドゥは好きなキャラクターだったので、ちょっとだけでも登場してくれて嬉しかったです!
最後も感動で泣けました。
シリーズを通してとても面白く、素晴らしかったです!
やっぱりロケット大好き、、
ガーディアンズの愛おしさの全てが詰まってた。
粋な演出が多すぎて後半涙が止まらなかった。
ずっと泣いてた。
全員にしっかりとした見せ場があって素晴らしかったのと共にあぁ、これで最後なのかと思ったらすごく悲しかった。
今回は特に音楽が印象的に多用されてて映像として見てて楽しかった。どの曲も頭にこべりつくけど特に全員揃っての "No Sleep Till Brooklyn" バックに長回しアクションはたまんねぇなあそこ。
ラストバトルもロケットの名乗りからの全員でトドメなのもガーディアンズらしくて良い。個々としての力は弱いけどチームになると銀河をも守れる強さになるのはvol.1から変わらないの大好きすぎる。
インフィニティウォーで取り残されたロケット×ネビュラが他のメンバーより5年も一緒にいる時間が多いからより自然な連携取れてたり、ネビュラがロケット助かったの聞いて泣いちゃったりと絆が強く描かれてたの細かすぎて好き。
ライラとの再会は何度見ても泣いてしまう。
ヨンドゥが頭でなく心を使えと言ってくれるとこも泣いてまう。
ガーディアンズが良いチームすぎて泣いてしまう。
ガーディアンズ解散の時、グルートが「I am Groot」以外で(一回だけWe are Grootがあるが)初めて話した言葉「I love you guys」。これがいつも通り「I am Groot」と言ってるものの、我々観客らがガーディアンズ達との長い付き合いで彼らと同じくグルートの言葉を理解できるようになった演出であると聴いて鳥肌が止まらない、、粋すぎないですか????ジェームズガン???天才???
ロケットがついに歌を口ずさんで、最後にはみんなと共に踊り出し、新生ガーディアンズには「Come And Get Your Love」をお気にの曲として紹介する等、やっと自分の殻を破った姿に感動した。
ありのままの姿を受け入れる強さと素晴らしさを教えてくれた。最近のポリコレ意識しました映画よりよっぽどポリコレメッセージ性が強いと思う。
あとエンドロール最後の全員が肩並べて座ってる写真欲しすぎるので公式グッズお願いします。
これほどまでにない素晴らしい終わり方をしたと思います。ガーディアンズありがとう、、。
ロケット・ラクーン笑
あのエンドゲーム後のガーディアンズがどうなっているのか気になって、かなりワクワクしながら鑑賞したが、まさかロケットが主役だとはね。キャラ的に一番立ってたから納得ではあるが、悲しく覗かれたくない過去の一面を観せられ感情移入しまくりだったが、笑いで落とす所は落とす独自のジョーク連発で最後まで飽きずに観れたね〜
今回も挿入歌や絵コンテ等センス抜群で、監督や脚本家に舌を巻いた。ピーターも地球でグランパに会え、ちょっと不覚にも涙出たわ。この映画、得意のマルチバース関連でガモーラの記憶や思考が合わさり、ピーターと寄りを戻すみたいなクソつまんない内容じゃなくて良かった。そこが一番評価高いところだと個人的には思っている
みんな大好きロケット
ガーディアンはピーターの話でありながらおおよそチームメンバーの話で、万を期してロケットの過去に触れる。
主人公のようでありながらメインストーリーからちょっとズレた位置にいるピーターは代わりと言っては何だが、かなりケアが必要な状態になっていて、マーベルの世界では多くの主人公が目をそらすのでそれはそれで新しかった。
ガーディアンズ全員活躍!MCUでもトップ5に入る作品!
【あらすじ】
ガーディアンズのロケットが敵によって重傷を負ってしまう。ロケットを助けるために、ガーディアンズは銀河をかけ巡る。しかし、ロケットを狙うハイ・エボリューショナリーも迫っていた。この2人の関係は…?ガーディアンズの運命は…?
【感想】
公開初日に行きましたが、レビューできていませんでした。久しぶりにディズニープラスで鑑賞したので、レビューします。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3作目かつ最終作!実は映画館でこのシリーズを観るのは初めてでしたが、MCUでもトップ5に入る作品でした!
映画のポスターを観ると分かる通り、ガーディアンズもすっかり大所帯になりましたが、今作はなんと全員活躍します!
これだけキャラクターが多いのに全員に見せ場があり、キャラクター通しの掛け合いも多かったです。
特に印象的だったのは、「ネビュラ」
派手なアクション・感動的なシーン・キレキレのツッコミ(笑)。存在感溢れるシーンが多かったです。
シリーズ1作目から見返すと1番変化・成長を感じ、愛着を感じるキャラクターでした。
今作のストーリーの軸はロケットの半生の回想とロケットを助けるガーディアンズが軸に進んでいきます。
ストーリーは正直予告を観た時は、
「今更ロケットの回想?」と思っていましたが、ロケットの回想は思っていたよりも重く悲しかったです。その分、ロケットを助けるガーディアンズ達に感動し、家族・チームとしての絆や愛を感じるストーリーでした。
ロケットを助けるために行く星・生物も印象的でした。オルズコープ社は有機的な星で今までのMCUでも観たことのないロケーションでした!カウンターアースも不気味さと住人達は変なシュールさがありました。笑
ヴィランはハイ・エボリューショナリー。最近のMCUのヴィランでは珍しい純100%の悪といった感じで、敵として強さ・キャラクターも申し分なかったです。
今作でガーディアン・オブ・ギャラクシーは最終作ですが、フィナーレに相応しい作品でした。またガーディアンズのヒーローにどこかで会えるといいなぁ。
最後にどこかで見た考察です。グルートの最後のセリフが分かったのは、「自分達ファンもグルート・そしてガーディアンズと長い時間を過ごしたから。」この説大好きです。
【お気に入りのシーン】
ピーターとグルートのガンアクションシーン。今作はピーターのかっこいいシーンも多かった!ガモーラとの関係の落とし所も良かったです。
最後の最後までガーディアンズ!
2024
24本目
ロケット•ラクーンの物語。
この作品はマーベルファンじゃないと面白さは伝わらないだろう作品。
観た人はみんなロケットのファンになりますね笑
ただ彼が背負っていた過去は壮絶なものでした…
そんなロケットの命を助ける為にガーディアンズが大暴れ。その命を助ける為に過去が暴かれていく。
胸が苦しくなるようなシーンもあり、辛くなる。
が、しかし
それだけではなくガーディアンズらしく破茶滅茶で笑ってしまう。1人1人の個性が1番でている作品でとにかく面白かった!!
GotGはマルチバースサーガには絡んでいないので
一旦終了かな…?
アイアンマン(2008)からずっと追いかけて見ているが、インフィニティサーガにまだ未練ありで…
各シリーズが終わっていくのは寂しね。
また今後に期待!
帰ってきて、クイル!
ネビュラとドラックスが最高
今作は特に最後だからなのか、こんなに登場人物が多い中であり得ないくらいバランス良く全員に見せ場がある。そして全員集合したあとのワンカットっぽい戦闘シーンはとにかくかっこいい。
正直、一作目から考えたら、ネビュラやドラックスがまさかこんな愛せるキャラになると思わなかった。
笑えるし泣けるし大好きな映画。
やっぱりこのシリーズが1番好き!
楽しくて音楽に乗れてアクションも見ていて面白い!
MCUはなんやかんや1人で孤独に戦うヒーローが多いけど、ガーディアンズは一貫してそれぞれ種族も違う仲間が家族として団結して戦うので好きです!
GotGって家族映画だけど、ガモーラもラヴェジャーズで自分の居場所と家族を新たに見つけられてるあの終わり方ってとてもハッピーで良かったです。
クイルとは別の道だけど、ガモーラとクイルの関係は新しい形で敷かれたし、また前とは違ういい関係を築けそうな終わり方でガモーラの描き方も良かったです( ◜ᴗ◝)
全員大活躍。有終を飾る
MCUはもう何作品になったろうか。もうすっかり飽きてしまったけれど、この作品だけは本当に面白かった。
アベンジャーズのような大集合ではなく「ブラックパンサー」とか「アイアンマン」のような単体でのシリーズでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が一番平均点高く面白い。その中でも本作は群を抜いて面白いと思う。
ディズニー+での配信のみの作品もあるためイマイチついていけないところもあったにはあったが、そんなこと関係あるか?ってほど面白かったといえる。
もう「面白かった」しか言ってないけど、それしか言えることなんてない。
これまでの積み重ね、キャラクターの魅力、アベンジャーズのような大集合感、ロケットの過去、ガーディアンズオブギャラクシーの完結、面白かった要因は色々あるだろうが、一言で言うならばガーディアンズの結束が見られたことかと思う。
ガーディアンズのメンバーがガーディアンズのために、今回は特にロケットのために、奔走し全力を尽くす。その姿に胸が熱くなるのだ。
熱い展開、悲しみ、そして笑い。このバランスが絶妙。まあガーディアンズとしては笑い不足という見方もできるが、本当にただのバカじゃないんだから笑いの先、もしくは手前にはシリアスな部分が隠れているものだ。
笑いで隠された心があるからこの終わりがある。また笑えるように。
とにかく最高。絶対に面白い。
ガーディアンズとしての終着点
ガモーラを失い、ヨンドゥもおらず、強敵が現れ、ロケットまでも凶弾に倒れる。
全編通してロケットとの絡みが少ないのが残念だが、今回はロケットの過去が主軸の映画。
彼の過去を見せつつ、奮闘する仲間たちの今が、まるでONE PIECEのよう。
映画の終わりには一つの終着点に達するわけだが、それは映画を観始めた時には
まるで想像もしなかった形で観客に突き付けられる。
でもその全てを、エンディングのDog days are overが包み込んでくれる。
本当に多幸感に溢れた素晴らしいエンディングだった。
これこそガーディアンズ!と思わせられるのは、アベンジャーズとはまた違った路線で
観客を引き付けてきた彼らならでは。
くだらないジョークでも、ラブソーサンダーとは違うのだよ。
バカは真実だけどそれでいい
この映画シリーズとても好きだったけど、メンバーの協調性のなさやそれこそバカさ具合にいらっとする事もあった。でも、それでいいじゃん!って思えた凄くよいまとめだった!
マンティスがドラックスのバカを否定しない所がいよかった。
あと、ガモーラがガーディアンズに戻らずあちらに家族がいるのもよかった〜
それぞれの世界がある
アライグマという動物をよく知らない人が狸オチだと勘違いする確率30%
多様な種族のチームが、狸や多様な種族を救う話。
良い点
・ギャグ
悪い点
・やや長い
・動物すぎて感情移入しにくい
・感動のピークがわかりにくい
その他点
・日本人は狸のほうがなじみ深いため
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