ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3のレビュー・感想・評価
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ネビュラとドラックスが最高
今作は特に最後だからなのか、こんなに登場人物が多い中であり得ないくらいバランス良く全員に見せ場がある。そして全員集合したあとのワンカットっぽい戦闘シーンはとにかくかっこいい。
正直、一作目から考えたら、ネビュラやドラックスがまさかこんな愛せるキャラになると思わなかった。
笑えるし泣けるし大好きな映画。
やっぱりこのシリーズが1番好き!
楽しくて音楽に乗れてアクションも見ていて面白い!
MCUはなんやかんや1人で孤独に戦うヒーローが多いけど、ガーディアンズは一貫してそれぞれ種族も違う仲間が家族として団結して戦うので好きです!
GotGって家族映画だけど、ガモーラもラヴェジャーズで自分の居場所と家族を新たに見つけられてるあの終わり方ってとてもハッピーで良かったです。
クイルとは別の道だけど、ガモーラとクイルの関係は新しい形で敷かれたし、また前とは違ういい関係を築けそうな終わり方でガモーラの描き方も良かったです( ◜ᴗ◝)
全員大活躍。有終を飾る
MCUはもう何作品になったろうか。もうすっかり飽きてしまったけれど、この作品だけは本当に面白かった。
アベンジャーズのような大集合ではなく「ブラックパンサー」とか「アイアンマン」のような単体でのシリーズでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が一番平均点高く面白い。その中でも本作は群を抜いて面白いと思う。
ディズニー+での配信のみの作品もあるためイマイチついていけないところもあったにはあったが、そんなこと関係あるか?ってほど面白かったといえる。
もう「面白かった」しか言ってないけど、それしか言えることなんてない。
これまでの積み重ね、キャラクターの魅力、アベンジャーズのような大集合感、ロケットの過去、ガーディアンズオブギャラクシーの完結、面白かった要因は色々あるだろうが、一言で言うならばガーディアンズの結束が見られたことかと思う。
ガーディアンズのメンバーがガーディアンズのために、今回は特にロケットのために、奔走し全力を尽くす。その姿に胸が熱くなるのだ。
熱い展開、悲しみ、そして笑い。このバランスが絶妙。まあガーディアンズとしては笑い不足という見方もできるが、本当にただのバカじゃないんだから笑いの先、もしくは手前にはシリアスな部分が隠れているものだ。
笑いで隠された心があるからこの終わりがある。また笑えるように。
とにかく最高。絶対に面白い。
ガーディアンズとしての終着点
ガモーラを失い、ヨンドゥもおらず、強敵が現れ、ロケットまでも凶弾に倒れる。
全編通してロケットとの絡みが少ないのが残念だが、今回はロケットの過去が主軸の映画。
彼の過去を見せつつ、奮闘する仲間たちの今が、まるでONE PIECEのよう。
映画の終わりには一つの終着点に達するわけだが、それは映画を観始めた時には
まるで想像もしなかった形で観客に突き付けられる。
でもその全てを、エンディングのDog days are overが包み込んでくれる。
本当に多幸感に溢れた素晴らしいエンディングだった。
これこそガーディアンズ!と思わせられるのは、アベンジャーズとはまた違った路線で
観客を引き付けてきた彼らならでは。
くだらないジョークでも、ラブソーサンダーとは違うのだよ。
バカは真実だけどそれでいい
この映画シリーズとても好きだったけど、メンバーの協調性のなさやそれこそバカさ具合にいらっとする事もあった。でも、それでいいじゃん!って思えた凄くよいまとめだった!
マンティスがドラックスのバカを否定しない所がいよかった。
あと、ガモーラがガーディアンズに戻らずあちらに家族がいるのもよかった〜
それぞれの世界がある
ありがとう
ありのままの不完全を愛しましょうー
不完全なメンバーでも力を合わせれば何とかなるさ、という感じのガーディアンズオブギャラクシーのテーマをそのままストレートに完結させた話。
対比となる敵は完全な社会を作ろうとする奴。
バカ息子上等!ブス上等!下手くそ上等!
全員を愛しましょう。
そういう道徳的には臭すぎる、ディズニー製リベラル色を全面に押し出したテーマを、コミカルに描くことで臭くなりすぎていない。
やっぱり音楽とユーモアは生きづらい社会を生き抜くのに必要不可欠なんです。
ただスパイダーマンノーウェイホームでも感じたことですけど、今後MCUでは敵を倒すことがテーマ的に不可能になるのでは??
マイノリティを寛容することと、有害な敵を排除することは、ある種の矛盾となってしまう(だって敵だって思想的なマイノリティ)
リベラルはエンタメヒーローものとしてはなかなかの足枷になっているような...
少なくとも新規の観客を獲得できるほどのパワーを持ち合わせることは不可能なような気がします。
MCUの今後はいかに。
ロケットの命を助けよう!!(ロケットの過去がテーマです)
ガーディアンズは1も2も観てています。
ガーディアンズはどれも大ヒットしてMCUのドル箱的存在。
製作費も2億ドルですもんね!!!
2作目の「リミックス」が2017年。
1作目が2014年。
ほぼ10年の月日が流れています。
だからその10年間に個人的な話で申し訳ないけれど約3500本の映画を
観ている計算。
私の場合、記憶は入った分だけ出されるので、記憶喪失状態(苦笑、恥)
覚えているのはクリス・プラットとゾーイ・ソルダナ。
そしてなんたって一番は凶暴でいてお茶目なムードメーカーのロケット。
その楽しくて笑かしてくれたロケットが、なんとキルスィッチを仕掛けられて
瀕死の意識不明状態。
ロケットは昏睡しながらも過去の悲しいオリジンを振り返るのでした。
ガーディアンズ・ギララクシーVOLUME 3のヴィランは
ハイ・エボリーショナリー(チェクウディ・イウジ)。
ハイエボリーショナリーはMCU屈指の悪役です。
吹き替え版では《陛下》と呼ばれています。
ロケットの脳を改造して89P 13と呼びロケットの頭脳に固執する。
ハイエボリーショナリーの宇宙船には、ロケットの仲間のアライグマや
多数の動物たち。
そして遺伝子操作された子供たちが多数、牢屋に拘束されているのです。
《ロケットの命を救い、拘束された動物と子供たちを解放する》
それがこの映画のテーマです。
それでは、備忘録も兼ねて、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」
(さらば!愛しき、銀河の落ちこぼれたち)
・・・のメンバーを紹介しましょう!!
ピータークイル/スター・ロード)
………………彼はエイリアンと人間のハーフ=冒険野郎と名乗っている
………………トレジャー・ハンター(クリス・プラット)
ロケット(声はなんとブラッドリー・クーパー)
……………過去に秘密を抱えた、銀河一凶暴なアライグマ。
……………元賞金稼ぎの傭兵で人の言葉を話す
グルート(声とモーション・キャプチャーはヴィン・ディーゼル)
………………キレると超ヤバい、樹木型ヒューマノイド。
マンティス(ボム・クレメンティエフ)
………………身体に触れただけで心が読める、天然系エスパー
………………クイルの異母妹
ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)
…………………“別人“として帰ってきた、クールな暗殺者
…………………(ピーターの恋人だった)
ドラックス(ディヴ・バウティスタ)
………………言動が天然過ぎ、猪突猛進タイプの破壊王
ネビュラ(カレン・ギラン)
………………父サノスによって改造された、“こじらせ“系“暗殺者
クラグリン・オブファンテリ(ショーン・ガン)
………………口笛で操る矢を特訓中の元宇宙海賊
コスモ(声=マリア・バカローヴァ)
…………………(ソ連によって宇宙に送られた知性を持つ喋る犬
…………………サイコキネシスの使い手)
今作のヴィラン=ハイ・エボリーショナリーはオルゴコープ社として、
全ての生物を強制的に進化させて【特別に種族】にしようと企む科学者。
彼の残虐な方法でロケットは作られたのです。
ラヴェジャーズのスタカー・オルガド。
………………(シルベスター・スタローン)
…………………ラヴェジャーズの伝説的リーダー
何故かスタローンをみるとホッとしますね。
まあラストは悪党を懲らしめて、ハイエボリーショナリーの宇宙船から、
無事にロケットの仲間や子供たちを助け出せるか?
ロケットの命は救われるか?
この2つです。
そして全編通して流される70年代から90年代のポップス&ロックス。
ブルース・スプリングスティーンしか知らなかっなけれど、
乗りの良い音楽に気分は高揚してカタルシスを感じました。
ジェームズ・ガン監督大好きよ
「親殺し」という共通点
ガーディアンズ、ここに完結
3作目になっても色褪せない圧倒的なビジュアル。これだけで10000点です。
培養した細胞片に包まれた人工衛星を説得力をもって魅せてしまうというのがもう凄い。
チープに見えないどころかむしろ斬新なんですよね。
これぞガーディアンズ。
ベースにあるストーリーはそれはそれはもう辛いものでした。でも、過去に向き合うロケットを見たクィルも自身の過去に真正面から向き合うという。
ただし、シリアスなストーリーなのに過剰なくらいギャグパートが長くて、そのせいでテンポがもの凄く悪くなっているところもあって気になりました。
あれをファンサービスと見るか蛇足と見るかで評価は変わりそうです。
とはいえ、ビターながらも未来を感じさせるエンディングに監督の作品に対する愛と誠意を感じました。
これが本当に最後のガーディアンズなんだと思うと寂しいですね。
でもカムバックしたジェームズ・ガン監督が締めくくってくれたのだから、これ以上何も望めないです。
ありがとう僕らのガン監督。
ハッピー過ぎて死ぬ。
ガーディアンズシリーズ最高傑作
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー3作目。
エンドゲームやホリデースペシャル後のストーリー。
序盤から敵キャラ大暴れでロケットが命の危機に。
ロケットを救う為に、ロケットが生まれた(作られた)星に行くことになる。
クイル達のストーリーが進みながらロケットの過去も少しずつ明かされていく。
よくよく考えたらシリアスな展開のはずが個性的なキャラ達の行動やセリフで何度も笑えるシーンがあるw
クイルのじいちゃん、悪い犬、クラグリンの弓矢など伏線の回収もうまい。
ヴィランのハイエボリューショナリーの演技もなかなか迫力あって良かった。
そしてシリーズを通して見てきた人はネビュラの成長に感動すると思う。
個性的にはBGMはもちろん、アクションシーンが全般的に良かった。
緩急をつけたカメラワーク、キャラそれぞれの個性的な戦い方が素晴らしい。
かなり詰め込んだ内容だけど、
これでシリーズ完結と言われてもいいくらい綺麗にまとまっていたと思う。
シリーズ最高傑作だった!
この物語につながる作品を見てからの方がいいです
このシリーズだけ見ていて他のマーベルはみていないという状況での視聴でした。
多分この見方が間違っているんだろうと思います。
「え、なんであなたがそこにいるの?」「どちら様ですか?」「兄妹?」といった疑問符だらけになってしまいました。
エピソードが映画一本分ぐらいごっそり抜けてしまっているような感じ。
クイルのセリフで大雑把に状況を説明してくれてはいて、その豪快さはこのシリーズらしいといえばらしいのですが...
緑色のいい女ガモーラが、すっかりわからずやになってしまっているのも、ストーリーを追いかける上でしんどい要素の一つになってしまいました。
ここまでは情報不足のためにノレない話でした。ここからは個人的にこの作品に求めていたものとこの作品が提示しているものとのズレについてです。
それはこの作品のトーンです。
オープニングの彷徨うロケットと流れる「Creep」は素晴らしい場面だと思います。
ロケットの生い立ちというのは考えてみればとてもシリアスなもので、その思いや苦悩を端的かつ印象的に表現したオープニングだと思います。
物語としてもロケットの過去に立ち返りながら「命の扱い」といったテーマになっています。
この過去が可哀想すぎる。ロケットの「友達」を思うと見終わってしばらく経ったいまでもしんどくなるくらいです。
このシリーズらしく過酷な状況でもメンバー同士はふざけたやり取りをしたりするのですが、このロケットの過去に引っ張られて「今はそういうのいいから...」となってしまいました。
ふざけたやり取りこそこのシリーズの醍醐味のはずなのに。
総じてこのトーンに乗れず、そうなってくると、色々引っかかってきます。
命の扱い云々で言うんならガーディアンズ側も直接的・間接的に奪ってきた側でもあるんだけど...とか、
精神論なの?とか、それでその扉開くの?とか、なんぼイカれてるにしても悪側雑じゃね?とか
1、2を見ていてこのシリーズの何が良かったかといえば「ごきげん」なところです。
オープニングが象徴的ですが、1のクイルのダンス、2のミニグルートのダンス、これがとても良くて、作品全体も雑にいって陰陽で言えば「陽」だったと思います。
ごきげんだからこそ、冷静に考えれば相当な悪人であるヨンドゥにすら肩入れできてしまったわけです。
翻ってこの3は、オープニングの選曲が超名曲Creepであることが象徴的なように、「陰」の部分が前面に出ているように感じられました。
これが自分が求めていた「ガーディアンズオブギャラクシー」とのズレだと思います。
他の方のレビューを見るとこのシリーズを未見で3から見たと言う人も結構楽しまれているみたいなので、3の前日譚が見れていれば、きっとこんなにつまずくことなく印象は変わったのだろうなと、残念に思います。
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