ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3のレビュー・感想・評価
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ガーディアンズとしての終着点
ガモーラを失い、ヨンドゥもおらず、強敵が現れ、ロケットまでも凶弾に倒れる。
全編通してロケットとの絡みが少ないのが残念だが、今回はロケットの過去が主軸の映画。
彼の過去を見せつつ、奮闘する仲間たちの今が、まるでONE PIECEのよう。
映画の終わりには一つの終着点に達するわけだが、それは映画を観始めた時には
まるで想像もしなかった形で観客に突き付けられる。
でもその全てを、エンディングのDog days are overが包み込んでくれる。
本当に多幸感に溢れた素晴らしいエンディングだった。
これこそガーディアンズ!と思わせられるのは、アベンジャーズとはまた違った路線で
観客を引き付けてきた彼らならでは。
くだらないジョークでも、ラブソーサンダーとは違うのだよ。
バカは真実だけどそれでいい
この映画シリーズとても好きだったけど、メンバーの協調性のなさやそれこそバカさ具合にいらっとする事もあった。でも、それでいいじゃん!って思えた凄くよいまとめだった!
マンティスがドラックスのバカを否定しない所がいよかった。
あと、ガモーラがガーディアンズに戻らずあちらに家族がいるのもよかった〜
それぞれの世界がある
アライグマという動物をよく知らない人が狸オチだと勘違いする確率30%
多様な種族のチームが、狸や多様な種族を救う話。
良い点
・ギャグ
悪い点
・やや長い
・動物すぎて感情移入しにくい
・感動のピークがわかりにくい
その他点
・日本人は狸のほうがなじみ深いため
ありがとう
三作品それぞれに良さがありますが、集大成として完璧なものを見せてくれました。
ガーディアンズらしさはそのままでめっちゃ笑えて泣けて何度見ても素晴らしい作品👍
ロケット最高
come and get your love聴くと鳥肌立ちます
ありのままの不完全を愛しましょうー
不完全なメンバーでも力を合わせれば何とかなるさ、という感じのガーディアンズオブギャラクシーのテーマをそのままストレートに完結させた話。
対比となる敵は完全な社会を作ろうとする奴。
バカ息子上等!ブス上等!下手くそ上等!
全員を愛しましょう。
そういう道徳的には臭すぎる、ディズニー製リベラル色を全面に押し出したテーマを、コミカルに描くことで臭くなりすぎていない。
やっぱり音楽とユーモアは生きづらい社会を生き抜くのに必要不可欠なんです。
ただスパイダーマンノーウェイホームでも感じたことですけど、今後MCUでは敵を倒すことがテーマ的に不可能になるのでは??
マイノリティを寛容することと、有害な敵を排除することは、ある種の矛盾となってしまう(だって敵だって思想的なマイノリティ)
リベラルはエンタメヒーローものとしてはなかなかの足枷になっているような...
少なくとも新規の観客を獲得できるほどのパワーを持ち合わせることは不可能なような気がします。
MCUの今後はいかに。
ロケットの命を助けよう!!(ロケットの過去がテーマです)
ガーディアンズは1も2も観てています。
ガーディアンズはどれも大ヒットしてMCUのドル箱的存在。
製作費も2億ドルですもんね!!!
2作目の「リミックス」が2017年。
1作目が2014年。
ほぼ10年の月日が流れています。
だからその10年間に個人的な話で申し訳ないけれど約3500本の映画を
観ている計算。
私の場合、記憶は入った分だけ出されるので、記憶喪失状態(苦笑、恥)
覚えているのはクリス・プラットとゾーイ・ソルダナ。
そしてなんたって一番は凶暴でいてお茶目なムードメーカーのロケット。
その楽しくて笑かしてくれたロケットが、なんとキルスィッチを仕掛けられて
瀕死の意識不明状態。
ロケットは昏睡しながらも過去の悲しいオリジンを振り返るのでした。
ガーディアンズ・ギララクシーVOLUME 3のヴィランは
ハイ・エボリーショナリー(チェクウディ・イウジ)。
ハイエボリーショナリーはMCU屈指の悪役です。
吹き替え版では《陛下》と呼ばれています。
ロケットの脳を改造して89P 13と呼びロケットの頭脳に固執する。
ハイエボリーショナリーの宇宙船には、ロケットの仲間のアライグマや
多数の動物たち。
そして遺伝子操作された子供たちが多数、牢屋に拘束されているのです。
《ロケットの命を救い、拘束された動物と子供たちを解放する》
それがこの映画のテーマです。
それでは、備忘録も兼ねて、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」
(さらば!愛しき、銀河の落ちこぼれたち)
・・・のメンバーを紹介しましょう!!
ピータークイル/スター・ロード)
………………彼はエイリアンと人間のハーフ=冒険野郎と名乗っている
………………トレジャー・ハンター(クリス・プラット)
ロケット(声はなんとブラッドリー・クーパー)
……………過去に秘密を抱えた、銀河一凶暴なアライグマ。
……………元賞金稼ぎの傭兵で人の言葉を話す
グルート(声とモーション・キャプチャーはヴィン・ディーゼル)
………………キレると超ヤバい、樹木型ヒューマノイド。
マンティス(ボム・クレメンティエフ)
………………身体に触れただけで心が読める、天然系エスパー
………………クイルの異母妹
ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)
…………………“別人“として帰ってきた、クールな暗殺者
…………………(ピーターの恋人だった)
ドラックス(ディヴ・バウティスタ)
………………言動が天然過ぎ、猪突猛進タイプの破壊王
ネビュラ(カレン・ギラン)
………………父サノスによって改造された、“こじらせ“系“暗殺者
クラグリン・オブファンテリ(ショーン・ガン)
………………口笛で操る矢を特訓中の元宇宙海賊
コスモ(声=マリア・バカローヴァ)
…………………(ソ連によって宇宙に送られた知性を持つ喋る犬
…………………サイコキネシスの使い手)
今作のヴィラン=ハイ・エボリーショナリーはオルゴコープ社として、
全ての生物を強制的に進化させて【特別に種族】にしようと企む科学者。
彼の残虐な方法でロケットは作られたのです。
ラヴェジャーズのスタカー・オルガド。
………………(シルベスター・スタローン)
…………………ラヴェジャーズの伝説的リーダー
何故かスタローンをみるとホッとしますね。
まあラストは悪党を懲らしめて、ハイエボリーショナリーの宇宙船から、
無事にロケットの仲間や子供たちを助け出せるか?
ロケットの命は救われるか?
この2つです。
そして全編通して流される70年代から90年代のポップス&ロックス。
ブルース・スプリングスティーンしか知らなかっなけれど、
乗りの良い音楽に気分は高揚してカタルシスを感じました。
ジェームズ・ガン監督大好きよ
アライグマ🦝によく似た昔の嫌な上司や最近近所に出没する不気味な生アライグマ、
個人的体験からアライグマはホント大嫌い💔
だけどラクーン・ロケット🦝は一作目から1番気になる秀逸なキャラクター
このキャラが出来た瞬間にこのシリーズは成功したも同然のなかなかの存在感
フィギュア ちょっと欲しいかも(笑)
シリーズ第3弾完結編はまるで第3話や第3夜みたいな見事過ぎる伏線回収とキャラクター達へのこちら側からの愛の深まりをビンビン感じまくりましたわ マンティスなんても〜カワユスよ🫶
ジェームズ・ガンはヤンキー独特のユーモアの正統な後継者なんじゃなかろうか?
ガン監督がDCスタジオのCEOに抜擢されたのも納得だニャ😎
「親殺し」という共通点
主人公の「越えるべき壁」として、「親殺し」が設定される場合がある。
典型は「スターウォーズ」のルークとダース・ベイダーだが、マーベルでも「シャンチー」がある。
「キャリー」とか
「ミレニアム」シリーズ(リスベット・サランデル)もその系統。
つまり、クズ親父の存在が、「障害」というか「足枷」になってて、それを倒すことが「成長」に繋がる、と。
で本作。
「2」ではピーターはクソ親父を倒す、
「3」ではロケットはクソ創造主(=親)を倒す。
どちらもそれぞれが「成長」に必要な「壁」だ。
ガーディアンズ、ここに完結
3作目になっても色褪せない圧倒的なビジュアル。これだけで10000点です。
培養した細胞片に包まれた人工衛星を説得力をもって魅せてしまうというのがもう凄い。
チープに見えないどころかむしろ斬新なんですよね。
これぞガーディアンズ。
ベースにあるストーリーはそれはそれはもう辛いものでした。でも、過去に向き合うロケットを見たクィルも自身の過去に真正面から向き合うという。
ただし、シリアスなストーリーなのに過剰なくらいギャグパートが長くて、そのせいでテンポがもの凄く悪くなっているところもあって気になりました。
あれをファンサービスと見るか蛇足と見るかで評価は変わりそうです。
とはいえ、ビターながらも未来を感じさせるエンディングに監督の作品に対する愛と誠意を感じました。
これが本当に最後のガーディアンズなんだと思うと寂しいですね。
でもカムバックしたジェームズ・ガン監督が締めくくってくれたのだから、これ以上何も望めないです。
ありがとう僕らのガン監督。
ハッピー過ぎて死ぬ。
徹頭徹尾、キャラクターの愛おしさが詰まっていて。
これで最後なのが惜しすぎるくらい。
メンバーそれぞれの決着の付け方が本当に絶妙で、シリーズを終わらせるから取らせている行動ではなく、あるべきところに、スムーズにおさまっていく。
もう、ストーリーから、キャラクターから音楽まで、世界観が最後まで好き。違うから傷つけあう事はあるけれど、基本的に個を認めていて、一見クールに見えて、でも優しい世界。
ジェームスガンが作り込む世界が最高なのは、そこなんだろう。
エンドロール後の、一文に期待して首を長くして待ちたい。
ガーディアンズシリーズ最高傑作
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー3作目。
エンドゲームやホリデースペシャル後のストーリー。
序盤から敵キャラ大暴れでロケットが命の危機に。
ロケットを救う為に、ロケットが生まれた(作られた)星に行くことになる。
クイル達のストーリーが進みながらロケットの過去も少しずつ明かされていく。
よくよく考えたらシリアスな展開のはずが個性的なキャラ達の行動やセリフで何度も笑えるシーンがあるw
クイルのじいちゃん、悪い犬、クラグリンの弓矢など伏線の回収もうまい。
ヴィランのハイエボリューショナリーの演技もなかなか迫力あって良かった。
そしてシリーズを通して見てきた人はネビュラの成長に感動すると思う。
個性的にはBGMはもちろん、アクションシーンが全般的に良かった。
緩急をつけたカメラワーク、キャラそれぞれの個性的な戦い方が素晴らしい。
かなり詰め込んだ内容だけど、
これでシリーズ完結と言われてもいいくらい綺麗にまとまっていたと思う。
シリーズ最高傑作だった!
この物語につながる作品を見てからの方がいいです
このシリーズだけ見ていて他のマーベルはみていないという状況での視聴でした。
多分この見方が間違っているんだろうと思います。
「え、なんであなたがそこにいるの?」「どちら様ですか?」「兄妹?」といった疑問符だらけになってしまいました。
エピソードが映画一本分ぐらいごっそり抜けてしまっているような感じ。
クイルのセリフで大雑把に状況を説明してくれてはいて、その豪快さはこのシリーズらしいといえばらしいのですが...
緑色のいい女ガモーラが、すっかりわからずやになってしまっているのも、ストーリーを追いかける上でしんどい要素の一つになってしまいました。
ここまでは情報不足のためにノレない話でした。ここからは個人的にこの作品に求めていたものとこの作品が提示しているものとのズレについてです。
それはこの作品のトーンです。
オープニングの彷徨うロケットと流れる「Creep」は素晴らしい場面だと思います。
ロケットの生い立ちというのは考えてみればとてもシリアスなもので、その思いや苦悩を端的かつ印象的に表現したオープニングだと思います。
物語としてもロケットの過去に立ち返りながら「命の扱い」といったテーマになっています。
この過去が可哀想すぎる。ロケットの「友達」を思うと見終わってしばらく経ったいまでもしんどくなるくらいです。
このシリーズらしく過酷な状況でもメンバー同士はふざけたやり取りをしたりするのですが、このロケットの過去に引っ張られて「今はそういうのいいから...」となってしまいました。
ふざけたやり取りこそこのシリーズの醍醐味のはずなのに。
総じてこのトーンに乗れず、そうなってくると、色々引っかかってきます。
命の扱い云々で言うんならガーディアンズ側も直接的・間接的に奪ってきた側でもあるんだけど...とか、
精神論なの?とか、それでその扉開くの?とか、なんぼイカれてるにしても悪側雑じゃね?とか
1、2を見ていてこのシリーズの何が良かったかといえば「ごきげん」なところです。
オープニングが象徴的ですが、1のクイルのダンス、2のミニグルートのダンス、これがとても良くて、作品全体も雑にいって陰陽で言えば「陽」だったと思います。
ごきげんだからこそ、冷静に考えれば相当な悪人であるヨンドゥにすら肩入れできてしまったわけです。
翻ってこの3は、オープニングの選曲が超名曲Creepであることが象徴的なように、「陰」の部分が前面に出ているように感じられました。
これが自分が求めていた「ガーディアンズオブギャラクシー」とのズレだと思います。
他の方のレビューを見るとこのシリーズを未見で3から見たと言う人も結構楽しまれているみたいなので、3の前日譚が見れていれば、きっとこんなにつまずくことなく印象は変わったのだろうなと、残念に思います。
おバカだけど愛嬌があるガーディアンズは最高!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズ第3弾を鑑賞。1作目、2作目を超える面白さで約2時間半があっという間に感じる内容だった。
ガーディアンズのメンバーそのものは、スターロードをはじめドラックス、ロケット、グルート、ネビュラ、マンティスに今作ではクラグリン、喋る犬コスモが加わり、ますますクセと個性が強くなっていた。
今作では、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべき敵が現れ、ロケットが瀕死の重傷を負い命の危険にされされる。固い絆で結ばれたガーディアンズは、仲間の命を救うため恐るべき敵に立ち向かうなか、ロケットの隠された悲しい過去を知ることになる。
また、ガモーラも途中からある意味強制的に参加することになるのだが、徐々にガーディアンズの絆の強さに理解を示し始めているのも描かれていたので良かった。
そして、映画の所々で漫才のようなボケとツッコミのようなシーンがあるなど、おバカだけど愛嬌があるのもガーディアンズの魅力だと思う。
可愛過ぎて泣けた
ロケットの過去が明かされる本作。
かわいいフェイスにキュンとし、残酷な真実で胸が締め付けられた。
長めのストーリーなのに、毎回だがテンポよく飽きずに観れる。ちょいちょい出てくるコメディもバランスが良かったなー。
本作の大切なメッセージにもジーンとした。ほっこりして、とても良い締めくくりだと思う。
音楽もまた絡め方が好き❤️
各キャラの「らしさ」が愛おしい。
あと、ディズニープラスのホリデースペシャルを観とくと小ネタを理解できるのでお勧め。
投稿するの忘れてた…
ディズニー+入ってないと番外編(?)のホリデースペシャルが見られず、ここまで映画館に通ってきたのに何だよ〜、コンプリート出来ないやん、という不満はあるし、これまで描かれてきた『ガーディアンズ〜』の作品姿勢からすると今作での市政の人たちのぞんざいな扱い方など気になるところもあったが、けっこうな紆余曲折を経てジェームズ・ガンが最後までシリーズを撮れたことだけでも感動だった。今回は家族総出で観に行ったが(妻は、なに?スーパーマンが出てくるん?ぐらいの認識)、高校生の娘は一作目を一緒に観に行った時は小学校低学年だったので、それだけ長い間楽しませてもらったのかあ、と感慨に浸りつつ、その間全く精神的に成長していない自分にもびっくりした。
で、内容としては、やっぱり最高だった。これまでクラシックなロックを突っ込んできていたのに、いきなりRadiohead、しかもクリープのアコースティックバージョンでオープニングを飾る変化球が世代的にもドンピシャで、しかも今作でのラスト辺り、ネタバレ怖いから内容は書かないけど、寂しさや悲しみを抱えた人たちが、ポップミュージックによってその感情は抱えたままにダンスをして、少しだけアップリフティングされていくという場面は、音楽の大きな効能のひとつを明確に表現していたし、ポップミュージックが人生に必要な意味をこれほど鮮やかに見せてくれた映画は、音楽を直接扱った作品でも記憶に無かった。
そしてアベンジャーズという括りの中の映画でありながら、ちゃんと最後までスペースオペラとしてやり切っていて、ガーディアンズが踏み込む有機生命的な惑星は内臓が裏返しになったような惑星の質感に未知の世界観があって、SF冒険物独特の高揚感を味わえたし、ジェームズ・ガンの出自からも納得のグチャグチャ感もあるしで、凄く良かった。というわけで、大団円として全てが最高で感涙。感謝しかないよ。
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