「商売人にしてこの作家性はやっぱり凄い」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
商売人にしてこの作家性はやっぱり凄い
やっぱジェームズ・ガンは観ておかねばならぬ的な作品だった。美術と音楽とキャラクターの連結、そしてギャグ。このクラスの大作の中でこれをやり切れるのは凄いな。中でもスーサイドスクワッドもそうだったけど色づかいと造形はピカイチ。そしてワンカットで殴り込んでく辺りのケレンみは、今やCGアニメに押され気味な実写でもやったるで!みたいな感じがしてすごく好き。
宇宙人というのがなんのメタファーかはこのシリーズははじめっからそうだったと思うけど、このラストの動物をまるっと救い出す辺りのクライマックスのメッセージ性に泣けた。
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