「美少女に成長した娘のキャシーと、ラスボスのカーンが初登場!!」アントマン&ワスプ クアントマニア 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
美少女に成長した娘のキャシーと、ラスボスのカーンが初登場!!
量子物理学の知識は殆ど必要ない(笑)
前作の「アントマン&ワスプ」では、量子物理学の説明が長くて
チンプンカンプンでした。
今回は難しくないのは有り難かったけど、ちょっと拍子抜け!!
今作は娘のキャシーがすっかり美しい娘さんに成長してます。
キャシー(キャスリン・ニュートン)が今後の地球の脅威に備えて、
実験装置を起動したら、なんと突然、
ピム一家(ホープの両親のマイケル・ダグラスとミシェル・ファィファーの)
と、スコットとその恋人ホープそしてキャシーは《量子世界》へと、
吸い込まれてしまうのです。
《その量子世界から如何にして帰り着くか?ってストーリーです》
量子世界(まぁ早く言えば他の惑星)の映像はまるで「スターウォーズ」を
見てるみたいでした。
謎のエイリアン・・・ヘンテコな生物やキノコのお化けや、
ナメクジ・くらげみたいな生き物とか盛りだくさん。
でもさねー、なんか《量子世界》って空がなくて、息詰まるよ!
「アントマン」の良さって、前科者で冴えない中年のオヤジが、
頑張ってヒーローになる・・・って所だよね。
親近感のある特別でない一般人。
そして、体長1.5センチのミニミニ・ヒーローが活躍する
・・・ってところです。
それが、前作の「アントマン&ワスプ」から、蟻なのに巨大化し始めた。
なんか蟻が巨大化って反則な気がする。
今回は《量子世界》でラスボスは征服者カーン(ジョナサン・メイヤース)
彼が作ったという帝国はそれは壮大で宇宙空間に建つ未来都市。
CGとVFXに膨大なお金を掛けたのは良く分かる
傭兵たちも凄くコスチュームとかゴージャス。
それに比較して物語り(ストーリー)が全く深みがない。
そしてユーモアが全くないので、眼で見て楽しむお子ちゃま向。
カーンの恋人で量子世界に30年も暮らしたジャネット
(ミシェル・ファィファー)が彼を裏切ってカーンを置き去りにして、
地球に戻ったんですよ。
この事をジャネットはまったく秘密にしてた・・・
ジャネットがすべての原因を作った悪女じゃん!!
(まったくに、反省が足りないよ!!)
それでまたスコットとキャシーはミクロサイズの蟻になったり、
巨大化してサイボーグになったりするんだけど。
そのサイズ感が、なんか目立たなくない??
ちっこーくなって、敵からすり抜けたりするんだけど、
そこが目立たない写し方なの。
逆に巨大化して、ビルよりデカくなっても、
それを生かす描写が薄い。
そういう驚きやワクワクもハラハラもないわけ・・・
もちろんそれなりに面白いですよ。
それほど退屈って訳でもない。
しかし、なんかインパクトがないよ。
カーンvsアントマン&ワスプのアクションもバトルも、
あっさり!!
ラストにはお約束の予告があります。
エンドクレジットのかなり進んだところで、
エジプトのツタンカーメンみたいなラスボロスのカーン。
そしてロキ(トム・ヒドルストン)のお姿が!!
(危うく見落とすところだったけど、見落としても、
(特に問題ないかもね!!)
一番面白かった映像はピム博士が連れて来る
無数というか億万匹の蟻たちでしたね!!
ここだけは、蟻さん大活躍、でした。
琥珀糖さんは何も悪くないですので謝らないで下さい😊
そんなに過激なことを書いたつもりはないのですが、何が問題だったのでしょうか…。
バックアップをとっているので再度アップすることは出来るのですが、とりあえずは泣き寝入りしておきます😢
ミニマムすぎて、実際は 粉 こな しか無いと思いました。アメリカン🇺🇸様の想像力の破天荒な豊かさに正直絶望😔しました。イカれてます。アメリカ🇺🇸様。イイねありがとうございました。
こんにちは。CG技術を駆使した映画って、作り手の想像力が試されますよね。CGによって、見たこともないどんな映像でも描けるはずなのに、肝心の作り手の想像力が貧困だとどっかで見たことあるようなCG映像の焼き写しばかりで、見ていて苦痛でさえあります。
SF映画は現実にはあり得ないような世界を体験出来るのが醍醐味の一つですが、作り手にその力量がないと今の目の肥えた観客を喜ばせるのは難しいですね。初期のスターウオーズシリーズみたいな想像力が爆発したような映画をまた見てみたいものです。