ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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彼のブラックパンサーが大好きだったのでその流れを受け継ぐこの映画を...
彼のブラックパンサーが大好きだったのでその流れを受け継ぐこの映画を楽しみにしていたのだけれど
最初の、彼を悼む流れは良かったのだが
ブラックパンサーになるまでが長い
それと
戦う相手間違ってない?
そんな最新兵器で戦っても作り手次第でなんとでもなる
復讐は新たな復讐を生むだけ
最近の映画は余計な説明が多い。
そのせいで長くなるなら
見る側の解釈に任す方がいい
とはいえ
最後を彼の姿を見られたのは嬉しかった
誰がブラックパンサーを引継ぐか?
【鑑賞のきっかけ】
最近になって、第1作「ブラックパンサー」(2018年)の高評価に気づき、動画配信で鑑賞。
ハイレベルな作品に、第2作も期待できる、とばかりに、劇場に足を運んできました。
【率直な感想】
<興味深い展開>
本作品は、前作でブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンが亡くなったことを受け、代役を立てず、作中のブラックパンサー=ワカンダ王ティ・チャラも亡くなってしまうところから、始まります。
ワカンダの新しい継承者は誰になるのか、それが一番のテーマとなります。
ただ、これだけだとお話としてはあまり面白みがないので、新しい敵が登場します。
これまでワカンダは高度な文明を持つ国家であることを秘匿していて、国連では、発展途上国と思われていました。
しかし、混沌としたこの地球のために、高度な文明を明かすことを示唆する…。
この前作のラストを受け継ぐかのように、冒頭、国連での会議シーンがあり、加盟国から、ヴィブラニウムの提供がないことを非難されるワカンダ。
それには理由があり、加盟国は、ヴィブラニウムを新型兵器の開発に使おうとしているらしく、ワカンダは提供を拒否しているのです。
国連加盟国は、ヴィブラニウムがワカンダ国外の大西洋の海底にも存在することを突き止める。
この海底探査中に現われたのが、大西洋の海底に存在する国家であった…。
<敵といっても本当の悪ではない>
この海底国家は、ヴィブラニウムを活用して、ワカンダのように高度な文明を持っていたのだが、ヴィブラニウムの採掘にワカンダが加担していると思い込み、ワカンダに戦闘を仕掛けてくる。
このため、ワカンダと海底国家は戦闘状態に。
…ということで、ワカンダの敵と言っても、いわゆる「悪」ではなく、国家間の行き違いが生んだ戦闘というところが、興味深いです。
思えば、かつては、ヒーローものの敵と言えば、「本当の悪」でした。
しかし、「多様化な世界観」が常識となった現在、「本当の悪」という設定は難しくなっているのでしょう。
ある意味では、極めて現代的と言えるのではないでしょうか。
<マスク不要のヒーロー>
ブラックパンサーというスーツ姿の登場シーンは、第1作よりもさらに少ないです。
それは、ブラックパンサーの継承者がなかなか決まらないから。
でも、物語展開は、第1作でも活躍した二人のワカンダ女性が、激しいアクションシーンを繰り広げてくれるので、飽きることなく鑑賞することができると思います。
そして、いよいよブラックパンサー承継者が決まり、スーツ姿のブラックパンサーが大活躍…なのですが。
激しい戦闘シーンでは、マスク着用ですが、戦闘が終わり、敵方との会話シーンになると、すぐにマスクを外してしまうのですよね。
もともと、ヒーローは正体を隠すために、マスクをしているけど、本作品では周りの人たちは誰がブラックパンサーなのか知っているので、マスクはいらないのかな、と思っていました。
でも、よくよく考えてみると、重要な会話のシーンでマスクをしていると、俳優さんの顔の表情が分からず、演技力を十分に発揮できないですね。
だから、マスクを外してのシーンにしているのかな、と。
ヒーローものも大人向けに変貌し、人間ドラマの要素も多分に取り入れるようになってきているので、顔の表情を含めた演技力で観客へのメッセージ性を高めるという工夫がされているのかもしれません。
【全体評価】
シネマティック・ユニバースの劇場公開版のフェーズ4は、本作を持って終了。
劇場版か、配信版か分かりませんが、本作品の続編は作られるようです。
本作品の水準を保つことができれば、今後にも期待できそうです。
有りと告知してエンドクレジット後の映像が無かったのは何故?
公開二日目で土曜日にも関わらず観客は少な目でした。
フェーズ4最後の作品という事らしいですが、作品自体は堂々とした大作ではあるし、チャドウィック・ボーズマンの追悼作品にもなっていたし、これまでのフェーズ4作品と比べても相当頑張っていたと思うけど、フェーズ3までのMCU作品に対する熱気や期待感は、今はもう観客からそれほど伝わってこないです。
座席について映画が始まるまでのワクワク感が劇場全体を包んでいて、それを含め楽しかったMCU作品だった筈なのですが、今はそれが無くなってしまい、なんか寂しくもありって感じでした。
追記.
タイトルにも書いたが、MCUって完全に迷走状態に入っている気がする。
最近のマーベル作品の中で力作
力が入っているのは明白。前作の印象が強く、主人公の病死という事態からの続編。話のプロットとしてはマーベルの中では丁寧な方だと思いました。ただ前半と後半で敵の強さが尻すぼみになった感じがしてもう一捻りアクションがあってもいいのではと思いつつ。後半の敵の扱いが雑なので少し減点しました。
少女の成長譚的なストーリーが◎
※登場キャラは載せてます。その辺も知りたくない方は注意願います。
ブラックパンサーの続編決定の一報を聞いた時、チャドウィック・ボーズマン亡き後、どんなストーリーにするのか?誰がブラックパンサーを継ぐのか?ずっと気になっていました。
原作通りでいけばシュリなんだろうけど、まだまだ主役を張る程のカリスマ性は無いのでは?
そもそも日本語吹き替えが百田夏菜子。あのキャピキャピ声が違和感有りすぎて個人的には不安だらけでした。
しかし、いざ鑑賞してみれば・・・
いや、想像を遥かに超えて素晴らしかった!!
感動しました!!
単純なアメコミヒーロー作品とは一味違う、大切なものを失いもがき苦しみながらも、自分の生きる道を見つける少女の成長譚がありました。
今までシュリ演じるレティーシャ・ライトは脇役としか見ていなかったが、女優さんとして充分主役を張れるカッコ良さ存在感があり、立派に成長したなと感じました。
もちろんアメコミ作品として、魅力ある新キャラクター達も次々登場!!
いつか登場させてほしかったマーベルの古参キャラ、ネイモア・ザ・サブマリナーがヴィランとして遂に登場!!
まさかブラックパンサーで登場させるとは予想もしませんでした。フライヤーでネイモアの登場を知ったときは本当にテンション上がりました!!
あの海パン1丁のシンプルなキャラクターを現代風にどうアレンジするのかと思っていましたが、原作のイメージを崩すことなく、カッコ良さと危なさとカリスマ性を兼ねた魅力的なキャラクターになっていました。
そして、アイアンハートの登場も嬉しい限り。今作ではゲスト的な立ち位置止まりではあったものの、今後アイアンマンの後継者になっていけるのか活躍に期待ですね。すでに、シュリとリリはいいコンビって感じでした。
MCUは主要キャラクターがいなくなってから、今後の展開が全く読めなくなってましたが、徐々に役者が揃ってきてる感じがありますね。
次のアントマン&ワスプではカーンの登場も発表されていますし、いよいよ大きくストーリーが動いていきますかね?☺
期待しすぎない方がいいかも
アクションシーン、戦闘シーンは、迫力あって映画館で見た方が楽しめる。
しかし、ストーリー自体は目新しくもなく、息子の件も葬式に出なかった時点でそうゆうことだろうと勘づいてしまいました。
海の民はアバターかと思ったわ。
水中生活って、色々無理がないか?
R.I.P.チャド
ティ・チャラとチャドウィック・ボーズマンに対する哀悼と感謝が詰め込まれたマーベルスタジオからファンへの大切な贈り物。
作品的には前作『ブラックパンサー』を観ていれば分かる内容になっている。
MCU作品お馴染みのゲストキャラの登場や余計なクロスオーバー表現などなく、ブラックパンサーとティ・チャラを真摯に真っ向から描き、それはミッドクレジットシーンにも徹底している。
静と動、生と死、気高さと復讐。それぞれの面を描きながら、ヒーロー映画というより一つの国の歴史を見ている気分になった。
こうしてワカンダは続いていく。永遠に。
ワカンダ・フォーエバー。
急に
最終決戦まではすごく良かった。
オコエが橋の上で戦うシーンかっこいい。
アイアンハートが微分なんちゃらっていいながらドローンをパトカーに落とすのもかっこいい。
MARVELのロゴのとこがチャドウィック・ボーズマンづくしなのも泣いた。
ただ戦争やる気満々だったシュリが急にやめたのはハテナでした。
あとラブアンドピースでオーディンが息子のハーキュリーズを紹介し、
シー・ハルクでハルクが息子のスカーを紹介し、
今回はティ・チャラの息子のティ・チャラを紹介し…
謎のポスクレ息子紹介シリーズやめてほしい。
海パン神・降臨
映画のシュリちゃんとオコエ姉さんにやられ、アイアンハートもお目見えとあっては見に行かない選択肢はない、てことで鑑賞~
予想していたとはいえ辛い展開、王が急逝して精神的なダメージも大きく国も大変なのに国外からの圧力や、テロにも対応しなくてはいけない、政府含め非超人がクズなのはマーベルコミックあるあるだから、らしいっちゃらしいんだけど、分かっててもぐぬぬ~、、
シュリは前作の活発な妹キャラな印象が強烈だっただけに余計残された者の苦悩が際立つ
だからこそリリウィリアムズはシリアスになりすぎるのを防ぐこの映画の救い
アイアンハートのパートはアイアンマンへのオマージュも盛り沢山で嬉しい
場面転換が多いので上映時間の長さも気にならなかった(海中都市パートはちょっと長かったかなあ)
個人的にシュリがハーブを飲んで会ったのがキルモンガーなのがすごく良かった
科学者でリアリストなシュリがある部分ではキルモンガーと類似があるだろうし
キルモンガーも彼なりに故郷を思い戦っていたし、敵対して死を迎えてしまってもまだワカンダ人だという救済にも思える
兄を慕いながらもキルモンガーとも共感できる部分があるシュリのスーツは金と銀の意匠があしらわれている、女性のしなやかなラインが美しいニューパンサー格好いいですねーネイモアの羽をもぐシーンは獰猛な猫科!て感じで恐ろしいながらも見とれます
ちょっとダサくて実写には向かないネイモアの踝ウィングもあのシーンのためだけにそのまま残したのかと思えるほど
女性がメインのストーリーだからか衣装もかなり力を入れていて目にも楽しい、女王の帽子なんかいくつデザインしたんだー
しかし今回かなり世界から孤立してしまったワカンダ、ネイモアも全然反省してないし、シュリにあんまり試練を与えないでくれ~
やっぱり男性が良いと思いました(✯ᴗ✯)
チャドウィック・ボーズマンの死去だから成立していますが女王が闘うのは無理があります。敵も神というには見た目に難がありました。綺麗な画像は良いと思います。
バトルの意義を考えさせられる作品
争わないことが最善の選択と思わせつつ、
アクション映画だからバトル不可避のジレンマ。
争うことの虚しさや不毛さを
敢えて描いているように見えました。
勝敗ではなく未熟なシュリがどう決断するかを
複雑な想いで見守っていました。
続編が出来ただけで素晴らしい
主役がリアルに亡くなったため、続編は無理かと思ってましたが、うまくストーリー化させてました。
最初のマーベルのタイトルがチャドウィック一色になってたのは感動しました。
ただ映画としてはちょっと盛り上がりにかけてましたね。前半の圧倒的な強さを示すタロカンにかなうはずもないって思うんですよ。それ以外にもストーリー展開が変です。
それでも何だかんだ楽しめはしました。
国葬反対
これをもてはやす日本のアメコミファンに嫌気がさしました。長尺すぎで過剰演出、ネガティブな面を評価しないとフェアではないしアメコミ好きなだけで多様性をわかった気になるのは映画好きでもないし作品への侮辱です。
2時間以上他人の葬儀を観せられるめちゃくちゃ退屈な映画、国葬反対っ!!
亡くなった者を想い、その遺志と覚悟を継ぐヒューマンドラマ。
初代ブラックパンサーから、どの様に繋げていくか興味深かったが、綺麗に纏まっていた印象。だが、アクションやストーリーの広がりも含めて物足りなさはどうしても感じてしまった。
MCU フェーズ4のラストを飾る今作だが、【スパイダーマン】と【ドクターストレンジ】のマルチバース、【エターナルズ】と【マイティーソー】の宇宙や神という世界と比較してしまうと、【ブラックパンサー】はあくまでも国同士の戦いになってしまうのでスケールは小さく見える。
個人的には繋ぎの続編という認識。厳しめに言えばよくある展開、人間が精神的にも身体的にも成長するお話。復讐や恨みから、何が生まれるか。目新しさはない分、161分という尺の長さは冗長に感じてしまう。
だがその尺を存分に使い、ティ・チャラの葬儀〜タロカンの誕生を深掘りした事で、理解も深まりつつお互いの思いも入り、ヴィブラニウムを絡めたストーリーに深みが出たのは良かった。
ティ・チャラ亡き後のワカンダとブラックパンサーの方向性を今作でシュリが明確に示してくれたのと、リリの登場でMCUフェーズ5〜6がとても楽しみになった。
チャドウィック・ボーズマンも安心して観てくれていると思う。
ありきたり過ぎる
本当につまらないです
戦闘シーンも見応えありません
ストーリーも単純で大体予想出来ます
同日にすずめの戸締りを観ましたがそちらはクオリティが高かったです
marvelなのに残念です
というか最近はどの作品もいまいちです
チャドウィック・ボーズマンへのレクイエム映画
実際演じていた俳優が亡くなったことと
物語で唐突ブラックパンサーのティ・チャラも亡くなってしまう。
これによってなのかティ・チャラが亡くなって悲しいのか、演じていたチャドウィックが亡くなって
悲しいのか?どちらでもあるんだろうが
気持ち的に演じていたチャドウィック・ボーズマンが亡くなった悲しみのほうが強くなってしまい。
モキュメンタリーを見ているようで不思議な気持ちで映画を観ていた。
物語の世界へ没入したい人やブラックパンサーの活躍を期待して見に来た人にとっては
少しどうなんだろうと思ったものの
チャドウィック・ボーズマンがいかに慕わられ、愛された人物だったのかは節々から伝わってくる
いい映画ではあった。
ワカンダの彩色豊かな衣装や海底王国タロカンの美しさなど映像的にも素晴らしかった
しかしこれはブラックパンサーの物語というよりチャドウィック・ボーズマンの物語だったと
私はそう思った。
あとあの水爆弾強すぎませんか?
それ以外の文明兵器はほぼ無いのにアレだけ他の文明を超す破壊力っていうの
都合が良すぎるのでは?
トップガンに対するマーベルスタジオの答えがここにある
チャドウィック・ボーズマン亡き後のブラック・パンサー。結論から言うと第三次世界大戦の端緒の見える2022年にマーベルが出した「文化としての映画」の主張がみごとに結実した傑作となった。
今年もたくさんの戦争が映画の中に描かれた。しかし実際に飛び交い続けるミサイルの下で、どうフィルムが抗うのか。ワカンダ族の闘いの最後に、主人公の彼女は剣を置く。ディランの風に吹かれてが流れたような気がしたのは僕だけだろうか。
西側のネオリベラリズム膨張に対する自己反省もこの映画の副題でもある。敵役の水の民はロヒンギャやクルド民を始めとする周辺国の象徴なのだ。
やはり、アメリカは捨てたものではない。今年、エンターテイメントの仮面の元に、これほどまでに世界平和を語り切った映画はあっただろうか。かたやトップガンはブッシュ時代のイラク侵攻を今更なぞった。天と地以上の差がある。浅いようで、限りなく深い一本。
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