ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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マイティー・ソーからのアンサー
4作目のソー単体映画
1作目からの振り返りは本編でしてくれる
が、やはり振り返りは必須、浅野忠信……
王道のストーリー、王道の展開
タイカ・ワイティティ節も全開
ヤギ!ヤギ!そしてヤギ!
前作もそうだが、映画館で笑いたい………
ハリウッドさんの迷走
スーパーマンを殺したアメリカさんはもう英雄譚すら胸張って語れなくて、神様さえ「普通」の墓標に生き埋めにしてかつての英雄の隣に並べて、ニューノーマルこそが新たな時代の英雄譚?うるせえよバカ。そんなもんに心躍らせるほど暇じゃねえよ。
MCU初めて見る人には不親切すぎない?
多神教系の神様って大概尊敬できるだけの人格者じゃ「ない」ことがザラにありますが、このソーに至っては尊敬どころか迷惑な方の神様だったりします。特に序盤。これまでマーベル作品見てる人にはそれでもみるべきところもあると思えますが、そうで無い人にはなんなんだこいつ?って感じに。途中劇中劇で過去のストーリーなぞったりしてますけど、あれをちゃんと正史と捉えてる人いるんか?
それでもゼウスのあたりからは神としてはどうでも仲間を救おうとしている戦士としては共感できるようになって、最後でなぜそうなる?ってまあ。なんで最後で油断して永遠に行く場面になるんだよ、アレなら何もしてない選択と変わらん、というか恋人を犠牲にして改心させるっていう生贄っぽくて違和感。ちゃんとトドメはさしとけよ。
好きと評価は違う
ここでの評価が高めなのはちょっと疑問。
マイティ・ソーの話は好き。
前回の落ちこぼれたソーもあれはあれで良かった。
けど、今回は期待どおりではなかったです。
好きだから観れた、という部分が大きかったかな。
このタイトルのダサさがずっと気になってたけど、
タイトルのイメージのまんまでした。
神様だからこそ、
男丸出しでガンガン闘ってる、みたいなのを
観たいのに、
今回コメディ感がかなり強めです。
コメディは別にあってもいいけど、それが強くなりすぎると全体が安っぽくなってしまう危険があると
個人的には思います。
しかもアメリカ向きな笑い。
しかも盛り上がるところも特にない。
監督どんな人だろうと確認すると、
コメディ俳優のようですね。
そういうことか…。納得です。
思い返すとモロにそれが映画に出てたなぁという印象です。
個人的には、残念でしょうがない。
マイティ・ソーは徐々に笑い要素多めになりつつあるのがどうもしっくり来ず
けど、強すぎるからお茶目な一面を見せたいのかな?
次回への期待が激落ちになった内容でした。
※エンドロール後のおまけあります。
でも特に観なくてもいいかもです。
この映画、好き。
コミカルでサイケ、ちょっと愛おしくなる。
好いなー、すごく好い。
ベスト級ではないけど、終わった後ホンワカしてこころに残る一本。
これまでのあらすじもとてもキュートに教えてくれて、シリーズ初見の人や過去作を忘れた人も問題なくついていけるのがとても親切。
なんといってもヤギが抜群。出る度に笑ってしまった。
最高の熱血おバカ映画
タイトルは否定的な意味はなく100%の褒め言葉です。
まず、この映画は「おバカ」のセンスがとても良いです。
個人的には、「めっちゃ叫ぶ山羊」、「武器たちの嫉妬」、「船のデザイン」は大好物でした。
最初はマーベル作品のヒーロー側ストーリーは飽和状態なので、ヴィラン側を魅力的に描いて、そちらのストーリーで描くのかと思いきや、ちゃんとソーの話でした。
過去作が結構あるので分かりにくいかもと懸念していたのですが、所々ナレーションが入るし、今回のストーリーは独立しているのでとても見やすいです。
わかりやすい事が映画の悪ではないと理解できます。
おバカ映画と言っても、おバカを200%真剣に描いていて、矛盾していますが「バカっぽさ」は微塵もありません。これは日本人のセンスにハマるのではないかと思います。
※日本のアニメのオマージュかなと思うシーンもありました。
最後に
本当のおバカは最後にやってきます。
心の中でつい叫んでしまうでしょう...
「ほんまにあるんか〜い」
ソーの魅力と二番煎じ
ソーというキャラクターの愛おしさはしっかり引き出せているが、作品としての面白さは飛び抜けない、、、!
物語の構成はほぼほぼ前作を流用したような作品。
崩壊したアイデンティティをどう取り戻していくか、と言った作品なのだが、
ソーのアイコンと言ってもいいムジョルニアが破壊されたり、ヒーローとしての覚醒であったり、前作の方が正直パワーがあった。
といっても全てが全てパワーダウンしてるわけではなく、前作から振り始めたコメディー映画としての要素は確実にパワーアップしてしている上、敵キャラクターはMCU単独作品の中でもトップクラスの魅力。
クリスチャンベールの演技力がいかんなく発揮されている。
終始めちゃくちゃな内容ながら、ソーというキャラクターを丁寧に描いていく子供も楽しめる万人ウケな作品といった感じ。
個人的な満足度は5000円ほど。
なんとなくスピリチュアル
暗い宇宙と惑星とか、ウユニ塩湖みたいな風景とか、美しい未来都市とか、背景になっている映像が、なんだか死後の世界とか、潜在意識深くの印象とか、夢の中の風景みたいに見えて、どことなくスピリチュアルな感じがした。
物語のテーマも、病、死、再生といった宗教的なものを含んでいる。
ガンズはよかった
2022年7月14日
映画 #ソー :#ラブアンドサンダー (2022年)鑑賞
#ムジョルニア は、神秘の力を秘めた魔法のハンマーで、ソーと同等以上の高潔な心の持ち主でなければ持ち上げることができないとされているが、
ソーと他のアベンジャーズとで高潔さに差があるかな?
ウェルカム to ジャングル!!
ソーの単独4作品目。
MCUビッグ3のメンバーで唯一シリーズが続いている神。
エンドゲーム以後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーと
宇宙へ旅立った後のストーリー。
岩人間コーグの語りから始まるソーの伝説。
この辺りはソーの過去作品を知らない人への予習。
今回のソーのBGMはガンズ&ローゼス
予告でもしっかり流れており雰囲気を盛り上げていた。
前作ラグナロクではレッド・ツェッペリンで「移民の歌」はまさに北欧バイキングを歌にしたような歌詞。
BGMはアイアンマン1作目からAC/DCが流れてたり、
ガーディアンズのリーダー、ピーター・クイルが母からもらったカセットに旧時代のヒットチャートがBGMだったりと非常に大切な存在。
虹の架け橋の番人ヘイムダルの息子がアクセルという名を名乗らせるのも
ガンズのヴォーカル、アクセル・ローズを信奉していることなど
随所にネタがちりばめられている。
予告でも流れてた「Sweet Child O' Mine」が流れてた意味はこの映画のラストに判明します。
しかもそのChildはソー演じるクリス自身の実子なんていうメタネタまで。
クイル曰く「迷ったら愛する人の目をみるんだ」というのが本作のテーマだと感じた。
世界の終わりを止めるよりも、少しでも長く愛する人のそばにいたい。
まさにスタークの「3000回愛している」から続く愛の物語。
及第点に持ってくるタイカワイティティはさすが。
最近低迷を続けているMCUだが、ラブ&サンダーは、見たかった王道ヒーローテイストのマーベル作品を見せてくれた。
MoMみたいに変にホラー映画化するでもなく。
また、モービウスみたいにインパクト薄くもなく。
ただ、ノリで突っ走るにはラグナロクの時と違い、勢いが足りないと感じる。
もうそれは、エンドゲーム後ということで、ある程度仕方ない気もする。
最近、このままMCUが尻すぼみしていき、記憶から薄れてやがて見なくなるような気がしている。
エンドゲームからノーウェイホームであれだけ熱中させてくれたコンテンツなので、是非盛り返しては欲しいが…。
ラブ&サンダーもそうした懸念を解消出来る作品ではなかった。残念。
2022 127本目(劇場15作目)
4作目ともなると色々マンネリ化にはなりますがコメディ色が強く面白かったです。クリスチャンベールの演技はやはり上手い。
ただ戦闘などはそこまでドキドキしなかったかなぁ。個人的には前作の方が好きです。
次作への息抜き的な感じかな?
しかし、ソーを演じるのはクリスしか考えられないなぁ
笑いに寄せ過ぎてシリアスが活きず
前作は陽気さとシリアスのバランスが最高でしたが、今回はコメディ要素が多すぎる上に個人的にはどれも滑り気味。それに引っ張られて、せっかくのシリアスもなんとなく浅く感じてしまいました。
ヴィランであるゴアが造形・内面とも魅力ないのもマイナス。せっかくクリスチャン・ベールなのに…
まぁアクションは素直に楽しめましたし、ストーリーも決して悪いわけではないのですが…
って、最近のマーベル、こんな感想ばっかだなぁ…
アベンジャーズは続くよどこまでも
アベンジャーズ物は一本見逃したらもう次が続かないから忙しい( ; ; )今回の悪役は元バットマン(クリスチャン・ベール)なんだー。体型変えるのは得意だね。DCからお引越し。クリヘムはガタイに似合わないかわいい顔しとるわ。ソーは新しい相棒とまた帰ってくるんですね。
マーベル映画は二段オチが多いのでエンドロール終わるまで出られない。
ソーシリーズは好きなのですが…
ソーという、人間味のある神様が
好きなのですが…
何がどうとう悪いとは言いづらいのですが
何が飽きてくるというか眠くなりというか…
正直、ディズニー+ですぐに配信されるのだろうから
無理してまでは見なくてもとは感じました
特に大画面でないとという印象もないので
配信でも良いかなと思います
悪くもなく、特別良くもなく みたいな映画です
壮大なのに小品感が・・・
前作は笑い・熱さ・アクションのバランスがスゲー良くて高評価だったのですが、本作は笑いの過剰な増大によりバランスが崩れてしまってましたねぇ・・・
全知全能の神ゼウスまで登場する壮大な神々の物語・・・なのにこの小品感は何なのでしょうか?
ガーディアンズとの絡みが緩すぎ? 「ドラゴンボール」ばりの神々の軽さ? 白黒惑星の小ささ? 地球襲撃が北欧の小さな町内のみだから?
せめて地球パートでハルク助っ人参戦!とか、前作のようなハルクとの絡みも観たかったですね。
ジェーン・フォンダとジョディ・フォスター
ナタリー・ポートマン演ずるジェーン・フォスターがしばらく登場してなかったのでとても嬉しいのに、ガーディアンズが早々と別れを告げたのは残念だったかな。まぁ、ソーシリーズなんだからと気持ちを切り替え、北欧神話とギリシア神話を融合させた壮大なストーリーを楽しむことが出来た。
まずはエンヤの「Only Time」が流れ、コーグによるソーの物語。神話的な要素もあるため『ロード・オブ・ザ・リング』をも想起させられ、いざ戦いが始まるとガンズの「Welcome To The Jungle」をバックにヒートアップ。うぉー、これじゃ『ジュマンジ』(2017)のロック様ドウェイン・ジョンソンを思い出すじゃないですか!カレン・ギランも出演しているし、ガーディアンズにはバウティスタもいる!よくわからないけど、最後にはドウェインという名前も・・・ついでに言えば、ヘムズワースはハルク・ホーガンの伝記映画にも出演するらしい。プロレスずくめ。
舞台劇もまたまた描かれてましたが、マット・デイモンも健在。こんなチョイ役でも目立つのが凄い。そして悪役となったクリスチャン・ベール。ダークナイト・トリロジーで完全にDC派だと思っていたのに、MCUでも活躍するなんて・・・これも凄い。そして、ヘムズワース一家も総出演?妻、実兄、娘(重要)、息子たち・・・
サブストーリーとしてはソー、ジェーンの武器であるムジョルニアとストーム・ブレイカー、ゼウス(ラッセル・クロウ)の武器サンダーボルトなどがそれぞれ個性的(嫉妬深かったりする)であり、ソーにしか持つことの出来なかったムジョルニアをジェーンが軽々と扱うところが愉快。神殺しゴアの選ばれた武器ネクロソードもタジタジだ。
そんな壮大なストーリーの中にも悲劇があったり復讐心があったりして、バトルの激しさよりも親子愛、元カノとの愛が感じられる作品となってました。神殺しとなったゴアにしても恐怖の存在ではあるものの、共感できる部分は多い。むしろゼウスのほうが大神であるのに女を侍らせ自堕落な生活を送っているんだし、共感できるところは全くない・・・とにかく、マーベル初見の方でもソーが好きになる作品に違いない。
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