ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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代わりにドラマ撮ってよワイティティ
エンドゲーム後父も母も弟も故郷も失って傷心のソーがもう一度自分を取り戻すためにアスガルドの仲間ともと恋人ジェーンと戦う話。
いつもレビューを書く時に1番困る映画って、史上最悪につまらない映画じゃなくて、そこそこ面白いけど特に何も思わなかった作品。MARVELではいつも何かしらは感じるけど、今作アメコミ映画特有の興奮もそこまで湧いてこなかった。
それも、ワイティティ監督の緩いノリ好きだけど、軽く笑うぐらいのテンションの小ボケだから大笑いにはならない(笑)ジェーンが戦ってるのもすごい嬉しかったのに、なんか病気だから不安になってイマイチ盛り上がって見れない。それよりもクリスチャン・ベールの怪物ぶりのが興奮したレベル。
でも最近ドラマやら映画で訳の分からん新キャラ達を見せられてたせいで、ソーとガーディアンズ達を久しぶりに見れてそれはめっちゃ嬉しかった。「久しぶりじゃーん、元気してたー?!」って思わず言いたくなる。本作のメインの話より、Disney+でガーディアンズとソーの惑星お助け1話完結ドラマのがよっぽど見たいわ。
あと個人的にもう1つ引っかかったことを言うと、子供たちも一緒にそーの力を授けて戦ってたけど、「アスガルドのために!」って子供たちも走っていくの私は結構ウッってなった。子供はこの戦いで絶対死なないってお約束ではあるけど、なんかご時世的に国のために子供戦わせるんかいって思った。
これからもタイカ・ワイティテイ監督にお任せしたい。
劇場での鑑賞を見逃してしまったので
ようやくディズニープラスで鑑賞。
でも結果的にこれで良かったと思います。
家で見ながら誰の目も気にせず笑わせてもらいました。
だってサム・ニールにマッド・デイモン
お兄さんのルーク・ヘムズワーズ
そしてメリッサ・マッカーシーを端役で
劇中の役者として起用って無駄に豪華で
そこからもう大爆笑でした。
おまけにグラディエーターで剣闘士やってたラッセル・クロウをゼウス役ってこれで笑わない人いるの?って感じです。
今回ようやくエンドゲーム後のソーと
ガーディアンズの動向も違和感なくわかったし、ジェーンとソーが何故別れてしまったのかも納得出来ました。再びナタリー・ポートマンを起用したワイティテイ監督に拍手を贈りたいです。
3作目ラグナロクでのポップなユーモア路線を継承して今作もかなりコメディ色が目立ちますがバトルにしてもドラマにしても魅せるべきところは魅せつつ、2時間と長尺ながら物語のテンポもよくて、あっという間に終わった感じです。個人的にはご都合主義な展開じゃなく良かったし、結構ゴアのラストは涙目になりました。フェーズ4に突入してからどうしてもヴィランがサノスと比較されがちですがシークレットウォーズまでの長い道のりだと思えば全然許容出来るレベルです。
ソーもwill returnしてくれるみたいなので今後に期待です。
バトルロイヤルからポップ路線
マイティーソー(最初の)とダークワールドでソーを好きになった私としては、ジェーンが再び出てきてくれたのに軽めのストーリーでショックでした。
よく言えばポップな仕上がりになってました。
福田監督作品みたいな前に進まなさ
上げ底
Disney+を退会していたのだが、のぞいたら期間限定で新規会員が1ヶ月199円になっていたので、また入ってすぐ解除した。あと1ヶ月見られる。
低所得なのでサブスクリプションには警戒している。
いま世にはKKO問題というものがあるそうだ。
KKOとは“キモくて金のないおっさん”のこと。まさにわたしのようなにんげんのことだが正確には“自覚がない”を入れるひつようがある。
問題になるのは“キモくて金がないにもかかわらず、それらの自覚がないおっさん”である。
キモくて金がなくても自覚があれば──だれか・なにかに関わらずひとりで生きてひとりでしんでくれるなら問題はない。
よって日本の多数の男たちの課題となるのは、だれか・なにかに関わらずひとりで生きてひとりでしぬこと──になる。すくなくともじぶんはそれを課題としている。
日本の男をみじめだと感じることがある。
感じることがある──というか押し並べてみじめだなあと思っている。
今後KKOはどんどん増えていくし、世間の風当たりも増していくし、生きづらくて困ってしまう。
ところでKKOの反対側に位置するおっさんとはマーベルやDC映画にでてくるヒーローをはじめとするスター俳優だろう。映画では壮年化するほど魅力が増していく魔法を目の当たりにできる。
金があり見ばえがよく白人のハリウッド俳優はまさにKKOの対極といえる。
990円のサブスクリプションを断念する、金がなくてキモい日本のおっさんがきらびやかな対極の世界を見る──図式がDisney+にはある、という話でした。
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ヘムズワースは190㎝、対してポートマンは160㎝。相当底上げしているのは間違いないがナチュラルに収まっていた。ちなみにヴァルキリー役テッサ・トンプソンは162㎝だが映画内ではポートマンのほうがひとまわり大きい。おそらく20㎝程度は上げているのではなかろうか。
(かえりみるとマーベル周辺には低身長女性が多いような気がする。デカいのはネビュラのカレン・ギラン(180㎝)くらいではなかろうか。)
個人的におどろいたのはポートマンの二の腕だった。鍛えたのか盛っているのか解らないがすごくたくましい。華奢(きゃしゃ)な人だと認識していただけに変身に惹かれた。
映画は笑えるし泣けるし、感動するけれどお涙頂戴にしない。愛する人の喪失も含めて文科省の推薦を受けられそうな全年齢向け映画だった。
よく思うことだが、この商業映画は、“なんか色々と人生のこと人間のこと考えてますよ”という体(てい)を持つアート映画より、よっぽど愛や思いやりについて訴えるものを内包している。
で、あるなら(たとえば河瀬直美のような)アートハウスの映画に、どんな居場所があるのだろうか。
のみならず、そもそも表現力の拙い日本映画にどんな居場所があるんだろうか。──と、すぐれたハリウッド映画を見るたびに思うことを、またしても思った。
タイカ・ワイティティ監督は演出力を買われてマーベルを撮っているがマーベル映画では監督としての評価は上がらない。
ワイティティ監督の名を上げたのはBoyやHunt for the WilderpeopleやJojo Rabbitなどのアート系映画だ。
あちらでは既にブロックバスターとアートハウスの垣根がない。
マーベルのエターナルズを撮ったのはノマドランドのクロエ・ジャオだ。
それが商業映画なのか、アート映画なのか──は、つくり手ではなく観衆が判断すること──なのだ。
つまり、映画監督には演出力があればいいのであって、ワケのわからない鬼才感はぜんぜん要らない。──と、言いたいわけ。
──
ひとつ気になったシーンがあった。序盤、マーベルスタジオの商標が入ったあと、コーグ(全身岩づくりのソーのお伴)がソーの現在までの来歴を話す場面がある。今まで失ってきた家族や仲間を紹介するところでホーガン(浅野忠信)を「誰か知らん奴」と紹介した。場面にして0.3秒くらい。
日本人としてせつなかった。
楽しいけど…
ギャグ映画そのもの
おふざけとのバランスが悪い
ストームブレイカーがかわいい
直球ド真ん中のヒーロー映画だが、クリスチャン・ベールの悪役に感動
自分も子どもができたからなのか、冒頭のゴアが娘を失うシーンで泣き、クライマックスの娘が蘇った途端にゴアが死んでしまうシーンでも泣きました。こんなにかわいそうな悪役がいていいのか。ゴアはただ自分たちの神を信じていただけなのに…。
ゴアの人間性は素晴らしく、神はがんがん殺すけど人質にとった子どもたちには一切の危害を加えませんでした。最後のソーの力を得たところは別として。個人的にとても感情移入しやすいヴィランで、どうか死後の世界で幸せになって欲しいです。娘は神の力を得たそうなので、死後の世界含めてマジで二度と会えないかもね…
ギリシャ神話は割と偉そうな神々が喧嘩したり浮気したりする話なので、神様会議のシーンではゼウスたちのまぁあんな感じの描き方もありだと思います。それにしてもあっさりやられすぎたと思いますが、メインじゃないから仕方ないか。
ナタリー・ポートマン、相変わらず美しい。まだ40歳くらいなのね。驚異的。
ストーリーはわかりやすく、何なら今までのソー単体作品を見ていなくても楽しめると思います。
もうちょっとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが絡んでほしかったけど、まぁそれはそれとして。
にわかMCU熱も冷めつつある
劇団アスガルドは今日も絶賛上演中
カメオ出演で、今回もマット・デイモンがロキ役を熱演していて、ちょっと嬉しかった。ソーの役は、弟さんのリアム・ヘムズワース。劇団アスガルドは今日も絶賛上演中。
役作りなのか、ナタリー・ポートマンの身体はどうなっているのだろう。病気でやせ衰えていく姿も、さっそうと雷神をやっている時も、どっちも本物の彼女に見える。『キャプテン・アメリカ』でスティーブ・ロジャースが虚弱体質だった時の手法を使ったのだろうか。
クリス・ヘムズワースの肉体美は完璧。思わず女神たちが見とれてよろめいてしまうオールヌードのシーンは言葉で説明不要な美しさ。それでいて、笑えてしまうのだから、奇跡のようなシーンだ。
タイカ・ワイティティの出たがり癖は今回も健在。フィルムの中に自分も収まってしまうのがやめられないのだろうか。軽い気持ちで始めたことが好評で、映画の規模もストーリーもどんどんでかくなっていったのだろうか。
エキセントリックに叫ぶ2匹の山羊が、映画の雰囲気を容赦なくぶち壊す。もうマーベル映画って、なんでもありだな。
2022.8.9
やきもちハチェット♪
エンドゲーム後、悟りのような暮らしを送っていた雷神ソー。時を同じくして、信じた神に失望した男が、神殺しの悪人ゴアとなり、元カノジェーンとともに闘いに挑む物語。
痛快なアクションは勿論、もはやコメディもお約束のシリーズ‼
今回も違わず、随所に散りばめられたお笑いとバトルで飽きないつくり。
闘いから遠ざかって・・・という割には、ちょっと声かければ闘ってくれるのね。
・・・ってゆうか、尊い犠牲が出てしまう前にアナタ一人で何とかしてください(笑)
個人的に推しの青岩さんが序盤から登場したのは嬉しいですね♪相棒はホワイトボードのとこだけ・・・。その他、ハンマーとソーの距離感が切ない(笑)
マーベル作品はすっかり観たり観なくなったりになってしまいましたが、わかりやすく白熱の内容はそのまま、やはり安定的な面白さがありますね。
そして何より、何だかんだ痩せるだろうと思ってたら、まさかの太ったまま終わったエンドゲームが心残りだったので、ちゃんとムキムキボディに戻ったソーが見れて一安心(笑)
鑑賞が大分遅れたので大型劇場では既に上映しておらず・・・。
やっぱり迫力があるので、次作はさっさとIMAXで観に行きます。
大切なのは愛ですよね・・・。何も感じないより・・・。
コメディ色が強い本作でも、スターロッド氏の言葉にちょっとグッときた作品だった。
破壊欲
接近戦バトルと電撃が楽しい一作。
毒もウィットもあるが、やっぱり子供がかわいくて仕方ない様子のタイカ・ワイティティが前作から引き続き監督を務めています。もちろん人類愛に満ちあふれた典型的なヒーロー(神)像とはいささか方向性が異なったソーが主役なのだから、一応強敵に立ち向かってはいますが、ジェーン(ナタリー・ポートマン)とは微妙な関係にあったりと、ちょっと闘いにのめり込み切れていない様子。
神ほどの力を持たない人間が、それでも子供を守ろうとして苦悶する導入部、ジェーンが直面している問題など、本作は極めて深刻な要素を盛り込んでいるのですが、それを悲劇の一歩直前で踏みとどまって、むしろ笑いを誘う演出に昇華しているところが、さすがワイティティ監督です。前作に続いての登板ということと、元々ソーという人物(神)像が監督の作風に合っているのかも知れません。
クリスチャン・ベール演じるゴアは、神の抹殺に執念を燃やす悪役として登場しますが、正直彼が神を恨むようになったいきさつを知ると、彼をまるっきりの悪役として見ることはできなくなります。むしろ結末近くの展開では、ソー側の方こそ子供達の扱いは大丈夫なのか…?と感じてしまいました。見方によってはちょっと『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)味が…。ラストバトルの展開については、人によって評価が分かれそうなので、もしワイティティ監督のインタビューなどあれば、ぜひ拝読してみたいですね。
Gun'sばかりかかる、と思ったらDioきた。
あんまり評判は良くないけど、10ヶ月かけて鍛え上げたナタリーポートマン見に来ました。
確かソーの一本目は見たはずなんだけど、いつの間にかお笑いヒーローキャラになってしまった。悪い友達(ガーディアンオブギャラクシー)と付き合ってるせいだろうか、、。ギャグのセンスがいまいちである。
ナタリーはカッコ良い筋張った女性に育ち、私的素敵女性の仲間入りです。話的に出番も多く最高ですが、、これが見納めになる気配。
悪役の「神殺し」はどうにもマリリンマンソンに見えてしょうがない。
リーダーを失い多少迷走していたマーベルであるが新アベンジャーズの正式発表もあり、それが上手く全体を牽引してくれると良いのだが、、、どうなることやら。
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