ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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個性が出過ぎ・・・
MCUで監督に起用された場合、1作目は上からの規制が多く、監督が思う存分演出出来ないのではないか?しかし時にはそれが幸と出る場合があり、ガーディアンズの1作目や前作のバトルロワイヤルは強烈すぎる監督の個性が規制され、バランスの良い作品の完成度だったと思います。ところがなまじ1作目が成功するとMCUは監督の思い通りにやらせる。それでやり過ぎて失敗する!失敗とまではいかないですがガーディアンズの2作目以降や本作を観ていると、やり過ぎというか悪ノリし過ぎですね。ただでさえキャラクターがお茶目なのにユーモア、ギャグが満載過ぎて作品が安っぽく見えてしまう。特にこの作品はソーに加えて前半はガーディアンズまでいるから悪い意味でカオス!!せっかくナタリー・ポートマン扮するジェーンのソーがカッコ良くハマり役だっただけに残念。
コメディアン・ソー
タイカ・ワイティティのセンスが最高!
MARVELはジェームズ・ガン、サム・ライミ、そしてタイカ・ワイティティの3人で回して映画撮ってこうよ!笑 本当にこの監督のコメディは面白い。腹の底から笑える。しかも、映像は美しくてカッコイイ。ああ、好きだな〜この映画。
前作よりもストーリーの規模は小さくなったものの、その分映像のスケールが段違い。映画館で見たい、惚れ惚れとする映像美に酔いしれる。ドクターストレンジに引き続き、これまたお金を贅沢に使っているね〜笑 神々しさを一瞬で感じさせる、息苦しいほどの金色。色が失われた世界に輝く、赤の光。音楽で楽しませるジェームズ・ガン監督に対し、タイカ・ワイティティ監督は映像で観客を楽しませてくれる。コメディなのに、抜かりない華やかさ。たまらんな。
もう、ソーはアスガルドを守る王というよりも、笑いを誘うコメディアンのような存在になりつつある笑 ヴァルキリーなんかとの会話の掛け合いが面白く、危機的な状況でありながらも、笑って楽しませようとするソーの能天気さが大好き。1の頃のソーをしっかり残しつつ、更なる魅力を発揮。MCUキャラ最多となる、4作品もの単独作品がありながらも、未だに愛されるキャラを演じ続けるクリス・ヘムズワース。タイカとのコンビネーションはビビるほど最高だ!
なにより、ガーディアンズの登場が嬉しい。
ダブルクリスの会話が笑えて笑えて笑 クリス・ヘムズワースの前では、クリス・プラットが黙りとなってしまう所なんて、何回みても笑える。ソーに対する扱いの雑さが、アベンジャーズでは見られないシーンであるため、こういうのは大好物。ソーもガーディアンズに仲間入りしたら?
最近のMCUにしては珍しい、すっごい勇気づけられるラストバトル。MCUで1番教育にいいのでは?笑 勇気を持つことは素晴らしいんだ!ソーがめちゃくちゃカッコ良かったし、アスガルドの王に相応しい人物は彼しかいないんだとも思えた。悪役の描きもとてもよく出来ていたし、いい終わり方。一切退屈することなく、これほどまでのラストを見せてくれるとは。流石だな。
結構コメディに振っているため、しっかり見れば雑な部分も多々あるけれど、個人的には大好きな作品でした。ドラマは当たり外れ酷いけど、映画はどれも最高だな〜。やっぱり、コメディとソーは期待を裏切らない!
シリアスとコメディを行き来して飽きさせない展開でした。
ファーストシーンで小さい娘・ラブの死を悼み神に復讐を誓う
父親ゴア(クリスチャン・ベール)
全ての神を殺す事を誓い、“神殺しのゴッド・ブッチャーと名乗る。
この映画のソーの敵でもう一人の敵はゴア(後のゴッド・ブッチャー)
ゴアはシリアス・キャラだけど、ソーはおちゃらけキャラ。
私はこんなソーが好きだ。
一方地球では、ソーの元恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)が
ステージ4の癌で闘病している。
自ら生き延びる道を探りムジヨルニアが効くことを知る。
そうして再会したジェーンとソー(クリス・ヘムズワース)。
2人の愛は復活する。
やはりコスチュームプレイのナタリー・ポートマンは神々しいほど美しい。
スターウォーズのパドメ姫の初々しさに落ち着きと優しさが更に加わり
眩いばかり。
現代のシーンではラフなスタイルで親しみやすく、面白い演出です。
そしてソーとジェーンとヴァルキー(テッサ・トンプソン)は、
力を合わせてブッチャーが拉致した“子供たち“を助けるために戦う。
見所はやはりソーとジェーンの愛の復活とソーの献身。
合間合間におちゃらけたシーンがあるので、笑いながら見てました。
痩せて肉体美が復活したソー。
全能の神・ゼウスに身ぐるみ剥がされて見事な裸身を披露。
かなり絞ってて見事でございました。
そして面白かったのはコーグ。全身を岩で作られたクロナン人
(岩じゃし、人とは思えん・・・監督のタイカ・ワイティティが扮している)
(まんまコメディ・キャラ・・・スターオゥーズのチューバッカって感じかな)
ラストでは「ラブ&サンダー」として今後に展開する予告。
ラブちゃんは、冒頭の女の子ですよ。
相棒はグーンと若返りますねー。
そしてゼウスと息子のヘラクレスがソーに復讐を誓う!!
今後の展開も大いに楽しみですね。
これぞ娯楽アメコミ映画
まさかのそしてMCU史上初の単独4作目のソー。NWHやMOMの暗さを吹っ飛ばすように明るい作風で久々に楽しい映画を見ている気分になれてとても良かった。アクションも凄くて暗い展開も明るく乗り越えるソーがカッコ良くて大満足な気持ちで映画館出られたな。
ソー×ワイティティは良い
ラッセル・クロウじゃん!(MCU㉙)
神は人を救いません、愛が人を救います。 何はともあれ、チャンベイルとナタポーの演技力に拍手👏
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の第29作にして、雷神“ソー“の活躍を描く『マイティ・ソー』シリーズの第4作。
サノスとの戦いの後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々と宇宙を旅していたソー。そんなソーの下に、かつての友人シフから救難信号が届く…。
監督/脚本/原案はタイカ・ワイティティ。
○キャスト
ソー…クリス・ヘムズワース(兼製作総指揮)。
ジェーン・フォスター…ナタリー・ポートマン。
ヴァルキリー…テッサ・トンプソン。
コーグ…タイカ・ワイティティ。
ピーター・クイル/スター・ロード…クリス・プラット。
ネビュラ…カレン・ギラン。
グルート(声)…ヴィン・ディーゼル。
ロケット(声)…ブラッドリー・クーパー。
ヘイムダル…イドリス・エルバ。
ロキを演じる役者…マット・デイモン。
エリック・セルヴィグ…ステラン・スカルスガルド。
○新キャスト
「神殺し」の異名を持つ男、ゴアを演じるのは『ダークナイト』トリロジーや『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の、オスカー俳優クリスチャン・ベイル。
「オムニポテンス・シティ」に君臨する神々の長、ゼウスを演じるのは『ビューティフル・マインド』『レ・ミゼラブル』の、オスカー俳優ラッセル・クロウ。
製作はケヴィン・ファイギ。
鑑賞後の率直な感想。
陽キャな映画だなオイッ!💦
難しい事は置いといてさ、とりあえず楽しければいいじゃ〜ん☀️…みたいな映画。
ノリの良さが最優先事項。そして家族と仲間がなによりも大事。
作中ではガンズの楽曲がガンガンかかっていたけど、それよりもむしろウルフルズとか湘南乃風とかナオト・インティライミとかがマッチしそうな雰囲気…。
前作『バトルロイヤル』(2017)ではちょうど良い塩梅だったワイティティ監督のギャグ演出だが、今回はちょっと過剰。
これはワイティティ監督が脚本も手掛けるようになったからだろう。明るい映画は好きだが、「神殺し」というシリアスなストーリーなんだから、もう少しギャグ少なめでも良かったんじゃないかと。
ストーリーはかなり薄味。そして大雑把。
たどり着いた者の願いを叶える場所、「永久」。このトンデモ設定をぶち込んでしまった結果、これまでのサノスとの戦いは一体なんだったの…?みたいなモヤモヤする感じになってしまったが、そこを気にしてはいけない。そんな細かい事よりノリが大事っしょ〜ウェ〜イ✌︎('ω'✌︎ )☀️
そんな物語面の弱さに対し、キャラクター造形は概ね良かったのではないでしょうか。
特に今回のヴィランである、顔が怖すぎる男ゴアはなかなかに素晴らしいキャラクターだったと思います!
演じるのは安心と信頼の男、クリスチャン・ベイル🦇
バットマンを演じていたチャンベイが、ジョーカーを想起させる狂気に満ちた白塗り男を演じるというのはなかなか感慨深いものがある。
ブレスの仕方とか喋り方とか、どことなくヒース・レジャーを意識しているんじゃないかと思わせる感じがして、それだけでなんだか感動してしまいました…😢
「神殺し」という、あまりにもタイムリーな題材。
神は全て紛い物であり、信仰では人は救われない。
ゴアの信念には正直共感するところも多く、もっと彼の活躍を見たかった。
神の真の姿を知り絶望し、彼らを根絶やしにすることを誓ったゴアと、堕落した神々に失望し、その長であるゼウスを殺害(未遂)する雷神ソー。
実はこの2人、人と神という真逆の立場にいながらも、考え方や行いには似たところがある。
この2人の対立構造をもっと深掘りしていけば、ソーの正義とゴアの正義、それぞれがぶつかり合うという激アツの展開にもなったかもしれないのに…。
なんだか勿体無い気もするが、この映画はノリが最重要事項だからそんな事はどうでも良いんだぜウェ〜イ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎☀️
チャンベイも良かったし、ムキムキに鍛え上げたクリヘムもセクシーだったが、今回一番印象に残った役者はやはりナタリー・ポートマン!久しぶりにMCU復帰♪過去二作で登場した時はなんだかあんまり印象に残らない感じだったのだが、本作では非常に素晴らしかった🤩✨
二代目マイティ・ソーとして十分に説得力のある筋肉、そしてアクション!その一方で、末期癌に冒され死の淵にあるジェーン・フォスターも見事に演じきっている。
今回のジェーンは全く異なる2つの顔を持ったキャラクター。それをこうも見事に演じてみせるのだから、やはりナタリー・ポートマンの演技力は恐ろしい…!
ジェーンの死は悲劇的。
とはいえ、ハンマーの奇跡で癌が寛解したとか、そんな安易な展開にしてしまうと、本作で描かれている「神は人を救わない」というメッセージが台無しになってしまう。
彼女の運命は残酷なものではあるが、物語に一貫性を持たせるという意味では意義あるものだったと思います。
ジェーンの死という衝撃展開もさることながら、それ以上に賛否両論が巻き起こりそうなのは、雷神パワーを手にしたちびっ子たちが大活躍するという能天気なラストバトル。
シリアスな対決を描けよっ💢という怒りの声があったとしても驚かないが、個人的にはこの展開は嫌いではない。
幅広い年代が楽しんでいるMCUだが、やはりメイン・ターゲットは少年少女なちびっ子たち。
アメコミヒーローは基本的に彼らのものな訳です。
『E.T.』(1982)しかり『グーニーズ』(1985)しかり、子供たちが大活躍するという展開はファミリー・ムービーの王道であり、それをMCUがドンッと臆面もなく描くのは立派な姿勢だと思うのです。
総評としては、手放しで褒められはしないが決して悪い映画ではない、という感じかな。
普通に楽しかったですし、カラフルな神々の世界での一悶着もあればモノクロ世界でのバトルもあるという、視覚的な満足度も高い一作でした。
「神」は人を救わないが、「愛」は人を救う。
宗教問題が巷を騒がせていますが、これこそが宗教の本質であるということを、忘れてはいけません。
…そういえば、エターナルズの皆さんも一応神様のカテゴリーになるわけですよね?
それならキンゴとかドルイグとかセナとかも、本作に登場させれば良かったのでは?壮大な設定過ぎて扱いづらいエターナルズの面々をせっかく他のMCU作品に召喚出来るチャンスだったのに。勿体無い…🌀
今更ですが
こちらもレビューし忘れていました(´∀`;A
“MCUはもうDVDになってから観る程度でいいや”とか思っていたんですが、本作は他の作品との繋がりも少ないみたいでしたし、フォロワーさんも概ね高評価でしたし、ナタリー・ポートマンさんに観たさに劇場まで行ってきました。
MCUらしくそつ無く作られていましたね。
かなり重い話になりそうな設定ですが、タイカ・ワイティティ監督らしく、ノリの良い音楽と笑いを挟む事によって暗くなることなく(寧ろ軽くなり過ぎているように思えましたが)楽しめました。
出演者は豪華ですし、映像は文句なく素晴らしいですし、劇場で観た方がより楽しめる作品ではありますが、期待し過ぎてしまったせいか期待値を上回る感じではなかったです。
これは、ひとつには自分の試聴する環境に問題があって、幅広い年代層が楽しめるようにという配慮からだと思いますが、自分の住む街の映画館では吹替版しか上映されてないんですよね。
海外ドラマであっても字幕で観るような人間なので、やっぱり字幕で観たかったです。
あと本作はまだマシだったのですが、アクションがどんどん現実離れした方向に向かっているのが個人的にはあまり好きではないんです。
これは自分だけかもしれませんが、魔法とかそれに類する戦いは何でも有りに感じてしまうので、やっぱりアイアンマンやキャプテンみたいに(ブラック・パンサーやスパイダーマンもですが)やっぱり肉弾戦が見たいんです。
リアリティあるアクションが観たいんですが、最近のMCU作品の監督さん、アクション畑出身の方お見掛けしないような気が…。
ついでなんで更に書かせて頂くと、多元宇宙論は良いんですが、これを作品に用いてしまうと何でも有りになりそうな気がして、そうなると全く面白味がなくなるように思えるんですよね。
その辺りを含め興味が無いわけではないのですが、ネズミ帝国が今のような“ネズミーチャンネルに入らないと観れないよ”みたいなやり方を続けるのなら、選択肢のひとつとしてMCUから完全に撤退するのも有りかとも考えてしまいますね。
帰還!!
ヤギうるせぇw
ソー単独作の続編。
単独で4作目はMCU初。
公開前のポスターはカオスだったけど、
蓋を開けて見ればかなり綺麗に纏まっていたと思うw
コメディ色は強いけど締めるとこは締める!
IWまでの経緯やEG以降どうなっていたのかもテンポ良く描かれていて気になっていた部分が知れた。
・クリヘムがめっちゃ楽しそうに演じてる感じが伝わって良い
・相変わらず劇中劇のメンツ豪華過ぎw
・ストームブレイカーの嫉妬心w
・ジェーンかっこよw
・ゼウス…w
・ジェーン…泣
ガーディアンズ達とのクロスオーバーはあるものの単独作として楽しめるものになってて良かった。
いろんなラブ&サンダーが表現されてて最後は…なるほどという感じ。
頭空っぽにして気楽に見れる作品だった!
エンドロール後
・死んだと思ってたゼウスが息子のヘラクレスにソーを倒すよう命じる
・ジェーンがヴァルハラにたどり着く(アスガルド人が勇敢な死を遂げるとたどり着く場所、天国のようなもの)
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