「直球ド真ん中のヒーロー映画だが、クリスチャン・ベールの悪役に感動」ソー ラブ&サンダー はまたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
直球ド真ん中のヒーロー映画だが、クリスチャン・ベールの悪役に感動
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自分も子どもができたからなのか、冒頭のゴアが娘を失うシーンで泣き、クライマックスの娘が蘇った途端にゴアが死んでしまうシーンでも泣きました。こんなにかわいそうな悪役がいていいのか。ゴアはただ自分たちの神を信じていただけなのに…。
ゴアの人間性は素晴らしく、神はがんがん殺すけど人質にとった子どもたちには一切の危害を加えませんでした。最後のソーの力を得たところは別として。個人的にとても感情移入しやすいヴィランで、どうか死後の世界で幸せになって欲しいです。娘は神の力を得たそうなので、死後の世界含めてマジで二度と会えないかもね…
ギリシャ神話は割と偉そうな神々が喧嘩したり浮気したりする話なので、神様会議のシーンではゼウスたちのまぁあんな感じの描き方もありだと思います。それにしてもあっさりやられすぎたと思いますが、メインじゃないから仕方ないか。
ナタリー・ポートマン、相変わらず美しい。まだ40歳くらいなのね。驚異的。
ストーリーはわかりやすく、何なら今までのソー単体作品を見ていなくても楽しめると思います。
もうちょっとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが絡んでほしかったけど、まぁそれはそれとして。
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