劇場公開日 2022年7月8日

「なんでもありな神々の物語」ソー ラブ&サンダー MAGUNETTOさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5なんでもありな神々の物語

2022年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

前提として
・MCUの映画作品はほぼ視聴済
・「アベンジャーズ エンドゲーム」と「ソー バトルロワイヤル」も視聴済
・原作と思しきものは未読

ソーはバトルロワイヤル時から一貫して、神話コメディ路線で突っ走るのは確定したと思う。笑いでMVPを取ったのは二匹のヤギだった。あいつらは居るだけで面白い。
バトルロワイヤルはすごい好きだったんだけど、今回は小ボケが多すぎた気がする。ワイティティ・ソーや、ガーディアンズの特徴ではあるんだけど今回はテンポが悪かった。ロキが居たらまた変わったのかも?

今回は宇宙人としての神ではなく、神話上の神としての描写が非常に多かった。地球に移住したからこそ、親近感の湧く神様たちとして描きたかったのかもしれない。
千差万別な神が集まるシーンは必見。

元カノのジェーンと元相棒のムジョルニアに動揺するソー。そこに嫉妬するストームブレイカーの構図は非常に面白い。この映画のヒロインはストームブレイカー。そこにヴァルキリーやコーグ、そしてブッチャーのそれぞれの愛の形を添えていく。
まさにラブ&サンダー。結末も実にソーらしい。ソーは王国に鎮座する人間ではないのだ。

NandS