劇場公開日 2022年7月8日

「最高の熱血おバカ映画」ソー ラブ&サンダー おはぎさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5最高の熱血おバカ映画

2022年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

タイトルは否定的な意味はなく100%の褒め言葉です。

まず、この映画は「おバカ」のセンスがとても良いです。
個人的には、「めっちゃ叫ぶ山羊」、「武器たちの嫉妬」、「船のデザイン」は大好物でした。

最初はマーベル作品のヒーロー側ストーリーは飽和状態なので、ヴィラン側を魅力的に描いて、そちらのストーリーで描くのかと思いきや、ちゃんとソーの話でした。

過去作が結構あるので分かりにくいかもと懸念していたのですが、所々ナレーションが入るし、今回のストーリーは独立しているのでとても見やすいです。
わかりやすい事が映画の悪ではないと理解できます。

おバカ映画と言っても、おバカを200%真剣に描いていて、矛盾していますが「バカっぽさ」は微塵もありません。これは日本人のセンスにハマるのではないかと思います。
※日本のアニメのオマージュかなと思うシーンもありました。

最後に
本当のおバカは最後にやってきます。
心の中でつい叫んでしまうでしょう...

「ほんまにあるんか〜い」

おはぎ