劇場公開日 2022年7月8日

「私にとってはソー2作目、コメディ増し増し」ソー ラブ&サンダー いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0私にとってはソー2作目、コメディ増し増し

2022年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

幸せ

ソー1はソーの傲慢さが鼻についてあまり好きなキャラになれず、2はインフィニティストーンを出す目的があったが単純に退屈で面白いと思えなかった。
が、3作目のラグナロク(私はバトルロイヤルとは呼ばない)はソーの傲慢さに加えて軽さが良いコメディ方向に働いて面白いなと感じた。ソーはこっから始まるんだなと思ってた。
そんな3作目、そして傑作ジョジョラビットの監督タイカワイティティが続投するとなると期待値は爆上がり。

今作は前作にも増してコメディ増し増し、監督の裁量が増えたのかな。
まあ、ソーの境遇を考えるとあそこまでぶっ飛んでも仕方がない気がする。
ヴァンダム、演劇シーン、ここら辺は次作があったら観たい笑。
マイティ・ソー ジェーンがカッコ良すぎる、てかゴツい。
二人のソーがちゃんと活躍して、かつラブストーリーも展開していたから嬉しい。
今作のヴィラン、ゴア。クリスチャンベールの怪演で怖いけど、同情してしまう。
敵が身内とか既存キャラより新キャラがヴィランの方が読めないから楽しめる。
ゴアがシリアスなシーンを決めてくれるからコメディと緩急がついて良いのかな。ただ、温度差が激しすぎな気もするけど…

久々にマルチバースとか無視して単独作で楽しめるなぁと思ったら…そっちに進むんかい、風呂敷広げて大丈夫かい?心配しつつもひとまず期待。

いたかわ