ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
全314件中、281~300件目を表示
【鑑賞必須の映画】
マルチバースの世界で、別の自分や別映画のあのキャラがついに登場するワクワク感で鑑賞必須。ほぼ主役となるワンダの想いが綴られるオリジナルドラマシリーズも、本作を見る上では鑑賞必須。
◆トリビア
○本作に登場するアメリカ・チャベスは、マルチバースを自由に行き来する能力を持つ、“ヤング・アベンジャーズ”の一員。ワンダの双子の子供も同様であり、“ヤング・アベンジャーズ”の実写化が噂されている。
○ 予告編ではワンダ・マキシモフが自身の“悪役”をほのめかす発言をするほか、ストレンジ同様に“異なる姿のワンダ”も登場する。
○前作の監督であるスコット・デリクソンが監督を務める予定だったが、“創造上の相違”の理由で降板、製作総指揮にクレジットされた。
○本作を監督したサム・ライミは“トビー・マグワイア”版「スパイダーマン」シリーズを監督しており、劇伴を勤めたダニー・エルフマンの他、「スパイダーマン」にセルフオマージュを捧げているシーンが幾つもある。
○日本では、GWのためアメリカより公開日が2日早い。
○ サウジアラビアでは「LGBTQに関する」理由で上映禁止になった。登場するアメリカ・チャベスが同性愛者の設定であることが原因。
◆関連作品
○「ドクター・ストレンジ」('16)
前作。天才外科医がいかにして魔術師になったかが描かれる。「ファンタビ」シリーズで新たにクリンデンバルド役となったマッツ・ミケルセンが本作のヴィランを務める。ディズニープラス配信中。
○「ワンダヴィジョン」
MCU初のオリジナルドラマシリーズ。本作にも登場するワンダ・マキシモフとヴィジョンの不思議な結婚生活が描かれる。ワンダの双子の息子も登場。ディズニープラス配信中。別途、「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」(17.スカーレット・ウィッチ)で8分の凝縮版も。
○ 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」('22)
ドクター・ストレンジによりマルチバースの扉が開かれる。歴代スパイダーマンファンには胸熱作品。U-NEXTレンタル可。
○ 「ホワット・イフ…?」
MCUオリジナルアニメ。第4話『もしも…ドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら?』では、別世界のドクター・ストレンジと恋人クリスティーンの悲劇が38分で描かれる。ただし、カンバーバッチは本作の邪悪なストレンジとは別物とコメント。ディズニープラス配信中。
◆概要
「ドクター・ストレンジ」シリーズ第2作。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)第28作目。
【監督】
「スパイダーマン」シリーズ(トビー・マグワイア版)サム・ライミ
【出演】
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」ベネディクト・カンバーバッチ
「オデッセイ」ベネディクト・ウォン
「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」レイチェル・マクアダムス
「それでも世は明ける」キウェテル・イジョフォー
「ウインド・リバー」エリザベス・オルセン
「君の名前で僕を呼んで」マイケル・スタールバーグ
【公開】2022年5月4日
【上映時間】126分
◆ストーリー
マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆マルチバース
NWHで開かれたマルチバースがどう絡んでくるのか注目だった本作。“自由に行き来できる”能力を持つアメリカ・チャベスが冒頭から登場、ほぼ主役だったのには驚き。ただ彼女のおかげで、様々なマルチバースのストレンジが登場、別世界の自分を操るなんて突拍子もない発想に繋がり、映画の面白さがグンとアップしていたと思う。何よりついにX-MENの教授がMCUに進出、キャプテン・カーター含め別宇宙のアベンジャーズ集結も見ものだった(あっさりいなくなったけど笑)。ポストクレジットではクレア(シャーリーズ・セロン!)も現れ、インカージョンどころか、ストレンジとの行方の方がよっぽど気になる今後のワクワク感はさすがのマーベル。ペンキの世界や二次元、色んなマルチバースの世界をチャベスとストレンジが弾丸ツアーしていくシーンもシンプルに目を見開いて見てしまった。
◆ワンダ
“夢で見た事は、別宇宙で存在する真実”、この発想も興味深い。実際に見る自分の夢の見方が変わってきそうなこの発想もさることながら、切望していた双子の子供を諦めたワンダの決断も重々しい。MCU初のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で、ワンダの子供への想いが渾々とつづられ、“ヴィランでもあり母でもあった”彼女にどこか感情移入してしまった本作。強力なパワーを不可抗力的に得てしまった、どこかとても人間らしい彼女に、今後幸せが訪れてほしいと願ってしまう。
◆スピンオフ
MCUオリジナルアニメ「ホワット・イフ…?」で、クリスティーンの命を救うため幾度もタイムリープを繰り返したストレンジ。目的のために如何なる手段もいとわない彼の姿は、本作でも“第3の目”やクリスティーンのセリフ「あなたは自分でメスを持たないと気が済まない」にも現れていた。この「ホワット・イフ…?」はまだしも、「ワンダヴィジョン」は未鑑賞だとだいぶ本作で置いていかれる要素。肥大化を続けるMCUの世界観、“見ていなくても楽しめる”ものから、“見ていないと分からない”にマーベルが舵を切った、本作はとてもシンボリックな作品でもあると思う。
関連作品を見ていないと英語力しだいで詰まる…。
今年126本目(合計400本目/今月(2022年5月度)3本目)。
なぜか変則日程の水曜日公開のこちらの作品。
映画館によく行くようになってから数本は関連作品を見ているはずですが、このシリーズ、恐ろしいほど数が多いらしく(実家情報)、それこそ映画館に10年20年単位でいっていないと全部は追えないのではないかということでした。
ということで、私の知識は「数本は見たことがあるが、系統だって見たことはない」程度です。
このレベルの場合、どんどん固有名詞が飛んできます。固有名詞もシリーズものということもあって知っていれば追えるのかもしれませんが、知らないと事実上「●●●が▲▲▲にいって×××」したのような記号化された状況の字幕になり、そこを埋めるには結局英語力勝負(日本語字幕版でもカタカナのままで字幕が出るので、カタカナ字幕から英単語のスペルを推測し、さらに意味を推測する必要が生じる)になるというところです。
あいもかわらず「過去作品を見ていないとわかりにくい」のは確かですが、一方で登場人物はそれほど多くはないので(少なくとも、作内でキーパーソンとして出る人物は6~7人?)、そこで混乱させる要素はないし、最低限の「自己紹介」はあるので、まずそこから「初心者お断り」という状況にはなっていないのが救いです。後半になるともう少し登場人物や過去作品前提の知識が出てきますが、そこまで来るとただ単にバトルシーンなので、どうであろうがあまり関係がないかな…というところです。
また、今日時点(5月4日)では一応コロナ事情は宣言等はない扱い(まん延防止も含む)ですが、例のごとく「最後までお楽しみがあるので見て下さい」で、これも2つあるので結構長いです。まぁ、大阪市も減少傾向にはあるのですが、コロナ事情とてどこの国でも同じで、2020年ならまだしも2022年というわかりきっている今日の作品において、わざわざ「混ませるかなぁ」という部分は明確にあります。ただこれはコロナ事情ということを考えても公式の商法という論点もあるので、一概にどうこうは言い難いです。
なお、他の方が言及されていますが、いくつかグロい部分があります(モンスターの表現など)。苦手な方は飲食物のうち「食べるほう」は控えたほうが良いかもです。
採点にあたっては下記を考慮しています(関係する知識は下記に入れてます)。
--------------------------------------------------------
(減点0.2) やはり関連作品を見ているのが前提で、そうでないと「●●が××して…」という固有名詞というか「空白部分の意味は何でしょう?」のクイズ大会と化す部分があり、しかもそれらの大半は実質ただ単に「英語の知識で埋められる範囲」で、換言すれば「英語力がある人だけがわかってしまう」という部分になっています(高校英語では太刀打ちできない)。もっとも、世界一斉公開のようなので日本(の英語教育事情)に配慮できなかった(できない)部分があるのは仕方がないですが、「ここは日本」です。
(減点0.1) 予告編や本編で、妙にマニアックな表現をするところがあります(下記参照)。この部分も知識がないとハマる一方で「なんでそんな変な表現をするんだろう??」という「知識がある人も混乱させる」ところがあります。
--------------------------------------------------------
■ 持っていると良いかもしれない知識
「サンクタム」 → sanctum(単数形/複数形 sancta)。これではわかりづらいですが「聖域」の意味。「サンクチュアリ」(sanctuary)「聖域」と同語源です。
「インカージョン」 → incursion(待ち伏せ・襲撃)。incur(動詞/(被害などを)招く、受ける)の名詞形。これも補足ないんですよね…。
「毎日、同じ夢を見る」 → Everynight, I dream the same dream (予告編。これに代表される、dream のこうした用法) … 字幕だけを追っていると別に違和感はないですが、「21世紀のアクション映画に突如シェークスピアのような英語表現が登場する」というようなものです。
動詞dream「夢を見る」は自動詞です。したがって目的語を取りません。しかし「夢を見る」という意味ですから「夢」に限って目的語を取り、一時的に他動詞化することがあります(このような「関連のある目的語」を同族目的語、といいます)。動詞 dream 「夢を見る」も「良い夢」「悪い夢」「怖い夢」のようなものだけ目的語をとって一時的に他動詞化する現象があります。ただ、この用法は「非常に」文語的な言い方です(日本語でいえば、21世紀の文書に突如、室町時代か何かの表現が出てくるようなレベル)。ここも「夢を見る」 dream が「同じ夢」 same dream という「関連性の深い目的語」を取って同族目的語を取っている(他動詞化している)ケースです。
※ 「夢を見る」という場合、 have を用いて(seeやwatchは使えません) have the dream というのが、およそ普通の英語の用法です。
ドクターストレンジとタイトルが付いているが、どちらかと言うとワンダ...
サプライズよりサムライミ
便利キャラ、ドクターストレンジ待望の2作目。マルチバースの本格的な始まりとして、MCUの更なる可能性を感じる一方、なんでもありだから今後サプライズの驚きが減ってしまう気もする。
とにかく映像が凝っている。どでかいIMAXスクリーンでの見応えが半端ない。
ストレンジが最大の脅威となっていたが、どう考えてもスカーレットウィッチでしょ!
インフィニティーウォーでのヴィジョンとの切なすぎる別れから、ワンダがとにかく不憫で可哀想になってしまい、幸せになっておくれと同情していたら…
とにかく強すぎるのと、中盤のサプライズキャラへの問題発言、ヒーロー映画にあるまじき殺人シーンでマッドネスだあと思った。
ワンダがこんなに闇堕ちする中、家族と親友を失ったソーは太っただけで済んだのでやっぱり強いんだなぁと再認識した笑。
それと、MCU初のアジア系メインキャラ?ウォンの活躍量が増えているのが嬉しい。至高の魔術師としての威厳がバッチリ出ていた。
ホラーテイストは流石サムライミ!恐怖を煽ったり、グロめなシーンもちょいと古臭くて監督の個性が強く出ていて、なんだかスパイダーマン2を思い出した。
サプライズ映像もあの大御所が出てきてびっくり!
『ワンダヴィジョン』観賞を推奨
面白かった♪
メチャクチャ時間すぎるの早くて、まだ1時間ぐらいだろうと思ってたら、あっという間に終わってしまった。
それだけ面白かったって事ですよね?
やっぱり、今回も、終始、視覚効果がスゴくて、いきなり初めから、スゴイ映像の連続に圧倒され、飲み込まれるようでした。
ワンダ役のエリザベス・オルセンも言ってましたが、
『ワンダヴィジョン』観てないと、あまり意味が分からないと思います。
ウエストビュー、ヘックス、ダークホールド、などの単語とか…
スカーレット・ウィッチ、ビリー、トミー、の展開などなど…
映画だけ観てれば分かるとマーベルは言ってましたが、思いっきり話くい込んでます(笑)
言われてたように、ホラー要素ありですが、さすがサム・ライミ、センスいいです(笑)
詳しく書けないけど、ニンマリしました(笑)
今作は、ラブストーリーの要素もあって、
『ターミネーター』の「君に会う為に時を超えて来た」ってセリフに、むかし世界中の女性はトキメいたそうですが、
『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』にも、全宇宙の女性がトキメくであろうセリフがあります(笑)
女性は感動するだろうな(笑)
さすが、ライミ!!
『スパイダーマン』も、ラブストーリーでしたからね。
嬉しいカメオ出演も色々ありで、
やってくれたな!(ダチョウ倶楽部の上島さん風で)
って感じです(笑)
とにかく良かった!!
サム・ライミとマーベルって、やっぱり相性いいですね♪
トムホのスパイダーマンを監督したいと言ってますが、
ぜひ実現してほしい!!
サム・ライミ IS BACK!!
IMAX3Dですばらしい映像体験!
待ちに待っていたマーベル最新作。「スパイダーマンNWH」から続くマルチバース物で、ただでさえなんでもありの魔法ワールドが本作ではさらに加速します!
ストーリーは、突如別世界から現れた少女アメリカ・チャベスが持つ、マルチバースを渡り歩くことのできる特殊な能力を奪おうと目論むワンダことスカーレット・ウィッチと、最強の魔術師ドクター・ストレンジの時空を超えた激しいバトルを描くというもの。アメコミの知識が乏しく、MCUも未鑑賞作品が多くある自分には、ワンダは脇役のサブキャラぐらいの認識しかありませんでしたが、とんでもない破壊力じゃないですか!今まで、なぜその力を発揮してこなかったのかとツッコミたくなるぐらいのブッ壊れキャラでした。
相変わらずシリーズ過去作鑑賞必須の展開ですが、メインストーリーは比較的わかりやすいほうで、主要な登場人物もそれほど多くないのですんなりと作品世界に没入できます。しだいに別世界の人物が絡んで徐々に複雑化していく展開は、やや難解に映りますが、テンポよくぐいぐい進むので、深く考えるより興奮のほうが勝ります。別世界のドクター・ストレンジ以外にも、あんな人やこんな人も短時間ではありますが登場して華を添えます(今後の伏線?)。さまざまなキャラを登場させ、伏線を回収しながらのラストで、それぞれの思いにしっかりと決着をつけた脚本は秀逸です。
今回はIMAX3Dで鑑賞しましたが、これがまた最高でした。本作のような魔法とアクションが融合するシーンととても相性がいいと感じました。終盤で別世界に移動するシーンでは、視界いっぱいに広がる不思議な映像と立体感、さらにはカメラワークも加わって、三半規管を激しく刺激され、軽く酔うほどでした。これは絶対劇場で、できればIMAX3Dでの鑑賞をお勧めします。
本編終了後のおまけ映像ももちろんあり、一つめは次作を匂わせる意味深なものでした。今回の後始末的展開となるのでしょうか、早くも続きが気になります。二つめは重要性はないですが、くすりと笑えるものなので、エンドロール後まで席を立たず、しっかり見届けましょう。
主演はベネディクト・カンバーバッチで、ストレンジをもちろん好演していますが、本作の肝はなんといってもワンダ役のエリザベス・オルセン!非情なスカーレット・ウィッチと優しい母親の二つの顔を見事に演じ分けていました。
と、ここまでほぼ絶賛してきた本作ですが、二つだけ気になることがありました。一つめは、グロ描写の多さです。そこまで過激ではないですが、あえて描かなくても…と思わなくもないです。二つめは、ワンダの背景が見えなさすぎたことです。上映予定もないのに劇場でパンフレットを販売していたので、おそらくテレビドラマ「ワンダヴィジョン」と深くつながっているのではないかと思います。ドラマ未視聴なので購入を考えましたが、上映後にはすでに完売していたので入手できず、中身が気になります。ただでさえ多くのヒーローが登場し、マルチバースに、映画にドラマと、予習すべき内容がどんどん増えるので、今後のMCUにはもちろん期待大ですが、ちょっぴり不安も感じます。
マルチバースって便利だな
スパイダーマンノーウェイホームでは気にならなかったのですがマルチバースの便利さがやや気になってきました
便利ではないように見せるために別次元と別次元が干渉してどちらかもしくは両方が消失する危機とか、主人公をピンチに追い込む設定もあるにはあるんですが、どうにもワクワクしません
ストレンジはマルチバースを使いこなせてないですがワンダみたいに使いこなせれば主人公にも有利に働きますよね?
その辺がどうもしっくりこない
脚本が成立しているようで、どっか破綻してるような気がして話に入っていけませんでした
これからもマルチバースの話が続くのは無理があるというか不安です
あと、ワンダの連ドラとか観てないと分からない部分があるようなので、それはどうなの?
と思います
続きはHuluで
と同じ商法は勘弁してほしいですね
まだまだ続く…?
徹頭徹尾なサム・ライミワールド!
サム・ライミと言えば『死霊のはらわた』が出世作のホラー畑出身者。ザック・スナイダー、ジェームズ・ワン、デヴィッド・F・サンドバーグ達がDC作品に参加したように、ホラー映画監督とアメコミヒーロー映画はマッチング度が高い。MCUでもオカルトホラー物を得意としていたスコット・デリクソンが前作の監督だった。そういう点でも、魔術という妖しき能力を持つドクター・ストレンジは、悪霊ゾンビ物を得意とするライミにうってつけのヒーローだったのだろう。
そんなわけで続編となる本作は、予想以上にライミ節炸裂のホラーテイストで、エグい描写が結構多い(それでも過去のライミ作品より抑えめ)。特に魔女の暴走を止めるキャラが“らしさ”全開で、よくディズニーマーベルが許したなと思うほど。おそらくだけど監督オファーを受けた際に、「やりたいようにやっていいから」という条件を受けたor提示したのだろうと予測。盟友ダニー・エルフマンが劇伴を担当すれば、ライミ作品に欠かせない幼なじみのブルース・キャンベルがカメオ出演している事からも、徹頭徹尾ライミワールド。
要のストーリーはMCUらしく良くも悪くもな混雑渋滞ぶり。特にドラマ『ワンダヴィジョン』を観ている前提で作っているのは不親切(それを補う為にパンフを販売していた)。まぁ前作同様、お化け屋敷のアトラクション感覚で観られるから良しとしよう。
お楽しみの隠しキャラ登場もあるけど、あの俳優って確か『〇ーガン』出演時に「もうこの役を演じるのは最後」って言ってなかったっけ…
シリーズファン向け
踏みとどまらせる誰かor何か。
面白かったです。
ドクターストレンジの2作目になるんですね。
もう3くらいな気がしてました。
ともかくワンダが不憫すぎる。
ちょっと考えれば、
思いを馳せればわかるのに、
そこまでして求めてしまう。
ちょっと考えることもできないほど
追い詰められ、
また、
誰かが彼女に寄り添ったり、
分かち合う誰かがいなかったのかと。
道を踏み外すギリギリのラインを
踏みとどまらせる人がいなかったのか、
そういう出会いがなかったのかと思うと、
本当に本当に辛い気持ちになりました。
そういう対比で言うと、途中に出てきた
もう一人のストレンジも
このワンダと同じなんだなぁ。。。
ワンダヴィジョンを観ていないので、
映画の最初、
突然悪い子(?)になっちゃってる
ワンダに「え?どうした???」。
鑑賞後、ドラマのあらすじをネットで調べて、
ああ、そんなことがあったのねって。
そんなこんなですが、
最初話の理解に苦しみましたが、
総じて面白かったです。
ストレンジが別のユニバースだけど
ちゃんと告白できたのはよかったし、
最後アメリカへかけた言葉も、
本当ーーーーーによかった!!
このユニバースにはストレンジを
踏みとどまらせる誰かor何かがあったんだね。
それってやっぱり幸せなことなんじゃないかなぁ
と思いました。
あと、ウォンがやっぱりいい味出してる。
しかし、このやり方(ドラマありき)で
これからもmcuが続いていくのは
とても嫌だなぁと思ってしまった。
映画がいいんだよー!!
映画館がいいんだよー!!!
なので、星4つ。
、、、ま、これからも観るんだけどね。
まぁ、色々ありますね
前作のレビューで、レイチェル・マクアダムスについてこんなことを書きました。
君に読む物語における可憐、
アバウトタイムにおけるキュート、
スポットライトにおける知性。
構成要素としては短時間なのに、魅力を存分に味わうことができて、監督に感謝です。次作以降もお願いします。
今回もちゃんと起用してくれたのですね。
しかも、最初の世界ではもう関係終わり?と思ってたら、メインの世界ではかなりの活躍❗️
関係者の皆様、ありがとうございます🙏🏻
いきなりですが、心理テストです。
あなたの会社であなたにとって評価が一番低い人を思い浮かべてください。
では、その人の短所を5つあげてください。
直ぐに3つも4つも浮かぶような人なら、本当に今の仕事が向いていない人かも知れません。
けれど、客観的に見て短所と言いきれるような欠点は意外と思い浮かばなくて、いざ書いてみたら、ほとんど自分にとっては困るけれど、他の人にとってはさほど影響がないようなことばかりということがあります。
つまり、最初に抱いていた低評価は、実はかなり個人的なバイアスのかかったものである、ということですね。
マルチバースの異なる世界で、顔と名前は同じだけど、内面は微妙に違う人と会う、というのはそういう一面もありそうです。
そういう意味では、マーベルのさまざまな映画も、観る人それぞれの好き嫌いが、作品にも各キャラクターにも存在するので、あっちの要素、こっちの要素、まあ、色んなことに影響されて、その時の評価もフラフラと変化する、みたいなことになっているような気がします。
私はこの作品、結構好きです。
何でも揃うマルチバース
サム・ライミ監督ファンは必見!だか、マルチバースの是非について問う
ワンダビジョンを見てからがおすすめです
ワンダの行動の動機が十分に説明されてないので、disney+でワンダビジョンを見てから見ることをおすすめします。
合理的で冷たい印象だと思ってたストレンジがちゃんとヒーローしてて、個人的には意外で、かっこよかったです。好きになりました。
映像とホラー要素は満点
監督らしさ
全314件中、281~300件目を表示