ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価

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5.0マーベル最怖

2022年5月4日
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子供やを失った母親や恋人を失ったおっさんは化け物になってこのマルチバースを破壊する。
もはや
ゴジラ
リング
来る
みたいなホラー的な内容ですごく怖かった。

結論としては、
「がんばれ」
「理性をあげて物理で殴れ」
みたいなわりと根性論だったのが素晴らしい。
正直な映画。

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bando-8

4.5壮大な、何でもあり。

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

まさにマッドネス。

CGでなんでもできてしまうから、アメコミもの?や
最近のハリウッドのアクション映画は避けてたんだけど(バットマンの最初の〔マイケル・キートンの〕と直近のと、スパイダーマンも最初のと直近のと、あとはブラックウィドウと、マ・ドンソクが出てるからエターナルズくらいしか観ていない)スパイダーマンが面白かったから初日に観に行ってきました。

前作も観ていないので最初?だったけど、途中からマトリックスの時みたいに考えるのやめたら楽しめました。
怪獣映画、ホラー映画。もうなんでもあり。
ずっと止むことのない音楽もオーソドックスなホラーみたいでよかった。

クリスティーン役の女優さん、きれいだなと思ってたらレイチェル・マクアダムスだった。きれいなはずだ。

CGでなんでもできちゃうけど、ストーリーまでなんでもできちゃうようになっちゃった。いいのかな。

もっと単純に、ダークマンみたいなのではダメなのかな。ダークマン面白かったな。リアム・ニーソン初主演作じゃなかったかな。ヒロインの女優さんもあんまり美人じゃないなと思ってたら、あれよあれよ、いまやオスカー3度受賞の大女優さんだもんね。
サム・ライミ監督は先見の明があったんだな。

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大吉

5.0ワンダヴィジョンを観ていないと、意味不明な点が多々あるので注意。 ...

2022年5月4日
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楽しい

興奮

知的

ワンダヴィジョンを観ていないと、意味不明な点が多々あるので注意。
逆にノーウェイホームのバタバタが無かったのような落ち着き。
ストレンジのマント、相変わらず可愛い。
アメリカチャベスタソ、たまに土屋太鳳に似てる。
マルチバースのヒーローたち、ワチャワチャ出てくるので、有り難み半減w

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高城剣

3.5子供にはトラウマとなる恐怖の映画

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

GWということで劇場には小さな子供連れの家族がたくさんいた。
さあ、これから楽しい魔法使いの映画だよ!
…そして前半、話の筋はチンプンカンプン。
…さらに後半、完全にホラー映画じゃん!ワンダの顔こええ…。あげくの果てに主人公がゾンビ化だ。劇場に来た子供達はとんでもないトラウマを植え付けられたことだろう。

ストーリーはわけがわからず、観たくもないお化けを見せられ、子供らには踏んだり蹴ったりのGWとなったはず。ゾンビは笑えるところなんだが、子供にはまだ無理だ。
かわいそうな子どもたち。でも、おじさんにはとても面白い映画だったよ。

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K介

3.0ドクターストレンジていうかドクタースリープ

2022年5月4日
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もしくはコンスタンティンか、なんならリングか、いや、サイレントヒルかエクソシストか、いえいえ、マルチなユニバースなんですね。
グロありホラーあり、ちょ、これ、ヒーロー映画ではないよね。
まぁ、今後のMCUを期待させる構成ではあるけども、賛否、解釈は人それぞれになっちゃいそうだな…。

私はキライじゃなかったよ!

あ、あと、今作もエンドロールは最後の最後まで見てね☆

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マンマン

3.0想像より面白くなかった なんか難しいとかっていうよりふざけてる?っ...

pさん
2022年5月4日
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想像より面白くなかった
なんか難しいとかっていうよりふざけてる?ってなった
向こうの世界のアベンジャーズは興味ない

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p

5.0良い

2022年5月4日
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面白い!

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そうたん

4.0マルチバース

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

ワンダ強し!
誰も太刀打ち出来ない。
アメリカの協力は、素敵でした。
別の世界のストレンジとの戦いは、圧倒しましたね!
次回作楽しみです。

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かん

4.5サム・ライミパワー

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

悪夢を見るストレンジは街中で怪物に襲われる少女を見つけ…。

MCU28作目。スパイダーマン方面のサム・ライミかと思ったら死霊のはらわた方面だった作品。ディズニー傘下でここまで許されるのかと感激。個人的にフェーズ4最高作です。
エンドゲーム以降はサプライズ演出を除いた作品としてドラマも含めて個人的に刺さるのがシャンチーくらいでしたが、ストレンジ2のサム・ライミパワーで一気にフェーズ4が好きになりました。

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shotgun

4.0サム・ライミ節、炸裂!!

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

 IMAX3Dで観賞し、B列の中央で観ましたが、圧倒的没入感で疲れました(良い意味で)。今回のドクターストレンジは「多次元宇宙」というテーマで描かれていますが、サム・ライミ監督の織りなすホラーテイストが見事に合わさった映画でした。グロい描写やゾンビ・悪霊etc...ホラー映画に欠かせない要素がふんだんに盛り込まれていて、いかにもサム・ライミらしい演出でした。
 スパイダーマンの一件の後、同僚だった元カノの結婚式の途中である少女がモンスターに襲われているのを目撃したストレンジはウォンとともに何とかモンスターを倒した。その少女はアメリカ・チャベスと名乗り、別次元からやってきたと説明した。さらに彼女には他の次元を渡れる能力を持っていた。マルチバースについて詳しく知るためにワンダのもとを訪れるが、彼女の口から衝撃の話を聞かされる。
 『ワンダ・ヴィジョン』や『ワット・イフ?』のMCUのドラマが絡んできますが、劇場版MCUはほとんどありませんでした。『シャン・チー』や『エターナルズ』のネタがなくて残念でしたが、ウルトロンみたいなロボットに連行されているシーンの後、コアなアメコミファンなら喜びそうな展開になっていました。
 今回サム・ライミ監督は本当に苦労して作ったんだろうと実感しました。エンドロールの最後の台詞に劇場の観客たちが爆笑していました。

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keyton

4.0魔術の闘い

2022年5月4日
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万全を期して、事前情報調べてディズニー+でワンダヴィジョンとえっ?ロキもかよ!を見て臨んだ本作 ワンダ…の方はあぁなってしまった経緯など大いに関係あるのですが、ロキの方はマルチバースのお話についてではあるものの、関連分からず。
予告で今回はワンダ(スカーレットウィッチ)と協力して何かやるのかと思いきや、手強い敵で、アメリカチャベスなる新しいキャラも登場 しかしその能力に関わらずなんも他に出来なさすぎ ウォン、マント、久々のクリスティーンが大活躍だったのは嬉しい 音符でやり合うところや、使えるものは死体悪霊までこき使え、みたいなところはストレンジらしくて面白かった
ただまだほんの序章だと思われる節もあり

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ゆう

3.5ちょっと疲れた

2022年5月4日
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興奮

難しい

話が途中からついていくのが精一杯だった。
色々知ってないと物語が複雑に感じよく分からない。
マーヴェルベテランじゃないとちょっとキツイ作品かも。
先ず先ずは楽しめたけど。。。
初心者向きではないですね。

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ノブ様

5.0負の感情のワンダーランド

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

 ワンダの暴走ぶりが凄まじい。自分で作り出した双子のビリーとトミーへの愛着が狂気に変わってしまっている。ホラー的でもあり、悲劇を予感させる。

 しょっぱなの映像は圧巻。異空間で見た目がちょっと異なるストレンジが、女の子を守るために怪物と戦うんだけど、異空間を壊してしまいそうな迫力。

 サム・ライミの良さが随所に見られる。お得意のゾンビはもちろんのこと。テンポ良く進んでいくのでダレることもない。ピアノの旋律を音符♫付き波動に変えて相手にお見舞いするシーンは、唸ってしまった。

 負の感情がハーモニーするダークな仕上がりでございました。

追記
2度目はIMAX3Dで鑑賞。別次元の映像エクスペリエンスで、まさに異次元。考えてみれば、魔術と映像ギミックが相性がいいのは当たり前。グランドシネマサンシャインのGTテクノロジーでも見たくなった。

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bion

3.0なんだろう

2022年5月4日
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アベンジャーズでいつも見かけて
気になっていたキャラでしたので
観に行きました。

気になるポスター、
気になる宣伝文句でしたが、
朝だからなのか、
寝落ちしそうになりました。

CGは凄いと思いますが、
表現、話の演出にあまり
雰囲気というか、
メリハリというか、
行間の深みがあまり感じれなかった
気がしました。(寝てたからかな?)

アクションRPGゲームの
デモ動画を観ているような
感じでした。

X-MENの登場人物が出てきたのは
少し驚きました。

マルチバースだからと
やたらと存在消すのは
流行りなのでしょうか。

他の監督で観てみたい気も
しました。

追記〜
凄い映像が当たり前に扱われてて
重みがないのかな。
魔法陣から出てくるクリーチャー
などが、ゲームみたいで
本当は好きなんだけど。

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丘の上ホライズン

2.5やはり、マーベルスタジオの作品だと・・・

2022年5月4日
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笑える

単純

興奮

サム・ライミの良さ100%全開までとはいかなかったか。(笑)
確かに、要所要所で見れるんだけど、何か遠慮しているような印象は受けた。
上からやり過ぎ注意と指摘されちゃったなかな。
まぁ、それはさて置き・・・

単体作品でも、他の作品キャラとの抱合せ商法が目立つようになってきた感じ。
次々公開されるけど、数年前公開された作品なんて、詳細に覚えていないもんなぁ・・・
覚えていれば、過去作品の細かいピースがハマッテいき、存分に楽しめるのではないかと。
物忘れが激しい自分なんか、「新キャラ?既に登場済か?」なんて考えながらの鑑賞になるので、物語自体を楽しむ余裕がありませんでした。

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案山子男

4.0"サム・ライ味"が満点!!

2022年5月4日
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タイトルの通りです。"サム・ライ味"が満点じゃねーか!!(笑)

MCUドクター・ストレンジのシリーズ続編であり、まさかのスパイダーマン映画を作っていたサム・ライミ(!)が監督を務めて話題となった本作。

監督はスパイダーマン映画以前に「死霊のはらわた」シリーズ等のB級ホラー映画を作っており、今回もホラー色が強くなると聞いていました。午前中からTwitterのタイムラインで「サム・ライミ映画だ!」と評判でしたが、もう想像以上にサム・ライミ映画でした!(笑)

いやしかしサム・ライミさん、あんたMCUというファミリー向けの映画でここまでやるか!(笑)
もはや半分くらいヒーロー映画を借りたゾンビホラー映画という感じですが、これがまた面白いです!

とある場面で某キャラクターが床から出てくる所で手だけがゾンビっぽく出てきたり、終盤ではもはやゾンビ映画と言っても過言ではない斬新かつサム・ライミ版ホラーっぽさのあるオリジナリティ溢れるバトルシーンがたまらなく面白くてかなり満足です。

また、今回はマルチバースという同一の人物のいる別次元の世界が出てきますが(日本でいうなぞの転校生に近い世界観?)、それに関する内容が今回のテーマに繋がっていました。

フィクションではよく「もしも自分の思い通りの世界があったら」を描いた作品がありますが、別の世界線で自分の思い描きたい理想の自分がいたら、「その自分になりたい!」と考えるのは凄く解ります。
けど理想の自分がいたとしても、実際は完全に自分では無いわけですし、ただの現実逃避にしか過ぎない。それが今回の事件(というか内容)で描いていたことだったので考えさせられるし面白かったです。

あと個人的にドクター・ストレンジの戦い方が好きで、リングやロープを作って色々と自由に作れて戦うというユニークな要素がありますが、今回もそんなドクター・ストレンジの戦い方が観れて嬉しかったです。

以上のように全体的に満足度の高い作品ではありますが、好きじゃない点も少なからずあります。

まずは前作から続投で出演した、キウェテル・イジョフォー演じるモルド。
前作のラストから怪しい雰囲気は出ていたのでそうあった立ち位置で登場するのは何となく解っていましたが、正直起こす行動がかなり頭悪いです。
終盤の場面なのでネタバレを避けて説明するのは難しいのですが...あれだけピンチになってるのにあのキャラと戦ってる場合かよ!?

あとワンダも登場してかなりキーパーソンになっていたこともあってか、恐らく「ワンダ&ヴィジョン」の内容がかなり入っているので予習してないと解らない部分もありました。
自分は「ワンダヴィジョン」を観てなかったので若干混乱しました。
自分としては、ディズニー+という配信限定でしか観れない作品の要素を絡めてくるのは出来れば止めてほしいです。
今までのMCUは映画だったので、劇場だけでなくDVD、地上波などで観れるので観れる媒体が多いので今よりも入りやすかったです。
なのに、「ワンダヴィジョン」や他のドラマシリーズはディズニー+でしか観れないので幅が狭くなってしまいます。
今まで以上にMCUを楽しみづらくなってしまうのが正直寂しいです。

まとめると、ドラマを観ていなくて楽しめなかった所もありましたが、単体の映画としてそれなりに楽しめました。

正直人を選ぶゾンビホラー要素が強いので、そういった作品がダメな人は苦手かもしれません。
ただ、そういった映画が大丈夫で、かつ好きな人にはたまらない一本だと思います!
まぁでも日本は鬼滅みたいなグロくてホラー要素が強いバトルアニメが子供も観てるので意外と大丈夫だったりして?

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さうすぽー。

3.5こんなもんかな?期待には届かず。

2022年5月4日
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私が過去のマーベル作品を観過ぎているためかな?VFX技術によるアクションシーンに目新しさがあまり無いので、オッ!と驚くようなアクションシーンが少ないのが残念。
冒頭に突然として現れた少女を何故?これほどに必死に救おうとするのか?その理由が今一つピント来ないのは少女の力を示す様な場面が少ない為だと思いますね。

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デコ山

4.0【鑑賞必須の映画】

2022年5月4日
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怖い

興奮

難しい

マルチバースの世界で、別の自分や別映画のあのキャラがついに登場するワクワク感で鑑賞必須。ほぼ主役となるワンダの想いが綴られるオリジナルドラマシリーズも、本作を見る上では鑑賞必須。

◆トリビア
○本作に登場するアメリカ・チャベスは、マルチバースを自由に行き来する能力を持つ、“ヤング・アベンジャーズ”の一員。ワンダの双子の子供も同様であり、“ヤング・アベンジャーズ”の実写化が噂されている。
○ 予告編ではワンダ・マキシモフが自身の“悪役”をほのめかす発言をするほか、ストレンジ同様に“異なる姿のワンダ”も登場する。
○前作の監督であるスコット・デリクソンが監督を務める予定だったが、“創造上の相違”の理由で降板、製作総指揮にクレジットされた。
○本作を監督したサム・ライミは“トビー・マグワイア”版「スパイダーマン」シリーズを監督しており、劇伴を勤めたダニー・エルフマンの他、「スパイダーマン」にセルフオマージュを捧げているシーンが幾つもある。
○日本では、GWのためアメリカより公開日が2日早い。
○ サウジアラビアでは「LGBTQに関する」理由で上映禁止になった。登場するアメリカ・チャベスが同性愛者の設定であることが原因。

◆関連作品
○「ドクター・ストレンジ」('16)
前作。天才外科医がいかにして魔術師になったかが描かれる。「ファンタビ」シリーズで新たにクリンデンバルド役となったマッツ・ミケルセンが本作のヴィランを務める。ディズニープラス配信中。
○「ワンダヴィジョン」
MCU初のオリジナルドラマシリーズ。本作にも登場するワンダ・マキシモフとヴィジョンの不思議な結婚生活が描かれる。ワンダの双子の息子も登場。ディズニープラス配信中。別途、「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」(17.スカーレット・ウィッチ)で8分の凝縮版も。
○ 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」('22)
ドクター・ストレンジによりマルチバースの扉が開かれる。歴代スパイダーマンファンには胸熱作品。U-NEXTレンタル可。
○ 「ホワット・イフ…?」
MCUオリジナルアニメ。第4話『もしも…ドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら?』では、別世界のドクター・ストレンジと恋人クリスティーンの悲劇が38分で描かれる。ただし、カンバーバッチは本作の邪悪なストレンジとは別物とコメント。ディズニープラス配信中。

◆概要
「ドクター・ストレンジ」シリーズ第2作。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)第28作目。
【監督】
「スパイダーマン」シリーズ(トビー・マグワイア版)サム・ライミ
【出演】
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」ベネディクト・カンバーバッチ
「オデッセイ」ベネディクト・ウォン
「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」レイチェル・マクアダムス
「それでも世は明ける」キウェテル・イジョフォー
「ウインド・リバー」エリザベス・オルセン
「君の名前で僕を呼んで」マイケル・スタールバーグ
【公開】2022年5月4日
【上映時間】126分

◆ストーリー
マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。


◆以下ネタバレ


◆マルチバース
NWHで開かれたマルチバースがどう絡んでくるのか注目だった本作。“自由に行き来できる”能力を持つアメリカ・チャベスが冒頭から登場、ほぼ主役だったのには驚き。ただ彼女のおかげで、様々なマルチバースのストレンジが登場、別世界の自分を操るなんて突拍子もない発想に繋がり、映画の面白さがグンとアップしていたと思う。何よりついにX-MENの教授がMCUに進出、キャプテン・カーター含め別宇宙のアベンジャーズ集結も見ものだった(あっさりいなくなったけど笑)。ポストクレジットではクレア(シャーリーズ・セロン!)も現れ、インカージョンどころか、ストレンジとの行方の方がよっぽど気になる今後のワクワク感はさすがのマーベル。ペンキの世界や二次元、色んなマルチバースの世界をチャベスとストレンジが弾丸ツアーしていくシーンもシンプルに目を見開いて見てしまった。

◆ワンダ
“夢で見た事は、別宇宙で存在する真実”、この発想も興味深い。実際に見る自分の夢の見方が変わってきそうなこの発想もさることながら、切望していた双子の子供を諦めたワンダの決断も重々しい。MCU初のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で、ワンダの子供への想いが渾々とつづられ、“ヴィランでもあり母でもあった”彼女にどこか感情移入してしまった本作。強力なパワーを不可抗力的に得てしまった、どこかとても人間らしい彼女に、今後幸せが訪れてほしいと願ってしまう。

◆スピンオフ
MCUオリジナルアニメ「ホワット・イフ…?」で、クリスティーンの命を救うため幾度もタイムリープを繰り返したストレンジ。目的のために如何なる手段もいとわない彼の姿は、本作でも“第3の目”やクリスティーンのセリフ「あなたは自分でメスを持たないと気が済まない」にも現れていた。この「ホワット・イフ…?」はまだしも、「ワンダヴィジョン」は未鑑賞だとだいぶ本作で置いていかれる要素。肥大化を続けるMCUの世界観、“見ていなくても楽しめる”ものから、“見ていないと分からない”にマーベルが舵を切った、本作はとてもシンボリックな作品でもあると思う。

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てっぺい

4.5関連作品を見ていないと英語力しだいで詰まる…。

2022年5月4日
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今年126本目(合計400本目/今月(2022年5月度)3本目)。

なぜか変則日程の水曜日公開のこちらの作品。
映画館によく行くようになってから数本は関連作品を見ているはずですが、このシリーズ、恐ろしいほど数が多いらしく(実家情報)、それこそ映画館に10年20年単位でいっていないと全部は追えないのではないかということでした。

ということで、私の知識は「数本は見たことがあるが、系統だって見たことはない」程度です。

このレベルの場合、どんどん固有名詞が飛んできます。固有名詞もシリーズものということもあって知っていれば追えるのかもしれませんが、知らないと事実上「●●●が▲▲▲にいって×××」したのような記号化された状況の字幕になり、そこを埋めるには結局英語力勝負(日本語字幕版でもカタカナのままで字幕が出るので、カタカナ字幕から英単語のスペルを推測し、さらに意味を推測する必要が生じる)になるというところです。

あいもかわらず「過去作品を見ていないとわかりにくい」のは確かですが、一方で登場人物はそれほど多くはないので(少なくとも、作内でキーパーソンとして出る人物は6~7人?)、そこで混乱させる要素はないし、最低限の「自己紹介」はあるので、まずそこから「初心者お断り」という状況にはなっていないのが救いです。後半になるともう少し登場人物や過去作品前提の知識が出てきますが、そこまで来るとただ単にバトルシーンなので、どうであろうがあまり関係がないかな…というところです。

また、今日時点(5月4日)では一応コロナ事情は宣言等はない扱い(まん延防止も含む)ですが、例のごとく「最後までお楽しみがあるので見て下さい」で、これも2つあるので結構長いです。まぁ、大阪市も減少傾向にはあるのですが、コロナ事情とてどこの国でも同じで、2020年ならまだしも2022年というわかりきっている今日の作品において、わざわざ「混ませるかなぁ」という部分は明確にあります。ただこれはコロナ事情ということを考えても公式の商法という論点もあるので、一概にどうこうは言い難いです。

なお、他の方が言及されていますが、いくつかグロい部分があります(モンスターの表現など)。苦手な方は飲食物のうち「食べるほう」は控えたほうが良いかもです。

採点にあたっては下記を考慮しています(関係する知識は下記に入れてます)。
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 (減点0.2) やはり関連作品を見ているのが前提で、そうでないと「●●が××して…」という固有名詞というか「空白部分の意味は何でしょう?」のクイズ大会と化す部分があり、しかもそれらの大半は実質ただ単に「英語の知識で埋められる範囲」で、換言すれば「英語力がある人だけがわかってしまう」という部分になっています(高校英語では太刀打ちできない)。もっとも、世界一斉公開のようなので日本(の英語教育事情)に配慮できなかった(できない)部分があるのは仕方がないですが、「ここは日本」です。

 (減点0.1) 予告編や本編で、妙にマニアックな表現をするところがあります(下記参照)。この部分も知識がないとハマる一方で「なんでそんな変な表現をするんだろう??」という「知識がある人も混乱させる」ところがあります。
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 ■ 持っていると良いかもしれない知識

  「サンクタム」 → sanctum(単数形/複数形 sancta)。これではわかりづらいですが「聖域」の意味。「サンクチュアリ」(sanctuary)「聖域」と同語源です。

  「インカージョン」 → incursion(待ち伏せ・襲撃)。incur(動詞/(被害などを)招く、受ける)の名詞形。これも補足ないんですよね…。

  「毎日、同じ夢を見る」 → Everynight, I dream the same dream (予告編。これに代表される、dream のこうした用法) … 字幕だけを追っていると別に違和感はないですが、「21世紀のアクション映画に突如シェークスピアのような英語表現が登場する」というようなものです。

 動詞dream「夢を見る」は自動詞です。したがって目的語を取りません。しかし「夢を見る」という意味ですから「夢」に限って目的語を取り、一時的に他動詞化することがあります(このような「関連のある目的語」を同族目的語、といいます)。動詞 dream 「夢を見る」も「良い夢」「悪い夢」「怖い夢」のようなものだけ目的語をとって一時的に他動詞化する現象があります。ただ、この用法は「非常に」文語的な言い方です(日本語でいえば、21世紀の文書に突如、室町時代か何かの表現が出てくるようなレベル)。ここも「夢を見る」 dream が「同じ夢」 same dream という「関連性の深い目的語」を取って同族目的語を取っている(他動詞化している)ケースです。

  ※ 「夢を見る」という場合、 have を用いて(seeやwatchは使えません) have the dream というのが、およそ普通の英語の用法です。

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yukispica

4.0ドクターストレンジとタイトルが付いているが、どちらかと言うとワンダ...

2022年5月4日
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ドクターストレンジとタイトルが付いているが、どちらかと言うとワンダ(スカーレットウィッチ)と新キャラのアメリカチャベスが主役だなーと思った。
特にワンダ周りの話はDisney+のワンダヴィジョンを見てないと分からないと思う。

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パルクール