ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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MNP
【ネタバレ⚠️注意】
【携帯通信業界視点考察】
『ドクター・ストレンジ』
今作の副題は“Multiverse NANDEMO Portability”
略してMNP
そう、携帯電話番号を通信会社間で自在に移行できる通信戦国時代の幕開けとなったアレだ
そのため、作中に登場した魔法書・ダークホールドは=MNP予約番号
異なる世界を自在に渡り歩くアメリカ・チャベス=SIMフリー端末
途中まで、冗談で携帯業界に設定を当てはめていた🐼やが、終盤で数々の驚くべき作品との符合に愕然とする
きっと、サム・ライミは設定の着想を携帯事情から得ている…
曰く
“ドリーム・ウォーク”
同時並行で、異なる世界に存在
=Dual SIM
最後のストレンジなど、明らかに5Gの特徴ではないか!
⚫異なる遠くの世界から=遠隔リモート
⚫悪霊たちを操りストレンジ千手観音=同時多数接続&高速、かつ遅延無し
⚫三つ目がとおる=通信無制限
MARVEL最新作と🐼の仕事に、驚くべき共通点が!(携帯会社で働いてます)
魔法世界という、アナザーワールドを描いているようで、実は我々に身近なものの暗喩だったとは…
※🐼単なる自論
〈 ここからは、どうでもいい🐼の感想列挙〉
〇アメリカ・チャベスって名前
ダサくない…?
(きっと、紐解けば奥深い背景があるんでしょう)
〇クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス
童顔アヒル口が可愛い女優さんなのに、今作はどのユニバースも濃い化粧で老け顔で可哀想やった
「悪霊?操ったれや!」
台詞は良かった🐼
(あと、魔法界的ジャベリンで悪霊ブッ飛ばすのも)
〇途中から🐼「“What if”の実写化や~ん」
※いや、予告見て予感してたけどね
〇プロフェッサーわかった人、どんだけいんの?
※周辺に、アベンジャーズもXメンも両方見てる人がいないんで、不安に…
〇中盤は🐼💦MARVEL初ホラー映画か?!くらい、ワンダが怖くて「さすがサム・ライミ」
〇音楽がダニー・エルフマンで、ちょっぴり明るさに影のあるファンタジー調で良かった
〇最後に出てきた紫衣装のWWE女子レスラーみたいなの…
🐼!「あの女優よ…あの…あの…」
で、エンドクレジット中ずっと思い出せず
🐼💦「あの 、お母さんがお父さん撃ち殺した、あの…」
🐼💦「美人なのに、あえて不細工メイクでアカデミー賞とった、あの…」
🐼💦「“C”か“K”から始まる名前の…キャリー・アン・モスじゃなくって、ケイト・ブランシェットじゃなくって…」
🐼💦「マッドマックスで丸刈りにした、あの…誰だっけー?!」
で、帰路に自転車こいでて🐼「シャーリーズ・セロン!!」
と叫んだのが、本日最高潮
余談ですが、最後に
🐼マルチバース・ネタなのに、ロキを出さなかった事は恨むぞMARVEL…
以上です
子供にはトラウマとなる恐怖の映画
ドクターストレンジていうかドクタースリープ
サム・ライミパワー
サム・ライミ節、炸裂!!
IMAX3Dで観賞し、B列の中央で観ましたが、圧倒的没入感で疲れました(良い意味で)。今回のドクターストレンジは「多次元宇宙」というテーマで描かれていますが、サム・ライミ監督の織りなすホラーテイストが見事に合わさった映画でした。グロい描写やゾンビ・悪霊etc...ホラー映画に欠かせない要素がふんだんに盛り込まれていて、いかにもサム・ライミらしい演出でした。
スパイダーマンの一件の後、同僚だった元カノの結婚式の途中である少女がモンスターに襲われているのを目撃したストレンジはウォンとともに何とかモンスターを倒した。その少女はアメリカ・チャベスと名乗り、別次元からやってきたと説明した。さらに彼女には他の次元を渡れる能力を持っていた。マルチバースについて詳しく知るためにワンダのもとを訪れるが、彼女の口から衝撃の話を聞かされる。
『ワンダ・ヴィジョン』や『ワット・イフ?』のMCUのドラマが絡んできますが、劇場版MCUはほとんどありませんでした。『シャン・チー』や『エターナルズ』のネタがなくて残念でしたが、ウルトロンみたいなロボットに連行されているシーンの後、コアなアメコミファンなら喜びそうな展開になっていました。
今回サム・ライミ監督は本当に苦労して作ったんだろうと実感しました。エンドロールの最後の台詞に劇場の観客たちが爆笑していました。
魔術の闘い
万全を期して、事前情報調べてディズニー+でワンダヴィジョンとえっ?ロキもかよ!を見て臨んだ本作 ワンダ…の方はあぁなってしまった経緯など大いに関係あるのですが、ロキの方はマルチバースのお話についてではあるものの、関連分からず。
予告で今回はワンダ(スカーレットウィッチ)と協力して何かやるのかと思いきや、手強い敵で、アメリカチャベスなる新しいキャラも登場 しかしその能力に関わらずなんも他に出来なさすぎ ウォン、マント、久々のクリスティーンが大活躍だったのは嬉しい 音符でやり合うところや、使えるものは死体悪霊までこき使え、みたいなところはストレンジらしくて面白かった
ただまだほんの序章だと思われる節もあり
正史が最もマッドネス
ワットイフ、ゾンビアベンジャーズ、ノーウェイホーム、様々な「パラレルワールド」がある中、
今回のマルチバースオブマッドネスが、1番マッドネスで、良い意味で頭を混乱させてくれた。
冒頭の疾走感あるアクションシーンスタートは、鑑賞後の今考えると、
「エイジオブウルトロン」オマージュだったのかもしれない。
そのくらい視聴者が求めているもので、初っ端のアクションが期待感を高めてくれた。
私が衝撃を受けたトピックを2つだけ掻い摘んで挙げる。
1つめは、
なんと言ってもマルチバース上の「イルミナティ」の存在。中でもチャールズの登場は原作通りでもあり、
キャストも完璧であった。その後のワンダの絡みも良かったが、
正直エリックやクイックシルバーの登場を期待してしまった。(この点のため、主観で減点している)
2つめは、ストレンジ対ストレンジの「音符対決」。
オシャレ過ぎて痺れた、これがサムライミか、と。
私は音楽の専門家ではないので、詳しくは分からないが、そこまで細かい階立やら音程とかでなく、
大きくまとめてラリーをしていた点が分かりやすく、本当に熱かった。マーベル映画史に残る戦いだったと私は思う。
(5/7追記:音楽ディレクターの存在を認識していなかったが、「ダニーエルフマン」というナイトメアビフォークリスマスの担当で、ティムバートンと相性の良い方のようだった。
先日の2022コーチェラに出演するほどのアーティストで、演出もかなりマッドだったということを、コーチェラ参加者から聞いた)
その後、ゾンビストレンジや、はっきりと顕現したスカーレットウィッチの恐ろしい強さなど、
ヴィランは誰だっけ、と終盤は錯覚してしまった。マッドネス。
ディズニー+は必修科目の上で、映画館で観るマーベル映画は、やっぱり面白い。
面白かった
なんでイルミナティはワンダの事めちゃくちゃ舐めてたんだろう?
瞬殺されてたし。
あっちのスーパーヒーローはMCU世界のスーパーヒーローより弱いのかな。
あとMCU世界のモルド出てこなかった。
負の感情のワンダーランド
ワンダの暴走ぶりが凄まじい。自分で作り出した双子のビリーとトミーへの愛着が狂気に変わってしまっている。ホラー的でもあり、悲劇を予感させる。
しょっぱなの映像は圧巻。異空間で見た目がちょっと異なるストレンジが、女の子を守るために怪物と戦うんだけど、異空間を壊してしまいそうな迫力。
サム・ライミの良さが随所に見られる。お得意のゾンビはもちろんのこと。テンポ良く進んでいくのでダレることもない。ピアノの旋律を音符♫付き波動に変えて相手にお見舞いするシーンは、唸ってしまった。
負の感情がハーモニーするダークな仕上がりでございました。
追記
2度目はIMAX3Dで鑑賞。別次元の映像エクスペリエンスで、まさに異次元。考えてみれば、魔術と映像ギミックが相性がいいのは当たり前。グランドシネマサンシャインのGTテクノロジーでも見たくなった。
なんだろう
アベンジャーズでいつも見かけて
気になっていたキャラでしたので
観に行きました。
気になるポスター、
気になる宣伝文句でしたが、
朝だからなのか、
寝落ちしそうになりました。
CGは凄いと思いますが、
表現、話の演出にあまり
雰囲気というか、
メリハリというか、
行間の深みがあまり感じれなかった
気がしました。(寝てたからかな?)
アクションRPGゲームの
デモ動画を観ているような
感じでした。
X-MENの登場人物が出てきたのは
少し驚きました。
マルチバースだからと
やたらと存在消すのは
流行りなのでしょうか。
他の監督で観てみたい気も
しました。
追記〜
凄い映像が当たり前に扱われてて
重みがないのかな。
魔法陣から出てくるクリーチャー
などが、ゲームみたいで
本当は好きなんだけど。
やはり、マーベルスタジオの作品だと・・・
サム・ライミの良さ100%全開までとはいかなかったか。(笑)
確かに、要所要所で見れるんだけど、何か遠慮しているような印象は受けた。
上からやり過ぎ注意と指摘されちゃったなかな。
まぁ、それはさて置き・・・
単体作品でも、他の作品キャラとの抱合せ商法が目立つようになってきた感じ。
次々公開されるけど、数年前公開された作品なんて、詳細に覚えていないもんなぁ・・・
覚えていれば、過去作品の細かいピースがハマッテいき、存分に楽しめるのではないかと。
物忘れが激しい自分なんか、「新キャラ?既に登場済か?」なんて考えながらの鑑賞になるので、物語自体を楽しむ余裕がありませんでした。
イルミナティ
途中、グダルる事なく!良かった!イルミナティでたときは若い人たちはわかったのかな?あと、ディズニープラス視聴してなければ面白さ半分でしたね!
あっけなくイルミナティやられたのは嫌だったなぁ!
てか、ワンダが今回は悪役だったのが驚きでした!
"サム・ライ味"が満点!!
タイトルの通りです。"サム・ライ味"が満点じゃねーか!!(笑)
MCUドクター・ストレンジのシリーズ続編であり、まさかのスパイダーマン映画を作っていたサム・ライミ(!)が監督を務めて話題となった本作。
監督はスパイダーマン映画以前に「死霊のはらわた」シリーズ等のB級ホラー映画を作っており、今回もホラー色が強くなると聞いていました。午前中からTwitterのタイムラインで「サム・ライミ映画だ!」と評判でしたが、もう想像以上にサム・ライミ映画でした!(笑)
いやしかしサム・ライミさん、あんたMCUというファミリー向けの映画でここまでやるか!(笑)
もはや半分くらいヒーロー映画を借りたゾンビホラー映画という感じですが、これがまた面白いです!
とある場面で某キャラクターが床から出てくる所で手だけがゾンビっぽく出てきたり、終盤ではもはやゾンビ映画と言っても過言ではない斬新かつサム・ライミ版ホラーっぽさのあるオリジナリティ溢れるバトルシーンがたまらなく面白くてかなり満足です。
また、今回はマルチバースという同一の人物のいる別次元の世界が出てきますが(日本でいうなぞの転校生に近い世界観?)、それに関する内容が今回のテーマに繋がっていました。
フィクションではよく「もしも自分の思い通りの世界があったら」を描いた作品がありますが、別の世界線で自分の思い描きたい理想の自分がいたら、「その自分になりたい!」と考えるのは凄く解ります。
けど理想の自分がいたとしても、実際は完全に自分では無いわけですし、ただの現実逃避にしか過ぎない。それが今回の事件(というか内容)で描いていたことだったので考えさせられるし面白かったです。
あと個人的にドクター・ストレンジの戦い方が好きで、リングやロープを作って色々と自由に作れて戦うというユニークな要素がありますが、今回もそんなドクター・ストレンジの戦い方が観れて嬉しかったです。
以上のように全体的に満足度の高い作品ではありますが、好きじゃない点も少なからずあります。
まずは前作から続投で出演した、キウェテル・イジョフォー演じるモルド。
前作のラストから怪しい雰囲気は出ていたのでそうあった立ち位置で登場するのは何となく解っていましたが、正直起こす行動がかなり頭悪いです。
終盤の場面なのでネタバレを避けて説明するのは難しいのですが...あれだけピンチになってるのにあのキャラと戦ってる場合かよ!?
あとワンダも登場してかなりキーパーソンになっていたこともあってか、恐らく「ワンダ&ヴィジョン」の内容がかなり入っているので予習してないと解らない部分もありました。
自分は「ワンダヴィジョン」を観てなかったので若干混乱しました。
自分としては、ディズニー+という配信限定でしか観れない作品の要素を絡めてくるのは出来れば止めてほしいです。
今までのMCUは映画だったので、劇場だけでなくDVD、地上波などで観れるので観れる媒体が多いので今よりも入りやすかったです。
なのに、「ワンダヴィジョン」や他のドラマシリーズはディズニー+でしか観れないので幅が狭くなってしまいます。
今まで以上にMCUを楽しみづらくなってしまうのが正直寂しいです。
まとめると、ドラマを観ていなくて楽しめなかった所もありましたが、単体の映画としてそれなりに楽しめました。
正直人を選ぶゾンビホラー要素が強いので、そういった作品がダメな人は苦手かもしれません。
ただ、そういった映画が大丈夫で、かつ好きな人にはたまらない一本だと思います!
まぁでも日本は鬼滅みたいなグロくてホラー要素が強いバトルアニメが子供も観てるので意外と大丈夫だったりして?
こんなもんかな?期待には届かず。
【鑑賞必須の映画】
マルチバースの世界で、別の自分や別映画のあのキャラがついに登場するワクワク感で鑑賞必須。ほぼ主役となるワンダの想いが綴られるオリジナルドラマシリーズも、本作を見る上では鑑賞必須。
◆トリビア
○本作に登場するアメリカ・チャベスは、マルチバースを自由に行き来する能力を持つ、“ヤング・アベンジャーズ”の一員。ワンダの双子の子供も同様であり、“ヤング・アベンジャーズ”の実写化が噂されている。
○ 予告編ではワンダ・マキシモフが自身の“悪役”をほのめかす発言をするほか、ストレンジ同様に“異なる姿のワンダ”も登場する。
○前作の監督であるスコット・デリクソンが監督を務める予定だったが、“創造上の相違”の理由で降板、製作総指揮にクレジットされた。
○本作を監督したサム・ライミは“トビー・マグワイア”版「スパイダーマン」シリーズを監督しており、劇伴を勤めたダニー・エルフマンの他、「スパイダーマン」にセルフオマージュを捧げているシーンが幾つもある。
○日本では、GWのためアメリカより公開日が2日早い。
○ サウジアラビアでは「LGBTQに関する」理由で上映禁止になった。登場するアメリカ・チャベスが同性愛者の設定であることが原因。
◆関連作品
○「ドクター・ストレンジ」('16)
前作。天才外科医がいかにして魔術師になったかが描かれる。「ファンタビ」シリーズで新たにクリンデンバルド役となったマッツ・ミケルセンが本作のヴィランを務める。ディズニープラス配信中。
○「ワンダヴィジョン」
MCU初のオリジナルドラマシリーズ。本作にも登場するワンダ・マキシモフとヴィジョンの不思議な結婚生活が描かれる。ワンダの双子の息子も登場。ディズニープラス配信中。別途、「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」(17.スカーレット・ウィッチ)で8分の凝縮版も。
○ 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」('22)
ドクター・ストレンジによりマルチバースの扉が開かれる。歴代スパイダーマンファンには胸熱作品。U-NEXTレンタル可。
○ 「ホワット・イフ…?」
MCUオリジナルアニメ。第4話『もしも…ドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら?』では、別世界のドクター・ストレンジと恋人クリスティーンの悲劇が38分で描かれる。ただし、カンバーバッチは本作の邪悪なストレンジとは別物とコメント。ディズニープラス配信中。
◆概要
「ドクター・ストレンジ」シリーズ第2作。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)第28作目。
【監督】
「スパイダーマン」シリーズ(トビー・マグワイア版)サム・ライミ
【出演】
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」ベネディクト・カンバーバッチ
「オデッセイ」ベネディクト・ウォン
「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」レイチェル・マクアダムス
「それでも世は明ける」キウェテル・イジョフォー
「ウインド・リバー」エリザベス・オルセン
「君の名前で僕を呼んで」マイケル・スタールバーグ
【公開】2022年5月4日
【上映時間】126分
◆ストーリー
マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆マルチバース
NWHで開かれたマルチバースがどう絡んでくるのか注目だった本作。“自由に行き来できる”能力を持つアメリカ・チャベスが冒頭から登場、ほぼ主役だったのには驚き。ただ彼女のおかげで、様々なマルチバースのストレンジが登場、別世界の自分を操るなんて突拍子もない発想に繋がり、映画の面白さがグンとアップしていたと思う。何よりついにX-MENの教授がMCUに進出、キャプテン・カーター含め別宇宙のアベンジャーズ集結も見ものだった(あっさりいなくなったけど笑)。ポストクレジットではクレア(シャーリーズ・セロン!)も現れ、インカージョンどころか、ストレンジとの行方の方がよっぽど気になる今後のワクワク感はさすがのマーベル。ペンキの世界や二次元、色んなマルチバースの世界をチャベスとストレンジが弾丸ツアーしていくシーンもシンプルに目を見開いて見てしまった。
◆ワンダ
“夢で見た事は、別宇宙で存在する真実”、この発想も興味深い。実際に見る自分の夢の見方が変わってきそうなこの発想もさることながら、切望していた双子の子供を諦めたワンダの決断も重々しい。MCU初のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で、ワンダの子供への想いが渾々とつづられ、“ヴィランでもあり母でもあった”彼女にどこか感情移入してしまった本作。強力なパワーを不可抗力的に得てしまった、どこかとても人間らしい彼女に、今後幸せが訪れてほしいと願ってしまう。
◆スピンオフ
MCUオリジナルアニメ「ホワット・イフ…?」で、クリスティーンの命を救うため幾度もタイムリープを繰り返したストレンジ。目的のために如何なる手段もいとわない彼の姿は、本作でも“第3の目”やクリスティーンのセリフ「あなたは自分でメスを持たないと気が済まない」にも現れていた。この「ホワット・イフ…?」はまだしも、「ワンダヴィジョン」は未鑑賞だとだいぶ本作で置いていかれる要素。肥大化を続けるMCUの世界観、“見ていなくても楽しめる”ものから、“見ていないと分からない”にマーベルが舵を切った、本作はとてもシンボリックな作品でもあると思う。
良かった。
序盤から、ストレンジの夢の中のアクションや、ガルガントスとのアクションが、迫力満点で良かった。
スカーレット・ウィッチのアクションも、圧巻で良かった。
アメリカ・チャベスのパンチも凄くて良かった。
終盤の、スカーレット・ウィッチが犠牲となる、倒壊シーンも良かった。
ストーリーも良く楽しめて良かった。
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