「ハズレ作でガッカリした」ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー dioさんの映画レビュー(感想・評価)
ハズレ作でガッカリした
鳥山明先生のやり方は否定してはいないが、本作のスーパーヒーローはぶっちゃけ言ってハズレ作。面白くなかった。DBファンとしてはガッカリした。レッドリボン軍編の焼き直しみたいで古臭く感じた。テンポがあまり良くなかった。
ガンマ1号と2号コンビのデザインは非常にダサい。もっと良いデザイン無かったのか?人気声優の起用は良いと言え、ハズレ役で宮野真守ファンにとってはガッカリしただろう。ジャッキー・チェンが出演した「キャノンボール」のモブ役みたいなもの。まあ、ジャッキーの「キャノンボール」の日本人ドライバー役はまだマシだろう。
セルマックスはともかく、ゴテンクスが不憫過ぎた。予告映像などでトランクスと悟天が大活躍するみたいに宣伝していたのに、フタを開けてみたらショボい結果となり、最初から出さなかったほうが良かったのでは?と思った。
主題歌が無くて、テンションただ下がりだった。主題歌がないのは、予算の都合か、主題歌を担当するアーティストがやらかして辞退したとか。自分の予想では、主題歌を担当するアーティストがやらかして辞退したことだ。勝手な推測だが、主題歌を担当するアーティストはゴールデンボンバーだったのかもしれない。公開の前年にメンバー2人が不祥事を起こしてしまい、もしかしたら主題歌を担当することが辞退されたのだとか。
悟飯が娘のパンを守る姿や悟飯がビーストに覚醒する場面や、オレンジピッコロは良かった。それ以外は微妙で退屈だった。
そういう内容になってしまったのは、コロナ禍で思うようにできなかったか、制作陣の「金稼ぐだけで良いでしょ」という気持ちの二つ。コロナ禍で思うようにできなかったとしたら仕方がないことだ。制作陣の金儲け主義みたいなやり方だったら、制作陣は天狗になったのかと思ってしまうからとんでもない。
