キャメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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原作(元ネタ)を知っているか知らないか、それも一つのポイント?
今年209本目(合計485本目/今月(2022年7月度)21本目)。
ということで場所を移してこちらの映画です。
もともとここの特集などにある通り、4年ほど前に大ヒットした「カメラを止めるな!」が元ネタにあって、それをフランス版で大胆に翻案してみました、という趣旨です。
私は原作(つまり、「カメラ」のほう)は見ていませんが、見ていなくてもストーリーがわかりやすいし、ギャグ映画の側面も持つ上、登場人物が余り多くないこと、さらに「笑いのツボはだいたい誰でも一致する」ことから、あまり原作を知る知らないは論点になりづらい気がします。
どうも多少の差はあっても原作をほぼほぼ忠実にリスペクトしたということであるようで、多少不穏当な部分(腕がどうだのという話)もそのままですが、これは仕方がないかなというところです。
それにしても、日本のいわゆる「スマッシュヒット」した映画がフランス語版でリメイクされるというのは珍しいですね。ほか、「ベイビーわるきゅーれ」などもそうなっていくのでしょうか…?(まぁあれも、そんなに日本の文化に極端に依存する内容ではないので、作ろうと思えば可能)
採点上、特に減点多少とすべき点はないので、フルスコアにしています。
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▼ (参考/原作タイトルが Coupez! である点)
・ フランス映画ですからここもフランス語です。動詞couper には「(肉などを)切る」という意味のほか、映画用語としては「カットする」という意味があります(ほか、「語句通り」に、映画の編集上、不要なものをそぎ落とす「カット」もこの動詞を使います)。
ただ、ここではいわゆる「カット!」という使い方で使われている、フランス映画ではよく見る表現です(小規模な仏和でものっています)。coupez「カット!」 は、動詞 couper「カットする」 の命令法の活用(のひとつ)です。
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途中退場
あと30分が我慢できませんでした。最初からずっとつまんなかった。
映画作りの物語なんだけど、もう少しシリアスだったら良かったんだけど、サスペンス設定なのに音楽がコミカルとかよく分からなかった。笑いを誘う映画なんだと思うけど。
ハマる人にはハマる映画なんだと思いました。
ミーハー、分かりやすいもの好きな私には駄目でした。
後半は、それなりに楽しめます
オリジナルの『カメラを止めるな!』は、劇場で2回、配信で3回見ているので、
フランス版リメイクを楽しみしていた。
前半のワンカットホラーにほころびがあったものの、後半はそれなりに楽しめる。が、オリジナルを上回ることはできていない。
オリジナルの前半のワンカットホラーは、ブラックコメディーでなく真剣なホラーであったからこそ後半へのフックになっていたが、フランス版は、おふざけ演出があって、どうも締まりがわるい。
主役の日暮監督がイケメンなのも良くない。凡人で押しが弱い監督だからこそ可笑しみが湧くのに、ハンサムな監督だとうらぶれ感がしないし、愛想笑いも絵になってしまう。
この俳優さん、死ぬほど走って頑張っているんだけどね。
オリジナルは、手作り感があったからこそ、応援したくなるし、感動も大きくなった。そんなことを再認識したのでアリマス。
それでも後半はご婦人方につられて、けっこう笑っちゃいました。オリジナルを見ていない人には、どう見えるのだろう。
どんまい!笑
元々ネタバレ厳禁な作品だし
リメイクだし
ある程度どうなるか分かってたと思う笑
だから、どんまい!w
しかし……
R指定は無いものの
血のりの量で言えば、絶賛公開中の「哭悲」と遜色ない気がしますぞ!笑
早くて安くて質はソコソコ。
なぜフランスでリメイク?オリジナルで爆笑したので、どんなアレンジなのか楽しみに着席。
同じ様に始まるゾンビ映画の撮影シーン。あら、オリジナルと全く同じ流れ。しかも、役者はフランス人なのに、名前は皆んな日本名、凄い違和感。ロケ地は昔、日本軍が実験していた所とか、設定が破茶滅茶。ま、理由は分かりやすかったけどね。
何よりこの作品、前半と後半の構成がキモ。オリジナルを観ていて、それを知ってるからか、後半のネタバラシに入っても、驚きが感じられず笑えなかった。コメディ映画というより、必死でリメイク作品をつくる監督のドキュメンタリー番組の様だった。特に元どんぐりの竹原芳子がいる事で、それが強調されてたな。
オリジナルを観てない人には意外性があって楽しいかもね。ソコソコ楽しめましたよ。
やっぱり笑えなかった
オリジナルを観た時、場内は結構笑い声がありましたが、私は笑えなかった。とにかく前半が酷すぎて、退場する方もいました。ただ、アイディアは良かったと思います。
で、今作。リメイクする必要があったのか。
制作陣のオリジナルへのリスペクトを考慮し、星3つとしました。
その後、キングダム2を観たのですが、あれ?さっき観たぞフランス版だけど、と思い少し笑ってしまいました。
オリジナル観ていません。ただ本作は「混乱、はちゃめちゃ、学生映画」的で面白くなかった。
日本版「オリジナル カメ止め」は観ていない。
だから日本版への興味もあって観た。オリジナル観てたら2番煎じの本作は観ていない。
なんか、有料パンフ見ると「構成等、基本パターンは踏襲」みたいだ
ワシ「映画撮影のつもりが、事実、ファクトとしてゾンビ🧟♀️🧟が出てくるものと、勘違いしてた。」
なんだよ「学生映画ノリのメイキングね。」
正直なところ、こんな低質なB級以下の作品=劇中劇みたいな・・
商業ベースに載らないと思う。
そもそも「生中継」の前提が・・・ボロボロ・・大学の映画サークルみたいな崩れ方
最初にひととおり流して、後で、メイキングと被せるというアイディア自体は良いけれども
笑いのツボ というか 面白みのツボが
サッパリ面白くない。
逆に同じこと2度繰り返されて、飽きてきたヨ。
とにかく
・本作
・裏方、メイキング
とも安っぽくて・・疲れました。こんなチープな映画はチープさ歴代1位です。個人的な意見です。
微妙な日本語のニュアンスと日本人の醸し出す雰囲気のオリジナルは
また、「別物なのだ」と想像してます。ですからオリジナルは面白いのでしょう。
セリフは短いのでフランス語の字幕は障壁になっていない。
やっぱりコレはフランス人向け🇫🇷おフランスのウイットは
「真珠湾の騙し撃ちの日本人(この表現は適切だ!ちなみにワシは若干右寄りの自称愛国者だから、誤解なきように。)」
にはおフランス🇫🇷様の洒脱は良くわかりませんでした。
竹原芳子(どんぐり)が若干気取ってるような感じ。おフランス🇫🇷カブレか?
まあイイんじゃないですかこの点は。
イヤイヤ(ゾンビ🧟♂️映画のつもりが🎬、実は本物のゾンビ🧟♀️)の方が良かった。
オリジナル観てない不勉強だからだけれども、(メイキング)は現実とごちゃ混ぜ状態、混沌でイマイチでした。
フランス特有のアレンジ
ちゃんとリメイク、ちゃんとカメ止め。
既に日本オリジナルを知っている身には、トレスにしか見えない印象は拭えないけれども。
フランス特有のユーモアセンスやキャスティングされた役者の個性、建物の構造を加味してアレンジされていて、これはこれで楽しめました。
逆にオリジナルを知っているからこそ、竹原芳子さんのセリフはオリジナルより強烈な皮肉になっていましたし。
これ、フランスの方たち喜んでくれたら、オリジナル版ファンとして嬉しいですね。
やはりこの手の作品のリメイク版は不利
さんざん迷った末に日本語吹替版を選択。
これが良かったのか悪かったのか…
あと、ネタバレ表記をどうしようかと思ったけど、今さら「カメラを止めるな!」のネタバレも無いですよねww
日本のオリジナル版は、確かに「アイデア1発勝負!」だったけど、そのアイデアがあまりに秀逸だったのでとんでもなく大成功を収めた訳で。
例えば既に一度見た人が、未見の友人と一緒に行って、その反応を観察するというタチの悪い(誉め言葉ね)のもあったなぁ。自分も劇場で3回、TVで1回見たほどには好きな映画。
そして今回はフランス版🇫🇷のリメイクですよ。これはもう期待せずにはいられなかった訳で。
ストーリーはほぼ同じ(リメイクなので当然)なので、もちろんあのネタバレの衝撃はなく、ただ単にオリジナル版との比較、あとは悪く言えば「アラ探し」のような目で見てしまったのが良くなかったのかなぁ。
でもオリジナルが好きならたぶんそうなっちゃうよね。
作品そのものはたぶん頑張って作っていたと思う。だけど見る側がタネあかしを知っている手品を見た時に、知らなかったあの頃の衝撃やネタバレを知った時の歓喜は望むべくもない。それを含めて見る価値はほとんど無かった。
申し訳ないけど、そういうこと。
実に丁寧なリメイク
実に丁寧なリメイクでした。
全体にオマージュが強く、監督とかもびっくり。
割に本気でやってくれているのが嬉しい。
オリジナルを大体忘れて頃なので新鮮に、と思ったのですが、始まってみたら結構思い出すものですね。
しょうがないのですが、前半は同じすぎて少し眠くなりましたw
しかし後半のパートはやはり面白い。
改めてオリジナルの脚本の巧さがわかります。
それとフランス独特のアレンジがまた良い。
言葉の中にエスプリが効いている感じなんですよ。
終盤の畳み掛ける辺りでは、私もですが場内で沢山笑いが起きていました。
竹原芳子の入れ方も実に効果的ですし、アレクサンドル・デスプラの音楽も贅沢。ラストへのまとめ方も良かったです。
それとエンデイングのフラテリスもすごいマッチしてました。
こういった形で日本の作品のリメイクがみれるのは嬉しいものですね。
とても楽しかったです。
良リメイク!!大傑作!!
原作より全然いい!!
原作は最悪だったけど(笑)
カンヌで絶賛され、スタンディング・オベーションが起きたみたいですね。
他の方のレビューを読むと、
原作は良くて、リメイクはダメ
って方が多いようですが、
僕は逆ですね(笑)
演技もルックスも、原作より全然いいし、
安っぽくなくなり、オシャレになってます♪♪
よくリメイクして下さった♪♪
ありがとう♪♪
ゾンビのコメディー部門では『ショーン・オブ・ザ・デッド』よりも、全然いい!!
ゾンビ・コメディーの大傑作誕生!!
ただのコメディーじゃなく、最後ジーンとします。
これから何回も観たい!!
唯一無二のどんぐり
『カメラを止めるな』といえば、コンセプトの面白さと、竹原芳子改めどんぐり再び改め竹原芳子さんの強烈なインパクト。
『カメ止め』の製作エピソードを、フランス版のリメイク話に置き換えるのは上手いこと考えたなぁ。再びプロデューサー役として出演出来るし。
あのキャラクターをフランス人に置き換えるのはきっとムリ。
一瞬凄む場面はゾクゾクした。
4年前に観た映画だから、こんなんだったと思い出しながら楽しめた。
首とかの安っぽさなどには、オリジナルへのリスペクトは感じられたけれど、さすがに300万円で作られたわけではないので、やはりそこは“チープ風"。
しかしケンが「腕なし野郎」とキックした後にチナツと走るシーンは、ものすごくフランス映画的だった。あの数秒だけまるでジャン=ジャック・ベネックスかのような、疾走するシルエット。あそこ好き。
20代の頃、配給会社に入って初めて宣伝した映画が『ドーベルマン』だったので、出演していた俳優さんには勝手に思い入れがある。
ロマン・デュリスもその1人。
日本では『パパは奮闘中!』以来かな。贔屓目ではあるけれど、今回も良かった。
オリジナルの偉大さを再認識できる
フランスでのリメイク版には、どんな新機軸が加えられているのだろうかと期待して観たが、日本人プロデューサーとの絡み以外は、オリジナルをそのまま作り直しただけで、やや拍子抜けしてしまった。
それどころか、前半の「ワンカットでのゾンビ映画」は、やたらと不自然さが目について、オリジナルよりも明らかに出来が悪かった。せっかくの伏線も、あまりにもあからさまだと、逆効果になってしまうということだろう。
この映画からは、とても、オリジナルを超えようという意欲は感じられないが、それでは、なぜリメイクしたのだろう。一つ確かなのは、オリジナルには、クリエイターに、「自分も同じことをやってみたい」と思わせるような魅力があったということ。
映像作品を生み出す際の苦しみと喜びを見事に描き出した「カメラを止めるな!」という作品の偉大さを、改めて思い起こさせてくれた映画だった。
【”キャメラを止めてくれ!。そして、脚本から見直してくれ!。リメイクの良さを出してくれ!。”放送事故レベルのドタバタ作品の低クオリティに驚いた作品・・。私の感性に合わなかったのかなあ・・。】
■私は、映画のレビューを挙げる際に、心掛けている事がある。
それは、映画の良さ(と悪さ)を出来るだけ、具体的に論理的に書くという、当たり前の事である。
だが、今作は、私の感性と合わなかったのか、全く響かなかった。
故に今作の良さが上手く書けない。御許し願いたい。
オリジナルの幾つかのシーンもキチンと描かれているのであるが、脚本が粗すぎるし、作りも雑である。
ミシェル・アザナヴィシウス監督の今作の製作意図が、良く分からない・・。
(オリジナルで、面白さと、カラクリは知ってしまっているので。)
<ラストで流れた、オリジナル作品を制作した、上田慎一郎監督の、”少し困った様なコメント”が、耳に残ってしまった作品である・・。>
カメ止め愛は感じるが残念な出来
リメイク版の新たな良さがないとオリジナルで見たほうが良いのが当たり前。
オススメしにくい作品でした。
ただ良心的に取り組んだリメイク作品だとは感じました。
残念。
せめてフランスでは赤字は出さないで欲しい。
カメラは止まらないけど、眠気で意識が…
リメイク前の作品は流行った当時に映画館で1回観たきりでだいぶ忘れてきてしまったが、この作品はそっちの方が良いと思い特に復習せずに観賞。
【序盤】
なんだかんだ観ていると思い出してくるもので、それと同時に後半への伏線となる部分の演技のオーバーアクションが気になる…こういうのってサラッとやったことが実は後々のここに繋がっていた…!みたいなのが燃えるわけで強調されすぎちゃうとなんか違うのよね…これは監督の意向なのかお国柄なのか。リメイク前を観ていない人がどう思うのか気になるところ。
【中盤】
ひどい眠気に襲われ数分間程寝てしまった。中弛みとはこういうことをいうのだろう。
【終盤】
中盤の眠気が吹っ飛ぶ程のワクワク感。でもリメイク前の方がワクワクしたな。終わり方は外国の家族っぽい感じがよかった。
【総評】
この作品って予算がないなか工夫して面白くしてるところが売りなわけで、いちおうリメイクならではな要素を追加してあったけど、予算がリメイク前よりあって全く同じ展開ならこの作品の売りは?と思ってしまう。
でもリメイク前をまた観たいなと思わせてくれる作品でした。
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