「「かそけき」という言葉を聞いて、自分の一番古い記憶は古文の授業中に寝てしまい先生に怒られたことだったろうか」かそけきサンカヨウ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
「かそけき」という言葉を聞いて、自分の一番古い記憶は古文の授業中に寝てしまい先生に怒られたことだったろうか
みんな優しすぎるこの作品。友人が個人タクシーを開業するにあたって「サンカヨウ」という屋号にしたためすぐに花を調べてみました。当時は「透明になる花なんてあるのか?」などと不思議な気持ちになったものです。山にでも登らないと滅多に見られない花。しかも、雨が降ってたら山にも登りたくありません・・・
映画の編集作業をしているお父さん。二股の結果が死だなんて・・・それこそ儚い内容だったけど、この劇中劇の赤い服の女の子。違いをくみ取る主人公の陽の感性も父親譲りなのだろうか、互いに信頼し会える親子の形もいいな~と思う。
本当はいつでも壊れてしまいそうな家族の関係。思いやることができる子ばかりでうらやましいとも思う。大きな事件と言えば実母が自分のことに気づかなかったんじゃないかと悩む陽と、陸の心臓手術くらい。「好き」だと告白することだって日常だと思うし、ドラマとしてのメリハリはないのに、なぜか優しい気持ちになれる。そんな作品。
今の世の中、友達が風邪で休んだとしても、コロナじゃないかと疑ってしまいがち。こんな日常が早く戻ってくればいいな・・・
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琥珀糖さんのコメント
2022年7月14日
今晩は。
〉みんな優しすぎるこの作品。
ほんとうにですね。
「サンカヨウ」
はじめて知りました。
繊細で清純な演技の志田沙良さん。
ガサツな私にも、清らかに思えて好きな作品でした。
(おじゃましました)