SEOBOK ソボクのレビュー・感想・評価
全100件中、1~20件目を表示
ソボクの属性を盛り過ぎだが、特撮とロードムービー調は悪くない
韓国映画でSFサスペンスアクションというのは珍しい気がするけれど、クリーチャーやゾンビが出てくる娯楽作はいくつかあったので、超現実的なスペクタクルをCGで描画する技術力はそれなりに蓄積されてきたのだろう。主人公ギホンが護衛することになるクローン青年、ソボクが操る念力によって人や物が吹っ飛んだり破壊されたりする場面の視覚効果はなかなかのクオリティだ。
それにしてもタイトルロールの彼、人類初のクローンで、永遠の命を持ち、おまけにテレキネシスの使い手なんて、属性盛り過ぎのキャラクターではないか。あまりに無敵すぎるとサスペンスにならないが、そこはうまく弱点を持たせてバランスをとっている。
逃避行を続けるギホンとソボクが、少しずつ心の距離を縮めていく感じ、これもまあロードムービーによくある展開だが、それなりにしみじみと味わいがあり、アクションパートとの対比も効果的だ。
❇️感情移入できひんかった。なんやろうな。知らんけど🤭
ソボク
🇰🇷韓国
極秘実験でクロン人間が完成していた。不老不死能力と脳波で気流を操る事ができる『ソボク』と名付けられた少年。
余命一年と申告される頭痛持ちの主人公がソボクをドナーにと付き人を依頼されるが、謎の拉致軍団に移動中襲われる!
極秘実験関係者も謎の拉致軍団も信用できないまま、主人公とソボク逃避行。運命は⁉️
◉64点。
★彡やや感情移入しにくい流れだったし、絆も浅くて無理があったなぁ〜
⭕️良かった点。
1️⃣クローンから言われるさりげなく何気ない言葉の数々が、深く主人公に刺さる。
★彡また最後のセリフには泣けました😢
❌残念な点。
1️⃣ソボクの能力がいまいちわからなくて、シーン毎にそんな圧をかけられるんだ?などと、ある意味もっと最初から使ってれば良いのになどと思ってしまった。
★彡リミッターがあったとしても、腑に落ちない。
2️⃣ラストの鳩も🐦なんか嫌いな演出でした。
★彡CG感もあるし…
^_^🥹🤮😈👨🔬🧑🔬👩🏻🔬🤱🏻👟🪨❄️🌫🍜🛳🌃🕳
切ない映画
2023
53本目
蓋を開ければ、味方なんていない。
右に行こうが、左に行こうが、上も下も全て敵。
永遠の命とクローンの命…
いくら考察しても、
このエンディング以外は成立しないストーリー。
ある意味、意地悪だ。
長く生きるよりもどう生きるか
長く生きたら欲望が増長するのも分かるし、でも死ぬのも怖い。
想像していたSF映画とは違っていたけど、命がけで逃げる緊迫感の中、クローン人間のソボクと彼を守るギホンが少しずつ心を通わせていく丁寧でゆっくりとした時間の流れが素晴らしい。
生と死について考えさせられる一つ一つのセリフや風景をしみじみ噛み締めたい。
ソボクのセリフの1つ1つが、、、
いちいち心に刺さる。
永遠の命を持ったクローンを通じ、なぜ我々は生きているのか?ということまで問われるSFアクションエンターテイメントムービー。要素が盛りだくさんで、最初から最後までハラハラドキドキしながら、人間とは何かを考えさせられる良作。
ソボク・・・哀しきクローン
2021年(韓国)監督:脚本:イ・ヨンジュ
《命とはなにか?》
生きる意味を考えさせられる映画でした。
スケール大きいSFアクション大作、面白かったです。
永遠の生命を約束されたクローンの青年・ソボク(パク・ボゴム)と、
彼を守る役目を押し付けられた余命わずかな元情報局員・ギホン(コン・ユ)
ギホンは脳腫瘍のため余命1年の宣告を受けている。
ソボクを医学的に利用して、生きたいと願っている。
ソボクを護送するギホンと2人のロードムービーとも言えます。
ソボクのパク・ボゴムが無垢な少年を演じてますが、無機質でクローンにピッタリ。
ギホンのコン・ユはいかにも頼れる兄貴がハマってます。
世間知らずで研究所と言う《鳥かご》しか知らないソボクの、
市場体験や洋服選びを楽しむシーンなどほのぼのします。
インスタントラーメンを初体験したり、かわゆい!!
しかし、アメリカ軍、韓国政府、諜報機関などが、ソボクの命を狙って追ってくる。
オットットット!!!
ソボクはクローンだけど、薬の副作用で、大変な超能力者なのですよ!!
その展開、驚きでした。
(アベンジャーズかと思っちゃった。)
眉ひとつ動かさずに、大変な超能力を発揮いたします。
永遠の命を授かっても悩むソボク。
余命わずかなギホンも、“死の恐怖“に向き合い、
生きることの意味を問い直すことに。
美しい詩情あふれる海沿いの風景。
静かなBGMと語り口。
そして対照的にスペクタルなアクションシーン。
宿命にあらがうギホンとソドクの運命はいかに??
観終わって、きっと涙が頬を伝いますよ。
過去鑑賞
いろんな意味でバランスが良い♥️
アクション部分とそうでない部分とか、コン・ユとパク・ボゴムの画映りとか、いろんな意味でバランスが良いわ~。
ボゴム君この時徴兵も終わって25歳過ぎてる筈なのに、もう高校生位にしかホント見えない。
ピュアで残酷なとことか丁度よい年齢設定だと思う。これ以上低年齢だと痛々しすぎるわ、私には。
あんまり幅を広げてなくて、時間内にちゃんと纏まってるところも良き。
お休みの日にたまたまWOWOW点けたらなんだか最後まで観ちゃった的な映画です。
SFというよりヒューマンドラマ
余命僅かなギホンがクローンの青年を護衛する任務を受ける。クローンのソボクの骨髄から自分の病気を治せると聞いて、必死に彼を守る。でもだんだんソボクの純粋な心に気づいて、自分の命の為というより、ソボクを守りたいと思うようになる。
実験材料としかソボクを扱わない周りの大人たち、その中の1人である女性研究者はソボクの母なのだが、彼女とソボクの間には愛情があり、ソボクもちゃんと人間の感情を持って成長している。ソボクの純真さがとても切なく、ソボクによってギホンの心の内も変化していく様子が切なく、SFというよりもヒューマンドラマでした。結末もなかなか切なかったですね。
ミュータント化したクローン
主人公は情報局OB、極秘プロジェクトで誕生したクローン人間の護衛を頼まれる。
次第に心を通わせるようになる二人に、襲撃者が襲ってくるが、クローン人間には超能力が備わっていた。
ドラマが泣かせる。
鉄雄の姿を重ねました。
ラストのアクションシーンに実写版「AKIRA」の夢を見ました。
韓国の映画監督に任せて日本人キャストで出来るんじゃ
ないだろうか?と叶わぬ夢を見てしまいました。
韓国ノワールばかり観てる自分にとっては、
なんか物足りないような、えらい静かな映画な印象を
受けたけど、ソボクの能力やアクションシーンを
魅せるための静かな日常と言う感じだったのかな?
2人で車に乗って絆を深めるシーンはブロマンス的で
このバディもありだなと思いました。
ぶっ殺してやると言う話ではなく、
どう生きるか、なぜ死ぬのか?と言うのをずっと模索
して行く物語で、
いずれ死ぬ事と永遠に生きる事は同じ怖さだ。
と言うのは盲点でしたし、確かにそうかもなと
思えました。
ソボクの永遠に生きると言うのは、あの自衛本能とも
言える能力あり気の事だったんだな…
なんかモヤモヤもするけど、SFアクションでも
ここまでやれます。と言う韓国映画のパワーは感じました。
似てる
海辺のシーンを見てるとヘブンズドアを思い出した。
ストーリー的には特にかもなく不可もなく。
よくあるストーリーを色々ちょっと変えて見ました。的な。
主役の二人はビッグネームで脇役も安心感を持って見れるメンツ。
特に興味を引く展開はなく、あるいみ予定調和。
主役は眼福だが、他は。。。
リリカルで切なかった。死ぬということが怖くなくなるようなスゴイ映画...
リリカルで切なかった。死ぬということが怖くなくなるようなスゴイ映画でもあった。
特に、命を自身の手中におさめようとした金持ちのジジイは醜いと思って、腹が立った。
とても倫理的な映画。
深くを求めず楽しみましょう
あまり良いレビューがないようですが、個人的には楽しめたかな。確かに設定の詰めが薄いこと、主人公の死とクローン永遠の命の対比、永遠の命がもたらす不幸などの既視感はありましたが、演技と壮大なアクションで飽きずに見られました。娯楽映画としては良作でしょう。倫理や人生哲学など崇高さを求める映画ではないので。
序盤から中盤はかなりいいと思ったが。
凸凹コンビのロードムービーでやさぐれ主人公の変化と無知/無垢なソボクの成長物語でもあり、とベタなところも含めて楽しんでいたのだが、終盤の展開は…うーんそっちへ行くのですかそうですか。
まあ見映えはするのかも知れないけれど。
観れて良かった
もう上映している映画館ないだろうな…と諦めていたのですが、特別上映していると情報あり。急遽観てきました。
ボゴミ目当てで行ったのですが、スクリーンで観るコンユ様は顔が小さく足が長く、とても素敵でした。
映画の内容はとても悲しく辛いお話でしたが、うまくまとまっていてあっという間の時間でした。アクションシーンは大画面で観ると迫力ありますね。
韓国ドラマにハマっているのですが、今後は映画もチェックしてまた見たい作品があれば行きたいです。
全100件中、1~20件目を表示