グラデーションのレビュー・感想・評価
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早くライター返してあげて
碑文谷で独り暮らしをする男子大学生の一夏のお話。
バイト先の立ち飲み居酒屋に現れたサラリーマンともホストとも違うけれど、スーツを着た20代のイケメンと知り合い巻き起こるストーリー。
彼女はいない様だけどモテ男でセフレと思しき女性がいる主人公が、いつもつるんでいるモテない友達に付き合って訪れたキャバクラで、ボーイとして働く件のスーツのイケメン兄さんと再会し、交流が始まっていく。
参加している囃子にしても、女にしても、何だか地に足がつかずモヤモヤしている主人公が、何となく憧れた身近な人との交流で自分を考えるってことですね。
自分とはかけ離れたタイプではあるし、憧れる相手もう~んというところはあるけれど、そのぐらいの年齢を考えたら、気持ちは判らなくはないかなとは思うし、少しは自分がみえた、若しくは、その切っ掛けは出来たのかな。
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