決戦は日曜日のレビュー・感想・評価
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あんまり…
何を伝えたいのか。
選挙の裏側って面白い!
「この映画お気に入り」
なんだか中途半端
うーん・・・・なんていえばいいんでしょうね。微妙
川島昌平って
映画ネタですかね。政治コメディということで、絶対観たいと思いかなり興奮して劇場へ行ったけれど、2週目でもかなり上映回数が減ってしまった。
ストレートに告発するというより、絶対的に勝つ環境になっていることをブラックコメディで表現するのは珍しい。恐らく、監督としては自民党支持者に拒否反応を持たれてしまうような作品にしたくないと思ったらしく、個人攻撃は避けて、当事者含めて、この環境自体に疑問を投げ掛ける。愚民としての国民や絶対的な悪としての政治従事者を描かないのは、かなり大人で好感を持った。ただ、その誠実さ故に左翼を気持ちよくさせるようなカタルシスがなく、興行的に厳しいのかもしれない。負けたくても、環境が絶対的で負けられない候補者はリアルだ。候補者は流石に誠意を試されそうだけれどそこが緩くてこんな人がきてしまうというのは女性だからこそ、という理解で良いだろうか。事務所の内田慈さんがしっかりした雰囲気と大人な態度が絶妙で男社会でも上手くこなしていきそうな態度を表現していて素晴らしい。政治ネタを扱っても商業映画が成立できるように興行的にも成功してほしい。
こういう風刺映画を待っていた!日本でこれを作った勇気に称賛!!
アメリカにおいては、ジェイ・ローチやアダム・マッケイ、ジョン・スチュワートといった政治風刺コメディは日常茶飯事であり、『サタデーナイト・ライブ!』などプライムタイムのコメディ番組でも頻繁にディスられているが、どうも日本は政治にメスを入れようとする勇気もなく、当たり障りのない目線が多い。
今年公開されたドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』も、明確なエビデンスがないというのに、GoToがコロナ拡大の原因だとか、こじつけ決めつけ、部分部分を切り取って文句を言うだけの菅政権への批判がメインで、視点が偏っていて、左翼プロパガンダ色が強い。
中間的目線から日本の政治や選挙システムのおかしさを描く作品というものはないだろうか……やっぱり日本のクリエイターに、そんな勇気がある者はいないのか……と思っていたが、求めていた政治風刺作品がまさに今作!!
選挙とは何かを改めて考えさせられる一方で、誇張されているとはいっても、実はそうでもない日本の政治のバガハカしさを浮き彫りにしている。世間を知らない政治家の2世、3世の世間知らずが生むバカバカしさ、SNSやメディア戦略によって公約の本質よりもタレント性、カリスマ性で売り込むしかない現状など、今作には、選挙に対する不都合な真実が盛りだくさんに詰まっている。
近年は、視点が偏っているベテランよりも、20代の監督の方が良くも悪くも怖いもの知らずで、冒険的作品が多いような気がしてならない。
今までにも、日本映画で北朝鮮を感覚的に描いた作品というのは、『宣戦布告』や『空母いぶき』など、ないこともないが北朝鮮ミサイル発射問題を、ここまで直接的かつコメディ要素として取り込んだ作品があっただろうか…….
本人がそうというわけではないが、宮沢りえの良い具合にバカな二世政治家役がはまり役で、いい味を出している!!
今っぽい選挙あるある!大人のコメディ
宮沢りえの魅力が存分に生かされていて、それをうける窪田正孝がとても良い。ドタバタコメディではなく、脇を固める役者さんも皆しっかりと味があり、滑稽で上質な大人の喜劇を楽しめました。本当にこんな感じなんだろうなあ、と想像したりして。
赤と黒のエクスタシー
2022年映画館鑑賞2作品目
1月16日(日)イオンシネマ石巻
窪田正孝宮沢りえ初共演という新鮮さ
映画館に行ってスクリーンで観ずにいられなかった
監督はオムニバス映画『らくごえいご』の『猿後家はつらいよ』の坂下雄一郎
脚本も坂下
政治系コメディー映画
病で倒れた父に代わって衆議院選挙に立候補する娘とそれを支える秘書の喜劇
秘書で主人公の谷村勉に窪田正孝
父の地盤を受け継ぐことなった川島有美候補者に宮沢りえ
選挙事務所の若手岩渕勇気に赤楚衛二
選挙事務所の紅一点田中菜々に内田慈
選挙事務所のベテラン濱口祐介に小市慢太郎
選挙事務所の中堅向井大地に音尾琢真
ぽっちゃり政治記者に駒木根隆介
選挙事務所に商品を売り込む営業マンに前野朋哉
政治を扱った社会派コメディー映画としては及第点に達している
だから星1とか2はありえないが星5もない
後半で嫌がる候補者に同調して秘書が落選工作を始めることに関してはあまりにもリアルじゃないし馬鹿げている
タイムスリップしてきたばかりの侍ならともかく田中が話した炎上の話を全く理解できない向井も流石にありえない
初めから当選間違い無しの選挙で当然のことながら当選する
東国原英夫が宮崎県知事選挙に立候補しまさかの当選を果たしたがそういう感動はない
だからその点では面白みがない
後援会の爺さんトリオや地元の地方議員と対立するところが良い
炎上系ユーチューバーを暴力で懲らしめる場面はスカッとした
事務所の屋上で演説したあと転落するあの一連のシーン好き
中国人朝鮮人を日本から排除しようと訴えるヘイトスピーチはむしろ多くの国民に支持されたわけだがこれはとてもリアルだ
所詮日本でリベラルなんてノイジーマイノリティにすぎない
窪田正孝演じる谷村の強すぎず弱すぎないちょうどいいキャラが良い
なにかとトラブルを起こす新人候補者川島を下から説得する姿勢が秘書らしくてなかなか
宮沢りえ演じる川島有美がとても良い
誰を参考にしたのか誰と誰を参考にしたのか全く分からないが見事な役作り
1人だけ舞台俳優のような表現力はこの役にピッタリ
エンドロールは普通
おまけ無し
予告では軽いノリのコメディーの様な売りだったのに中身は真面目なコメディー。でも日本の選挙に蔓延る「選挙屋」を皮肉る映画としてはこの温度感が良い。窪田正孝は好演。
①個人的な体験として選挙事務所で何回かボランティアをした身としては、そのリアルさに感心。②日本の政治(国民の生活の基盤・ルール)に携わる人達は、こんな風にして選ばれているんだ、という実態とアイロニーとが若い人に伝われば良いのだが。③映画としては宮沢りえが登場するまではどういう映画にしたいのか輪郭が掴めずやや困惑。監督に演出力があるかどうか、良い又は力のある映画かどうかは冒頭の数分で大体分かるので、その点では減点。④宮沢りえ扮する新人候補がどういう人物なのか輪郭がハッキリしないのも不満。こういうコメディでは思い切り振りきるか、あくまで真面目に演じきるかのどちらかが良いと思うのだが、いい年をしてワガママを言いキレまくるオバサンにしか見えず感情移入できないのが痛い。後半、落選計画が悉く裏目に出て支持率が上がる皮肉な展開でコメディーらしくなるが、そこでも何を考えているかストレートに伝わって来ない。実力のある女優なので演技計算に間違いがあったのでは。⑤脇を固めるのは実力のある演技陣ばかりで、真面目に演じつつもそこはかとない可笑しさを漂わせて好助演である。
内容はともかく(笑) 役者さんがすごいなーと思わせられる作品 窪田...
ダンス教室
元防衛大臣で衆議院議員の父親が病に倒れた中で衆議院が解散となり、代役として立候補することになった政治ど素人の娘と、彼女を支える秘書の話。
政治ど素人どころか常識が欠けている上に、厚顔無恥で人の話を聞かず根拠のない自信は満々な御令嬢に、コメディとはいえ物語としてこの人を担いで踊らせる物語で大丈夫か?と感じる序盤。
バリバリコメディで誇張しまくりだしハチャメチャだけど、そんなアホなことはないだろう…とも言えないある意味リアルな展開の中、まずあり得ない屋上の件あたりで急成長!?
あれ!?まともな思想持ってる!?
現実では流石にここまで畳み掛ける様なことはないだろうけど、そうこれが日本の選挙と政治のシステムですよ。
自分の色が出せるのなんか3期目ぐらいからじゃないですかね。
但し、クリーンでいられたらね。
そんな選挙戦の様子と国民の愚かさを揶揄しながら、計算し根回しし笑って憤って開きなおって、当選すれば1期目からでもイケるんじゃ?とも思わせる様な資質も垣間見えるストーリーが、面白おかしくテンポも良くてとても面白かった
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