そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
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あり得ないかもですが
稲垣来泉ちゃん、さりげな〜く石原さとみさんと仲良し親子してて、成長して永野芽郁で義父が田中圭。石原さとみさんはどこ行った?
初めのうちは義父の田中圭さんとの接点が理解できず?が頭を飛び交う状態。
だんだんとわかって来ましたが、石原さとみさんは?
石原さとみさん演ずる梨花が来泉ちゃん演ずるみぃたんを心底愛して愛してやまない様子に
ここまでできるのか、と思っていたら、最後でさらに梨花の本当に海より深い愛の真の姿を見るわけです。疑った自分が恥ずかしいぐらい。
ただ、自分のことよりみぃたんのことをこんなにも愛せるのか疑問に思いました。それは幼いながら強く生きてなおかつ笑顔を絶やさず可愛さ満点だからでしょうか、いえ、それ以上に血が繋がってなくとも親子の愛が生まれていたからだと思うのですが。
三人のお父さん達の優子(みぃたん)への愛情もい
いなぁ、と思いました。
森宮さん(田中圭)泉ヶ原さん(市村正親)水戸さん(大森南朋)の役者さんも選んでるかなぁ、と感じました。皆さん、色々な役をこなされますが、
一見ほわっとした雰囲気、市村正親さんは、最近のプライベートニュースで私の中での評価爆上がりでして、お金に糸目をつけずみぃたんを可愛がる様子が父のようでも祖父のようでもありとにかく愛する眼差しで見守っていました。
こうして三人の父親のもとから嫁いでいくのですが、梨花を失った悲しみよりも梨花の深い愛情を知ることとなりその喜びの方が大きいのでしょうか、幸せいっぱいのラストとなっています。
バトンで辿る母の大きな愛情
原作未読
ないた。
ひたすら泣いた。
出会う人みんな良い人でよかった。
タイトル回収されるのも良い。
石原さとみかわいいなあ。
けど可愛いだけの映画じゃない。
自由奔放に見える母が娘のため、いろんな人に想いを託して…。
これが、母が娘のためにしてやれる最後のことなのか…。
本当良作でした。
22.6.30 スカパー
森宮父さんが中でも素敵!
2つの家庭がどう繋がって行くのか?中々明かされない様なストーリー展開なのだけど、やっぱりそうなんだって。こう言う家庭(過程?)になっていく事が現実にも起きる事はあるかも知れない。少ないだろうけど。森宮父さん、茂ちゃん父さんも寛大でみんな本当にいい男ばかり!梨花母さんは優子を愛している事が分かったから何かあるのだろうなぁとは思ったけれど。
みんな良い人ばかりの良い映画でした♪
ピアノ練習嫌いで悩まされた自分の過去、母親の愛、父親との関係、色々と思い出されたりして、今このタイミングで『この映画』と出会ったのは何なのだろう?と思いながら観ました。
別要素の綺麗な融合
言い方は悪いが、その時の必要性に合わせて夫と暮らしを変えてステージアップする女性、梨花が石原さとみ。
梨花は笑顔が最強の自分の武器だと気が付いている。
だから、笑っていれば3割増。
笑っていれば運が転がり込むと継子に教える。
継子のみぃたんこと優子役は永野芽郁。実母を早くに亡くし、実父はブラジルにカカオ豆の事業に行き置いていかれる。ブラジルとの文通は届かず(梨花に止められている)。
そこから、みぃたんにとって親=ママ=梨花に。
後から振り返れば、寝てばかりなシーンがあったが、元々病弱だったとは。具合が悪くても、海に連れて行くなど、みぃたんに梨花なりにできる限りのことをしていたことが伝わっていたからこそ、優子はママっ子に成長。
でも実父不在となり、梨花は資金を婚活に回し、家庭困窮。泉が関さんという、初婚の妻に先立たれた男の後妻として、新しい夫を確保する。
みぃたんはピアノの夢を叶える事ができた。
しかし泉が関さんは高齢。梨花の体調も悪化。
治療しながら同窓会で次の婚活。
梨花と同い年、東大での森宮さん(田中圭)を見つけ出し、結婚式の場でみぃたんの存在を打ち明ける。
そこからはみぃたん=優子にって、お父さん=森宮さん。
父親が森宮さんで、本当に良かった。
・お人よし
・美味しいご飯で優子がホッとできる居場所を提供し続ける
・父親らしさにこだわるが、それを打ち明けられる、かっこ悪いところを見せることを隠さない本当の自信
・学業
実父は手紙が届かなくても、帰国時に日本に会いに来る事はいくらでもできたはず。それを惜しんだ実父より、森宮さんだなぁ。
田中圭そのものには特にアドバンテージを感じないのに、水上恒史というイケメン枠も、理解がある優しいお金持ちの泉が関さんも出てくるのに、理想的な父親に森宮さんがなるのはやっぱり、ごはんの力=直接的に育てていることが大きいと思う。
その森宮さんの元からも、梨花は治療でいなくなる。
そこで優子とは今生の別れとなったが、
泉が関さんには梨花は治療などで世話になり続けたようだ。
優子の願い、「ママに死んでほしくない」を最期まで貫いて、優子には病気だと悟らせることはせず、亡くなったことも泉が関さんと森宮さんを経由して優子の耳に入るほど。
優子が、「ママに会いたかった。森宮さんがちゃんと見てないからじゃん。」こうぶつけられるのは、森宮さんがしっかり父親だから。それでもママと言うかと森宮さん目線だと思うが、森宮さんという父親いてこその「ママに会いたかった。」こうなるまでにどれだけ森宮さんが頑張ってきたか。とても感激する。
ママの根性と常に笑うところは、しっかりと優子に受け継がれた。男性を見る目は、これからわかるかな。
作中、お肉とフォアグラの融合料理の由来ともなった、音楽家であり料理かでもあったロッシーニが出てくる。
・父親と母親の組み合わせが変わっていく
・ピアノが好きな優子と、料理がうまい森宮さんとの暮らし
・早瀬くんと優子の、全く違う育ち方の2人の、料理と音楽の融合
が出てくる。
全然違う出所であっても、尊重しあい、味わう人に心地よく、綺麗に合わさることは可能なんだなと思わされる。
継父と継母に囲まれ育つ優子だが、下手したら継父に乱暴されたり悪戯されたりしていた可能性もある。
心が綺麗な父親達に恵まれていたから、綺麗な話にまとまるが。でもそういった男性達を婚活から見つけ出し、結婚までまとめてくるのも、梨花の見る目と実力。
元々チョコレート工場にいた時は、全く派手には見えないのに。
失恋ショコラティエの延長のような石原さとみの、衣装を見ているだけでも面白く、スタイリストさんが気になる。
綺麗で可愛く愛嬌がありただの馬鹿には見えない、ちょうど良い美貌を兼ね備えた石原さとみだからこそ、成り立つ継母像。
そして石原さとみがそうした美貌を持つのは、そう見せずにぎっしり努力して磨き上げる石原さとみの現れで、その人格が容姿や表情にしっかり現れ、役にも反映されている。
素の石原さとみの、人に動いてもらう前提の声かけやぶっきらぼうな応答に驚いた事があるが、そうした一面も、役に反映されている。
人って見ているんだなと思わされた反面、
血の繋がりがない間柄なのに、永野芽郁はしっかり石原さとみの娘に見える。
目のぱっちり具合よりも、芯がとても強く根性があるのに、奥の実際を悟った上で、親しみやすい言動をあえて取るところが。
梨花と優子というよりも、女優としての石原さとみと永野芽郁の共通点が見えた気がした。
原作未読
名字が4回変わるという事が冒頭で告げられ
どんな展開で変わるのか、、
梨花さんの名字も途中で入るのね。
2つの家族が繋がって伏線が回収されていくと同時に
涙がこぼれたけれど
梨花のキャラって原作でもあんなに
高級ブランドを買い漁る派手な女なの?
服を買って食べるものがないとか
高級服に身を包み、病院の治療費を元夫に無心に行くとか
奔放さと、みぃたんへの愛情となんだかうまく
一致しなかったなぁ。
そもそも最初は工場勤務の女性だし、、
病気があるなら2番目の財産のあるお父さんの元で
治療しながら家族愛を育んでみぃたんと暮らすのが良かったのではないか。
実父にも義母にも捨てられた優子の気持ちを考えたのか
いや、3人の夫がいい人で梨花を受け入れてるから
泣けるんだけど見方によってはとんでもない女で
優子がとんでもない子に育つ可能性だってあったよな。
永野芽郁ちゃんのピュアな演技には拍手。
4人目の父親目線
予告編を観た印象では、大体想像できそうで、感動もお約束のような印象だったので、失礼ながらそれほど目新しさを期待せずにDVD観賞しました。まずもってよかったのは、どの登場人物も等身大かつ魅力的だったこと。森宮壮介(田中圭)の平凡の中に光るものがあるキャラ設定に共感でしたし、何よりも森宮優子役が永野芽郁だからこそ、この映画全体を包み込んでいる清々しさが存分に表現できていたように感じました。そしていよいよ混迷を極めた親子関係からの巣立ちの時に、とっても好青年に見える早瀬賢人(岡田健史)だからこそ、モノローグ「そして、僕にバトンが渡された」が心の隅々まで染みて、まるで優子の4人目の父親目線で見守ってしまいました(笑)。この物語はかなり特異なシチュエーションを描いていますが、親から子へと命のバトンが渡されるイメージとも重なって、多くの人に響いたように感じました。エンドロールに前田哲監督の名前を見つけて、「見覚えがあるなぁ」と確認してガッテンしました!比較的最近観た「老後の資金が足りません」(21)もとても好きな作品だし、何よりも「極道めし」(11)が大好きなので、着々と傑作を撮り続けていることが嬉しかったです。
宣伝がジャマしてた
稲垣来泉ちゃんは永野芽郁ちゃんの子供時代、ピッタリだなと思って見始めたが、なかなか交わらない…別の役なのか?と思いはじめた頃に、やっぱり一緒の人物なんだ!そういう風に繋がるんだと驚かされた。
その時点で、もう一度最初から見ないと終われない…と。
卒業式で二人が重なったときには涙、、来泉ちゃん→芽郁ちゃん、いいバトンが渡った。
でも、まだ映画は半分。そこからは時間を忘れ、惹き付けられ、終盤は涙がとまらない。
心が温かくなる映画です。
それにしても石原さとみさんの美しさにうっとり。魅力的で、危ないと分かりつつも一目惚れしてしまう気持ちが、女性でも分かる!この役はハマリ役でした。そして、泉ヶ原さんの言葉にもあったように、なりふり構わず一生懸命な姿が助けてあげたいと思わせる、愛おしさも兼ね備えていた。
ただの魔性の女の役と思い込んで見ていたので、いつか豹変して虐待でもするのかと思ったが、いい意味で裏切られた。
本当に愛があったとしたら、なぜ?の疑問も最後に解かれ、すべてが府に落ちる展開だった。
父親3人の配役もピッタリでこの映画に説得力をもたせている。
時間をおいて、きっとまた見たくなる映画。
時間をおいて、また見た感想は…
何度見ても幸せな涙を流せる映画です!
いい人たちに囲まれる幸せ
配役のバランスは非常に無難だなと思いました。お金持ちの役で出演されている市村正親さんもフィットしていましたし、子役の方も素晴らしい演技でした。欲を言えば、義理の父・森宮さんの役ををもう少し人の良い天然キャラな人だともっと好みでした。
原作を読み、映画を観てしみじみと思うことがあります。子育てを実の親だけの義務と捉えずに、いろんな人が関わっていいのではないか、と。多感な時期に扱いが難しい時もあるでしょうけど、家庭崩壊しているようなところよりももっと幸せな居場所はあるよ、と思うのです。
トー横キッズな少年少女や、それに近い子たちが、保護施設のような場所ではなく、もう少しゆるい関係性で居場所があると気持ちが軽くなるのではいかな。何かあったら訴えられるから、そんなことやる人はホントにいいひとなんでしょうけどね。でも、そんな環境があれば応援したいですね。
バトンかぁ
予備知識全くなしで、案の定、石原さとみの服装や波瀾万丈の自分勝手な母親と思い込み、可哀想なみぃたん。。。幸せになってほしいなぁと観ていた(~_~;)
おいおいオイオイ、最初から最後までこの子は幸せだったじゃないかぁ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
子供を失う怖さは親になってみないと分からない、それでも子供の為に身を引いて見守る母親の姿。子供の為に身を粉にして守る父親の姿。そこには家族の愛以外何物もない。。。
そんなバトンを次に繋いでいく物語…俺も娘をいつか誰かに繋ぐ日が来るのかなと思うと感慨深くなるわ‼︎
いい映画でした。
映画館で見るべきだった
今更ですが、Netflixで鑑賞。映画館で上映されている時、さんざん見るかどうか迷っていた作品です。
いやぁ、これはやばい。家で見てこれだけ感動したのだから、おそらく映画館で見ていたら号泣ものだったろう。映画館で見なかったことを激しく後悔したわ。
石原さとみのみぃたんに捧げるとてつもない愛情の連続。しかしながら途中で居なくなる。なんて無責任で、3度も結婚を繰り返す自由人なんだ!と視聴者に思わせておいてラストのどんでん返し!それと卒業式に流れる「旅立ちの日」の哀愁漂うメロディに涙、涙する。
梨花さん最高です。
バトンが渡る
よくできた、素敵なお話。現実に起こるにはかなり難しいと思うし、仮に現実に起きてたら、特に子ども視点ではもっと精神的に不安定だと思う。
ただ、こんな素敵なことも起こるかも、と人を信じる気持ちにさせてくれる映画だった。
なかなか良き
石原さとみの母親役には無理があるだろうと、なかなか鑑賞しようとは思えなかったのだが。。
子供を実親から引き離してしまうなど、諸々ありえない設定なのだが、ザ・石原さとみなぶっ飛んだキャラ設定もあってかなかなか面白かった。
登場人物が皆いい人すぎ(笑)
涙腺崩壊
NETFLIXでみました。
色々な愛の形に涙が溢れました
こんなきれいな話はないかもしれないけど、
とても心が洗われるような気持ちになりました!
父と母それぞれの愛が色々な形で表現されていて
そこが良かった
特に途中の「夢金頭」というセリフが
とても刺さりました
早瀬くん、君は絶対にアンカーでないと不可ません。
このバトンは、愛情のバトンだったのですね。
この映画のいいところは、展開よりも登場人物の行間でした。
こんなに破天荒な生活を児童期にさせていたら、グレてもおかしくない。
グレてはいないが、聞き分けとおさまりのいい優子は、青春期の女の子らしくなく、同級生から嫌味を言われる対象でした。
優子はあまりにも、素直で優しく、しなやかに生きてきました。
それは、優子を囲むすべての人が、その人たちならではの愛情を注いでいたからなんですね。
その中でも特に、梨花からの愛情が深く、そこは涙なしでは見られません。
実際に母親を憎んでいないことが何よりの証拠です。
ピアノのきっかけはみーたんの友達がやってたからかもしれませんが、実現させた梨花がいるから、早瀬くんとも接点が生まれたんですよ。
梨花があの時動いたから、数年後、卒業式にも来られたんですよ。
梨花さんは最高の母親です。
梨花は、みーたんがいなければ
バトンを誰かに託すことも、渡すことも
育むこともなかったはずです。
今度はみーたんが、誰かに託す番なのですね。
個人的にエンドロールが好きです。
泉ヶ原優子の時の、父親と映る表情のぎこちなさからの、数年後優しい笑顔で撮影している関係性の変化にやっぱり涙が止まりません。
全544件中、61~80件目を表示