「これはいわゆる泣かせる映画なのかな。」そして、バトンは渡された レントさんの映画レビュー(感想・評価)
これはいわゆる泣かせる映画なのかな。
奇しくも同じ日に鑑賞した「老後の資金...」と同じ監督作品。
描かれてる二つの家族、この両者がどうつながっていくのかと思ってみてたら、なるほど、例の時系列いじるパターンか。娘の名前(あだ名)が違うから騙されるよね。ただそのあとが長いこと。
基本的に病気ネタは苦手。だけど、隣の席の二十歳そこそこの女性は嗚咽を漏らして泣いていた。葬式の泣き女にスカウトしたいくらい。そのぶん余計冷めてしまった。
石原さとみ演じる母親は最後まで奔放なままで行方知れずで終わってた方がよかったかな。それが後半泣かせにくる展開がくどすぎて個人的にははまらなかった。
原作もベストセラーらしいけど泣きたい女子には受けたのかな。酸いも甘いもかみ分けた中年のおっさんには厳しい作品。永野芽郁はかわいかったけど。
公開当時、大阪ステーションシティシネマにて鑑賞。再投稿。
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